2012年12月12日水曜日

茨城空港ツアー紹介

茨城県主導のアシアナ航空・チャーター便が1月18日に行われますが、それに伴うツアーが公開されています。各旅行会社のツアーをご紹介します。

H.I.S:エコノミーホテルで2万8800円~(ブログにて値下げが発表されました)。初日免税店立ち寄り後、ホテルへ。2日目は自由行動(オプショナルツアーあり)。3日目韓国土産店立ち寄り後、空港へ。7000円追加でスタンダードホテル、9000円追加でスペーリアホテルへ変更可能。

JTB:11のホテルから好きなホテルを選択可能。最安2万8800円~。初日免税店立ち寄り後、ホテルへ。2日目は自由行動。3日目韓国食材店立ち寄り後、空港へ。

ツアー・ウェーブ:済州島、慶州・釜山ソウルと旅行先を選べるプランあり。充実プランでは全食事・観光付き。フリープランでも初日カルビ付夕食が込み。ソウルフリープランは2万9800円~。免税店・食材店立ち寄りも選択可能です(立ち寄らない場合は初日夕食なし)。


国内のツアーも各社フリープランが充実しています。

スカイパックツアーズ
名鉄観光
グッドトリップエクスプレス
ティークエスト
H.I.S(札幌)
H.I.S(神戸)
阪急交通社(札幌)
阪急交通社(関西)

2012年12月10日月曜日

茨城空港 11月の国内線搭乗実績

11月の搭乗実績がスカイマーク社より発表されました。
スカイマーク社全体では11月は一部路線の運休に伴い、提供座席数が減少。10月に引き続いて対前年比が4.9%増と旅客数増加の頭打ちが鮮明になっています。
路線別では羽田便の一部で前年を上回る実績をあげるように明るい面も見られますが、主に神戸・関西の2空港の不振が目立っています。

茨城空港では新千歳便が搭乗者数1万1047人で搭乗率52.0%。搭乗者数は前年比1.2%増
となり、7月以降続いていた前年割れがようやくストップしました。
神戸便は1万3787人で搭乗率64.9%。搭乗率は前年を下回りましたが、増便効果で搭乗者数は87.6%増と大きく伸びました。那覇への経由便の影響もあるのか、経由便が開始された10月以降は対前年比8割増となっています。ちなみに神戸便の1万3787人は今年8月に記録した1万3565人を上回って就航以来最多の搭乗者数です。
茨城空港の国内線全体では2万4834人で、昨年の1万8265人を大きく上回りました。

2012年12月8日土曜日

アシアナ航空 チャーター便

東日本大震災以降運休が続いているアシアナ航空のチャーター便が1月18日に運航されることが決まりました。以前から県が予算を組んで検討していたチャーター便で、今年度中に2回行われるうちの1回目となります。
日程は2泊3日でH.I.Sや読売旅行社、JTBなどがツアーを組む予定です。席数は177席で韓国からと日本から双方向で旅行者を募集。インバウンド・アウトバウンドともに需要があることを示して定期便復活へPRするのが目的です。
震災による原発事故と竹島問題で韓国の旅行需要は落ち込んでいますが、県が主導して行う事業だけに成功させてもらいたいところです。

2012年12月1日土曜日

空の駅 オープンに向けて

茨城空港近くに開設される予定の空の駅の準備が少しずつ進んでいます。
27日には食のワークショップが開催され、小美玉市の素材を活かした創作料理が作られました。今後、検討を重ねて空の駅に出品される料理が決められていくそうです。
空の駅は当初の予定よりは遅れそうですが、25年度中にオープン予定です。茨城空港の利便性向上に寄与する施設になります。位置的にはセイコーマートが出店した向かい側付近となりますが、やや茨城空港からは離れたところになります。このため、移動手段としてシャトルバスや電気自動車、レンタサイクルなどが候補として挙げられています。ウォークラリーのような企画もあるようですが、空港利用者にとっても利用しやすい移動方法ができれば良いと思います。
最新情報はフェイスブックにて公開されているようなので気になる方はぜひご覧ください。

茨城空港 2月の国内線運賃

スカイマークより2月の運航スケジュールが発表されました。

新千歳便
 茨城空港→新千歳空港:11時05分→12時30分 18時10分→19時35分
 新千歳空港→茨城空港:09時05分→10時30分 16時10分→17時35分

神戸便
 茨城空港→神戸空港:11時45分→13時10分 17時25分→18時50分
 神戸空港→茨城空港:09時55分→11時10分 15時35分→16時50分
 

那覇便(神戸経由)
 茨城空港→那覇空港:11時45分→16時00分
 那覇空港→茨城空港:13時10分→16時50分

運航時間は変更ありません。
運賃も1月に引き続き、すべての便で最安運賃が1万円で統一されています。格安運賃を廃止して、常時キャンセルしやすいフリー運賃で勝負していますが、正直茨城空港利用者からすると今までの運賃と比べて割高な印象を受けてしまうため、この方針が継続されていくことが正しいのか疑問もあります。
ただ、那覇便は神戸経由であるにもかかわらず、神戸便と同じく1万円からの運賃設定があるのは魅力です。寒さが厳しい時期だけに那覇便も利用が盛り上がればまた夏季に直行便の可能性も出てくるかもしれません。

2012年11月12日月曜日

茨城空港 10月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より10月の搭乗実績が発表されました。
全体としては搭乗者数が対前年比4.9%と今年最低の伸びにとどまり、搭乗率は前年83.0%から69.9%と落ち込んでいます。搭乗率で5割に届かなかったのが成田-神戸27.6%、関西-旭川33.4%、成田ー鹿児島35.0%、那覇-宮古40.3%、関西-新千歳45.4%となっています。

茨城空港関連では那覇便が9月30日で終了して、新千歳便と神戸便の2路線となりました。
新千歳便は1万3718人で搭乗率は62.5%、前年比10.5%減となっています。新千歳に路線を持つ空港の中では羽田、中部には及ばないものの成田、神戸を上回る実績です。北関東-北海道間の底堅い需要が感じられます。
神戸便は1万2838人で搭乗率は58.5%です。前年と比べて搭乗率は減少しましたが、旅客数は83.1%増となり、6月以来の高い伸びとなりました。神戸空港は関西LCCとの競合で搭乗率が悪化しており、競合のない茨城空港は長崎空港についで搭乗率で2位に浮上しています。好調の要因は10月から那覇便を経由便として運航していることもプラスに働いているのだと思います。

2012年11月8日木曜日

茨城空港 1月の国内線運賃

スカイマーク社において本日発売のチケットより新運賃が適用されることになりました。
新千歳便、神戸便、那覇便とも最安運賃がすべて1万円となっています。運賃はフリー運賃のため、運航日の10日以内の便であれば手数料無料で何回でも変更することが可能になります。キャンセルする場合も出発日の7日以前であれば払い戻し手数料500円だけでキャンセル可能です。

新千歳便については通常最安運賃が5800円~9800円のことが多いので若干値上げとなります。ただ、2番目に安い運賃は通常9800円から1万0800円ほどなので、発売日の9時半に激戦のチケット争奪戦をするよりは、手に入れやすく変更手数料もかからない新運賃は魅力かもしれません。普通運賃は1万5000円~1万6800円で現在の1万2800円~1万3800円より高いので、混雑時はフリー1やフリー3席が取れないと高く感じられそうです。

神戸便についてはいままで5800円が最安運賃で入手も新千歳便よりも比較的楽だったので今回の料金改定ではかなり割高感があります。現行1つ高い運賃でも7800円~8800円程度でそれよりも高い料金設定は印象がよくありません。普通運賃は1万2800円~1万3800円なので現在の1万1800円~1万3800円と大差がなく、このあたりが搭乗率にどういった影響を与えるのか気になるところです。

一方、那覇便については現在の1万1800円~1万2800円の最安運賃が1万円となるので実質値下げとなります。9月に実施された5800円という激安設定ではありませんが、それでも十分お得な価格だと思います。普通運賃については1万4800円~1万5800円が1万5000円~1万6800円になるのでほぼ現在と変わらず、極端に混雑せずにフリー1が取れる状況であれば割安な設定となっています。

2012年11月1日木曜日

復興航空1月から4月までチャーター便

開港以来実質定期便扱いだった春秋航空を除いて最多のチャーター便を運航してきた復興航空がふたたび来年1月からチャーター便を飛ばすことになりました。
チャーター便はインバウンドのため、台湾からの観光客を茨城空港を通して日本国内へ運ぶことになります。運航は1月21日から4月19日までで23往復の予定。復興航空は台湾からの需要を見込んで関西空港や新千歳空港など日本各地へ定期便を運航し始めています。原発事故や尖閣問題など懸念事項はあるものの、日本と台湾の友好交流に今後も茨城空港が活用されることになればと思います。

2012年10月22日月曜日

茨城県開発公社 空港ビルテナント新規募集

茨城県開発公社が新たに空港ビルのテナントを募集しています。募集期間は10月17日から1ヶ月間。11月下旬にはテナントが決定されます。
募集場所は空港ビルの1階で、100㎡程度の物品販売を目的とする施設ができるようです。位置を見るに、国内線カウンター側の出入り口の脇、ATMがおかれている裏側のようです。どういった施設ができるのか楽しみです。

国内線年末年始の運賃

スカイマークより年末年始の運航スケジュールが発表されています。
各路線と価格については次のとおりです。

新千歳便
 茨城空港→新千歳空港:11時05分→12時30分 18時10分→19時35分
 新千歳空港→茨城空港:09時05分→10時30分 16時10分→17時35分

 茨城空港発は12月26日から30日まで、新千歳空港発は1月2日から6日までが最安1万3800円。それ以外の日は9800円からとなっています。普通運賃は2万4800円です。


神戸便
 茨城空港→神戸空港:11時45分→13時10分 17時25分→18時50分
 神戸空港→茨城空港:09時55分→11時10分 15時35分→16時50分
 
 すべての日で最安運賃が9800円に設定されています。普通運賃は1万5800円です。新千歳便とくらべてかなり割安な印象です。


那覇便(神戸経由)
 茨城空港→那覇空港:11時45分→16時00分
 那覇空港→茨城空港:13時10分→16時50分

 茨城空港発は12月26日から30日まで、那覇空港発は1月2日から6日までが最安1万3800円。それ以外の日は9800円からとなっています。普通運賃は2万4800円です。新千歳便と同じ料金です。飛行距離を考えるとかなりお得です。

 1月8日以降2月28日までは1週間前まで無料で取り消しが可能なフリー割引運賃がすべて1万円になる予定です。冬の寒さが厳しい茨城を飛び出して沖縄で休日を過ごすのもよいかもしれません。


2012年10月10日水曜日

茨城空港 9月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より9月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全体としては8月よりも対前年の搭乗率減少は抑えられた数字となっています。成田路線は8月の好成績には及ばないものの、踏ん張った数字を残しました。羽田路線も回復してきていて数字を押し上げる要因となったようです。
逆に搭乗率が不振なのが成田-神戸25.9%、那覇-宮古35.7%、関西-旭川36.6%、成田-鹿児島38.4%、神戸-熊本45.3%となっています。

茨城空港関連では新千歳便が69.6%で1万4541人と前年と比べると11.4%減になっています。10月にはいってからも前年ほどの勢いがないようですが、普通運賃がずいぶん安くなっているので直前での予約増に期待したいところです。
神戸便は55.9%の1万1578人と前年より搭乗率が落ちているものの、増便効果で利用者数は78%増となりました。搭乗率では50%以上を維持していますが、熊本便についで低いので減便されないよう利用喚起が必要です。
9月30日で運航が終了した那覇便は5800円の格安チケットが好評で、63.6%の6187人と好調でした。運航終了は残念ですが、10月から神戸経由便に切り替わるのでどの程度、神戸便利用者が増えるか気になります。
茨城空港全体の国内線利用者は3万2306人と8月に及ばないものの7月を上回り、前年からも9000人以上増加しています。

2012年10月8日月曜日

春秋航空日本株式会社 スタッフ募集

春秋航空日本株式会社のサイトが新たに公開されています。現在、スタッフを募集する旨が掲載されていて、10月中旬から募集内容が発表される予定です。かねてから日本での合弁会社設立を目指していた春秋航空ですがようやく会社設立のめどがたったようです。
かつてのインタビューから日本での事業は成田空港を拠点としていく方針ですが、すでに運航を開始しているジェットスタージャパンが関西空港へ、エアアジアジャパンが中部空港や仙台空港を新たに拠点化しようとしているように、成田空港が国内LCCにとって使いやすい空港とはいえないことが明らかになっています。果たして春秋航空日本がこの状況をうまく打開することができるか注目を集めそうです。

春秋航空 欠航を正式発表

春秋航空が10月以降の茨城空港発着便の一部欠航について正式にアナウンスしました。
欠航の理由については諸般の理由とのことですが、機材調整など明確な理由を示せないことから、尖閣問題での利用客減少が大きな理由ではないかと思われます。
欠航が決定している日にちは10月が22日、26日、29日。11月が5日、12日、19日。12月が3日、7日、10日です。
また10月1日から燃料サーチャージが5900円から5500円に引き下げられました。10月19日以降はまだ空席が多いようで、5000円チケットがまだ多く残っています。一部では4000円チケットもあるようですので、上海へ行かれる方にとってはチャンスかもしれません。

2012年10月1日月曜日

春秋航空 10月からの運航スケジュール

水曜日を除く週6往復で運航している春秋航空ですが、10月下旬から一部変則的な日程が組まれています。
主に月曜日と金曜日が対象で、月曜日は10月22日から11月19日までと12月3日と10日で運航がありません。つまり、10月下旬から12月上旬までの期間、11月26日を除くすべての月曜日に上海便がないことになります。同じように金曜日は10月26日と12月7日で運航が予定されていません。名目上は週6往復ですが、現実的には12月上旬までは週4往復か5往復へ減便されることになります。
機材繰りの問題なのか、尖閣国有化によるツアー客減少が原因なのか分かりませんが、少し前までは今すぐにでも増便したいとコメントしていただけに残念です。春秋航空は米子空港へのチャーター便も取りやめていることから、相当な規模中国人旅行者が減っているようです。
茨城空港でも尖閣問題が激化して以降、目に見えて上海便利用者が減っています。中国の連休中はチケットが売れているようですが、今後の需要予測はかなり弱気にならざるを得ない状況のようです。

2012年9月28日金曜日

12月20日までの運行スケジュール

12月20日までの茨城空港の国内線・運航スケジュールが発表されました。すべての便が11月までと同じスケジュール、運賃となっています。

新千歳便
 茨城空港→新千歳空港
 11時05分→12時30分 18時10分→19時35分
 新千歳空港→茨城空港
 09時05分→10時30分 16時10分→17時35分

運賃は最安運賃は月曜日から木曜日までが6800円、金曜日から日曜日までが7800円となっています。普通運賃は月~木が1万2800円、金土日が1万3800円です。

神戸便
 茨城空港→神戸空港
 11時45分→13時10分 17時25分→18時50分
 (13時15分→14時40分※)
 神戸空港→茨城空港
 09時55分→11時10分 15時35分→16時50分
 (11時25分→12時40分※)
※12月17日~20日。

運賃は最安運賃のWEBバーゲンが月曜日から木曜日が5800円、金曜日から日曜日は7800円。普通運賃は月~木が1万1800円、金土日が1万3800円です。


那覇便(神戸経由便)
 茨城空港→那覇空港
 11時45分→16時00分
 (13時15分→17時30分※)
 那覇空港→茨城空港
 13時10分→16時50分
 ※12月17日~20日。

運賃は最安運賃が月曜日から木曜日が1万1800円、金曜日から日曜日は1万2800円となっています。普通運賃は月~木が1万4800円、金土日が1万5800円です。

2012年9月24日月曜日

関東鉄道 高速バス運行時間変更

10月からスカイマークの神戸便の運航時間が変更となるのに伴って関東鉄道の高速バス運行時間も変わります。(赤字が変更。水戸駅は茨城交通高速バスも記載しています)

東京駅   →茨城空港
08時10分→09時50分→新千歳便:11時05分
09時20分→11時00分→神戸便:11時45分(那覇便)
09時50分→11時30分→上海便:13時20分
14時20分→16時00分→神戸便:17時10分
15時50分→17時30分→新千歳便:18時10分
19時20分→21時00分

茨城空港  →東京駅
06時10分→08時40分
09時20分→11時50分
11時40分→14時10分←新千歳便:10時30分
                ←神戸便:11時10分
13時50分→16時20分←上海便:12時20分
17時10分→19時40分←神戸便:16時35分(那覇便)
18時00分→20時30分←新千歳便:17時35分


水戸駅   →茨城空港
09時10分→09時50分→新千歳便:11時05分
10時00分→10時40分→神戸便:11時45分(那覇便)
11時50分→12時30分→上海便:13時20分
15時30分→16時10分→神戸便:17時10分
16時20分→17時00分→新千歳便:18時10分

茨城空港  →水戸駅
10時55分→11時35分←新千歳便:10時30分
11時40分→12時20分←神戸便:11時10分
13時20分→14時00分←上海便:12時20分
17時10分→17時50分←神戸便:16時35分(那覇便)
18時05分→18時45分←新千歳便:17時35分


つくばセンター →茨城空港
09時00分→10時00分→新千歳便:11時05分
15時30分→16時30分→神戸便:17時10分

茨城空港  →つくばセンター
11時40分→12時40分←新千歳便:10時30分
                ←神戸便:11時10分
18時00分→19時00分←新千歳便:17時35分


2012年9月18日火曜日

韓国人誘客ツアー アシアナ航空再開を目指す 

茨城県は原発事故以降運休を続けているアシアナ航空の運航再開を目指して、韓国人向けの茨城観光ツアーを行うことを決めました。県としては3800万円の予算を新たに組んで、ツアーを募集する予定で、早ければ年末に第1回目を、今年度中に2回のツアーを行うことにしています。このツアーを通して、茨城県の安全性をPRするとともに、韓国から茨城空港への需要があることを示したい意向です。
韓国からのツアーは済州島から行われたことがありますが、茨城から済州島へのツアーが毎回盛況なのに対し、韓国からのツアー客は3割程度と少なく採算がとれないのが現状です。復興航空が行っている台湾からのツアー客も少ないものの、さすがにここまでは少なくありません。中国では原発事故の懸念があったものの、今では震災以前よりも多くの観光客が訪れています。茨城空港でも春秋航空の上海便は9割の搭乗率で、さらなる増便も検討されています。これと比べて韓国は日本全体への観光が近隣アジア諸国の中で際立って不振で、アシアナ航空も需要が見込めないとして茨城空港への運航再開を白紙としています。なにもしないでこのまま撤退となるよりは良いとの判断なのでしょうが、原発事故・円高の逆風に加えて竹島問題で対日感情がさらに悪化する中でどれほどのアピールになるのか分かりません。ツアー回数も2回と少なく、3800万円の費用に見合う成果を得られるか疑問です。

2012年9月10日月曜日

8月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より8月の搭乗実績が公表されました。
全体としてこれまで苦戦していた成田便がLCCの主戦場として注目を集めた結果か高い搭乗率を記録しています。ただその分、羽田便が7%前後搭乗率を下げる状況となっています。

茨城空港関連では新千歳便が最も高く75.2%の1万6505人、那覇便が67.1%の6533人、神戸便が61.8%の1万3565人でした。
新千歳便は前年が85.7%、1万8817人でしたので2300人、12.3%ほど減少しています。神戸便は増便の効果があって前年の9571人よりも4000人増加していますが、搭乗率では87.2%から大きく減らしてしまい、神戸空港では2番目に低い実績でした。
季節定期便の那覇便は想像以上に良い数字で、経由便での継続運航が決まったのもうなずけるところです。
茨城空港全体では3万6603人となって、前年同月の2万6076人より1万人以上増加しています。これで前月の2万9107人を大きく上回って最高記録を更新しました。

2012年8月30日木曜日

11月 マカオ航空チャーター便

茨城県によると11月27日と30日にマカオ航空のチャーター便が運航される予定です。旅行会社は近畿日本ツーリスト。旅行先はもちろんマカオです。マカオ航空は22年度にチャーター便が運航された実績があります。11月は復興航空の台湾旅行も企画されていて、徐々にではありますが茨城空港のチャーター便もまたにぎわってきそうです。

2012年8月28日火曜日

11月の運航スケジュール

11月の茨城空港の国内線・運航スケジュールが発表されました。

新千歳便は現状どおりの運航です。
 茨城空港→新千歳空港
 11時05分→12時30分 18時10分→19時35分
 新千歳空港→茨城空港
 09時05分→10時30分 16時10分→17時35分

運賃は最安運賃がWEBバーゲンとなり、月曜日から木曜日までが6800円、金曜日から日曜日までが7800円となっています(一部日にちに特別運賃あり)。月曜日から木曜日までが1000円値上げとなりましたが、金土日は2000円値下げとなっています。また新運賃のフリー7、3が登場していて、この券種は1週間前までならキャンセル料が無料となっています。普通運賃は月~木が1万2800円、金土日が1万3800円とそれぞれ1万6800円、1万8800円から大幅に値下げされています。


神戸便は一部日にちで運航予定が変則的になっています。
 茨城空港→神戸空港
 11時45分→13時10分 17時25分→18時50分
 (13時15分→14時40分※)
 神戸空港→茨城空港
 09時55分→11時10分 15時35分→16時50分
 (11時25分→12時40分※)
※10月29日~31日、11月7日~9日、14日~16日、19日~21日はこの時間へ変更。

運賃は最安運賃のWEBバーゲンが月曜日から木曜日が5800円、金曜日から日曜日は7800円です。普通運賃は月~木が1万1800円、金土日が1万3800円で月~木までが1000円値下げとなりました。


那覇便は神戸経由便が継続となっています。神戸便の影響でこちらも運航が変則的です。
 茨城空港→那覇空港
 11時45分→16時00分
 (13時15分→17時30分※)
 那覇空港→茨城空港
 13時10分→16時50分
 ※10月29日~31日、11月7日~9日、14日~16日、19日~21日はこの時間へ変更。

運賃は最安運賃が新設定のWEB割14で月曜日から木曜日が1万1800円、金曜日から日曜日は1万2800円となっています。月~木までが3000円値引き、金~日が4000円値引きとなっています。普通運賃は月~木が1万4800円、金土日が1万5800円でそれぞれ4000円値引きになりました。


全体として10月と比べて運賃が値下げされている印象です。特に普通運賃がお得で今まで差があった成田空港と比べても遜色ないくらいに下がってきています。那覇便は割引運賃こそ経由便ということで羽田空港と比べても高いですが、普通運賃では成田空港とほぼ同額になっています。出発日直前でも安い運賃でいけるようになったのはすばらしいことだと思います。

2012年8月10日金曜日

7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より7月の搭乗実績が公表されました。
例年7月は繁忙期ということで8割前後の搭乗率を記録していましたが、今年は67.8%といまだ苦戦が続いています。
路線別ではこれまで不振だった成田空港が大幅に搭乗率を上げました。新千歳、那覇、福岡、旭川で7割前後と好調でこのまま維持できれば第2四半期決算は期待ができそうです。一方、基幹の羽田空港は競合の影響からか5%から1割ほど前年より減っています。また第2拠点の神戸空港は関西空港との競合が激しく、落ち込みが急です。
そのほか、搭乗率が悪かったのが北九州-那覇14.4%、神戸-成田25.5%、関西-旭川26.5%、成田-鹿児島26.8%、神戸-熊本28.2%、那覇-宮古28.4%です。このうち北九州-那覇と成田-鹿児島は季節限定の運航で関西-旭川も1日1往復で始まったばかりです。

茨城空港関連では季節運航が開始された那覇便が32.7%で3536人、神戸便が47.2%で1万0358人、新千歳便が69.3%で1万5213人でした。全体では2万9107人となりました。
那覇便は成田や羽田と比べて高い運賃設定とPR不足もあって予想はかなり低いのではないかと考えられていましたが、3割越えでまずまずの状況。ほかの季節定期便と比べても順調な出だしといえそうです。
神戸便は前年が56.8%だったことを考えると低目ですが、増便の影響もあって搭乗者数では71.7%増となっています。関西空港のピーチと競合する神戸-鹿児島便を2ヶ月連続で上回りました。
繁忙期到来で好調な新千歳便は前年の72.4%には届かなかったものの、成田空港というライバル出現にも7割近い搭乗率を記録して存在感を示しました。

2012年8月5日日曜日

復興航空 11月チャーター便

復興航空のチャーター便が11月に就航する予定です。
企画はタビックスジャパンで、11月23日から11月26日までの3泊4日。価格は8万9800円~(燃料サーチャージ別)。最近はジンエアーの済州島旅行が頻繁に行われていますが、台湾も人気のある旅行地です。復興航空は日本進出を着々と進めていますので、今後もチャーター便需要は十分ありそうです。

2012年8月3日金曜日

茨城空港 乗り継ぎ便

10月1日から那覇便が神戸空港経由で運航されます。これでしばらくは新千歳便1日2往復、神戸便1日2往復、那覇便(経由便)1日1往復となり、北海道や関西、沖縄へ茨城空港から簡単に行くことができます。残念ながらまだ九州への便はありませんが、神戸空港はスカイマークの第2の拠点ですので、神戸便を乗り継げば九州へ行くことも可能です。

10月からの変更で、神戸-熊本便がなくなりましたが、長崎や鹿児島へは乗り継ぎ可能となっています。

鹿児島:神戸空港での乗り継ぎ時間が短くてすむのでおすすめです。
 茨城空港 →     神戸空港     →鹿児島空港
 11時45分→13時05分-14時20分→15時25分

 鹿児島空港→    神戸空港      →茨城空港
 08時00分→09時05分-09時55分→11時10分

長崎:便数が多いので午後の便で帰ることができます。
 茨城空港 →     神戸空港     →長崎空港
 11時45分→13時05分-16時10分→17時20分

 長崎空港 →     神戸空港     →茨城空港
 11時25分→12時25分-15時20分→16時35分


10月の乗り継ぎも含めた運航予定は次の通りです。

 茨城空港→新千歳空港:11時05分→12時30分
                  18時10分→19時35分
 茨城空港→神戸空港:    11時45分→13時05分
                  17時10分→18時30分
 茨城空港→那覇空港:  11時45分→15時45分(神戸経由)
 茨城空港→宮古空港:  11時45分→17時20分(神戸経由・那覇乗継)
 茨城空港→鹿児島空港:11時45分→15時25分(神戸乗継)
 茨城空港→長崎空港:  11時45分→17時20分(神戸乗継)

 新千歳空港→茨城空港:09時05分→10時30分
                 16時10分→17時35分
 神戸空港 →茨城空港: 09時55分→11時10分
                 15時20分→16時35分
 那覇空港 →茨城空港:12時50分→16時35分(神戸経由)
 宮古空港 →茨城空港:10時45分→16時35分(神戸経由・那覇乗継)
 鹿児島空港→茨城空港:08時00分→11時10分(神戸乗継)
 長崎空港 →茨城空港: 11時25分→16時25分(神戸乗継)

2012年8月1日水曜日

那覇便 神戸空港経由で存続決定

7月1日から9月30日まで季節定期便として運航される茨城-那覇便が10月も経由便として継続されることが明らかになりました。現時点での利用実績は芳しいものとはいえませんが、県や関係者の努力が認められた結果でしょうか。スカイマークにとっては、当面継続してみることで、発着料が割安で採算がとりやすい茨城空港で、さらなる収益が見込めるかどうかを見極める意図があるのかもしれません。

神戸空港経由となるので今までと異なることがあります。欠点としては直行便より時間がかかる点。現状、2時間半から3時間ほどの所要時間が経由便では3時間45分から4時間ほどかかるようになります。また神戸空港でいったん機体から降りなければならない手間がかかります。
一方利点は、今の機体運用では那覇空港発が朝となり、使い勝手がいまひとつだったのが、神戸空港を経由することで茨城空港発時間が1時間早くなり那覇空港への到着も今までとほとんど変わらないにもかかわらず、那覇空港発は12時50分と3時間以上長く沖縄に滞在することができるようになる点でしょうか。

今回の神戸経由那覇便ができたことで、神戸便の運航時間も変更となります。
神戸便(月~木:最安5800円、金土日:最安7800円、5日~8日は特別料金)
 神戸→茨城 09時55分→11時10分
 茨城→神戸 11時45分→13時05分
 神戸→茨城 15時20分→16時35分
 茨城→神戸 17時10分→18時30分

新千歳便は変更ありません。
新千歳便(月~木:最安5800円、金土日:最安9800円、5日~8日は特別料金)
 新千歳→茨城 09時05分→10時30分
 茨城→新千歳 11時05分→12時30分
 新千歳→茨城 16時10分→17時35分
 茨城→新千歳 18時10分→19時35分 

那覇便は神戸経由です。
那覇便(月~木:最安1万4800円、金土日:最安1万6800円、5日~8日は特別料金)
 茨城→那覇 11時45分→15時45分
 那覇→茨城 12時50分→16時35分

神戸経由那覇便は神戸便が初就航した当初から県が求めていた案でもあったので決して悪いものではありません。茨城空港に来る飛行機が1機減るのは残念ですが、もともとが季節定期便で9月末で打ち切り予定だったことを考えると、那覇便の継続は素直に喜んでよいと思います。また、那覇行きの人も神戸便を利用することになるので機体の効率的運用にも貢献するので現状40から50%の神戸便も安定的な運航にも寄与すると思います。
ただ、ひとつ懸念するのは運賃設定です。茨城-那覇便の最安1万4800円がどう感じられるかですが、9月が5800円だったので、それと比べて極めて高く感じられてしまうのではないでしょうか。5800円はやりすぎだとしても、8月下旬は1万1800円だったのでそこを基準に考えてほしかった気がします。(仮に10月の茨城-神戸、神戸-那覇を別々に最安チケットを取れば1万1600円ですみます。)
ただ、別の見方をすれば神戸-那覇でバーゲンをとるのは至難なので、web割21の茨城-神戸の5800円と、神戸-那覇の8800円を念頭に置いた価格設定とすればまた違ってきます。web割21の2区間トータルでは1万4600円かかりますが、茨城-那覇はweb割7で1万4800円です。1週間前まで(座席が残っていればですが)web割21と同じ料金で乗ることができるとも考えられます。旅行日程が2ヶ月まえから決められる人には高めですが、間際にならないと決められない人にとっては有用かもしれません。(ただし、羽田-那覇のweb割7は1万2800円なのでそちらのほうが割安ではありますが…)
いずれにしてもせっかく10月も運航が継続されることになったのですから茨城-那覇便も他の路線同様利用してもらえることを希望しています。

2012年7月31日火曜日

永山 茨城空港に新店舗

現在、国際線の免税店を運営している永山が茨城空港に新店舗を出店する計画を発表しました。
新店舗は国際線出口横に設けられるようで、春秋航空の上海便利用者を主な顧客と想定しています。扱う商品は家電製品で、中国人旅行者に人気のデジカメや炊飯器、シェーバーなど十数品目。開業予定は8月3日です。
春秋航空は現在週6往復運航ですが、国や県に増便の許可を求めていて、今後さらに中国人旅行者が増える可能性が高いです。日本人旅行者にはあまりメリットはなさそうですが、テナントが増えることでターミナルビルの収入が増えることは喜ばしいです。

2012年7月29日日曜日

春秋航空 増便に意欲

茨城空港就航から2周年を迎えた春秋航空が増便に意欲を示しているようです。
春秋航空の幹部からは地方路線の利便性向上を目指して早期に増便をしたいとして、現在の週6往復からの増便を検討しているコメントがでています。唯一運航されていない水曜日にも運航をするのか、1日の便数を増やすのか茨城県と今後協議していきたいとのこと。場合によっては茨城-上海間を1日2往復する日が出てくるかもしれません。

2012年7月26日木曜日

那覇便の売れ行き

9月30日までの季節運航となっている茨城-那覇便ですが、PR活動のおかげかチケットの売れ行きが少しずつ良くなってきているようです。8月下旬からスカイマークの大幅値下げが始まる影響もありそうです。

8月下旬の予約状況を見てみると、1番人気が午後の新千歳→茨城便で、すべての日でweb割3までが完売、うち2日間は全席完売となっています。2番人気が午前中の茨城→新千歳便で、web割3が残っている日が1日ある以外はすべてweb割1か普通運賃のみとなっています。逆に1番苦戦しているのが午前の神戸→茨城便で半数の日でweb割21が残っている状況です。
全体としては新千歳便が最も人気でweb割21は全便で完売、web割1か普通運賃しか残っていない便が半数を超えています。那覇便も健闘していて、web割21は完売、次に安いweb割7も茨城→那覇便の2便分しか残っていません。この数字は新千歳便よりもすばらしい成績です。ただ、割引運賃がすべて完売している日は神戸便より少なく、ほとんどの便でweb割3かweb割1が残っています。トータルでみると新千歳便には及ばないようです。一方、神戸便は苦しく、全体の25%の便で最安運賃のweb割21が残っています。

9月1日からは月曜日から木曜日のweb割21で5800円の格安運賃が登場します。
予約状況はさすがに夏休みの8月より落ちるものの、相変わらず午後の新千歳→茨城便が1番人気で、web割21とweb割7が完売。web割5も残り3日間しかなく、全席完売の日も1日あります。午前の茨城→新千歳便も人気が集中していてweb割21とweb割7がやはり完売となっています。
路線全体で見ると、9月に入っても新千歳便の人気は絶大で、web割21は3便しか残っていません。3割近くの便でweb割1か普通運賃のみとなっています。
那覇便はweb割21が残っている便が38%で神戸便より少なく、普通運賃しか残っていない便も6%と神戸便を上回っていて、僅差で神戸便より良さそうな雰囲気です。
神戸便はweb割7の設定がないため、単純比較はできませんが、web割21が全体の41%の便で残っており、次に安いweb割5まで残っている便が90%を占めています。午後の茨城→神戸便では96%がweb割21かweb割5が残っている状況で、今後運航日直前での需要に期待したいところです。

2012年7月17日火曜日

茨城空港利用促進キャンペーン

7月1日から那覇便の運航がはじまった茨城空港で利用促進キャンペーンが行われています。
キャンペーンは那覇便就航記念キャンペーンと利用促進キャンペーンの2つがあり、那覇便記念は7月1日から9月30日までに那覇便を利用した人に片道1ポイント、往復で2ポイントがつき、2ポイントを1口として抽選で新千歳便のペア往復航空券や茨城県農作物などが当たるというもの。
利用促進キャンペーンは7月1日から来年1月31日までが期間で、茨城空港発着の全便が対象。合計4ポイントを1口として抽選で新千歳便または神戸便のペア往復航空券や上海便のペア往復航空券などが当たります。

また、茨城空港から那覇便を利用すると、ちんすこう6個が無料でもらえたり、レンタカー初日が2633円で利用可能となるサービスも行われています。詳しくは茨城空港のHPにて確認してください。

7月17日に茨城空港を訪れてみましたが、一番はやはり上海便が大盛況です。中国人の利用者が多いですが、日本人もかなり利用しています。
新千歳便も大人気で午前の茨城空港発は平日でも75%以上の搭乗率を記録していて、到着時間は空港内が利用者でにぎわっています。神戸便は午前の便で茨城着が3割、茨城発が4割ほどで休日の実績を考えるとだいたい50%前後の利用がありそうです。那覇便はかなり厳しい搭乗実績となりそうで、到着便は神戸便とほぼ同じくらいでしたが出発便は搭乗開始からわずか5分で乗客が全員乗り込めてしまうほどでした。新千歳や神戸と異なり、観光目的が主だと思われるので休日はもっと利用者がいると思いますが、まだまだ利用者へのPRが必要だと思いました。
そうした中、県もいろいろなキャンペーンを試みているようで、今後はこうした努力が実ることを期待したいです。

2012年7月16日月曜日

春秋航空 茨城空港を国内第2の拠点に?

茨城新聞にて春秋航空定期便就航に関する特集記事が掲載されています。
記事では成田空港がLCCを積極的に受け入れている状況で、茨城空港はまだ航空会社にも利用客にも十分優位性が認知されていないとしています。
春秋航空も2013年には日本の合弁会社を立ち上げて、日本国内線に参入する意向ですが、拠点空港は自衛隊との共用空港である茨城は利便性で劣るとして成田空港を選ぶようです。成田空港を日本の拠点として中国各地へも路線を拡大する予定で、成田空港と競合する茨城空港にとっては残念なニュースです。
ただ、日本国内線が支持を得られて増便するようになれば茨城を第2の拠点空港にしたいともあり、今後春秋航空による茨城国内線の可能性も十分にありえる様子です。
一方、日経新聞ではジェットスターが成田空港の滑走路から離陸するまで1時間もかかり、その影響で初日から欠航が出たことから、混雑する成田空港は折り返し時間をできる限り短くしたいLCCにとっては不便な空港と評しています。茨城空港では離陸までの時間が極めて短いので、着陸料の安さに加えて、こういった格安航空会社にとっての使い勝手のよさも成田空港との差別化には有効なのではないかと思います。

2012年7月10日火曜日

茨城空港 6月の国内線搭乗率

スカイマーク社より6月の搭乗実績が公表されました。
同社全体では相変わらず低迷していて、搭乗率は61.9%となっています。特に、落ち込みが目立つのが羽田空港の幹線路線で、福岡便が前年の93.6%が82.0%、神戸便が87.3%から78.7%に、新千歳便が86.9%から81.7%に、那覇便が90.3%から79.1%にそれぞれ減少しています。西日本の拠点空港である神戸空港も苦戦しており、茨城便を除くすべての便で搭乗率が前年割れとなっています。
ほか成田-神戸23.1%、神戸-熊本29.7%、成田-旭川35.6%、成田-那覇36.8%、那覇-宮古39.3%、成田-福岡40.4%、成田-新千歳42.0%がかなり厳しい状況です。

茨城空港関連では、例年6月は落ち込みが激しい月ですが今年はかなり善戦しました。
神戸便が47.5%と前年の43.3%から増加。神戸空港発着路線では唯一前年を上回る搭乗率を記録しました。搭乗者数は9914人で前年比115.7%増となりました。
新千歳便も好調で、前年45.7%から64.0%と大幅増加。搭乗者は1万3594人で前年比40%増です。
スカイマーク社としてはA380調達のために運賃の値上げが続き、各路線とも苦戦しているようですが、茨城空港は安定的に利用者を確保できている気がします。来月は那覇便が加わり実績がどうなるのか気になりますが、継続して運航をしていけば茨城空港は黒字化できるだけの需要があると思います。

2012年7月9日月曜日

9月の那覇便 料金比較


9月から茨城空港発着の国内線すべての便で片道5800円~の超特価チケットが販売されています。特に7月から就航した那覇便は類を見ない安さが際立っていますが、まだまだ売れ行きがよくありません。実際、格安とされている成田発着のLCCとスカイマークの那覇便を比較してみました(7月8日深夜時点、茨城発着時間と近い便にて比較)。赤数字は1万円以下の運賃。下線は比較最安値運賃です。


9月1日
茨城→那覇:9800円(スカイマーク)
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万1990円(ジェットスター)
成田→那覇:1万1480円(エアアジア)

那覇→茨城:9800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万4990円(ジェットスター)
那覇→成田:1万4680円(エアアジア)

9月2日
茨城→那覇:1万2800円(スカイマーク
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万6990円(ジェットスター)
成田→那覇:1万1480円(エアアジア)

那覇→茨城:9800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万5000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万6990円(ジェットスター)
那覇→成田:1万4680円(エアアジア)

9月3日
茨城→那覇:9800円(スカイマーク
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万4990円(ジェットスター)
成田→那覇:9870円(エアアジア)

那覇→茨城:800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:1万1480円(エアアジア)

9月4日
茨城→那覇:800円(スカイマーク
成田→那覇:9800円(スカイマーク)
成田→那覇:1万4990円(ジェットスター)
成田→那覇:9870円(エアアジア

那覇→茨城:800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:9870円(エアアジア)

9月5日
茨城→那覇:800円(スカイマーク
成田→那覇:9800円(スカイマーク)
成田→那覇:1万1990円(ジェットスター)
成田→那覇:9870円(エアアジア

那覇→茨城:800円(スカイマーク)
那覇→成田:9800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:9870円(エアアジア)

9月6日
茨城→那覇:800円(スカイマーク
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万0990円(ジェットスター)
成田→那覇:8280円(エアアジア

那覇→茨城:800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:9870円(エアアジア)

9月7日
茨城→那覇:9800円(スカイマーク
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万4990円(ジェットスター)
成田→那覇:9870円(エアアジア

那覇→茨城:9800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:8280円(エアアジア)

9月8日
茨城→那覇:9800円(スカイマーク
成田→那覇:1万2000円(スカイマーク)
成田→那覇:1万1990円(ジェットスター)
成田→那覇:9870円(エアアジア

那覇→茨城:9800円(スカイマーク)
那覇→成田:1万2000円(スカイマーク)
那覇→成田:1万0990円(ジェットスター)
那覇→成田:9870円(エアアジア)

検証してみると、月曜日から木曜日までは茨城空港で5800円チケットが発売されており、まだ残っている日が多いためダントツでお得となっています。
また、金土日でも一部でエアアジアより若干高い日があるものの、ほとんどの便で最安運賃となっています。エアアジアと比べて高い日でも、エアアジアは支払い手数料が別途かかるほか、スカイマークでは無料の手荷物や座席指定も有料なため実運賃では茨城空港を利用したほうが安くなる可能性が高いです。関東在住の方で、9月に沖縄へ行かれる方はぜひ5800円から行ける茨城空港を最有力候補で考えてほしいです。

ジンエアー 8月チャーター便

9月に済州島へのチャーター便が企画されているジンエアーですが、8月にも済州島へのツアーが行われるそうです。企画会社は5月にも済州島旅行を主催した読売旅行社で、8月24日から2泊3日の予定です。価格は8万8800円から。
今年に入ってジンエアーのチャーター便はこれで3回目となります。韓国は気軽にいける海外旅行先として人気ですので、好評ならば今後もチャーター便が運航されるかもしれません。

2012年6月29日金曜日

茨城-那覇・新千歳・神戸 5800円チケット復活

スカイマーク社より9月上旬の運航予定が公表されました。
運航時間はこれまでと特に変更ありませんが、びっくりしたのが運賃です。茨城空港発着のすべての便に最安運賃で5800円が復活しました。
詳細を見てみると、茨城-神戸便は平日の最安運賃がweb割21の5800円で金土日は7800円。5日前まで購入可能なweb割5でも平日7800円、金土日が9800円。普通運賃でも平日1万2800円で金土日1万3800円と極めてお買い得です。
8月下旬でも盛況な茨城-新千歳便は競争が激しいwebバーゲンが設定されていて、平日5800円、金土日は9800円となっています。web割7では平日9800円、金土日は1万0800円か1万1800円です。
なんといっても目玉は茨城-那覇便でしょう。web割21で平日5800円、金土日が9800円。web割7で平日9800円、金土日が1万0800円と今までと比較しても超格安です。8月下旬にも大幅に値下げされましたが、9月に入ると一気に半額以下になります。台風シーズンで運航状況には常に注意が必要ですが、それでもこの値段は魅力的です。
那覇便は9月で季節運航が終了してしまいますが、最後は大いに盛り上がりそうな気がします。混雑緩和のためにも那覇便にあわせたバスの増便をぜひ検討してもらいたいものです。

2012年6月28日木曜日

6月の茨城空港

茨城空港に北海道へ行くため1月ぶりに行ってみました。
6月は茨城空港にとってもいろいろ変化があった月でした。

 6月23日から春秋航空が定期便化されました。
いままでと違ってカウンターも立派になってます。

いま茨城空港は那覇空港就航一色です。
あちこちに垂れ幕やポスターが飾られています。


外貨両替機も設置されました。
中国や各種チャーター旅行も安心です。
インフォメーションカウンターの左右に分かれて設置されてます。

 

北海道へは富良野へ行ってみました。
ラベンダーは早咲きが咲き始めています。
7月からがちょうど見ごろですね。

旭川へは新千歳空港から約2時間です。
茨城空港からは約3時間半で行けるようになりました。
話題の旭山動物園へも行けます。

旭川・富良野方面へもパックツアーが販売されていますのでぜひ、利用してみてください。

2012年6月21日木曜日

春秋航空 上海便定期便化

春秋航空が運航している茨城-上海間のプログラムチャーター便が20日に申請が認められ、6月23日より定期便として運航されることになりました。茨城空港の定期便はスカイマークの新千歳、神戸便についで現時点で3路線目です(アシアナ航空のソウル便は無期運休中、スカイマークの中部便は廃止)。
定期便化により運航許可申請の手間が省略でき、長期間のツアーが組みやすくなるそうです。上海便は搭乗率が85%と好調で、旅客便による貨物輸送も開始されており、茨城空港にとって重要な路線となっています。
就航当初より県は定期便化を望んでいただけに、今後の路線維持、新規路線へ期待をこめているようです。

2012年6月19日火曜日

茨城-那覇便値下げ 8月下旬は1万1800円から

スカイマークの8月下旬の運航予定が発表されました。
茨城空港関連では運航時間に変更はありませんが、運賃がお盆商戦となった中旬に比べて大幅に引き下げられました。
茨城-新千歳便は月曜日から木曜日までが最安で9800円~1万2800円、金曜日~日曜日が1万3800円~1万5800円となっています。人気の午前発は1万1800円~、午後着は1万2800円~となっています。羽田空港と比較するとほぼ同価格のようです。
茨城-神戸便は全日全便で最安9800円となっています。こちらも羽田空港と同じ価格です。
注目は茨城-那覇便です。最安で月曜~木曜が1万1800円、金曜~日曜が1万3800円とハッピーサンデーだった7月1日を除けば運航開始以来最も安い価格設定がされています。羽田空港と比較しても格段に安くてお得です。

7月以降相次ぐ値上げが続きましたが、8月下旬の運賃を見る限りではお盆で一区切りがついた感じです。夏休み終盤でまだ需要がある中での大幅な値下げは好印象で、今後需要が減少し始める9月以降に、かつての5800円や7800円のような格安運賃の設定を期待したいところです。

2012年6月17日日曜日

ジンエアー チャーター便

今年5月に茨城空港に飛来した韓国のLCC、ジンエアーのチャーター便が再び9月に来ることになりました。
行き先は済州島で、旅行会社はタビックスジャパンとなっています。9月14日から2泊3日の予定で、値段は7万9800円か8万9800円の2パターンが用意されています。
原発事故以降、なかなかチャーター便の就航が決まらない中で、ジンエアーは今年2度目。アシアナ航空のソウル便が再開されない中で、貴重な韓国方面の旅行企画です。ぜひ、多くの方に利用してもらいたいですね。

2012年6月11日月曜日

茨城空港 5月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より5月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体では搭乗率が61.3%と同月では過去5年間で最悪な状況です。かなり深刻に値上げの影響が出ている気がします。稼ぎ頭の羽田空港も主要路線の新千歳、福岡、神戸で前年割れとなっています。ほかの路線では関西空港就航の影響からか神戸空港の落ち込みがきつく、新千歳便は前年83.7%の搭乗率が45.4%に、72.2%だった那覇便も51.6%に減少しています。新路線も足を引っ張っている印象で、成田-神戸30.6%、那覇-宮古が31.6%、成田-旭川33.0%、成田-那覇34.9%、成田-新千歳45.4%と低迷が続いています。

茨城空港関連では新千歳便が搭乗率54.1%で1万1870人となっていて、1往復で70.5%の搭乗率だった前年比で55.8%増となっています。神戸便は搭乗率が51.3%で1万1251人でした。神戸便も前年が1往復54.5%だったため前年比では88.2%増となりました。国内線全体では前年の1万7925人から2万3121人へと3割増加しています。値上げの影響からか搭乗率が新千歳便、神戸便とも前年を割り込んでしまったのは残念ですが、それでも50~60%で安定してきているのは良い傾向かと思います。9月以降需要が落ち込む時期にはまた7800円席(できれば5800円席)の復活を期待したいところです。

茨城空港 那覇便料金検証

茨城空港からこの夏待望の那覇便が就航します。現時点ではPR不足からか予約状況はあまり芳しくないようです。予約が伸びない要因のひとつに運賃の高さが挙げられるようです。特に競合する成田空港に8月からはスカイマーク、ジェットスター、エアアジアと低価格航空会社3社がそろうこともあり、競争が激しいように感じられます。ということで、今回は茨城空港と成田空港3社の現時点での運賃について検証してみたいと思います。(8月1日から10日までで茨城空港の発着時間と近い便で比較)

茨城空港(茨城12時45分→那覇15時50分、那覇09時30分→茨城12時05分)
那覇着は3日、4日、5日は2万1800円、それ以外の日は1万9800円。
茨城着は6日のみ2万1800円、それ以外の日は1万9800円。

成田空港
スカイマーク(成田14時55分→那覇18時00分、那覇11時30分→14時05分)
那覇着は10日は1万9800円。4~9日は1万4800円か1万5800円。1~3日が1万2800円。
成田着は10日のみ1万5800円、それ以外の日は1万2800円。

ジェットスター(成田14時20分→那覇17時25分、那覇09時50分→12時25分)
那覇着は1日と8日が2万0990円、6日が2万2990円、それ以外の日が2万4990円。
成田着は1日と3日が1万4990円、2日と7~10日が1万6990円、4~6日が1万8990円。

エアアジア(成田15時50分→那覇18時50分、那覇19時20分→21時55分。3日から)
那覇着は5日と7日が1万4680円、10日は2万0480円。それ以外の日が1万7280円。
成田着は3日と4日と6から8日が1万1480円、それ以外の日が1万3080円。


茨城空港那覇便の運賃はほとんどの便が1万9800円で購入可能となっています。
スカイマークの成田便は、LCCとの競争から普通運賃の大幅値下げに伴い、9日までは非常にお買い得な値段となっています。茨城空港との価格差は最大9000円ですが、ほとんどの便で4000円から7000円差となっていて、10日の那覇行きは同額となっています。
ジェットスターの成田便は、人気のためか意外に値段が高いです。那覇行きではすべての便で茨城空港の方が安い状況です。成田行きではさすがにジェットスターの方が安いものの、価格差は810円~4810円とわずか。購入手数料や手荷物手数料、座席指定手数料を入れると茨城空港と比較して安いとはいえないと思います。
エアアジアの成田便は、ジェットスターよりは安いものの、スカイマークと比べると高い印象です。茨城空港と比較しても那覇行きは最大で7120円差があるものの大半は2520円差で10日は茨城空港の方が安いです。成田行きでは6720円から1万0320円差と割安になっていますが、これも諸手数料は別途かかります。
いずれの成田便も駐車料金や空港までのアクセス料金を考えると、特に茨城や栃木からの場合は成田空港が割安とは一概にはいえないと思います。

まとめると、
①スカイマーク成田便。9日までは茨城空港と比べて若干割安になる可能性があります(アクセス料金や駐車代によっては帳消しになる可能性も)。ただし、那覇着時間は茨城空港発が夕方前なのに対し、成田発は夜になってしまいます(もしくは早朝発)。旅行初日から沖縄観光を楽しむにはちょっと厳しい時間です。成田空港までのアクセス時間やターミナル内の移動時間も北関東からでは大きな負担となり、選択肢としてはありえるものの個人的に実用性は疑問です。
②ジェットスター。LCC=格安運賃と期待すると大きな間違いです。諸コストを入れれば価格面では茨城空港の圧勝です。航空会社へ特別な思い入れがあるならば別ですが、すべての面で茨城空港からの利用をおすすめします。
③エアアジア。那覇行きはアクセス料金を考えれば茨城空港の方がお得です。那覇発は比較的割安ですが、時間帯は双方向とも他の便と比べて一番遅く、利用しづらい印象です。特に成田着が22時なので翌日が休みならいいですが、仕事や学校の場合はかなりきついかと思います。またシートもスカイマークと比べて間隔が狭いので、3時間の飛行時間を考えると乗って後悔するより、素直に茨城空港を利用したほうが賢明だと思います。

2012年6月4日月曜日

茨城空港 PR動画

茨城県や茨城県観光物産協会のHPにてテレビ放送されている「旬刊!いばらき」での茨城空港のPR動画が配信されています。
かねてから折々に茨城空港の紹介はされてきましたが、今回は最新版ということで1日6往復になった東京駅高速バスや1日2往復へ増便された新千歳・神戸便の紹介に加え、季節定期便の那覇便も宣伝されています。
茨城空港に興味をもたれている方はぜひ見てほしい内容となっています。

また、お得な沖縄ツアーについては茨城空港のHPにて掲載がされています。名鉄観光や阪急交通社に、新たにスカイパックツアーズも商品を販売開始しました。今後もいろいろな企画が出て、沖縄就航を盛り上げてもらいたいですね。

2012年5月23日水曜日

茨城空港 沖縄ツアー

7月1日より9月30日までの季節定期便として茨城-那覇便が運航されます。今後継続して運航してもらえるかがかかっているのですが、現在の予約状況は非常に厳しいようです。繁忙期ということで他の空港の那覇便は平日でも好調に売れていますが、茨城空港だけは最安運賃の席が土日でも売れ残っています。試験的運航ということなので運賃がスカイマークの羽田や成田に比べて高めということもあるのかもしれませんが宣伝不足が一番大きいような気がします。
茨城空港のHPでも那覇便を利用したツアーがほとんど掲載されていないため、多くの人が敬遠しているかもしれません。早く更新してもらいたいものです。
現在、茨城空港発着で沖縄ツアーを企画している主な旅行商品を掲載してみます。

名鉄観光:スカイマーク格安ツアー・沖縄 3万3千円~
阪急交通社:茨城空港発着スカイマーク利用レンタカー付沖縄(那覇)フリープラン3日間 3万5800円~
H.I.S:スカイマーク茨城発着就航記念ツアー・出発5日前まで受付OKの得々プラン・沖縄スペシャル 4万1800円~

春秋航空 国際貨物取扱開始

春秋航空が22日に旅客機の貨物スペースを利用した国際貨物の取扱を開始しました。
22日の初の貨物便では中国から宅配便用品、5点およそ100キログラムを輸入。当面は需要を見極めるために試験的な運航となる予定で、今後は衣料品や雑貨などを主に取り扱うとのこと。ただ、次回の取扱時期については未定なようです。
県はこのまま継続的な取扱につなげていきたいと期待し、春秋航空も将来的には輸出も検討していくとの話しです。
かつてエアアジアが茨城空港へ就航しない理由として乗り継ぎ需要がない点と貨物取扱ができない点を挙げていました。乗り継ぎについては神戸1日2往復、新千歳1日2往復に、7月から9月までではあるものの那覇1日1往復が加わり充実してきています。貨物取扱も春秋航空との協議で輸入取扱ができるようになりました。この点で単に貨物輸送ができるというだけでなく、新規就航働きかけにもプラス要因になるのではないかと思います。

2012年5月16日水曜日

ネパール国会 東京-カトマンズ路線承認

ネパール国会が新たに創設予定の航空会社BBAirによる東京-カトマンズ間の航空路線開業を承認したようです(日本ネパール協会)。承認案では土曜日と水曜日の深夜23時30分にカトマンズを出発、翌12時00分に日本へ到着する予定。フライト時間は8時間で、すでにBBAir社のネパール側のスタッフや制服が決まっているとのこと。開業予定は10月頃。
注目点はこの東京-カトマンズ路線の東京側の候補空港に茨城空港が挙げられていることです。承認された路線も茨城-カトマンズのようで、実現すれば上海便に続く国際線の就航となります。航空会社では茨城空港-東京駅の500円高速バスや無料駐車場が高い評価を得ているようです。ただ、以前BBAirのHPでは茨城空港を紹介していましたが現在はネパールの空港のみ掲載となっています。また予定就航路線では羽田か成田を希望しているようなので、今回の路線承認が即茨城空港就航となるのかは不明です。エアアジアの前例があるように、承認を得やすい茨城空港を先にキープしておき、本命の成田空港や羽田空港への路線開設の可能性を探っているのかもしれません。早く正式な茨城空港就航の発表がなされるよう期待しています。

2012年5月12日土曜日

スカイマーク7月下旬の運航予定

スカイマークの7月下旬の運航予定が発表されました。
運航時間については変更がありませんが、運賃については一部値段が上げられています。
神戸便は最安運賃が上旬に値上げされた1万0800円のままながら、新千歳便は上旬の9800円から平日が1万1800円、金土日が1万3800円から1万4800円へと値上げとなります。7月から季節運航の那覇便も上旬の1万5800円から1万6800円に変更となっています。
繁忙期ということでかなり強気の価格設定ですが、上旬の茨城空港だけが高い印象から成田や羽田も値段が上がったことで割高感は薄らいでいます。同時間帯の羽田のスカイマーク最安運賃は神戸が9800円、新千歳便が1万2800円、1万6800円とほぼ同価格です。某大手では大阪が1万0170円、新千歳が1万8470円、那覇が2万2170円となっており、茨城空港の価格競争力はまだ十分あると思われます。

2012年5月11日金曜日

茨城空港 国内線4月の搭乗実績

スカイマーク社より4月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全路線の搭乗率が65.8%と、おととしの81.5%、去年の69.4%と比べて非常に苦しい状況となっています。特に新規に就航した路線が低調で、関西-羽田28.7%、那覇-宮古30.7%、成田-旭川34.2%、成田-神戸37.6%、成田-那覇39.0%と需要と供給が明らかに合っていない感じがします。

茨城空港関連では新千歳便の搭乗率が48.7%と去年の57.4%と比べて大きく落ち込んでいます。1日2往復に増便された去年の6月以降では2番目の低さを記録しています。ただ、新千歳便は関西と競合する神戸も今年は大きく減少し48.8%と茨城とほぼ同じになっているほか、茨城と競合関係にある成田も45.3%と不振が続いています。なお、搭乗者の実数では便数が2倍になったことで4681人増の1万0169人と85.3%増えています。予約状況を見るに今年は値上げが影響しているものの、例年は不人気の6月に入ってからかなり好調なようで今後夏に向けて期待ができそうです。
一方、3月に増便された神戸便は時間帯が比較的良いこともあって前年の51.1%から今年は56.6%と伸び、鹿児島便の57.3%に肉薄する数字となりました。増便前の前年と比べて6831人増えて1万1712人と実数も140%増となっています。7月からは最安運賃が1万0800円になるということで予約状況は芳しくありませんが6月までは良い数字が望めそうです。
新千歳、神戸両便を合わせた国内線の実績は2万1881人で前年の1万3722人から大幅増となりました。

2012年5月1日火曜日

那覇便 季節運航決定

スカイマーク社より7月1日から9月30日の期間、茨城-那覇便を1日1往復運航するとの発表がなされました。かねてより茨城県が要望していた路線で、観光需要がもっとも多い期間での運航が実現することになりました。
運航時間は那覇→茨城が9時30分発12時05分着、茨城→那覇が12時45分発15時55分着となっています。運賃は最安値が1万5800円となっており、成田-那覇の5800円や中部・神戸・羽田-那覇の9800円とかなり差があるようです。ただ、他の大手航空会社を見ると静岡-那覇が1万7800円ほどなので見方によっては適当な価格設定ともいえます。時間帯も比較的利用しやすい時間帯なので定期運航となるよう多くの搭乗者の利用を期待したいところです。

スカイマーク7月の運賃発表

スカイマーク社が7月の運航予定を発表しました。
茨城空港関連では新千歳便、神戸便とも運航時間については6月までと変更がありません。
運賃については繁忙期ということで好調な新千歳便は6月の最安値9800円が据え置かれています。神戸便については6月の7800円最安値が7月は1万0800円と大幅に値上げされています。成田-神戸の5800円、鹿児島-神戸の8800円、羽田-神戸の9800円と比べてかなり割高な感じがします。神戸に発着する便では熊本便と並び一番高くなっており、競合交通機関や収益性が加味された値段設定がなされているのかもしれません。

2012年4月10日火曜日

スカイマーク3月の搭乗実績

スカイマークの3月の搭乗実績が発表されました。
茨城空港関連では7日から1日2往復になった神戸便が前月比10.3%増の65.3%で1万2714人。前年比では搭乗率が11%増、利用者数108%増と増便の効果が出ているようです。ただ、神戸空港発着便の中では減便された成田、熊本に次いで低い数字で更なる利用促進が必要です。
新千歳便は前月比1.2%増、1万2468人でした。1日1往復だった前年比では搭乗率で13.8%減、利用者数は88.2%増となっています。同じ2往復運航の成田や中部と比較するとやや低い数字です。
国内線全体では2万5182人となり、神戸・新千歳・中部へ各1往復運航していた前年の1万7366人と比べて7816人、45%の増加となっています。

2012年4月3日火曜日

茨城空港ターミナルビル 2年目も黒字

茨城空港ターミナルビルが23年度も黒字になりました。
23年度の来訪者数は98万人を超え、開港初年度の78万人を上回る盛況ぶり。3年目となる24年度は増便効果で搭乗者数だけで40万人が想定されるだけに来客者数が大台の100万人になる可能性が高いと思われます。25年度には近隣に空の駅も開業予定で茨城県を代表する観光施設に発展する見込みです。

スカイマーク 6月の運航予定

スカイマークの6月のチケットが発売されました。運航時間は5月と変更ありませんが、運賃については新千歳便が4月の7800円、5月の8800円の最安運賃からさらに料金が上がって平日9800円、金曜土曜の一部で1万0800円となっています。日曜日は好評な1万円均一料金が設定されており、平日よりお得な設定となっています。
神戸便は7800円が最も安い運賃で変更ありませんが、日曜日は1万円均一価格となっています。
発売から3日間の販売状況ですが値上げにもかかわらず好調なようで、茨城→新千歳便は午前の便は割引運賃が完売、午後の便も最安運賃が完売、新千歳→茨城便も午後の便は最安運賃が完売、日曜日は全席完売目前です。神戸便も最安運賃は完売か残席わずかとなっています。


運航時間
茨城→新千歳 11時05分→12時30分 18時10分→19時35分
新千歳→茨城 09時05分→10時30分 16時10分→17時35分

茨城→神戸  11時45分→13時05分 16時00分→17時20分
神戸→茨城   09時55分→11時10分 14時10分→15時25分

免税店新設

国際線待合室にて免税店を営業している永山が新たにターミナルビル2階にも免税店を新設するそうです。オープンは早ければ今月中の予定。取り扱い品目は日本の家電製品や韓国の化粧品、韓流スターの商品などで、国内線就航先である札幌や神戸の特産品も現在検討中とのこと。
商業施設が入居している2階には開港日からお土産店の亀印製菓とスカイアリーナ、和食レストランのすぎのやが営業しており、開港2周年を前にカフェのスカイライトカフェが新たにオープンしています。近隣ではコンビニのセイコーマートも今月中に開店予定で、永山が新たに出店することでさらに賑わいが増しそうです。

4日にオープンした韓国Plazaです。韓流スターグッズがズラリ。
ソウル便の復活が待ち遠しいです。ほかに北海道土産もあります。
銀れんカードにも対応、両替もできるらしいですが特に掲示は見当たりませんでした。


今まであった茨城県PRコーナーは移転されて、亀印製菓のとなりの別室へ。


4月中旬にオープン予定のセイコーマート茨城空港前店も完成間近です。

2012年3月28日水曜日

茨城空港 3年目の課題

茨城新聞にて県の空港対策担当者へのインタビュー記事が掲載されています。
3年目に向けての最重要課題は、現在ある路線の利用を促進して需要の底堅さをアピールすること。具体的には、県内ではさまざまなキャンペーンを行ってまずは利用してもらい、リピーターを獲得していき、さらに栃木、群馬で行ってきたPRキャンペーン活動を埼玉も重点的に行っていくようです。利用動向の調査でも利用者の大半が県内ながら、栃木方面の利用者も増加しており、千葉北西部や埼玉東部も多く、今後はこれらデータを活用しての需要掘り起こしが重要になりそうです。
就航先の利用対策は4月から始まるレンタカー割引キャンペーンを軸に展開し、北海道では県内ゴルフツアーで特に冬場の落ち込みをカバー、神戸では日光・鬼怒川などへの人気ツアーが下支えしていく状況とのこと。
チャーター便についても復興航空の台湾便が再開されたので、今後増えていくことが予想され、新年度からはチャーター便の就航支援も行っていくようです。
新規就航対策については「ローコストエアポートオブザイヤー」の受賞が有力なPR材料となっていて、これを機に関心をもっている航空会社が現れているものの、残念ながら現時点で具体的な話しの進展はないようです。

2012年3月26日月曜日

開港3年目に向けて県知事の所感

県知事は開港3年目となる茨城空港について、これまでの状況については、ソウル便を除けば当初想定していた程度の便数になっており、及第点とのこと。
福島の原発事故の影響でアシアナ航空のソウル便が運休を続けていることは大きな影響となっているとも話し、原発事故を払拭して新たに国際的なLCCにどんどん参入してほしいと会見しました。現在もさまざまな路線を国内外で誘致活動しているとのことで、チャーター便についてはよい感触を得られているところがあるので実現に向けてがんばっていくそうです。
国の需要予測の観点から言えばまだまだ路線も便数も不足しているものの、開港前に就航が予想されていた国内4路線のうち2路線(北海道、関西)が実現し、さらにLCCである春秋航空の上海便の増便で3年目の利用者数は40万人突破も夢ではない状況です。いずれの路線も黒字とのことで、茨城空港に需要がないので需要予測に達していないのではなく、需要はあるが必要な路線が開設されていないため予測に達していないといえると思います。当初予定されていた国内4路線のうちまだ開設されていない沖縄、九州便は北海道、関西と比べても遜色のない旅客数を期待できる路線なので、ソウル便の復活と合わせれば需要予測の開港数年後で69万人という数字は十分実現可能な数字かと思います。

茨城空港に1000円レンタカー登場

茨城県は茨城空港の利用客増加を目的に、トヨタレンタリースと共同で1000円で乗れるレンタカーを4月から提供するそうです(最初の24時間の料金)。利用条件は茨城空港到着便を利用した方で、茨城県内の宿泊施設で1泊以上された方2名以上の場合です。なお、1人でお越しの場合は最初の24時間を2000円で利用可能とのこと。くわしくは茨城県のHPにて確認してみてください。

スカイアリーナにて新商品発売

茨城空港内の売店として開港時から営業を続けているスカイアリーナにて新商品が発売されることになりました。地元の小美玉市、鉾田市、行方市の商工会が開発した商品で、各市の特産品を活かしたもの。商品はジャム3種類やアイスクリーム3種類など。4月から順次発売される予定です。

2012年3月19日月曜日

ジンエアーチャーター便就航

アシアナ航空のソウル便の運休が続いていますが、ゴールデンウィークにジンエアーがチャーター便を運航する予定です。
出発日は5月3日で、ツアー先は韓国・済州島。ツアー会社は読売旅行です。茨城空港から韓国への航空機は久々となります。3月、4月の復興航空の台湾に続いてのチャーター便就航で、震災によって激減した需要が少しずつ回復してきている気がします。茨城県もアシアナ航空のソウル便再開、春秋航空の上海便の増便・定期便化、スカイマークへの新規路線開設要請と並んで今年はチャーター便に力を入れるようですので、今後もいろいろなツアーがありそうです。

2012年3月14日水曜日

春秋航空 日本支社設立申請

茨城空港などから上海便を運航している春秋航空が日本支社設立に向けて関連当局へ申請を行っているようです。
外資規制により春秋航空の出資比率は最大33%となるため、日本国内の会社と設立に向けた最終交渉を行っているところ。提携する相手企業は1社で、現時点では明らかではありませんが、航空会社ではないとのことです。
運航は早ければ13年6月で、予定路線は日本国内のほか日中、日韓の国際線も運航する予定です。
まだ資本提携先と交渉中で決裂もありうるだけにどうなるかわかりませんが、設立されれば茨城空港にとっても大きな出来事になりそうです。国内LCCが成田空港へ集約しつつあるなか、茨城県も今までの春秋航空とのパイプを活かして支社を設立した際には、LCC対応空港の茨城空港を優先的に利用してもらえるよう今から準備をしてほしいです。

スカイマーク 2月の搭乗実績

スカイマーク社より2月の搭乗実績が発表されました。
茨城空港では新千歳便が1万1323人で搭乗率は55.6%。前月より搭乗率は5.0%増となりました。前年同月は路線開設月のため86.1%でした。1日1往復運航だったため搭乗者数では本年が32.7%増となっています。
神戸便は5644人で搭乗率は55.0%。前月比5.6%減です。前年比では19.5%増で、10月以降5ヶ月連続の前年越えを達成しています。

2012年3月8日木曜日

茨城空港前にコンビニがオープン予定

簡素な空港であるために、施設面でまだまだ充実度が低いとされる茨城空港ですが、空港から徒歩でも行ける距離に待望のコンビニがオープンする予定です。
場所は茨城空港前交差点で、セイコーマートが出店します。セイコーマートは本拠地・北海道を除く他県ではあまり知名度がないかも知れませんが、茨城県内ではかなりの店舗数を有するチェーン店です。
ひとつ残念な点はATMが設置されない可能性が高い点でしょうか。イオン銀行かセブン銀行が設置できる施設があれば銀れんカードでの預金引き出しができ、中国人旅行者にとってよりよいのですが、セイコーマートでは買い物については銀れんカードで対応できる店舗が少ないながらあるようなのでその点は期待したいところです。
空港内や隣接とした店舗というわけではありませんが、急に必要になったものがすぐ近くで買えるのはやはり便利です。オープンは4月中旬ごろの予定です。

茨城空港 3月のあれこれ

3ヶ月ぶりに茨城空港を訪れてみたので変わっていた点をいくつかご紹介します。
すでにニュースでも取り上げられているように3月7日から神戸便が1日1往復から1日2往復へ増便されました。午前の時間帯が新千歳便と近いため、午前中は見学者や搭乗者がかなり多く見受けられます。上海便の運航日だと中国人観光客でさらに賑やかになりそうです。
一方、アシアナ航空のソウル便はいまだに復活していません。カウンターもさびしく閉鎖されていてかわりにトヨタの車が展示されています。増便でいっそう賑やかになった空港にまた戻ってきてくれる日が待ち遠しいです。


神戸便が1日2往復に増便。使い勝手が格段によくなりました。

自動チェックイン機も5台に増設。並ぶ時間が短縮されます。

アシアナ航空のカウンターは閉鎖中。ハイブリッドカーが展示されてます。

茨城空港 新施設について

3月11日の開港2周年を前に茨城空港に新たな施設が設置されました。
ひとつが2F西側通路の休憩席で、以前はマッサージ椅子がありましたが、カウンターと椅子が用意されていて、晴れた日には筑波山が見えるようになっています。
もうひとつがフードコーナーのカフェ「スカイライトカフェ」です。空港内での飲食はすぎのやによる和食が中心でしたが、カフェのオープンでコーヒーやジュース、軽食がとれるようになり食事の選択の幅が広がりました。メニューには日本語のほか、英語と中国語が記載されていて国際線利用者への配慮がなされています。

カフェはすぎのやの奥。ゲームコーナーがあった場所にあります。


飲み物が中心のメニュー。軽食も用意されています。


新たに設置された休憩スペース。駐車場側にあります。

2012年3月6日火曜日

スカイマーク 5月の運航予定

ゴールデンウィーク後の5月7日から5月31日までの運航予定が発表されました。運航時間は変更なしですが、新千歳便は繁忙期に向けて、最安のWEB割21が8800円とゴールデンウィーク前より1000円値上げとなっています。近隣の羽田と比べると2000円くらい安い値段ですが、成田と比べると逆に3000円高い状況です。神戸便は最安7800円と据え置きになりました。こちらも羽田より2000円安い値段です。
全体として値段があがっている印象で、特に減便された神戸-熊本は9800円と羽田-熊本よりも高い値段がついています。

2012年3月3日土曜日

茨城空港の現状 2月調査結果

茨城県定例議会・代表質問の知事答弁にて茨城空港の利用調査結果が明らかになりました。
調査結果によると、来場者数は開港以来170万人と2年目でも好調を維持しているものの、その約7割がまだ茨城空港から航空機を利用したことがないとのこと。来場して茨城空港の便利さを実感してもらえたならば次はぜひ利用してもらいたいところ。対応策として県は利用者の8割が茨城県民であることから、より広範な首都圏北部の拠点空港として活用してもらえるようスカイマーク社に沖縄便の開設を要請するそうです。
空港でのアンケートは随時行われていて、利用者にはどこの路線を利用するのか、目的地はどこか、就航してほしい路線はどこかといった質問が行われています。就航希望の上位路線は沖縄や福岡が想定されていると思われ、その結果をもとにスカイマーク社への要請を行っているようです。今後はまだ利用したことのない方へもどこに行ける路線があったら利用してもらえるか調査を行ってもらい、結果を公表してもらいたいです。

4月の復興航空チャーター便

3月に続き復興航空によるチャーター便が4月も運航される予定です。
今回のツアー会社は近畿日本ツーリストで4月27日に茨城空港を出発するようです。料金はサーチャージ別で8万9800円からとなっています。詳しくは茨城空港のHPでご確認ください。
台湾へのチャーター便が単発で終わりではなく継続して行われることで、茨城空港の国際線需要が回復していることが少しでも証明されればと思います。

2012年2月28日火曜日

春秋航空 3月から増便

スカイマーク神戸便が3月7日から1日2往復に増便される茨城空港で、春秋航空の上海便も3月25日から現在の週5往復から6往復に増便されることが決まりました。運航日は水曜日以外となっています。これで茨城空港の定期的路線はアシアナ航空のソウル便は運休が続いているものの、スカイマークの新千歳便が1日2往復、神戸便も1日2往復、春秋航空の上海便が週6往復になり、利便性が向上してきています。
また、春秋航空は日本の国内線への参入も申請していると報じられています。具体的なスケジュールや概要は不明ながら早ければ来年6月にも運航を開始する予定とのこと。上海からの乗客をスムーズに移動させるためにも茨城空港での路線開設に期待したいところです。

2012年2月24日金曜日

スカイマーク ゴールデンウィークの運航予定

スカイマークのゴールデンウィークの運航予定が発表されました。
3月25日より午前の便が30分早く運航される新千歳便は4月27日から再び元の時間へ変更となり、茨城空港10時30分着・11時05分発(新千歳には12時30分着)になります。
運賃は神戸便が期間中最安値が9800円で固定されるのに対し、新千歳便は1万1800円から1万5800円と便ごとに細かく設定されています。価格は羽田と比べると同じか、若干割高となっており、低価格で優遇が続く成田とは格段に差がついているため、東京駅への500円高速バスが増発運行されても首都圏からの需要は見込めそうにありません。

春秋航空 4月のチケット未発売の謎

茨城空港から上海へ定期チャーター便を運航している春秋航空が3月25日以降のチケットをいまだに発売していません。
春秋航空のチケットは就航当初は防衛省からの横槍もあって1ヶ月単位での申請が必要でしたが、その後緩和されて数ヶ月単位での運航申請ができるようになっていました。3月25日以降の運航申請もすでに出されているはずなので、1ヶ月前を目前にしてもチケットが発売されないのは疑問です。春秋航空が就航している他の空港では4月分のチケットが発売されていることもあり、茨城空港だけなぜ発売できていないのか謎です。
なお、H.I.S.水戸営業所のブログでは4月からの茨城-上海便の航空券取り扱い再開が発表されており、4月からは水曜日を除く週6便の運航になると書かれています。特に新聞記事などで報道されていないので真偽は不明ですが、公式HPでのチケット未発売の件もあり、興味深い内容だと思います。

復興航空チャーター便

3月に茨城空港から久々のチャーター便が運航される予定があります。
運航会社は開港日以来これまでも春秋航空の定期チャーター便を除くと最多の運航実績を誇る台湾の復興航空です。
ツアー出発日は3月17日と25日が予定されており、ともに3泊4日で計画がされています。取り扱い旅行会社はHIS、タビックスジャパン、読売旅行となっています。詳しくは茨城空港HPのツアー情報を見てください。