2014年1月30日木曜日

スカイマーク 今後の展開について

福岡便と中部便の就航が決まったスカイマーク社ですが、社長の会見では更なる展望についても報じられています。
中型機の導入で空く現行機の活用については地方路線の充実を図る予定で、特に茨城空港は周辺人口が多いことから重点的に活性化させたいとのこと。今後の路線拡充についても、那覇便の直行便化や宮古など離島路線を念頭に検討する可能性があります。
また近くに空港がなかったため、飛行機を今まで利用したことがない人が多い地域であることから、  若いうちからの利用を促す目的で子供運賃の引き下げも示唆しています。ほかにも修学旅行用に宮古へのチャーター便を積極的にセールスするそうです。
以前も話題があった国際線についても改めて需要があることを強調し、将来的に機材が増えた段階でグアムなどへの季節便で就航を考えたいと話しており、茨城空港への期待の高さがうかがわれる内容となっています。

2014年1月28日火曜日

福岡便・中部便就航決定 就航地が7都市に

茨城県とスカイマーク社は4月18日から中部国際空港への再就航と福岡空港への新規就航を発表しました。
中部便は新千歳への経由を目的として開設されましたが、好調な新千歳便が2往復化されるのを機に運休となっていました。一方、福岡便は開港当初から就航が予想された4路線のうちの1つで待望の路線開設となりました。

県の調査ではまだ9割の県民が茨城空港を利用したことがないようで、現在は新幹線を利用している層や羽田や成田を利用している層の取り込みが重要視されています。昨年度は他県や海外利用者を含め40万人ほどが利用していますが、あと1割でも県内利用者が増えれば開港後数年で69万人という需要予測を超えることが可能です。
今回、2路線が新たに加わったことで、既存の新千歳・神戸・米子・那覇・上海と合わせて合計7路線となり、利便性では他の地方空港と比べても恵まれた状況となってきました。今までは遠かった九州が身近になることで双方の地域の往来が活発化し、目標達成も射程圏内に入ってきそうです。

運航スケジュールはつぎのようになっています。
中部便(運賃:5800円~)
 茨城空港        →中部空港
 20時10分→21時10分
 中部空港        →茨城空港
 08時35分→09時40分

福岡便(運賃:7700円~)
 茨城空港        →福岡空港
 10時15分→12時15分
 15時15分→17時15分
 福岡空港        →茨城空港
 12時50分→14時35分
 17時50分→19時35分

2014年1月11日土曜日

茨城空港 12月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が12月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク全路線では相変わらず成田空港、石垣空港が苦境にたたされています。羽田空港も軒並み前年割れとなっていて全体の数字を押し下げています。

茨城空港でも新千歳便が一日2往復に戻ってからも苦戦が続いています。新千歳便の搭乗数は8788人と2年連続減少し、搭乗率も40.7%にまで落ち込んでいます。神戸や那覇に比べ相対的に高い運賃や夏季の減便が影響していると思われます。
一方、好調を維持しているのが神戸便です。那覇や米子の経由便の効果もありそうで、1万3244人と12月単月の記録を更新。搭乗率も60.3%と堅調でした。