2020年5月29日金曜日

茨城空港 4月の搭乗実績

新型肺炎が甚大な影響を及ぼす中、東京航空局が2020年4月の利用概況を発表しました。
東日本では北海道と東北地区の国際線利用者が0人。関東でも前年比98.1%減と壊滅状態だったほか、比較的利用者が多かった国内線も感染拡大を受けて、需要が激減。前年比9割減となりました。

茨城空港でも国際線が全便運休となり、開港以来初の利用者0人を記録。国内線もスカイマークが減便、運休を決定し、前年比84.6%減の7281人と4月としては2010年4月に次ぐ少ない利用者数にとどまりました。国内線と国際線合わせた利用者数は11日に開港した2010年3月の8506人、スカイマークが一時撤退し国内線利用者が0となった2011年9月の9356人を下回り、過去最少となっています。
5月はほぼ全便の運航が停止していたため、利用者数は3ケタに届かない可能性があり、最少利用者数を更新することが確定しています。

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茨城空港 海外向け愛称を東京茨城国際空港に

茨城空港の海外向け愛称について有識者会議が開かれ、Tokyo Ibaraki International Airport(東京茨城國際機場)、東京茨城国際空港を新愛称に選定。大井川知事へ正式に答申することになりました(東京新聞朝日新聞)。国内向けにはすでに定着している茨城空港を継続して使用します。
県民からの意見では茨城県の中央部にあるにもかかわらず東京の名称を含めることへ批判的な意見も多くあったものの、海外では80キロの距離は同一都市圏として認識されるほど近いことから委員全員の支持を集めた模様です。

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ひたちなか海浜鉄道 新駅名称決定

茨城県ひたちなか市の第三セクター鉄道会社、ひたちなか海浜鉄道が2021年3月に新駅を開業する予定です。新駅は平磯駅と磯崎駅の間に設置され、同年4月から開校する小中一貫校の美乃浜学園に近接しています。新駅の名称も美乃浜学園駅と決定されました。ひたちなか海浜鉄道の新駅開設は高田の鉄橋駅以来となります。ひたちなか海浜鉄道は今後、ひたち海浜公園方面への延伸・新駅開業も予定されています。
現状、那珂湊駅を出て、平磯駅を過ぎると磯崎の集落までは長い距離眺めの良い畑ばかりの直線区間となっていますが、磯崎の手前に新たな教育拠点ができることになります。

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2020年5月22日金曜日

春秋航空6月末まで運休延長 スカイマークは6月11日まで

茨城空港から上海便と西安便を運航している春秋航空が6月末まで運休を延長することを決定しました。新型肺炎の感染拡大は日中両国で収まりつつありますが、欧米では新たな感染が依然多数確認されており、南米でも急速に陽性者が増加しています。現状、国家間の移動が容易にできる状況にはありません。秋には第2波の流行が来ることが予想されており、運航再開は当面先になりそうです。

国内線を運航しているスカイマークも茨城空港発着の全便を6月11日まで運休することを決定しました。すでに茨城県は緊急事態宣言が解除され、就航先でも那覇、福岡に続き、神戸も解除の対象となっていますが、外出自粛ムードは続いており、まだ需要を見極める必要がありそうです。このまま感染を抑え込めれば、繁忙期には需要が必然的に戻ってきそうですが、楽観できる状況にはありません。

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2020年5月12日火曜日

スカイマーク5月末まで運休 タイガーエア台湾は6月末まで

茨城空港で台北便を運航しているタイガーエア台湾が茨城-台北便を6月末まで運休することを発表しました。茨城空港で定期便を運航する航空会社で6月以降の運休を決定したのはタイガーエア台湾が初めてです。
同じく茨城空港で国内線4路線を運航しているスカイマークは全路線の運休を5月末まで延長することにしました。

スカイマークの佐山会長は想定以上に手持ち資金が減少しているとし、当面銀行の融資で食いつなぐものの、政府からの支援が必要だと再三述べています。
新型肺炎の特定警戒都道府県に指定されている茨城県ですが、ここのところ新規に陽性が確認された人は出ておらず、14日にも緊急事態宣言が解除されるのではないかといわれています。
宣言解除で茨城空港の需要がある程度戻るのであれば、資金難に陥りつつあるスカイマークとしては運航を早期に再開したいところでしょうが、解除されても特定警戒都道府県への移動自粛は継続されるため、運航再開はなかなか見通しが立たない状況です。

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2020年5月8日金曜日

春秋航空 5月末まで運休延長

新型肺炎の影響で運休している春秋航空が改めて5月末まで運休措置を継続することを発表しました。再開時期は未定です。すでにタイガーエア台湾は5月末まで運休となっており、青島航空もチャーター便の運航を当面の間取り止めているため、5月の国際線は全便運休となることがほぼ確定しました。
国内線についてもスカイマークが5月22日までの運航休止をとめており、5月中の予約も受付を停止していることから、5月1日に運航された神戸便1便を除いて全便が運休となる可能性が高いです。