応募は3社あり、最終的に羽田空港や成田空港などで免税店を運営している日本空港ビルデングに決定されました(茨城県開発公社HP)。
ただ、現状茨城空港の国際線定期便は台北便の週2往復に限定されており、本格的な稼動は春秋航空の運休明け以降となりそうです。
大井川茨城県知事が定例記者会見で発着枠の規制緩和が決定した茨城空港について質問に答えました。
この会見で今後便数が増えた場合、平行誘導路やターミナルビルの増築が検討課題として出てくるとして国土交通省と議論をしていると明らかにしました(茨城新聞)。現状茨城空港は駐機場から滑走路へ出て端で折り返して離陸しているため、時間的制約が大きくなっています。これが改善できれば1時間あたりの発着回数を大幅に増やせるため、茨城空港への就航を希望する航空会社が増える際には実現をしなければならない改善箇所になります。
また、ターミナルビルも今後旅客数が増えてくると必然的に待合室や各種商業施設、トイレなどが手狭になるため需要を見ながらどのように増築していくのかも早めに議論を深めていく必要があります。
一方で、現時点で新たに茨城空港へ乗り入れる航空会社はないとのことで、特に需要が旺盛な中国の団体旅行向けのツアーが福島第一原発の海洋廃棄の影響を受けているとの認識も示しています。打開策として台湾や韓国、ベトナムなど今までもチャーター便や定期便で実績のあった方面への働きかけを強めていく考えも表明しています(NHK)。
PCR検査および抗原定性検査が受けられる施設(木下グループ新型コロナ検査センター茨城空港店)が茨城空港国際線到着ロビー前にできました。
検査は搭乗者でなくても受付が可能となっており、検査希望日の5日前から予約することができます。なお、当日搭乗される方はPCR検査のみを受けることはできません。
抗原定性検査は30分ほどで結果が分かります。希望される方は搭乗手続き前に余裕をもって検査を受けるようにしてください。料金はPCR検査が3200円、抗原定性検査が1900円となっています。支払い方法はクレジットカードや各種QRコード決済、電子マネーで現金決済はできません。また検査によって陽性が確認された場合は航空機に搭乗することができません。キャンセルに必要な費用は搭乗者負担となります。