2020年2月28日金曜日

茨城空港 1月の搭乗実績

東京航空局が1月の利用概況を発表しました。
茨城空港の国際線利用者は前年比3.8%増の1万6171人で、6か月ぶりに前年を上回りました。2019年度では最も多い利用者数となっています。日韓関係の悪化からソウル便が運休となった分を青島航空のチャーター便が補った形で、国際線の利用者が1万6千人を超えたのは2019年3月以来です。
国内線は増便された神戸便が好調で前年比15.6%増の5万1394人で1月としては初の5万人超え。利用者が5万人を超えるのは9か月連続です。
国内線と国際線を合わせた利用者は前年比12.6%増の6万7565人で1月としては過去最高を更新しています。

ここまで好調に推移してきた2019年度の茨城空港ですが、2月からはほとんどの国際線が運航停止に追い込まれており、前年2月と3月に国際線を利用した3万人以上の利用がほぼ消えることになります。
今年度は利用者数80万人を突破する可能性がありますが、国内でも外出が自粛される中、国際線抜きで達成できるか微妙な状況です。

2020年2月26日水曜日

神戸便 1月も好調 前年同月比30.4%増

神戸新聞の報道によると1月の神戸-茨城便の旅客数が前年同月比で30.4%増となったとのこと。1日2往復から3往復へ増便された効果で好調が続いています。同じように増便された鹿児島便が22.8%増にとどまっているのと比較しても茨城便は乗客が急増していることが判ります。

2月に入り、新型肺炎の感染拡大があり、茨城空港では国際線の運航が停止されていますが、国内線にも影響が出そうで2月以降旅客数がどう変化するのか気になるところです。

2020年2月21日金曜日

東京駅高速バス 4月から1530円に

茨城空港から東京駅へ航空機利用者に限り500円の格安運賃で乗車することができる高速バスが4月から値上げされることになりました。
すでに知事の記者会見で県からの補助を今年度限りで終了させることが表明されていましたが、改めてバスを運行している関東鉄道から航空機を利用するしないに係わらず一律1530円の運賃を設定することが発表されました。(本来は1780円が通常運賃のため250円の割引となります。なお、近隣の水戸駅-東京駅間高速バスの石岡停留所も同額の1530円で、ICカード利用時は1450円になるため特段安いとは言えません。)
あわせてこども料金が770円で設定されることになり、家族向け利用者の負担は極力抑えられることになりました。

茨城空港から東京駅へのバスは国内線よりは国際線利用者が多い印象で、日本人の利用者は航空機に乗らない方が多く見受けられました。長引く新型肺炎の影響もあり、主力の国際線利用者がおらず、国内でも感染予防のため人混みを避ける傾向にある中で自主運行となる茨城空港-東京駅間の高速バスは厳しい状況にあるように思われます。

2020年2月19日水曜日

茨城空港 中国路線3月28日まで全便運休

茨城空港に就航する中国路線は全て3月28日まで運航を取り止めることが決定されました。
対象となるのは春秋航空の上海便、西安便と青島航空の長春便、福州便、南京便。全てあわせると週16往復になります。これで2月と3月のほとんどの期間で国際線は台北便のみの運航となります。昨年度の国際線利用実績は2月・3月で3万人を超えており、大きな痛手となりそうです。
新型肺炎の感染が国内でも広がりを見せており、各種イベントも中止や規模の縮小を余儀なくされています。今後、さらに運休する便が増える可能性もありそうです。

2020年2月16日日曜日

神戸空港 茨城便前年比19%の大幅増

神戸新聞の報道によると神戸空港の2019年の利用者数は開港14年で最多となる329万人となったそうです。
規制緩和で増便された4路線の中で茨城便は前年比19%増と大幅に利用者が増え、長崎便の8%増(1日3往復)、那覇便6%増(1日6往復)、鹿児島便4%増(1日3往復)を抑えて増加率でトップとなっています。
あわせて茨城便の搭乗率は77.9%で同じく1日3往復運航している長崎便の77.8%、鹿児島便の75.5%より高い数字。神戸空港に就航する路線でも羽田、仙台、松本、新千歳に次ぎ、那覇便より良い状況です。
茨城-神戸便は北関東と関西を結ぶ唯一の路線として定着してきているようで、スカイマークが特に重要視するのも理解ができます。

2020年2月15日土曜日

茨城空港 冬こそ楽しむ北海道キャンペーン

2月15日から4月30日まで茨城空港において冬こそ楽しむ北海道キャンペーンが実施されます。期間中に茨城-新千歳便を利用された方に特典が付きます。

1つ目の特典は当該便の搭乗券を提示することで北海道の提携施設で特典が受けられるというもの。提携施設はサッポロビール園(アイスクリームサービス)、ドレモルタオ(人気スイーツプチプレゼント)、札幌もいわ山ロープウェイ(オリジナルポストカード、料金割引)、新千歳空港温泉(料金割引)の4施設です。

2つ目の特典はIBRマイエアポートクラブ会員限定で、茨城-新千歳便を期間中往復利用された方に抽選で北海道特産品を20名にプレゼントするというもの。
応募される方はチラシの応募はがきに搭乗券の半券を往復分添付し、必要事項を記入して切手を貼って投函してください。5月10日の消印分まで有効となっています。

2020年2月14日金曜日

スカイマーク「茨城はまだまだ可能性は高い 国際線も魅力」

茨城空港に就航しているスカイマーク社が洞新社長の就任記者会見を開きました。
報道によると国内線をスカイマークが独占する茨城空港について、新社長は「拠点を茨城空港にも置いているので、地方間路線の拡大を考えていかないといけない」と語り、「茨城空港は私どもが開拓して拡大してきた。北関東の大きな需要を後背地に持っているので、まだまだ可能性は高い。利便性を高める余地がある」と更なる茨城空港の発展をスカイマーク社の今後の成長の鍵として挙げていました。

また、格安航空会社と競合する路線については共倒れになる可能性を指摘し、過度の競争にならない市場を開拓していきたいとしており、かつて破たんの要因の一つになった成田空港の国内線には力を注がないようです。

以前から茨城空港を拠点空港として重要視している佐山会長は会見でも「民事再生を申し立てたときは、茨城空港は閉鎖の候補空港だったが、茨城県のバックアップのもと伸ばしている。茨城空港は(スカイマークは)国内線のみだが、国際線も魅力的になるのではないか」と茨城県との連携が成功していることに触れ、将来的には国際線の就航もありえると期待を示しています。

2020年2月11日火曜日

FDA 静岡空港などチャーター便

茨城空港開港10周年に向けて、FDAのチャーター便が2月から3月にかけて13地域に就航することが発表されました(すでにツアーが締め切られている商品も含む)。

今回チャーター便が就航するのは
  2月12日~14日  奄美大島(締切済)
 初2月14日~16日  富山(キャンセル待ち)
 2月14日~16日  静岡(静岡から茨城のみ)
  2月15日~17日  広島(締切済)
 2月18日~20日  鳥取(締切済)
  3月 2日~ 4日  種子島
  3月 5日~ 7日  小松
  3月10日~12日  与那国島・宮古島
  3月13日~15日  岡山(締切済)
 3月22日~24日  山口宇部
 3月25日~27日  石垣島
  3月25日~27日  鹿児島
 3月25日~27日  高知
 3月28日      静岡
  3月31日~4月2日 広島

このうち、富山、鳥取、山口宇部、石垣島、高知、静岡の各空港へのチャーター便は初就航となります。また、期日では2月14日と3月25日、27日は3便就航する予定となっています。

2020年2月7日金曜日

茨城空港 上海便も運休 中国路線全便が運航停止

新型肺炎の影響が深刻化する中、茨城空港を発着する中国路線も2月中全便が運航を停止することが決まりました。

新たに運休することが決まったのは春秋航空の上海便で2月10日以降2月末までの期間となっています。2月9日までも通常週4往復のところ週2往復に減便していましたが、改めて全便運航を取りやめることになりました。
さらに、青島航空が運航している長春、南京、福州の各チャーター便も2月末まで運休期間を延長させることが発表されています。
これで2月に運航を継続する国際線は台北便のみとなりました。

2020年2月4日火曜日

青島航空 2路線の運休を延長 福州便も運休に

中国・長春、福州、南京から連続チャーター便を運航している青島航空が新型肺炎の流行を受けて茨城便の運休を決定しました。
新たに運休となるのは福州便で2月7日から18日にまでの予定です。またすでに運休が始まっている長春便と南京便についても2月20日まで運休を延長すると発表。全3路線が運休します。
現在、国際線で運航の継続が決まっているのは春秋航空の上海便・週2往復とタイガーエア台湾の台北便・週2往復のみとなっています。
今後もウイルスの感染が拡大するとの見通しから更に影響が広がる可能性もあります。

2020年2月3日月曜日

2月 西安便運休 上海便減便

新型肺炎の影響で中国から国外への団体旅行が規制される中、春秋航空が2月2日から29日までの上海便の減便と西安便の運休を決めました。
1月までは金土日月の週4往復運航していた上海便は金月の週2往復へ減便されます。同じく土日火木の週4往復運航していた西安便は全便運休となります。
中国の航空会社・青島航空のチャーター便は長春便が2月8日まで、南京便が2月6日までの運休が決まっていますが、それ以降も影響があるのか不明です。
現時点では福州便と台北便は通常通りの運航を継続する予定です。