2021年8月31日火曜日

茨城空港 7月の搭乗実績

東京航空局が2021年7月の利用概況を発表しました。
茨城空港は7月も航空需要減少の影響から一部国内線の運休が続きました。後半からは第5波の影響も受け、繁忙期ながら利用者数は1万8653人にとどまりました。前年の1万9876人を6.2%下回り、開港以来2番目に少ない利用者数となっています。

8月は新型肺炎の感染者がこれまでにないペースで増加。県独自の緊急事態宣言、さらには非常事態宣言が発令される事態にまで深刻化してきています。これまで以上に外出の自粛が求めらる状況で航空需要は今後も相当期間回復が見込めないと予想されます。

2021年8月24日火曜日

茨城空港 9月の運航予定

スカイマーク社が9月の運航予定を発表しました。
茨城空港では新千歳便が茨城発8時35分のSKY791便および新千歳発17時00分のSKY794便を毎日運航するほか、茨城発18時00分のSKY795便、新千歳発8時55分のSKY790便も22日から28日に運航されます。
神戸便では茨城発7時35分のSKY183便と神戸発18時50分のSKY186便が毎日運航され、茨城発19時05分のSKY187便が22日から26日に、神戸発8時10分のSKY182便が23日から27日に運航予定です。
福岡便は期間中ほぼ運休となりますが、福岡発18時50分のSKY836便が22日から26日、茨城発10時00分のSKY831便が23日から27日のみ運航されます。
同じく那覇便も期間中は運休となりますが、茨城発11時00分のSKY531便は1日と2日、22日から27日に、那覇発14時20分のSKY532便は1日と22日から27日に運航される予定です。

依然として新型肺炎は全国的に感染拡大しており、県をまたぐ移動は極力避けるよう呼びかけられています。今後の感染状況によっては外出規制が更に強化され、運航予定が変わるおそれがあります。

2021年8月17日火曜日

茨城県 非常事態宣言 国の緊急事態宣言も

茨城県は8月16日に茨城県非常事態宣言を出しました。
今まで出されていた県独自の緊急事態宣言から更に厳しい制約が求められています。
・外食は控えて、テイクアウトにしてください。
・買い物は最少人数で、混雑時は入店しないでください。
・重症化しやすいワクチン未接種の40~50代は外出自粛を。
・すべての商業施設で入場制限を。
・県の施設はすべて閉鎖されます。
・部活動は禁止、授業はリモートで行ないます。

崩壊寸前の医療体制についても医療機関の協力を得て、最大限の陽性者受け入れを目指しています。
・受入病床を591床から727床まで拡充予定。
・更に受入をしていない48病院にも受入を要請中。
・宿泊療養施設を450室から1020室へ拡大予定。

自宅療養者を一人でも減らすため、県、医師会、医療機関が努力を続けていますが、8月16日時点で1523人が自宅療養中となっています。

また、従前から茨城県が政府に要請していた緊急事態宣言については、17日に分科会で了承されました。現在のまん延防止等重点措置から20日以降は緊急事態宣言に切り替わることになります。
茨城県はすでに独自の緊急事態宣言、さらに非常事態宣言と国に先んじて対策を講じています。県の要請に応じず、分科会への諮問を怠っていた政府の新型肺炎対策に対する後ろ向きな姿勢が相対的に顕著になっています。
県としては現状できうる最大限の努力を行なっており、更なる感染拡大は医療崩壊に直結します。県内では極力外出を控え、買い物は必要最低限、最少回数、最少人数で行なうようにお願いします。

命を救うため、県民が一丸となった行動抑制を。
(新型コロナウイルス感染症に係る茨城県知事記者会見 イバキラTV)

2021年8月11日水曜日

8月23日以降の運休情報

変異株により感染者が急増している新型肺炎の影響を受けて、スカイマーク社は23日から一部便を運休させる措置をとると発表しました。
茨城空港では那覇便が8月23日から運休となるほか、新千歳便は茨城18時00分のSKY795便と茨城10時20分着のSKY790便の運航を24日から見合わせます。
神戸便は茨城19時05分発のSKY187便が24日と27日のみ運航、茨城09時20分着のSKY182便も25日と28日のみの運航へ変更されています。それ以外の新千歳便と神戸便、福岡便は通常通り運航予定です。

感染状況は日に日に悪化しており、茨城県でも確保病床の使用率がすでに6割を超えています。今後は入院することが困難になることも予想されます。
就航先では緊急事態宣言が出ている沖縄県の医療体制が深刻です。23日から那覇便は運休となりますが、当面は沖縄県への移動は控えたほうが無難です。

2021年8月4日水曜日

茨城空港 6月の搭乗実績

茨城空港2021年6月の搭乗実績です。

2020年6月はスカイマークの運航が再開されたものの、6月としては開港以来最少の利用者数となっていましたが、今年も新型肺炎の感染が収まる気配がなく、前年比39.5%増の8653人と過去2番目に少ない利用者数にとどまりました。7月からは感染者が茨城県で爆発的に増加しています。今後の運航情報についてよくご確認のうえ慎重な利用をお願いします。

8月3日に茨城県独自の判断指標が最も危機的状況にあるStage4に引き上げられました。8月6日からは茨城県全域を対象に県独自の緊急事態宣言が発令されます。また、政府に対しても国の緊急事態宣言の対象に加えるよう要請が出されています。
茨城県からは以下のような要請が出されています。
・不要不急の外出は自粛してください。
・県境をまたぐ移動は控えるようにしてください。
・今年の茨城県への帰省は見合わせるようにお願いします。
・夏休み中は茨城県へ遊びに来ないようにしてください。
・県の施設は一部の感染リスクが小さい施設を除き閉鎖されます。
・混雑が予想される海水浴場の閉鎖が要請されています。
・全ての飲食店が午後8時から営業自粛対象となります。

新型コロナウイルス感染症に係る茨城県知事記者会見(いばキラTV)


詳しくは茨城県のHPをご覧ください。

スカイマーク 地方路線縮小しない方針

共同通信の洞社長へのインタビューによると羽田以外の地方路線についてもワクチン接種が進めば需要回復が見込めるとして、現在ある24の路線は縮小しない方針とのこと。
茨城空港でも新千歳便、神戸便、福岡便、那覇便を運航しているスカイマーク。今月には40億円の資本増強を行い、経営の建て直しを図る予定ですが、昨年は163億円の赤字を計上しています。航空需要の回復が遅れれば再度資金不足に陥る可能性もあります。