2025年11月26日水曜日

上海便 11月27日から運休

台湾有事をめぐる高市首相の答弁の影響が深刻化してきています。
茨城空港でも11月はほぼ満席の利用者がいた春秋航空の上海便が11月27日から需要低迷を理由に運休されることが発表されました(読売新聞)。茨城空港の国際線運休は10月のタイガーエア台湾の台北便に続いてで利用者数急減は避けられない状況となりました。
一方で茨城空港は福岡便増便による国内線の堅調な旅客需要が中心となっており、週3往復のみ運航していた上海便の運休は他の国際線比率の高い空港に比べると影響は小さいとみられます。

今後の日本国内の中国路線の見通しについては非常に暗い状況のようです。
発端となった答弁を重く見ている中国政府は発言の撤回を求めていますが、日本政府は受け入れておらず、影響は長期化しそうです。すでに10月比20%以上の航空便が減便となっており、中国政府の要請により年末までにその数は50%を超える予想も出ています(ブルームバーグ)。

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