2021年3月30日火曜日

茨城空港 2月の搭乗実績

東京航空局が2月の利用概況を発表しました。
新型肺炎の感染拡大を受けて、航空需要が急減する中で茨城空港でも2月はほぼ全便が運休するという事態が発生しました。このため、期間中の利用者数は国際線が0人、国内線が46人と昨年5月の31人に次ぐ、開港以来2番目に少ない実績となりました。
3月からは国内線が順次運航を再開し、現在は新千歳便と神戸便が1日2往復、福岡便と那覇便が1日1往復ずつの運航体制となっています。ただ、利用者は限定されており、資金流出の続くスカイマークにとっては厳しい状況での運航となっているようです。

2021年3月9日火曜日

TX延伸調査研究 県知事へ要望

TX茨城空港延伸議会期成同盟会が2月24日に茨城県知事につくばエクスプレスの茨城空港への延伸に関する調査研究の早期着手を求める要望書を提出しました(茨城新聞)。
大井川知事は知事選で茨城空港への延伸の検討を公約として掲げて当選していますが、具体的な進展は現時点で見られていません。

延伸については費用対効果から疑問視する声も多くありますが、茨城空港にしてもつくばエクスプレスにしても、開業当初はマスコミが不要論を展開するも、その後は順調に地域の公共交通として定着してきた経緯があります。特につくばエクスプレスが茨城県にもたらした恩恵は予想を遥かに上回っています。
開業当初はみらい平駅や万博記念公園駅周辺は未開の地でだれが利用するのだろうと懸念されましたが、今は街並みが整備され、みらい平駅が所在するつくばみらい市は全国でも注目を集める街になりました。これは常総線しかなかった伊奈・谷和原ではありえなかったことです。また、もともと開発の余地の大きかった守谷駅や研究学園駅は県内では異例なほどの飛躍的発展を遂げています。

つくばエクスプレスの延伸は単に茨城空港へのアクセス向上が目的ではなく、つくば市と比較して衰退が顕著なかつての商都・土浦市の再興や県南の2大都市のつくば・土浦の一体的開発、政令指定都市構想、沿線自治体の新たな街づくりにも寄与することが見込めます。
実現にはハードルが極めて高いものの、知事は公約に掲げた以上、速やかに調査を進めて、国や鉄道会社、各自治体へ要望を行なうべきだと思います。

空のえきそ・ら・ら レストラン新装開業

茨城空港近隣の施設、空のえき「そ・ら・ら」の飲食スペースが3月3日に一新されて新装開業しました。
レストランは株式会社NTBが運営し、店舗名称は「そ・ら・らレストラン ちゃをしゅう貴族」となりました。
営業時間は11時から15時まででお土産販売は10時から17時までとなっています。くわしくは公式チャンネルHPにて確認してみてください。

茨城空港開港11周年記念イベント

3月11日に茨城空港は開港から11年を迎えます。同ターミナルビルではこれを記念して3月11日から28日に関連グッズや開港から今までの軌跡をパネルにして展示します。
展示会場は3月11日から14日までが2階会議室、15日から28日までが1階国際線カウンター前となります。

FDAアンケートキャンペーン第2弾

茨城空港ではチャーター便を運航するフジドリームエアラインズの利用動向を探るアンケート第2弾を実施しています。
専用のアンケートキャンペーン応募フォームからアンケートに答えると抽選で50名にFDAグッズや茨城空港グッズが当たります。実施期間は3月24日までで、当選者にはメールにて通知があります。

2021年3月2日火曜日

茨城空港 1月の搭乗実績

東京航空局が1月の搭乗実績を発表しました。
新型肺炎の第3波の影響で外出自粛が求められる中で、管轄内の旅客者数は前年比84.5%減と大幅なマイナスになっています。

茨城空港でも14日から神戸便1日2便のみの運航になり、大きな影響を受けました。国際線は全便の運休が継続され旅客者数は1月も0人でした。回復傾向が見られていた国内線も運休が相次ぎ、前年比76.7%減の1万1997人と1月としては過去2番目に少ない利用者数となりました。国内・国際線を合わせた利用者は前年比82.2%減となっています。

2月はほぼ全便が運休していたため利用者は数十人ほどとみられ、2月として過去最少を記録することが確定的です。
3月は8日から国内線全便が運航再開の予定となり明るい兆しも見えています。ただ、首都圏では依然として感染者が多く、茨城県でも日によって大阪府に匹敵するほどの感染者が出ています。今後も不要不急な外出は控えて感染症対策を怠らないように注意が必要です。

茨城空港アプリを開発中

NHKの報道によると茨城県が茨城空港利用者向けのアプリを開発しているとのこと。
アプリでは航空機の運休情報が見られるほか、ターミナルビルのテナントで割引サービスが受けられるようです。
テナントの割引サービスはIBRマイエアポートクラブにてすでに実施されていますが、アプリの実装でより多くに方に利用してもらうきっかけができそうです。運用は夏ごろを予定しています。
茨城空港では3月1日に国内線の運航が再開されましたが(茨城新聞)、利用者はまだ少なく、テナントの維持が課題となっています。