2017年4月27日木曜日

スカイマーク佐山会長「茨城の増便もありえる」

2020年の再上場へ向けて就航率で国内トップに立つなど業務改革が進むスカイマーク社。同社の佐山会長へのインタビュー(トラベルボイス)において茨城空港についても触れられています。

2年前の破たん時には撤退すら検討されていた茨城空港。もし撤退となれば国内線の全てをスカイマークに依存している茨空にとっては致命的な状況となっていたところでしたが、スカイマークと茨城県、茨城交通など県内企業の協力体制により、知名度は向上。運航率、定時制でも他社に勝り、地元密着で信頼を勝ち得たスカイマークの茨城空港での搭乗率は大幅に伸びました。
茨城県内ではだいぶ旅行で茨城空港を利用する人が増えてきており、空の玄関口として認識され始めた茨城空港ですが、高速道路でつながる栃木や埼玉、福島など県外でPRを進めていけばまだまだ集客できるはずです。佐山会長も機材が増えた時の路線拡大について、神戸空港とならんで茨城空港の利用時間が延長されれば増便もありえるとしています。
当面は今年度1日2往復に戻った新千歳便と直行便が運航されることになった那覇便の周知を図り、安定的に運航、定着できることが望まれます。

2017年4月7日金曜日

茨城空港 2月の利用実績

東京航空局より2月の利用概況が公表されています。
茨城空港は神戸便が引き続き1日3往復だったことから国内線が堅調。前年比19.5%増の3万3147人で2月の利用者としては初の3万人越えとなりました。
一方の国際線は10月以降大幅な前年割れが続いており、2月も前年比36.7%減の8124人と4年前と同水準にまで落ち込みました。それでも国内線の伸びで全体の利用者は1.7%増の4万1271人と6ヶ月連続の前年越えとなりました。
この結果、2016年度は2月の時点で55万6327人になり、2015年度の利用者数を上回ることが確定しました。3月の国内線利用者がどの程度増えたかにもよりますが、初の年間利用者60万人に到達した可能性が高くなっています。