2013年1月30日水曜日

復興航空チャーター便 最新情報

1月25日から4月まで茨城空港にてインバウンドのチャーター便を企画していた復興航空でしたが、地震の影響による需要低迷で企画の見直しが進められていました。
茨城空港HPに掲載されている現時点での情報によると、運航開始時期は2月10日からとなるようで、運航回数は2月が2回、3月が1回、4月が4回と合計7回、便数では8便程度になるようです。茨城の観光の目玉とも言える水戸・偕楽園の梅祭りの時期が今回の予定でははずれてしまうのでとてももったいない気がします。
当初は1月から4月まで4日ごとに定期チャーター便を合計44便飛ばすという茨城空港にとっては久々の大型企画だっただけに、将来の継続運航を期待していた茨城県としても残念な状況になっています。

2013年1月24日木曜日

茨城空港にコンビニ建設決定

茨城空港ターミナルビルを運営する茨城県開発公社が募集していた新店舗の概要が明らかになりました。新規に出店するのは全国の空港に「ブルースカイ」ブランドでみやげ物店を展開しているジャルックス。双日と日本航空のグループ会社です。
ジャルックスはサークルK・サンクスと業務提携しており、羽田空港・青森空港で「ブルースカイ」と「サンクス」のコラボショップ「ブルースカイ・サンクス」を手がけています。茨城空港でもこの新業態である「ブルースカイ・サンクス」を出店するとのこと。茨城空港利用者にとっては待望のコンビニが誕生することになりそうです。

茨城空港周辺のコンビニは開港当初は空港に接続する道路の入口に開店したセブンイレブン小美玉野田店か南方にある茨城小川与沢店が最寄店で(約3キロ)、その後拡大する需要を見込んでセイコーマートが空港を出てすぐの交差点に茨城空港前店を出店していました(約600メートル)。今回は茨城空港ターミナルビル内への設置ということでちょっとした飲食物を買いたいときなどに利便性は大幅に向上します。
一方、みやげ物店はこれまで、開港当初から営業している地元菓子店・亀印製菓と地元商工会のスカイアリーナ、国際線待合室内の茨城空港免税店、国内線待合室内にあるかすみがうらカンパニーに加え、韓国Plazaや秋葉原デジタル家電茨城空港店が開店していますが、全国規模で幅広い商品を扱うブルースカイの参入で茨城空港土産の選択肢が大きく広がりそうです。

茨城空港では最近、利用客の要望の高かったカフェや両替機の設置、さらに携帯電話充電器も1階2階の両方に置かれるなど利便性の向上が図られてきています。今回のコンビニ出店で当面必要とされてきた設備がだいぶそろうことになりそうで、4月の開店予定日がとっても待ち遠しく感じられます。

2013年1月20日日曜日

アシアナ航空チャーター便就航

1月18日と20日に県が主導して企画したアシアナ航空のチャーター便が運航されました。
東日本大震災以降運休となっている茨城-ソウル間の定期便復活を目的とした今回のチャーター便ですが、日韓双方から多くの利用客がツアーに参加しました。177席の機体で運航された今回、茨城発着とも満席という成果が得られたようです。茨城からの需要は以前からかなりあったものの、今回は韓国からも完売となり、袋田の滝など県内観光名所を含むツアーは人気だったようです。
次回は3月に行われる予定で、今回の満席という実績と合わせて定期便復活を要請していくことになります。

久々に茨城空港へやってきたアシアナ航空機

2013年1月10日木曜日

復興航空チャーター便 運航延期

1月25日から4月まで4日間ごとに定期チャーター便が運航される予定だった復興航空が県に対して、運航計画の変更を通知したことが明らかになりました。
理由に関しては台湾における日本の地震にたいする不安が払拭できていないためとのことで、最近震度5クラスの地震が頻発していることが影響している模様。前回の復興航空のチャーター便でも日本から台湾へのツアーは盛況だったものの、台湾からのツアーは盛り上がりに欠けていたことからも需要回復にはまだ時間がかかりそうです。
具体的な運航予定は現在未定となっていて、少なくとも1月25日の就航は見送られることになるようです。

茨城空港 12月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より12月の搭乗実績が公表されました。
例年、12月からは実績が厳しいことが多いのですが、今年は特に落ち込みがひどく、全体の搭乗者数は09年4月以来の前年割れを記録しました。拠点空港である羽田空港は神戸便以外が、神戸空港では茨城便以外が前年割れとなっています。

茨城空港関連では新千歳便が搭乗者数9900人、搭乗率47.4%で前年比8.7%減となりました。搭乗者数が1万人を下回るのは11年6月以来の低水準です。新千歳空港発着便では搭乗率で成田便を上回ったものの、同じ2往復運航の神戸便、中部便とはかなり差がつけられ、廃止が決まった関西便にも及ばない状況となってしまいました。
一方、神戸便は1万2496人、搭乗率56.9%と増便や那覇経由便効果で61.9%増となりました。ただ、増便した3月以降では伸び率が最低で搭乗率も前年の70.3%から大幅に減少しています。それでも神戸空港発着路線では羽田便、長崎便に次ぐ高い搭乗率で鹿児島便、新千歳便を3ヶ月連続で上回っています。