2016年4月22日金曜日

稚内チャーター便運航

6月30日と7月3日の2回にわたって読売旅行社が茨城空港を利用したチャーター便を運航することが発表されました。
チャーター便は茨城空港初就航となるフジドリームエアラインズが運航。機材はエンブラエル170か175で席数は76席か84席。旅行最少催行人数は25名となっています。
期間は3泊4日で旅行代金は13万9900円から(燃油別)。早期割引特典があるので申し込みは4月30日までがお得です。ツアーでは稚内空港から宗谷岬やノシャップ岬、礼文島などをめぐります。詳しくは読売旅行社水戸営業所まで。

2016年4月20日水曜日

茨城空港 2月の利用実績

東京航空局より2月の利用概況が発表されました。
すでに1月までで茨城空港の年度内利用者数は46万0891人に達しています(茨城空港HP)。スカイマーク社の破たんに伴い、5月以降の国内線利用者数は前年割れが続いていますが、国際線は上海便の増便と新規路線就航で全月前年を上回って推移しています。
2月は神戸便の増便もあり、国内線利用者数が2万7739人と同月の過去最高記録を28.5%も更新。急速なスカイマーク社の業績回復で、地域密着の茨城空港も盛況となっています。国際線も1万2825人で前年比4.3%増となりました。この結果、2015年度もひと月を残して、2年連続で茨城空港の利用者数は50万人を突破しました。
3月も神戸便の増便効果と台北便就航が追い風となる見込みで、最終的に2014年度の利用者53万8千人を超える可能性が高まっています。

ひたちなか海浜鉄道 延伸案決まる

ひたちなか市の勝田駅から那珂湊駅を経て、阿字ヶ浦駅まで運行しているひたちなか海浜鉄道の延伸計画に関して、2024年の新駅開設に向けて、ひたちなか市がルート案を発表したと茨城新聞社が伝えています。
以前から検討されていた4案のうち、比較的距離が短い公園南側を通り、西側へ抜けるルートが採用されることになりました。ほかの案は公園内を通過する案では明確な理由がないこと、LRT化は景観が良くないこと、海岸線を走る案は全線高架となり費用が莫大となることから退けられました。
個人的には将来のひたちなか港区や東海村への延伸を考えて、阿字ヶ浦海岸駅・海浜公園海浜口駅という海岸線案に期待していたのですが、結果的には一番実現しやすく、ひたちなか市民の視点に立った案が採用されたことになります。(東海村へは路線バスが昨年から運行されることになり、村松地区とひたちなか地区のアクセスがある程度確保されることになりました)
延伸先のひたち海浜公園は2015年度には216万人が訪れる茨城を代表する一大観光地となっています。春のネモフィラと秋のコキアは世界の絶景としてSNSやメディアで評判となり、海外旅行者も急増。茨城空港も杭州便や台北便ができ、国際線がだいぶ増えました。今後は茨城空港→水戸→ひたちなか→海浜公園といった観光ルートにも期待が集まります。今回の決定はひたちなか海浜鉄道や茨城空港、ひたちなか市・茨城県の振興に大いに寄与することになりそうです。
来場者数が急増しているひたち海浜公園。海浜鉄道の輸送も増加傾向。

2016年4月6日水曜日

揚州・成都線運休へ

春秋航空が3月27日に運航開始した茨城空港と揚州・成都を結ぶ路線について4月10日をもって運休することが正式に決まりました。
NHKの報道によると、県に対する説明で搭乗率は良いものの機材繰りがつかないためやむを得ない措置とのことで再開の見通しは立たないようです。
春秋航空は関西と成都を結ぶ路線も運休をすることになっています。この件では茨城便に関して成都空港税関との間で問題を抱えているとの報道もあり、容易に解決できない可能性もありそうです。

2016年3月15日火曜日

台湾格安航空・Vエア 茨城空港に就航

本日、台湾の格安航空会社Vエア(威航)が茨城空港へ就航しました。
到着時には記念式典が行われ、Vエア総経理が式典に参加。茨城県からは県知事や議会議長、小美玉市長などが出席しました。また、ハッスル黄門や群馬・栃木両県のゆるキャラ、Vエアのマスコットである威熊も来場していました。
国際線カウンターには新たに電光掲示板が設置されました。

北関東つながりでぐんまちゃんも来県。


国際線カウンター前で記念式典が行われました。

熊本県の某キャラと間違われやすい威熊もハッスル黄門と記念撮影。

時間帯が重なり、中国の格安航空会社・春秋航空とならぶ姿も。

台湾からの訪日客は毎年増加しています。茨城県には偕楽園やひたち海浜公園など美しい公園がたくさんあるので、何度も日本に来たことのある台湾の方にも是非観ていただきたいですね。

2016年3月6日日曜日

茨城空港 国際線は週21往復へ

茨城県議会で知事が茨城空港の活用について答弁しました。
それによると昨年度末週8往復だった国際線は来年度には週21往復になる見込みであると表明。
すでに就航している上海(週8)、深セン(週2)、杭州(週2)に台北(週4)、揚州(週2)、成都(週2)が加わり、さらに未公表である杭州便の増便(週2から週3へ)が計画されています。杭州便はホームページでは木曜日に予約ができることが確認できます。
一部情報ではさらに春秋航空が路線を展開する可能性があるようで県も東京駅行きバスの増便を予定しています。
また、同議会上で現在のターミナルビルが複数の国際線旅客に対応できるものではないことを指摘。当面は柔軟な運用で乗り切るものの、必要最低限の設備を早急に確保する必要があるともしています。

2016年3月3日木曜日

茨城空港発台湾ツアー 阪急交通社が販売

3月15日から運航される予定のVエア・台北便を利用したツアーが阪急交通社から販売されています。
旅行日程は4泊5日で台湾1周8都市をめぐるもの。食事が11回つき、ホテルは桃園がスーペリアクラスで他はスタンダードクラス。別途、ホテルのランクアッププランも用意。オプショナルツアーも追加可能となっています。
料金は6万9900円からとなっており、最少催行人数は10名。出発日は5月まで毎週日曜日で、すでに催行決定されている日も出ています。詳しくは阪急交通社のホームページをご覧ください。

茨城空港の旅行者はツアー利用者が多いのでこういったツアーが企画されれば搭乗者数が確保できる可能性が高くなります。残念ながら他の海外就航便はツアー設定が少ないのでもっと利用者を増やすためにも商品化されることを希望します。