2023年2月28日火曜日

茨城空港 1月の搭乗実績

東京航空局が2023年1月の利用概況を発表しました。
全体的に昨年の1月から大きく利用者が増えています。茨城空港でも国内線は前年比74.3%増の4万7050人と1月としては2020年に次いで過去2番目に多い実績となっています。2月も堅調な数字が予想され、3月からは国際線も再開される予定。このままの調子が続けば来年度は2019年度に迫る利用者が見込めそうです。

中国からの直行便規制を撤廃

2月27日に日本国政府は中国への水際対策を3月1日から緩和することを決定しました。
これにより羽田、成田、中部、関西の4空港以外で中国直行便が到着するのを禁止してきた措置も取りやめることになります。
すでに韓国や台湾、東南アジアなどでは旺盛な訪日需要に対応して航空各社が運航再開や増便、チャーター便の運航を決めていますが、最大の需要を持つ中国の航空会社が今後運航を再開するようになれば、各地の地方空港も大きな恩恵を受けることになりそうです。
茨城空港でもコロナ前は春秋航空の上海便・西安便、青島航空の南京便・福州便・長春便が運航されていましたが現状全便運休となっています。このまま撤退ということがないように県には最大限のサポートをお願いしたいです。

3月の夏ダイヤから運航再開が決定している台湾向けのFBでは東京駅への高速バスはいつ再開するのか質問が多く出ているようです。現時点ではバス会社と交渉中ということで明確な回答はないようで、水戸や石岡経由での東京への行き方や1000円レンタカーについて記載があります。
これに対して台湾の方たちからは茨城には茨城の魅力があるから別に東京へ行く必要がない(東京へ行きたいなら直行便に乗ればいい)、東京へは行かず茨城・千葉を周遊して成田から帰国するルートの提案、1000円レンタカーの方が便利など、東京にこだわらない日本旅行に慣れた台湾人らしいコメントが寄せられています。一方で茨城は観光地が点在していて行きづらいという課題も挙げられており、観光地同士の簡便な運送方法も今後は整備が必要なようです。

2023年2月27日月曜日

ジンエアー 仁川チャーター便

韓国の格安航空会社のジンエアーが3月25日から6往復のチャーター便を運航することが発表されました。ソウル便の運航はイースター航空が定期便を飛ばしていた2019年以来となります。
チャーター便は14時00分に仁川空港を出発し、16時00分に茨城空港へ到着。17時に茨城空港を出発し、19時45分に仁川空港に到着する予定です。主に韓国のツアー客向けのチャーター便となりますが、日本向けのツアーも企画されています。
これまでもジンエアーは済州島へのチャーター便を幾度も茨城空港から運航しており、比較的馴染みのある航空会社です。茨城空港の国際線再開第一弾での就航はかなりの意気込みが感じられ、今後も韓国と茨城を結ぶ航空会社として期待できると思います。

茨城空港周年祭2023

茨城空港は2023年3月11日に開港13周年を迎えます。これに伴い、記念イベント「茨城空港周年祭2023」が3月12日に開催されることになりました。
記念イベントでは来舞・デュオの和太鼓演奏および体験会、ねば~る君による空港・周辺地PRが行なわれます。当日は茨城県産品の物販やキッチンカー、北海道物産展も行なわれ、スカイマークなどによるPR、大抽選会も予定されています。
また来場者にはイベント日としてIBRマイエアポートクラブアプリの来場ポイントが通常の10倍(10ポイント)付与されます。

4年ぶり 茨城空港から沖縄へ行ってみました

スカイマーク神戸便の累計利用者が200万人を突破したことを記念して行なわれた片道5500円セールを使って4年ぶりに沖縄へ行ってみました。前回沖縄を訪れたのは2019年で首里城が火災に遭う前でした。
茨城空港から11時10分に出発。那覇空港へは定刻の14時25分に到着。

前回訪問時から変わった点。ゆいレールで交通系ICカードが使えるように。

2019年時には首里が終点だったゆいレールが延伸して浦添市まで行けるようになったので利用してみました。ゆいレールはOKICA以外に交通系ICカードが使えるようになって便利になりました。ただ、路線バスはOKICAのみ対応で、高速バスはVISAのタッチ決済のみ実証実験中と対応はバラバラです(やんばる急行などでVISAのタッチ決済、クレジットカードのコンタクトレス決済実施中)。国外の観光客も多い沖縄ではVISAのタッチ決済が一番利便性が高いと思われますが今後の動きに注目です。

浦添市の市街地に近い浦添前田駅。まだ新しい駅舎できれいです。

浦添前田駅から近い浦添城跡。

2月はプロ野球のキャンプも行なわれています。

運動公園の向かいは文化施設。警察署や市役所も近くに集結しています。

日没の浦添前田駅から。

再びゆいレールに乗って浦添市から那覇市に戻ります。那覇市は桜の季節。目立ってたくさんの木が植えられているわけではないのですが、あちらこちらで濃いピンクのカンヒザクラが見られます。
浦添前田駅ホームの様子。

黄金森公園。泊港と新都心の中間にある坂で桜が見られます。
那覇市を代表する桜の名所。与儀公園もほぼ満開でした。

急な日程で1泊2日(実質24時間ほど)しか滞在できなかったのですが、それでも茨城空港へは14時30分に出発と比較的ゆっくりできる時間なので慌てずのんびり過ごせます。この便には茨城空港経由で新千歳空港へ向かう方もいらっしゃいました。新千歳と那覇はピーチが直行便を運航しており茨城経由のスカイマークと競合していますが、所要時間やチケット代はピーチが有利です。ただ残席数によってはスカイマークのほうがはるかに安いこともあるので混雑時には茨城経由便は利用価値があるのかもしれません。また荷物制限もピーチは7キロでスカイマークの20キロと比べて厳しいのも考慮すべき点かもしれません。
14時から14時30分にかけて頻繁に出発します。保安検査場も混みやすいので早めの移動を心がけたいです。
混雑で10分ほど遅延して出発。5分遅れで茨城空港へ到着しました。

2023年2月8日水曜日

高雄 連続チャーター便 4月9日就航

3月から台北便の運航再開を決定したタイガーエア台湾が今度は4月9日に高雄便を就航させることが発表されました(茨城新聞)。高雄への連続チャーター便の運航は茨城空港では初となります。
運航予定日は毎週火木日の週3往復。台北便が運航される木曜日と日曜日の他に火曜日も運航されることになります。予定では高雄を11時20分に出発し、茨城へは16時に到着。折り返し茨城から17時に出発し、19時55分に高雄に到着するとのこと。台北便と比べてもかなり遅めの時間での運航となります。
茨城空港では2020年に国際線の運航が全便運休となっていましたが、3月の台北便の運航再開に続いて新たに台湾第2の都市高雄便の就航で2023年は久しぶりの活況を取り戻すことができそうです。

2023年2月1日水曜日

神戸便200万人達成記念セール

茨城空港の神戸便利用者が200万人を突破したことを記念して特別セールが実施されます。
チケットの販売開始は2月3日の午前11時。2月10日から3月16日の期間に運航される神戸便は3900円、新千歳便と福岡便、那覇便は5500円の特別運賃が設定されます。いずれも席数限定で国内線旅客施設使用料は別途かかります。くわしい利用条件についてはスカイマークの公式ホームページでご確認ください。