2015年2月26日木曜日

スカイマーク 茨城空港路線は存続の意向

共同通信などによるとスカイマーク社が茨城空港を発着する路線について存続させる方針であると報じました。
茨城新聞では茨城空港についてLCC対応とすることで運航にかかる費用が少なく事業費は賄えている点と、国内線をスカイマークが独占している点から撤退しない姿勢であるとしています。
現在減便して運航している福岡便は時間帯の良い便を残したことで搭乗率は7割を超えている模様。茨城県が利用促進策をいち早く打ち出したことも影響しているかもしれません。
県は3月にも選定される予定の支援会社の判断がどうなるかわからないことから路線を維持してもらえるよう、今後も利用促進に力を入れていくようです。

2015年2月18日水曜日

春秋航空 茨城線は週8往復を維持

日本での業務を拡大させている春秋航空の夏ダイヤがほぼ確定しました。認可中ではあるものの茨城-上海便は水曜日以外で運航。金曜日と日曜日のみ2往復運航の現状維持となっています。予約受付当初は週6往復のみでしたが、現時点では夜便も受け付けており週8往復の運航となりそうです。
ほかでは日本の拠点空港となっている関西空港から成都や西安など4都市に新たに就航。旭川空港からも上海便を飛ばす予定で日本重視の姿勢は変わらないようです。

一方、子会社の春秋航空日本は高松便を1日1往復から週4往復へ減便します。年末年始の搭乗実績も振るわず、成田空港での展開はジェットスター同様あまりうまくいっていないようです。

茨城空港アンケート実施

茨城空港の利用などに関するアンケートが実施されています。期間は2月16日から3月8日まで。アンケートに答えると、ほしいもなど茨城県の特産品が抽選で20名に当たります。
茨城空港はスカイマーク社の破たんにともなって危機的状況にありますが、少しでも存続・発展につながるよう興味のある方はご協力をお願いします。

2015年2月13日金曜日

スカイマーク会長 茨城空港からの撤退を示唆?

NHKの取材に対し、スカイマーク社の井手会長は経営破たんに陥った原因を過大な投資にあったと話しています。
また、国内線をスカイマークに全て依存している茨城県にとって同社が重要であることを認識しつつも、経営体力回復のためには運休や廃止しなければいけない地方路線が出てくるとも言及しています。

何もなければここで言う地方路線が宮古や石垣、仙台や米子あたりを指し、場合によっては3月から減便となる中部も視野に入れているのではないかと考えられたのですが、記事では明確に茨城空港を名指ししており、現実的に茨城空港からの撤退も視野に入れているのではないかと思われます。
果たしてどこまでスカイマーク社が重要性を理解してくれているのか、単に一時的な減便で済むのか続報が気になる報道となっています。

2015年2月11日水曜日

茨城空港 1月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が1月の搭乗実績を公表しました。
経営不安と新運賃制度の影響が今月も響いていて、全路線の搭乗率は55.1%と12月に引き続いて6割を大きく下回る状況となっています。搭乗者数は46万人で実に11年6月の水準。提供座席が当時から35%も増えている中でのこの数字は経営戦略の間違いを示しているといえます。羽田路線でも7割を超えられず、仙台空港などで特に苦戦が目立ちました。

茨城空港も1月は大変厳しい数字となりました。福岡便は搭乗者数が9087人と4ヶ月ぶりに1万人の大台割れを記録。就航以来単月として最低の実績で、再び仙台空港を下回りました。
先月はなんとか踏ん張った印象の神戸便も1万0784人と振るわず。搭乗者数は前年同月から4.4%減、搭乗率49.1%は昨年3月以降維持してきた50%台を下回る低さです。
新千歳便は悪天候の影響で欠航が多く出たことで、搭乗率は46.8%と前年から5%改善したものの、搭乗者数は9274人とわずか1.0%の増加にとどまりました。去年7月の減便の影響もあって7月以降は大きく前年を超えていた搭乗者数でしたが、1月は回復が足踏み状態となっています。2月は茨城発が夜のみの1便となることもあり、今年度で一番厳しい数字となりそうな気がします。

2015年2月8日日曜日

石岡小美玉インターへのアクセス道整備

茨城県知事の定例会見でスカイマーク社の再生法適用に関する茨城空港の話題が出ています。
県としてはこれまでの利用促進策をより強化していく方針を打ち出し、6億円を超える規模の支援を行うようです。
内容としては空港内施設の利用券や搭乗者への金券配布などといった従来あった施策の規模を大きくしたものになるかと思います。あくまで利用者向けの販促で、会社そのものを直接支援するわけではありません。

一方で、注目されるのは従来から言われていた石岡小美玉スマートインターチェンジからのアクセス道路についてです。開設目的として茨城空港へのアクセス分散をうたっていた同インターですが、直結する道路がないために結局はいままでの千代田石岡もしくは岩間インターを使う利用者が多かったというのが実情です。
今回の会見でこのアクセス道路の設定が詰めの段階に入っていることが発表されました。もし直線ルートでの道路が新設されれば、水戸・ひたちなか・宇都宮方面と結ばれている北関東道の茨城空港北インターと並んで、同インターが東京・柏・つくば・日立・いわき方面の主要な連絡先となりそうです。
現在は東京方面の500円高速バスは石岡市内を通る千代田石岡インターで連絡していますが、これもいかに早く走らせるかを検討するうえで、変更となる可能性があります。

茨城空港15年2月の様子 ハルビンチャーター便

茨城空港に中国南方航空のチャーター便がやってきています。日曜日にハルビンから2月に4回、3月に4回の計8回の予定です。
久々に茨城空港へ行ってみましたが、第1駐車場は満車。第2駐車場も混んでおり、臨時駐車場が開設されていました。

中国南方航空の機体。あと6回茨城空港へくる予定です。

搭乗カウンターは春秋航空のカウンターを借りています。

なので国際線カウンターは中国人観光客で大混雑。

春秋航空も搭乗手続き中だったことで国際線カウンターは大変な様子でした。お昼時で2Fのすぎのやも混んでいました。国内線は3月28日まで減便措置がとられていて発着本数が少々さみしいのですが、それでも搭乗客は結構います。(現在、お昼の神戸便・上海便出発後は夕方まで航空機が見られません)。
国際線は相変わらず中国人観光客が大勢いました。日本へ来たいという中華圏の方々は非常に多いので、ぜひとも台湾・中国での路線誘致を積極的に働きかけてもらいたいです。