2021年9月30日木曜日

茨城空港 8月の搭乗実績

東京航空局が2021年8月の利用概況を発表しました。
茨城空港は国内線利用者が2万7852人で前年比10.0%増となっています。昨年からは回復していますが利用者数は過去3番目に少なく、新型肺炎の影響を受ける前、2019年8月の3割程度の実績です。

今年の8月14日は新型肺炎の県内感染者が過去最多となり、16日には非常事態宣言が出され、移動が厳しく制限されました。それでもかなりの利用者がいたことは茨城空港の必要性が認められたものといえます。
10月1日からは政府による緊急事態宣言も解除となります。しかし、緩和措置によって再び感染者が急増する恐れはなくなっていません。
茨城県では県民限定の宿泊促進制度「いば旅あんしん割」を再開します。PCR検査を受けた人のほか、ワクチンを2回接種した人が対象となりますが、先行してワクチン接種を行なっている国では2回接種後も感染する事例が多数報告されており、ワクチン効果に過度な期待を持つことは危険です。再び航空需要を取り戻すためにも、「ワクチンを接種しても対策を怠れば確実に感染し、場合によっては死亡する」ことをきちんと伝え、今年の行楽シーズンは気を緩めることなく感染症対策を万全に行なう必要があります。

2021年9月27日月曜日

遊覧飛行チケット完売 キャンセル待ちも

茨城新聞の報道によると10月10日に予定されているフジドリームエアラインズの遊覧飛行のチケットが5日間で完売したとのこと。企画したクラブツーリズムの話しではキャンセル待ちがすでに20名ほどいるとも報じられています。
新型肺炎の影響で県外への移動が制限される中で遊覧飛行は人気を博しているようで、茨城県も運航を支援するための補助金を予算計上し、更なる需要を取り込みたいと意気込んでいるようです。

今回のツアーは飛行時間が約2時間ほどで富士山が見られる特別航路を飛行予定とは言え、食事は一切なしで、価格は1人1万9900円と決して安くはない気がします。(ちなみに同じ日の茨城-神戸便だと往復で2万円ほど。神戸を8時間くらい観光できます。)それでも100人ほどの予約が入る盛況ぶりには驚きました。今回のツアーが成功すれば今後も同様のツアーが催される可能性は高そうです。

2021年9月16日木曜日

IBRマイエアポートクラブ公式アプリ 10月1日配信

かねてからアナウンスされていたIBRマイエアポートクラブのアプリが10月1日に配信されることが決定しました(茨城空港HP)。
アプリでは航空機の利用やターミナル内の店舗で買い物した際にポイントが貯まるシステムを導入。貯まったポイントは県産品やクーポン、オリジナルグッズと交換できるようになる予定です。対応機種やくわしいアプリの仕様については後日発表となるようです。

追記:アプリのチラシ


茨城空港 10月の運航予定

スカイマーク社より10月の減便・運休情報が発表されました。
茨城空港での運航状況は次の通りです。

新千歳便は08時35分(31日から09時45分)茨城発のSKY791便と17時00分(31日から17時30分)新千歳発のSKY794便は全便運航。18時00分(31日から18時40分)茨城発のSKY795便と08時55分(31日から09時00分)新千歳発のSKY790便は23日、29日、30日のみ運航。

神戸便は07時35分(31日から8時35分)茨城発のSKY183便と18時50分(31日から19時25分)神戸発のSKY186便は全便運航。19時05分(31日から19時40分)茨城発のSKY187便は7日、8日、10日と21日から24日および28日のみ運航。08時10分(31日から07時55分)神戸発のSKY182便は1日と8日、9日、11日、22日から25日と29日のみ運航されます。

福岡便は10時00分(31日から07時35分)茨城発のSKY831便が毎週金曜日から月曜日に運航。18時50分(31日から18時35分)福岡発のSKY836便は毎週木曜日から日曜日に運航されます。

那覇便は11時00分(31日からは11時10分)茨城発のSKY531便と14時20分(31日から15時30分)那覇発のSKY532便は23日と29日から31日のみ運航します。

状況によっては更に運航予定が変更となる場合もあるので最新の情報を確認してください。

2021年8月31日火曜日

茨城空港 7月の搭乗実績

東京航空局が2021年7月の利用概況を発表しました。
茨城空港は7月も航空需要減少の影響から一部国内線の運休が続きました。後半からは第5波の影響も受け、繁忙期ながら利用者数は1万8653人にとどまりました。前年の1万9876人を6.2%下回り、開港以来2番目に少ない利用者数となっています。

8月は新型肺炎の感染者がこれまでにないペースで増加。県独自の緊急事態宣言、さらには非常事態宣言が発令される事態にまで深刻化してきています。これまで以上に外出の自粛が求めらる状況で航空需要は今後も相当期間回復が見込めないと予想されます。

2021年8月24日火曜日

茨城空港 9月の運航予定

スカイマーク社が9月の運航予定を発表しました。
茨城空港では新千歳便が茨城発8時35分のSKY791便および新千歳発17時00分のSKY794便を毎日運航するほか、茨城発18時00分のSKY795便、新千歳発8時55分のSKY790便も22日から28日に運航されます。
神戸便では茨城発7時35分のSKY183便と神戸発18時50分のSKY186便が毎日運航され、茨城発19時05分のSKY187便が22日から26日に、神戸発8時10分のSKY182便が23日から27日に運航予定です。
福岡便は期間中ほぼ運休となりますが、福岡発18時50分のSKY836便が22日から26日、茨城発10時00分のSKY831便が23日から27日のみ運航されます。
同じく那覇便も期間中は運休となりますが、茨城発11時00分のSKY531便は1日と2日、22日から27日に、那覇発14時20分のSKY532便は1日と22日から27日に運航される予定です。

依然として新型肺炎は全国的に感染拡大しており、県をまたぐ移動は極力避けるよう呼びかけられています。今後の感染状況によっては外出規制が更に強化され、運航予定が変わるおそれがあります。

2021年8月17日火曜日

茨城県 非常事態宣言 国の緊急事態宣言も

茨城県は8月16日に茨城県非常事態宣言を出しました。
今まで出されていた県独自の緊急事態宣言から更に厳しい制約が求められています。
・外食は控えて、テイクアウトにしてください。
・買い物は最少人数で、混雑時は入店しないでください。
・重症化しやすいワクチン未接種の40~50代は外出自粛を。
・すべての商業施設で入場制限を。
・県の施設はすべて閉鎖されます。
・部活動は禁止、授業はリモートで行ないます。

崩壊寸前の医療体制についても医療機関の協力を得て、最大限の陽性者受け入れを目指しています。
・受入病床を591床から727床まで拡充予定。
・更に受入をしていない48病院にも受入を要請中。
・宿泊療養施設を450室から1020室へ拡大予定。

自宅療養者を一人でも減らすため、県、医師会、医療機関が努力を続けていますが、8月16日時点で1523人が自宅療養中となっています。

また、従前から茨城県が政府に要請していた緊急事態宣言については、17日に分科会で了承されました。現在のまん延防止等重点措置から20日以降は緊急事態宣言に切り替わることになります。
茨城県はすでに独自の緊急事態宣言、さらに非常事態宣言と国に先んじて対策を講じています。県の要請に応じず、分科会への諮問を怠っていた政府の新型肺炎対策に対する後ろ向きな姿勢が相対的に顕著になっています。
県としては現状できうる最大限の努力を行なっており、更なる感染拡大は医療崩壊に直結します。県内では極力外出を控え、買い物は必要最低限、最少回数、最少人数で行なうようにお願いします。

命を救うため、県民が一丸となった行動抑制を。
(新型コロナウイルス感染症に係る茨城県知事記者会見 イバキラTV)