2月19日にミャンマー国際航空のチャーター便がやってきましたので、茨城空港へ行ってみました。
ミャンマー国際航空の機体。ミャンマーの国旗も入っています。
この日は上海便がない日なので国際線の出発はこの1便のみです。
垂れ幕も掲げられています。福岡便運航も並べてPR。
当日は非常に良い天気でぽかぽか日和でした。出発が少し遅れたため、スカイマークの新千歳便が先に出発。少し早めに着いた神戸便も到着してきました。
気になる乗客数ですが、予想以上の利用低迷に、直前に格安ツアーでてこ入れしたようですが、やはり事前周知が足りないことも影響してか50人ほどと大変厳しい状況でした。ここまで苦戦した要因はやはり事前に募集したツアーの価格が非常に高かったことと、ミャンマーというまだなじみのない国へのPR不足にあるような気がします。近隣諸国と比べて物価が安いといわれているミャンマーへLCC対応空港として売り出している茨城空港で発着するならば、期待されるのは激安ツアーだったはずですが、欧州ツアー並みの高額な料金設定では売れなくても当然と言う気がします。
今回はマーケティングで失敗したわけですが、茨城空港が目指す方向としては当初の計画通りLCCを誘致しての価格競争力を発揮していくべきだと思います。訪日客が大幅に増えている東南アジアや台湾ではLCCが勢力を拡大しています。今後も成田空港へ乗り入れができない航空会社が出てくるはずで、好機は十分にあります。第2の春秋航空が現れたときには今回の失敗を活かして万全の支援ができるようにしてもらいたいです。