2024年7月10日水曜日

高雄連続チャーター便 10月24日まで延長

タイガーエア台湾の高雄連続チャーター便が7月30日で終了する予定を変更して10月24日まで運航延長することが決まりました(日本経済新聞)。運航日は日曜・火曜・木曜の週3往復です。
タイガーエア台湾はこのほか茨城空港において定期便で台北便を週2往復運航しており、当面は週5往復の運航が継続されることになります。

2024年7月6日土曜日

2024年10月 小松チャーター便

2024年10月に小松空港へのチャーター便が就航することが発表されました。航空会社はフジドリームエアラインズで旅行会社はクラブツーリズムです。
小松空港への北陸ツアーは茨城空港のチャーター便では定番商品となっています。今回は10月11日から13日の2泊3日ですでに催行が決定しています(スタンダードプランはキャンセル待ち)。
日程は1日目お昼に茨城空港を出発し小松空港に到着後東尋坊へ。宿泊地はあわら温泉です。2日目は金沢・兼六園やひがし茶屋街を見た後、南下して永平寺に向かいます。宿泊地は再び北上して山代温泉になります。3日目は鶴仙渓や那谷寺など加賀・小松周辺を巡り小松空港を出発。茨城空港には夕方に到着予定です。食事は朝2昼2夕2付でホテルは3タイプからグレードを選択できます。最もスタンダードなプランの料金は4名1室1人12万0000円~となっています。
紅葉の兼六園

2024年10月 富士山遊覧ツアー

2024年10月に毎回大好評の富士山遊覧ツアーが開催されることが発表されました。
期日は10月11日で茨城空港を朝に出発し、約2時間ほど茨城から富士山上空まで周遊して茨城空港へ戻るツアーです。すでに催行は決定していますが天候によっては飛行ルートが変更となり富士山を見ることができない可能性があります。料金は3万5000円です。
これまで開催された本ツアーは発売後すぐに完売となる盛況ぶりです。気になる方は早めにお申し込みを。

2024年7月3日水曜日

茨城空港 5月の搭乗実績

東京航空局が2024年5月の利用概況を発表しました。
茨城空港は国内線が前年比0.5%減の5万9081人で3ヶ月連続前年割れとなっています。東京航空局全体でも5月は2.9%減となっていることから国内線需要が落ち着いてきているようです。
一方で国際線は高雄チャーター便の運航があり、前年比53.0%増の5704人でした。地方空港でも定期便の増便やチャーター便の運航が相次いでおり、茨城空港でも高雄便の定期便化が望まれています。
国内線と国際線を合わせた利用者数は6万4785人と前年比2.6%増。2019年5月には及ばないものの5月としては過去2番目に多い実績でした。

2024年6月4日火曜日

茨城空港 4月の搭乗実績

東京航空局より2024年4月の利用概況が発表になっています。
全体的には国際線が復調傾向で、国内線は微減という状況でした。茨城空港でもタイガーエア台湾の高雄チャーター便の運航が始まったことで国際線は前年比28.8%増の5851人と大幅増だったのに対し、国内線は1.8%減の5万2794人と2ヶ月連続で前年割れにとどまりました。国際線と国内線合わせた利用者は0.6%増の5万8645人と辛うじて前年を上回っています。
国内線はしばらく頭打ちになっており、国際線の春秋航空がいつごろ運航再開できるのかも、福島第一原発の排水問題の影響から不透明です。国際線の新規就航に期待が集まっていますが、規制緩和以降も特に進展はなく、県知事も韓国や他のアジア諸国への営業活動を進めていきたいと会見で述べています。

2024年5月23日木曜日

茨城空港から乗継便で長崎へ訪問

3月のダイヤ変更により茨城空港から長崎空港への乗継便がより快適になりましたので、今回は十数年ぶりに茨城空港から神戸空港を経由して長崎へ行って見る事にしました。
まずは最寄り駅から電車で水戸駅に移動し、水戸駅から高速バスで茨城空港へ。料金は交通系ICカード利用で1070円です。

水戸駅南口から茨城空港までは約40分です。
茨城空港国内線カウンターでチェックイン。入口では本日の運航便の利用者とフォワードシートの空き状況が掲載されています。

この日は福岡便の利用者が多く、搭乗率は90%近くでした。
茨城空港からまずは神戸空港へ向かいます。神戸空港へは1時間15分ほどで到着。搭乗橋からターミナルビルへ入るところで神戸に向かう方と別れます。長崎行きのチケットを係員の方に見せて35分ほど待機し、再度長崎便に搭乗します。
茨城空港からの機材がそのまま長崎便になるため最短時間で乗り継げます。
長崎空港へも1時間15分ほどの移動時間。機内では無料ドリンクサービスとして茨城県産さしま茶などが提供されています。長崎空港からはリムジンバスで約40分ほどで長崎市街に着きます。茨城空港から水戸駅までと変わらない距離です。
リムジンバスは交通系ICカードが利用可能。1200円です。
長崎市では前回訪問しなかったところへ行ってみました。
国宝・大浦天主堂。修学旅行の学生も大勢います。
平和公園はソ連や中国、東ドイツといった旧共産圏などの平和祈願の像が多数飾られています。
浦上天主堂。原爆の被害がうかがえる場所です。
平和公園から高速バスで長崎県中央部の諫早市へ。翌日は諫早市から西九州新幹線で大村市へ移動してみました。
諫早駅は既存駅があったため周辺はにぎやかですが駅構内はまだ開発途上でガランとしています。
新大村駅から大村市内をのんびり見てから路線バスで長崎空港へ向かいました。
東口と西口は地下の連絡通路で移動できます。駅周辺はまだ空いている印象です。
長崎空港でお土産を買って再びスカイマークで神戸空港へ1時間15分の飛行です。お土産店はいろいろあるので結構楽しめます。
長崎空港の待合室。充電設備もあります。
神戸空港では再び神戸で降りる方と別れます。
復路は仙台空港からの機材が茨城便になるため1時間30分ほど乗継時間があります。神戸空港は待合室にラウンジがあるのでそこで休むこともできます。

神戸空港から茨城空港へは1時間10分。空港から水戸駅まで高速バスで移動しますが、手荷物の預け入れをしていなければ、最終便ではなく1つ前の福岡空港からの旅客向けのバスに乗ることができます(乗り換え時間10分と短め)。
茨城交通の空港バスはクレジットカードのタッチ決済にも対応しています(関東鉄道は未対応)。今回の乗車ではタッチ決済利用の方とICカード決済の方が半々くらいいました。
ICカードはSUGOCAなども使えますがオートチャージには対応していないため、事前チャージ必須です。残高不足で乗車できない方もいましたので茨城交通を利用する場合はタッチ決済がおすすめです(高速バスの勝田・東海線とは違いタブレット端末ではなく、stera terminalが設置してあり決済は極めてスムーズです)。

茨城空港ではしばらく新千歳便が2往復、神戸便が3往復、福岡便が1往復、那覇便が1往復の状態が続いていますが、乗継便の設定によって下地島便、鹿児島便、長崎便と茨城空港から行ける空港が増えてきています。まだまだ認知不足で利用者は少ないようですが就航している各便の搭乗率向上にもつながるため、積極的にPRしてできれば県独自のキャンペーンも行い、集客できれば更なる展望が開けるかもしれません。

2024年4月30日火曜日

茨城空港 3月の搭乗実績

東京航空局が2024年3月の利用概況を発表しました。
茨城空港では国内線の利用者数が6万0650人で前年比4.3%減でした。国内線利用者が前年割れとなるのは2023年12月以来です。
国際線の利用者数は2881人で前年比152.1%増。前年3月はタイガーエア台湾の台北便が運航を再開した月で利用者数が格段に増えたわけではなく、前月比2.6%減にとどまっています。地方空港では静岡空港で国際線利用者が急増しており、茨城空港より国内線利用者が少ない福島空港や花巻空港でも茨城空港より多くの国際線利用者を集めています。
茨城空港では4月に高雄への連続チャーター便が運航される予定で利用者増に期待がかかりますが、肝腎の春秋航空の定期便は少なくとも5月31日までは運休が続くことが確定しており、茨城空港が日本での国際線市場において取り残された状況となってきています。
国内線と国際線を合わせた利用者数も6万3531人と前年比1.5%減で回復傾向にストップがかかっています。