2012年5月23日水曜日

茨城空港 沖縄ツアー

7月1日より9月30日までの季節定期便として茨城-那覇便が運航されます。今後継続して運航してもらえるかがかかっているのですが、現在の予約状況は非常に厳しいようです。繁忙期ということで他の空港の那覇便は平日でも好調に売れていますが、茨城空港だけは最安運賃の席が土日でも売れ残っています。試験的運航ということなので運賃がスカイマークの羽田や成田に比べて高めということもあるのかもしれませんが宣伝不足が一番大きいような気がします。
茨城空港のHPでも那覇便を利用したツアーがほとんど掲載されていないため、多くの人が敬遠しているかもしれません。早く更新してもらいたいものです。
現在、茨城空港発着で沖縄ツアーを企画している主な旅行商品を掲載してみます。

名鉄観光:スカイマーク格安ツアー・沖縄 3万3千円~
阪急交通社:茨城空港発着スカイマーク利用レンタカー付沖縄(那覇)フリープラン3日間 3万5800円~
H.I.S:スカイマーク茨城発着就航記念ツアー・出発5日前まで受付OKの得々プラン・沖縄スペシャル 4万1800円~

春秋航空 国際貨物取扱開始

春秋航空が22日に旅客機の貨物スペースを利用した国際貨物の取扱を開始しました。
22日の初の貨物便では中国から宅配便用品、5点およそ100キログラムを輸入。当面は需要を見極めるために試験的な運航となる予定で、今後は衣料品や雑貨などを主に取り扱うとのこと。ただ、次回の取扱時期については未定なようです。
県はこのまま継続的な取扱につなげていきたいと期待し、春秋航空も将来的には輸出も検討していくとの話しです。
かつてエアアジアが茨城空港へ就航しない理由として乗り継ぎ需要がない点と貨物取扱ができない点を挙げていました。乗り継ぎについては神戸1日2往復、新千歳1日2往復に、7月から9月までではあるものの那覇1日1往復が加わり充実してきています。貨物取扱も春秋航空との協議で輸入取扱ができるようになりました。この点で単に貨物輸送ができるというだけでなく、新規就航働きかけにもプラス要因になるのではないかと思います。

2012年5月16日水曜日

ネパール国会 東京-カトマンズ路線承認

ネパール国会が新たに創設予定の航空会社BBAirによる東京-カトマンズ間の航空路線開業を承認したようです(日本ネパール協会)。承認案では土曜日と水曜日の深夜23時30分にカトマンズを出発、翌12時00分に日本へ到着する予定。フライト時間は8時間で、すでにBBAir社のネパール側のスタッフや制服が決まっているとのこと。開業予定は10月頃。
注目点はこの東京-カトマンズ路線の東京側の候補空港に茨城空港が挙げられていることです。承認された路線も茨城-カトマンズのようで、実現すれば上海便に続く国際線の就航となります。航空会社では茨城空港-東京駅の500円高速バスや無料駐車場が高い評価を得ているようです。ただ、以前BBAirのHPでは茨城空港を紹介していましたが現在はネパールの空港のみ掲載となっています。また予定就航路線では羽田か成田を希望しているようなので、今回の路線承認が即茨城空港就航となるのかは不明です。エアアジアの前例があるように、承認を得やすい茨城空港を先にキープしておき、本命の成田空港や羽田空港への路線開設の可能性を探っているのかもしれません。早く正式な茨城空港就航の発表がなされるよう期待しています。

2012年5月12日土曜日

スカイマーク7月下旬の運航予定

スカイマークの7月下旬の運航予定が発表されました。
運航時間については変更がありませんが、運賃については一部値段が上げられています。
神戸便は最安運賃が上旬に値上げされた1万0800円のままながら、新千歳便は上旬の9800円から平日が1万1800円、金土日が1万3800円から1万4800円へと値上げとなります。7月から季節運航の那覇便も上旬の1万5800円から1万6800円に変更となっています。
繁忙期ということでかなり強気の価格設定ですが、上旬の茨城空港だけが高い印象から成田や羽田も値段が上がったことで割高感は薄らいでいます。同時間帯の羽田のスカイマーク最安運賃は神戸が9800円、新千歳便が1万2800円、1万6800円とほぼ同価格です。某大手では大阪が1万0170円、新千歳が1万8470円、那覇が2万2170円となっており、茨城空港の価格競争力はまだ十分あると思われます。

2012年5月11日金曜日

茨城空港 国内線4月の搭乗実績

スカイマーク社より4月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全路線の搭乗率が65.8%と、おととしの81.5%、去年の69.4%と比べて非常に苦しい状況となっています。特に新規に就航した路線が低調で、関西-羽田28.7%、那覇-宮古30.7%、成田-旭川34.2%、成田-神戸37.6%、成田-那覇39.0%と需要と供給が明らかに合っていない感じがします。

茨城空港関連では新千歳便の搭乗率が48.7%と去年の57.4%と比べて大きく落ち込んでいます。1日2往復に増便された去年の6月以降では2番目の低さを記録しています。ただ、新千歳便は関西と競合する神戸も今年は大きく減少し48.8%と茨城とほぼ同じになっているほか、茨城と競合関係にある成田も45.3%と不振が続いています。なお、搭乗者の実数では便数が2倍になったことで4681人増の1万0169人と85.3%増えています。予約状況を見るに今年は値上げが影響しているものの、例年は不人気の6月に入ってからかなり好調なようで今後夏に向けて期待ができそうです。
一方、3月に増便された神戸便は時間帯が比較的良いこともあって前年の51.1%から今年は56.6%と伸び、鹿児島便の57.3%に肉薄する数字となりました。増便前の前年と比べて6831人増えて1万1712人と実数も140%増となっています。7月からは最安運賃が1万0800円になるということで予約状況は芳しくありませんが6月までは良い数字が望めそうです。
新千歳、神戸両便を合わせた国内線の実績は2万1881人で前年の1万3722人から大幅増となりました。

2012年5月1日火曜日

那覇便 季節運航決定

スカイマーク社より7月1日から9月30日の期間、茨城-那覇便を1日1往復運航するとの発表がなされました。かねてより茨城県が要望していた路線で、観光需要がもっとも多い期間での運航が実現することになりました。
運航時間は那覇→茨城が9時30分発12時05分着、茨城→那覇が12時45分発15時55分着となっています。運賃は最安値が1万5800円となっており、成田-那覇の5800円や中部・神戸・羽田-那覇の9800円とかなり差があるようです。ただ、他の大手航空会社を見ると静岡-那覇が1万7800円ほどなので見方によっては適当な価格設定ともいえます。時間帯も比較的利用しやすい時間帯なので定期運航となるよう多くの搭乗者の利用を期待したいところです。

スカイマーク7月の運賃発表

スカイマーク社が7月の運航予定を発表しました。
茨城空港関連では新千歳便、神戸便とも運航時間については6月までと変更がありません。
運賃については繁忙期ということで好調な新千歳便は6月の最安値9800円が据え置かれています。神戸便については6月の7800円最安値が7月は1万0800円と大幅に値上げされています。成田-神戸の5800円、鹿児島-神戸の8800円、羽田-神戸の9800円と比べてかなり割高な感じがします。神戸に発着する便では熊本便と並び一番高くなっており、競合交通機関や収益性が加味された値段設定がなされているのかもしれません。