2020年3月27日金曜日

TMライナー 4月から増便

関東鉄道などが運行する水戸市とつくば市を結ぶ高速バス「TMライナー」が4月から増便されることになりました。現行の16便から20便に増えます。
茨城新聞によると昨秋から実証実験により大幅に増便されたTMライナーが通勤や通学の需要増を受けての措置とのこと。4月から県が職員の高速道路利用補助金を一部中止することでより一層公共交通の需要が見込めるとの判断もあるようです。
茨城県では散在する都市間の公共交通網が整備されておらず、特に県内第一の都市である水戸市と県内第二の都市のつくば市の行き来の困難解消が課題でした。発展を続けるつくば市との交流が増えることで県北部の活性化や、県外、国外の観光周遊が期待されます。

茨城空港 4月1日から国内全路線1日1往復へ減便

新型肺炎が世界で爆発的な感染を見せている中、国内でも感染拡大が徐々に明らかになりつつあります。
こうした環境でスカイマークが茨城空港の神戸便と新千歳便の減便を発表しています。
3月29日から4月12日まで、新千歳便の8時35分茨城空港発と8時55分新千歳空港発の2便が運休となります。
同じく3月29日から4月12日まで、神戸便の7時25分茨城空港発と8時10分神戸空港発の2便が、加えて4月1日から4月11日までは19時35分茨城空港発と18時50分神戸空港発の2便も運休となります。
現在神戸便は昼時間の便のみ運休でしたが、4月1日からは昼間の13時35分茨城空港発と11時45分神戸空港発のみ運航されることになります。
今回の措置で4月1日から11日までの期間は新千歳、神戸、福岡、那覇と茨城空港の国内線全路線が1日1往復へ減便されます。利用予定の方はご注意ください。

3月28日まで運休が決まっている中国路線(上海、西安、長春、福州、南京)は公式発表がまだありませんが春秋航空では予約を取り止めているので運航再開は見通せない状況です。
茨城空港では台北便も含めて国際線は全便運休が続いています。(中部空港のような大空港でも4月からは国際線が0になる異例な状況です)。

※情報が新たに出ました。春秋航空が運航する上海便と西安便は4月末まで運休が決定しました。青島航空の運航する長春便、福州便、南京便は当面運休します。

2020年3月25日水曜日

茨城空港 国外向け新愛称を5月に決定

日本経済新聞の報道によると、茨城空港の新愛称について国外向けの愛称のみ変更とする方向であることがわかりました。
国内では東京圏ではない茨城空港に東京の名称を付けるのは無理があると以前から指摘を受けていましたが、すでに定着している茨城空港の愛称が残ることでこうした批判を受けることはなくなりそうです。
一方で国外向けの愛称には航空会社や旅行会社の意向を受けて、東京という名称が盛り込まれる予定。海外では1時間半程度の距離にある空港であれば近隣の大都市の名称が使われることもあることからこちらも支持を受けられる愛称となりそうです。
4月に意見を公募し、5月の有識者会議で正式な愛称が決められる予定です。

2020年3月18日水曜日

タイガーエア台湾 4月末まで運休

新型肺炎の感染拡大が止まらない日本に対し、台湾が感染症危険情報を渡航中止勧告に引き上げると発表しました(時事通信の記事)。日本人観光客へのビザ免除も停止されます。
この決定を受けて、茨城空港にも就航しているタイガーエア台湾は一部路線を除いて日本路線の運休を決定。期間は4月末まで。タイガーエア台湾の運休で茨城空港の国際線は全路線で運休することになりました。

台湾は蔡英文総統の指揮の下、徹底したウイルス対策を実施。中国に近い地理的経済的関係にありながら感染拡大を防いでいます。今回の決定もいまだに感染の全容がわからない日本からの感染を防ぐ意味で重要です。願わくば早期に感染が収まり、5月からは通常運航に戻れればと思います(現在公式サイトでは5月以降の予約を受付中です)。

亀じるし特別謝恩企画

亀じるし茨城空港店にて3月18日から3月末まで特別謝恩企画が実施されています。期間中は店内全品10%引きとなります。
水戸で人気のウメを使った各種お菓子や茨城空港どら焼きなど、茨城のお土産を買うなら亀じるしがおすすめです。

神戸便・新千歳便 追加減便

新型肺炎の感染者が茨城県でも現れました。イタリアへの出張の際に感染したと思われますが、国内でも北海道や愛知県などを中心に感染に歯止めがかかっていません。
感染が拡大し続ける中、スカイマークが追加の減便を発表しています。今回も茨城空港では神戸便と新千歳便が減便の対象となっています。

神戸便は3月23日から26日と28日で昼発着の便が運休となります。新千歳便は3月24日と26日は朝の発着便、3月25日と28日は夜の発着便が運休します。運休対象となる便が日によって変わるので注意が必要です。

現在、スカイマークでは搭乗率が5割を切る便も出ており、厳しい状況となっています。今後も感染予防のため外出自粛が続く可能性があり、更なる追加減便があるかもしれません。交通機関を利用される方は気をつけてください。

2020年3月11日水曜日

スカイマーク 新型肺炎の影響

スカイマークの佐山会長がNHKの取材に応じ、新型肺炎の影響について語りました。
2月に入ってからの搭乗率は「50%台を下回る日も出ている」とのことで、「この状況が1年余り続けば、会社として新たな借り入れが必要になる」ようです。
すでに茨城空港でも新千歳便と神戸便の減便が発表されていますが、感染状況の先行きは見通せません。円高と原油安は経営のとって追い風でしょうが、国内の感染が収束に向かわなければ利用者は減少は続き、運輸業でも資金繰りが苦しくなりそうです。

2020年3月9日月曜日

3月13日~18日 新千歳便・神戸便減便

新型肺炎の国内での感染拡大を受け、航空需要が急減している影響から、スカイマークでも一部の路線で減便を実施することが発表されました。
減便されるのは3月13日から19日の期間で、茨城空港では13日から18日に新千歳便と神戸便が減便されることになります。

新千歳便は茨城空港9時35分出発の便と10時30分到着の2便が、神戸便は茨城空港13時25分出発の便と12時45分到着の便の2便が運休となります。
当該便を予約されていた方には前後の便やスカイマークの他の便に無手数料で振替が可能で、全額返金にも応じるとのことです。

茨城空港ではすでに中国発着便が全便運休となっていましたが、国内線でも影響が出てきました。茨城空港の国内線は新千歳便2往復、神戸便3往復が期間中新千歳便1往復、神戸便2往復となります。1往復のみ運航している福岡便と那覇便はいままで通りの運航予定です。今回の減便対象路線では特に朝出発の新千歳便での影響が大きそうです。ただ、北海道は国内でも多くの感染者が出ている地域なので、他の地域より予約が少なくなっている可能性があります。今後も需要によって更なる減便もありえるので航空機を利用される方は最新の情報に注意してください。