2013年12月20日金曜日

茨城空港発 ツアー情報

新たに米子空港への路線が開設されたことにより従来の北海道・関西・沖縄へのツアーに加えて山陰地方のツアー募集も始まっています。
また、2月からはミャンマー国際航空のチャーター便の運航もあり、春秋航空に加えて国際線のツアーも予定が組まれています。主なおすすめツアーをご紹介。

国内旅行では茨城空港を利用したツアー実績第1位のタビックスジャパンが趣向を凝らしたツアーを展開しています。
新千歳便利用では2月6日と10日出発「茨城空港から行くさっぽろ雪まつり」 冬の北海道最大のイベントである札幌の雪まつりを見られるツアーです。雪まつり以外にも旭川の冬祭りや旭山動物園も行程に入っていて充実の内容となっています。人気のため2月6日の催行が決定し、2月10日の募集が追加されたようです。
神戸便利用では以前から継続して募集されている定番「スカイマークで行く『茨城-神戸』さわやか瀬戸内11風景」 神戸異人館やポートタワー、瀬戸内海の小豆島に金比羅宮を巡るツアーで、2014年は1月16日から出発開始。1月26日、2月13日・23日、3月16日・27日と定番ツアーらしく数多くの出発日が設定されています。
米子便利用では「平成大遷宮を迎えた出雲大社と足立美術館・鳥取砂丘」 松江、出雲大社、三朝温泉、足立美術館に鳥取砂丘も見られ、料理もかにづくしの豪華ツアー。料金は6万円からとお値打ち。2月20日と3月6日の出発が企画されています。
那覇便利用では「茨城空港から行くデラックス沖縄」 美ら海水族館や首里城、琉球村など主な観光地の料金すべて込みのお得なプラン。厳しい寒さの関東から抜け出して春うららの沖縄で過ごす贅沢なツアーです。2月9日と春休みの3月26日・30日が予定されています。
また、珍しいのが神戸空港での乗り継ぎを利用した長崎でのツアー「ハウステンボス『光の王国』ときらめき長崎 世界新三大夜景」 ハウステンボスの入場券とバス乗り放題込みで長崎平和公園や大浦天主堂、グラバー園なども回るツアー。乗り継ぎのため時間はかかりますが、その分神戸空港でもお土産を買えます。神戸空港乗り継ぎ利用の機会はあまり多くはないと思うので貴重なツアーです。

海外旅行ではミャンマーが話題ですが、格安14万5千円(ビザ代行・空港諸税別途)から行けるツアーがあります。旅工房の「生きる信仰と微笑みに出逢う旅」でマンダレー・ヤンゴンのフリープラン。東京駅、石岡駅、水戸駅、つくば駅から無料送迎。朝食3回付でマンダレーとヤンゴンの間は国内線でスムーズな移動が行えるツアー。とにかく安く気ままにミャンマーを楽しみたい方にはおすすめです。
また春秋航空の上海便利用では近畿日本ツーリスト水戸支社にて上海蟹食べ放題付きの2つのプランが用意されています。

米子便就航日の様子

12月20日より神戸空港経由にて米子便が就航しました。
運航スケジュールは米子空港発:09時15分→茨城空港着:11時45分 茨城空港発:17時35分→米子空港着:20時15分となっています。

 入口正面には米子便就航と鳥取フェア開催の垂れ幕

あちらこちらに米子宣伝のポスターが貼られています

鳥取フェアは就航3日間行われています

米子空港からの第1便 あいにくの天候でした

就航記念セレモニーも行われました

2013年12月11日水曜日

茨城空港 11月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より11月の搭乗実績が公表されました。
全路線の搭乗者数は先月に引き続き前年割れとなっています。特に振るわないのが新規就航した石垣便で成田空港、神戸空港で搭乗率2割ギリギリとなっています。 新千歳空港も搭乗者数が減少。基幹の羽田空港や神戸空港も一部路線を除いて苦戦しています。
 
茨城空港関連では新千歳便が1日2往復に戻ったものの、夏場の減便が影響しているのか、客足が遠のいたままで搭乗率は45.3%の9545人と1万人割れ。前年比で13.6%も減少しています。これから冬場はより一層利用者が減ると思われ、正直厳しい状況です。
一方、好調だったのが神戸便。安定した運航ですっかり定着した様子。日光や会津磐梯山を絡めた紅葉シーズンのツアーが好評で、那覇経由便も合わせて新たな利用者が増えてきています。搭乗率は69.1%、搭乗者数は1万4668人と単月実績で過去3番目、11月では前年比6.4%増で過去最高となりました。12月は帰省需要が見込める上に米子便新規就航があり、ますます同路線への期待が高まっています。

クリスマス&鳥取フェア開催

茨城空港では12月7日からクリスマス企画が始まります。
空港ビルの飾り付けから始まり、12日からは初の試みとなるイルミネーションも行なわれるそうです。14日からはテナントで500円以上お買い上げの方を対象としたプレゼント企画もあります。
そして待望の新路線・米子便就航を記念して20日から22日には鳥取フェアも開催されます。茨城県ではなかなか見る機会のない鳥取県のイベントだけに良いアピールの場となればと思います。

2013年11月30日土曜日

ミャンマーツアー

2月に行われるミャンマー国際航空のチャーター便ツアーの内容が明らかになりました。
一般向けとしてはJTBが主催する2種類のツアーがあり、ビジネス向けのツアーも近畿日本ツーリストが行うことになりました。料金はフリープランが19万8000円。満喫プランが22万8000円。ビジネス向けは23万8000円。各種料金は別となっています。
一般向けの詳細はJTBのホームページをご覧下さい。

茨城空港 3月30日からの運航スケジュール

スカイマーク社より3月30日から5月31日までの割引運賃が発表されました。(ゴールデンウィークを除く)
今回の運賃は新千歳便が月曜~木曜までと金曜・土曜・日曜がそれぞれ分かれて設定されています。それ以外は全日同運賃となります。今回もバーゲンが設定されていますが、今までと比べると料金が上がっていてインパクトに欠けます。

(国内線 スカイマーク)
新千歳便バーゲン60:7800円、運賃:1万1900円~2万1900円)
茨城空港 →新千歳空港
11時15分→12時40分
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時10分→10時35分
15時55分→17時20分

神戸便バーゲン60:6800円、運賃:8900円~1万3900円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便バーゲン60:8800円、運賃:1万4900円~2万4900円)
茨城空港 →那覇空港
12時10分→16時15分
那覇空港 →茨城空港
12時40分→16時30分

米子便バーゲン60:7800円、運賃:9900円〜1万4900円)
茨城空港 →米子空港
17時10分→19時50分
米子空港 →茨城空港
09時00分→11時30分

(国際線 春秋航空:3月下旬以降の運航は未定です。)
上海便特典運賃:5000円、運賃:2万3000円~ 別途燃油・空港料)
茨城空港 →浦東空港
13時20分→15時40分
浦東空港 →茨城空港
08時40分→12時20分

2013年11月10日日曜日

茨城空港 10月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より10月の搭乗実績が公表されました。
全路線では4ヶ月連続前年越えだった搭乗者数が5%減と大きく落ち込みました。基幹の羽田空港が那覇便を除いて苦戦。神戸空港も競合の厳しい那覇や鹿児島で搭乗率が4割ほどとなっています。
特に不振が目立ったのが石垣空港と成田空港で搭乗率2割台の路線が出ています。正直、この2空港は早急に見直しが必要だと思われます。

茨城空港関連では新千歳便が26日まで1日1往復に減便されていたことから前年比52.6%減の6503人(51.7%)と大きく利用者が減少しました。26日まで運航された那覇便も天候の影響からか3774人(45.4%)と搭乗率5割に届かず。神戸便も前年比15.8%減と他の路線と比べればまだ減少幅は少なかったものの1万0806人(50.0%)にとどまりました。

11月からは那覇便が神戸経由となり、新千歳便が1日2往復に戻りますが、どの程度利用者を取り戻せるのか気になります。

2013年11月6日水曜日

茨城空港 1月6日からの運航スケジュール

スカイマーク社より1月6日から1月31日までの運賃が発表されました。
今回の運賃は月曜~木曜までと金曜・土曜・日曜がそれぞれ分かれて設定されています。また3月29日までバーゲンが復活。通常の2ヶ月前からの発売ではなく一斉発売のため、すでに3月29日まで予約可能となっています。バーゲンのため予約変更はできませんし、キャンセルする場合は手数料が必要ですが那覇や新千歳が5800円、神戸と米子が4800円と非常に安価な設定となっています。

(国内線 スカイマーク)
新千歳便バーゲン:5800円、運賃:1万1900円~1万8900円)
茨城空港 →新千歳空港
11時10分→12時35分
16時40分→18時05分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
14時35分→16時00分

神戸便バーゲン:4800円、運賃:9900円~1万2900円)
茨城空港 →神戸空港
12時20分→13時45分
17時35分→19時00分
神戸空港 →茨城空港
10時30分→11時45分
15時50分→17時00分

那覇便バーゲン:5800円、運賃:1万7900円~2万3900円)
茨城空港 →那覇空港
12時20分→16時40分
那覇空港 →茨城空港
13時30分→17時00分

米子便バーゲン4800円、運賃:9800円)
茨城空港 →米子空港
17時35分→20時15分
米子空港 →茨城空港
09時15分→11時45分

(国際線 春秋航空)
上海便特典運賃:5000円、運賃:2万3000円~ 別途燃油・空港料)
茨城空港 →浦東空港
13時20分→15時40分
浦東空港 →茨城空港
08時40分→12時20分

2013年10月30日水曜日

ミャンマー便 2月7日に第1便

茨城新聞によると難航していたミャンマー国際航空のチャーター便第1便の運航期日が来年2月7日に決まったとのこと。
当初予定していた12月より遅れる上、運航も週3往復の定期チャーター便から4日おきの5回限定に減る模様。
運航スケジュールでは2月7日の午前中に茨城空港を発ち、途中マカオで給油して、マンダレー空港へ。帰りはヤンゴン空港から茨城空港へ直行するそうです。

一応、計画はまとまったものの当初の定期チャーター便からはずいぶんとトーンダウンした内容になりました。今後の継続運航も厳しい印象で、ビジネス需要が見込めないため、今回のチャーター便が成功するかも判りません。
ただ計画通り運航することで、成田空港へ乗り入れができない航空会社へ新たな選択肢として、着実な実績となることは有意義です。

2013年10月18日金曜日

茨城空港 12月20日からの運航スケジュール

スカイマーク社より12月20日から1月5日までの運賃が発表されました。
今回の運賃は年末年始の特別運賃が通常日と分かれて設定されています。
新千歳便も那覇便でWeb割21が設定され、通常日の1万円が最安価格となっています。神戸便はフリー14が全日で設定されていますが、運賃は日によって微妙に変わります。
新路線の米子便は就航記念でフリー3が9800円で最安価格。経由地の神戸よりも安い運賃となっています。


新千歳便(運賃:1万円~2万7900円)
茨城空港 →新千歳空港
11時10分→12時35分
16時40分→18時05分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
14時35分→16時00分

神戸便(運賃:1万円~1万5900円)
茨城空港 →神戸空港
12時20分→13時45分
17時35分→19時00分
神戸空港 →茨城空港
10時30分→11時45分
15時50分→17時00分

那覇便(運賃:1万円~2万9900円)
茨城空港 →那覇空港
12時20分→16時40分
那覇空港 →茨城空港
13時30分→17時00分

米子便(運賃:9800円~1万4900円)
茨城空港 →米子空港
17時35分→20時15分
米子空港 →茨城空港
09時15分→11時45分

2013年10月11日金曜日

茨城空港 9月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より9月の搭乗実績が公表されました。
全路線での搭乗者数は8月に及ばないものの、前年9月をわずかながら上回り、回復傾向が続いているようです。
路線別では羽田空港が那覇便を除いて全般に苦戦しており、成田空港も伸びを欠きました。神戸空港も1日1往復の新千歳便が満席だったのに対し、他の路線は前年割れとなっています。一方で、福岡空港や中部空港は路線を人気路線に絞っていることもあり大盛況。仙台空港も堅調な数字を挙げています。

茨城空港関連では1日1往復に減便された新千歳便が搭乗率7割越えで前年を上回って健闘したものの前年比49.2%減の7390人と悔やまれる結果に。代わって運航された那覇便は搭乗率62.6%の6539人と前年比5.7%増ながら、新千歳便には及びませんでした。
4ヶ月連続で前年を上回る実績だった神戸便は大幅に搭乗率が悪化した他の空港に比べて善戦したものの、1.4%減の1万1413人となりました。
この結果9月の国内線搭乗者数は2万5342人で前年の3万2658人から7千人以上の大幅減となってしまいました。

2013年10月1日火曜日

茨城空港 12月中旬までの運航スケジュール

スカイマーク社より12月1日から12月19日までの運賃が発表されました。
今回の運賃は平日と金・土・日に分かれており、最安運賃が1万円となっています。席種は平日・金・土・日で異なる場合があります。
今回は新千歳便と那覇便でWeb割21が設定され、全日1万円が最安価格となっています。普通運賃はさらに値下がりしていて、手数料なしで予約変更が可能なフリーも含めて、Web割との価格差がほとんどなくなってきています。

20日以降は米子便が新たに設定される予定です。待望の新路線だけにどのような運航がされるのか楽しみです。


新千歳便(運賃:1万円~1万6900円)
茨城空港 →新千歳空港
11時10分→12時35分
17時00分→18時25分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
14時55分→16時20分

神戸便(運賃:1万円~1万2900円)
茨城空港 →神戸空港
12時05分→13時30分
18時00分→19時25分
神戸空港 →茨城空港
10時10分→11時25分
16時10分→17時20分

那覇便(運賃:1万1800円~1万8900円)
茨城空港 →那覇空港
12時05分→16時30分
那覇空港 →茨城空港
13時45分→17時20分

※那覇便の運賃が間違っていましたので訂正しました。(10月11日)

2013年9月19日木曜日

米子便 12月20日から運航開始

スカイマーク社が米子空港への新規就航を発表しました。かねてから山陰地方への就航を検討していたスカイマーク社。今回の米子空港進出は待望の新路線となります。
就航先は成田、神戸、そして茨城との事。成田空港については予想の範囲内なのですが、神戸空港と茨城空港についてはどのような需要があるのか判らない面もあります。
運航開始は12月20日からで、成田とは1日2往復、神戸も1日2往復。茨城は神戸空港経由で1日1往復となります。具体的な運賃、時間は未定です。
懸念される他路線への影響ですが、同じ神戸経由便の那覇便は茨城新聞によると継続される見通し。新千歳便は不明ですが、現行通りとなれば単純に神戸便1往復分が米子へ結ばれることになりそうです。

米子空港については、現状全日空の羽田便が国内線唯一の路線で1日6往復しています。運賃は1万円程度から3万円ほど。所要時間は1時間20分。
スカイマークの現在の運航を見ると、茨城−神戸間が同じくらい時間がかかっており、経由にかかる時間40分も考えると羽田便の倍は時間がかかりそうです。運賃も最安1万1800円ほどと苦しく、普通運賃では大幅に安くなる可能性があるものの、競争力があるようには見えません。
スカイマークとしては北関東と山陰の観光地を結ぶ需要に期待しているようですが、県は神戸便の搭乗率向上につながればと現実的なコメント。時間帯も現行通りであれば、米子空港を朝出発、夜到着となるので、北関東からの需要が見込めるかは厳しい気がします。

2013年9月11日水曜日

五輪特需も茨城空港は蚊帳の外?

2020年の五輪開催地が東京に決まったことで、早くも建設特需に期待する声があがっているようです。財政が危機的状況を迎えている中で、果たしてどの程度の整備が行われるのかわかりませんが、すでに飽和状態に近い首都圏の航空需要も格段の増加が見込まれることから、羽田空港、成田空港とも発着枠を増やせるよう検討がされるようです。
また、両空港を結ぶ直通鉄道の開設もうわさされています。一説では現在55分程度かかる両空港のアクセス時間を35分程度にすることができるとも言われ、国際・国内線の乗り継ぎが便利になる可能性があります。

こうした話題の中で蚊帳の外に置かれているのが茨城空港。
茨城県やつくば市のほか東京都も出資する首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレス。土浦・水戸方面への延伸についてはかねてより要望する声もあるのですが、まったく見向きもされていません。水戸方面へ延伸となれば、当然茨城空港もルート上として候補に上がり、現状の高速バスを利用した所要時間が大幅に短縮(東京駅-茨城空港間1時間も可能?)。首都圏での利便性が格段に増し、首都圏への参入が難しい中小・新興航空会社の就航も見込めるのですが、政府には大手航空会社向けの羽田・成田のことしか頭にないようです。
羽田・成田の発着枠拡大についても、直通鉄道建設についても、相当以前から構想はありながら実現できなかったものをこの先6年ほどで実現できるくらいなら、なぜ今までやらなかったのでしょうか? 五輪開催をお題目にしてあれもこれもと、今まで財政や政治、周辺自治体の事情などから先送りしてきた課題を一気に片付けようと、無理やり行うことには疑問があります。当然、TXの茨城空港乗り入れもこの機に乗じて行おうとすることには反対ですが、それならば羽田や成田だけ整備すればいいのかというとそれもどうかと思います。
近隣住民の反対も考えれば、成田空港は特に発着枠を大幅に拡大するのは問題があります。実情を鑑みて、どの程度これから発着枠が足りなくなるのか、その需要を羽田空港だけでまかなえるのか、他の空港(中部や関西など)にも振り分けが必要なのか、その対象に茨城空港が当てはまるのか。需要予想をしてどこに優先的に費用を使うのか提示してもらいたいです。

本来、コンパクトでお金のかからない五輪を目指していたはずなのに、いざ開催が決まるとお金を使うことばかりで将来的見地のない話しばかりでは困ります。首都高の老朽化対策、環状線の整備も以前からの課題だったはずで、五輪があるからやろうという話しではないはずです。
成熟した都市の再構築は新たに都市を建設するより莫大な金額がかかるわけですし、東京への投資一極集中はもし直下型地震が来たときには目も当てられない惨事になります。本当であれば首都移転や副首都構想なども視野にいれて、より金銭的負担のかからない、重大災害にも対応可能な国家・首都建設を考えるべきだったのでしょうが、いまとなっては仕方ありません。
今あるインフラを最大限活用し、将来どう活かしていけるのかを考えなければいけないと思います。そのために費用対効果で優れている選択はなんなのか、いろいろな案を出して検討して欲しいです。その中で、茨城空港は周辺地価が安く、かかる費用が相対的に少ない割りに、整備さえすればセカンダリー空港として競争力もあり、将来性十分な空港であると思えるのですが、政府の方々にとっては検討にすら値しない案なのでしょうか。

茨城空港 8月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より8月の搭乗実績が公表されました。
全社としては前年より搭乗率が回復し、80.2%となりました。提供座席数も増加したことで、単月の搭乗者数では初の70万人を突破しています。
路線別では羽田空港が全体的に伸び悩んだ感じで、成田空港は数字は良かったものの、前年に比べると落ち込みが激しくなっています。一方、神戸空港は回復傾向が顕著です。特に新千歳便は90%を超える搭乗率でほぼ満席となっていました。
ほかでは福岡空港、中部空港が堅調な数字で、那覇-宮古路線も伸びました。

茨城空港関連では新千歳便が1日1往復の運航、新千歳に夜着き朝発つという不便な時間帯だったにもかかわらず、搭乗率85.2%と運航初年度とほぼ同数の数字を集める大健闘。1往復のため、搭乗者数は前年比7154人減(43.3%減)の9351人となりましたが、予想を上回る利用者だったと思います。
那覇便は搭乗率が80%を超える80.1%とこちらもすばらしい数字。前年比2258人増(34.6%増)の8791人で、スカイマーク社の思惑通りに集客できたようです。
好調の2路線に対して、それを上回る結果を残したのが神戸便でした。搭乗率は75.3%と前年から大幅に増加。前年比2966人増(21.9%増)の1万6531人と、就航以来最高の搭乗者数を記録。比較的安定した利用者を集めてきた神戸便ですが、ここにきて4ヶ月連続して月別搭乗者数の記録を更新しています。
結果、茨城空港の国内線搭乗者数は3万4673人と、新千歳便が1往復減ったため前年の3万6603人には及ばなかったものの非常に高い効率で運用ができた月になりました。

2013年8月26日月曜日

茨城空港 11月の運航スケジュール

スカイマーク社より11月31日までの運賃が発表されました。
今回の運賃も平日と金土日および連休に分かれており、最安運賃が1万円となっています。席種は平日・金土日・連休で異なる場合があります。11月の連休は1日から4日が該当します。
全体的に普通運賃が安くなっており、割引運賃との差があまりなくなっている印象です。

今回運航スケジュールで大きな変更がありました。7月から1日1往復に減便されていた新千歳便が1日2往復になり、直行で運航されていた那覇便は神戸空港経由になります。那覇便は経由便となりますが、時間帯は比較的使いやすいように感じられます。


新千歳便(運賃:1万円※~1万7800円、連休運賃:1万1800円~1万8800円)
茨城空港 →新千歳空港
11時10分→12時35分
17時00分→18時25分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
14時55分→16時20分
※1万円は平日と金曜日の茨城空港発夕方、新千歳発午前の便のみ。

神戸便(運賃:1万円~1万2800円、連休運賃:1万円~1万3800円)
茨城空港 →神戸空港
12時05分→13時30分
18時00分→19時25分
神戸空港 →茨城空港
10時10分→11時25分
16時10分→17時20分

那覇便(運賃:1万1800円~1万9800円、連休運賃:1万2800円~2万0800円)
茨城空港 →那覇空港
12時05分→16時30分
那覇空港 →茨城空港
13時45分→17時20分

2013年8月20日火曜日

ミャンマー国際航空 覚書正式調印

ミャンマー国際航空との茨城空港就航に関する覚書が、茨城県において正式になされました。
今後、国土交通省との協議を経て、正式な申請がなされる予定で、年内の就航を目指すそうです。就航地はヤンゴン空港もしくは新空港のマンダレー空港とのこと。機材は春秋航空でもおなじみのA320で席数は145席ほど。機材の関係から、直行便でも途中で給油が必要となるようで、国内でいったん給油してからミャンマーへ飛ぶことになります。
就航時には週3往復での定期チャーター便として運航され、3ヶ月ごとに運航を継続するか検討されます。継続運航へは目標とされる75%の搭乗率達成が最低条件となりそうです。
ミャンマーへのビジネス需要は急激な高まりを見せていますが、全日空も直行便を成田空港から毎日運航する予定で、首都圏・北関東の需要を茨城空港が受け止められるか未知数です。春秋航空のように価格面で優位に立てれば勝算はありそうですが、県が目指す定期便化はそう簡単ではないのかもしれません。

2013年8月11日日曜日

ミャンマー国際航空が就航を検討

茨城新聞によると、ミャンマーの民間航空会社・ミャンマー国際航空が茨城空港への就航交渉を行っているとのこと。すでに1年前から交渉が始まっており、協議は最終段階に入っているようです。定期チャーター便として週3往復程度を予定しており、年内の就航を目指しているそうです。就航予定先はミャンマー最大都市のヤンゴン。
ミャンマーは民主化の進行に伴って最近ビジネス面で注目を集めています。廉価な労働力はアジア最後のフロンティアとして世界の有力企業が進出を始めており、日本でも中国に代わる労働市場として期待が高まっています。中国では人件費が騰がっており、以前ほど競争力がなくなってきている上、中日関係も微妙。親日国であるミャンマーへの需要は今後急増していくと見られています。
ミャンマー国際航空にとって、旺盛な日本のビジネス需要は魅力があり就航を検討していた模様。全国の空港の中でも、首都圏に近く、LCC対応空港で安く運用ができる茨城空港の評価が高かったようです。
交渉がまとまれば、茨城空港にとっては春秋航空についでの国際線となります。エアアジアのように最終局面になって翻ったこともあるので、予断は許しませんが、これがきっかけとなって観光地として人気の東南アジアのほかの航空会社へもアピールになればと思います。

茨城空港 7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より7月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体としては提供座席数が前年より減少したものの、路線の見直しにより搭乗者数は増加し、7月としては初の60万人を突破しています。
羽田空港は便数が増えた分、搭乗者数は増加しています。ただ、搭乗率自体は便数が増えていない新千歳・熊本を除く各路線で減少。効率が低下しています。
成田空港も去年は夏の繁忙期に大きく搭乗率を挽回したのですが、今年は力を入れた那覇便を除いて前年を大幅に割り込む数字で苦戦しています。
神戸空港は鹿児島便を除いて堅調な数字で復調傾向です。福岡、中部両空港も搭乗者数が大きく伸びて存在感があります。

茨城空港関連では神戸便が前年より6.1%増の1万0985人で搭乗率は50.1%となりました。前年は振るわなかったのですが、今年はなんとか5割を維持することができました。
新千歳便は1日2往復から1往復へ減便となり、前年比52.4%減の7244人、搭乗率は66.0%となりました。1日1往復となったこの便ですが、新千歳には夜着いて朝出発するという非常に使いにくい運航状況だったこともあり、前年から5割以上減少することは避けられないと思われていました。それでも搭乗率は3.3%減で済んでおり根強い需要があることが証明されました。
一方、新千歳便を減便して新たに直行便化された那覇便は前年比74.5%増の6169人、搭乗率は56.2%でした。前年は広報不足だったり、運賃が非常に高かったこともあり搭乗者数が少なかったのですが、今年はある程度集客できたようです。ただ、時間帯が良かったにもかかわらず、新千歳便と比べてかなり見劣りする数字で、正直期待はずれの感がぬぐえません。結果として、前年に2万9107人だった7月の利用者数は2万4398人にまで減少してしまいました。

2013年8月7日水曜日

茨城空港着ツアー 秋の磐梯・会津・日光

茨城空港を利用したツアーというとどうしても茨城空港から出発して、北海道や関西、沖縄へのツアーがメインとなりますが、茨城空港着のツアーもあるようです。クラブツーリズム社には神戸空港発着で、大河ドラマで話題の会津や磐梯、さらには日光へいけるツアーが用意されています。
1泊2日コースでは裏磐梯・五色沼と鶴ヶ城を巡るツアーがあります。期間は8月27日から9月28日まででほとんどのツアーがすでに催行決定となっています。料金は2万9800円から。
2泊3日コースでは日光・安達太良山・鶴ヶ城・袋田・偕楽園を巡るツアーとなっています。茨城空港は世界遺産・日光東照宮への玄関口ともいえる空港で、北関東道を経由して日光宇都宮道路へと入れば車で2時間ちょっとで行く事も可能です。ツアーでは那須高原から会津・猪苗代で宿泊し、最終日は茨城県へ。日本三大瀑布のひとつである大子町・袋田の滝と日本三名園の水戸市・偕楽園も立ち寄ります。期間は10月6日から11月11日まで。料金は4万9800円から。気候的にすごしやすく、安達太良山の紅葉が見ごろとなる10月に人気が集まっているようですが、11月上旬には袋田の滝も紅葉のシーズンとなりおすすめです。
袋田の滝は別名・四度の滝とも言われ、西行法師がこの滝は四季に一度ずつ(春夏秋冬の四度)訪れて見なければ本当の良さが判らないと言ったことから名づけられたとの説もあります。まだ訪れたことのない関西の方にはぜひ、秋の紅葉に映える名瀑・袋田の滝を見ていただきたいです。

茨城県自体は観光地という面からいうと非常に地味な印象があり、魅力に欠けるのではないかと思われがちですが、茨城空港は福島や栃木へでかけるのにも意外と便利な空港です。今後もこういったFIT三県を絡めたツアーが増えれば茨城空港の利用価値はもっと高められると思います。

2013年8月6日火曜日

空の駅 愛称募集

茨城空港近隣に開業予定の空の駅の愛称募集が行われています。
空の駅は茨城空港前の交差点付近に来春開業予定で、位置としてはコンビニのセイコーマート茨城空港前店の向かい側あたりになります。主な施設は茨城の特産品販売や、農産物物販、レストラン、乳製品加工施設や体験コーナーができる予定です。茨城空港ビルだけではまかないきれない茨城や地元・小美玉市の魅力を感じられるような場となるようです。
愛称の応募期間は8月1日から9月1日までです。募集要項は小美玉市のホームページにて確認をお願いします。

2013年8月4日日曜日

お盆休み中の空席状況

お盆期間中の現時点での空席状況です。

新千歳便:茨城発は9日~13日、茨城着は14日~20日が大盛況です。
茨城発の9日~12日が完売となっています。13日は若干席が残っています。14日からは普通運賃の席に余裕があります。
茨城着の15日~19日は完売となっています。10日、11日、14日、20日は若干席が残っています。それ以外の日は普通運賃の席に余裕があります。

神戸便:茨城発は10日~14日、茨城着は15日~19日が大盛況です。
茨城発の夕方の便は10日が完売となっています。昼の便は10日~14日が完売となっています。
11日の夕方の便と16日および17日の昼の便は若干席が残っています。それ以外の日は普通運賃に余裕があります。
茨城着の夕方の便は15日~19日が完売となっています。朝の便は17日および18日が完売となっています。16日の朝の便は若干席が残っています。それ以外の日は普通運賃に余裕があります。

那覇便:茨城発は10日と14日、茨城着は17日と18日が大盛況です。
茨城発は10日が完売となっています。14日は若干席が残っています。それ以外の日は普通運賃に余裕があります。
茨城着は17日と18日は若干席が残っています。それ以外の日は普通運賃に余裕があります。


混雑具合を見ると1日1往復となった新千歳便が大変賑わっていて供給不足な感があります。神戸便は需要が旺盛ですが、1日2往復あることもあり、両方の便で完売という日はそれほど多くはありません。
那覇便は運賃の高さもあるのかもしれませんが、完売の日が少なくなっていて、まだまだ割引運賃でも座席が確保できる日がかなり残っています。

10月の運航スケジュール

スカイマーク社より10月26日までの運賃が発表されました。
今回の運賃も平日と金土日および連休に分かれており、最安運賃が1万円となっています。席種は平日・金土日・連休で異なる場合があります。特に、新千歳便と那覇便は連休と金土日の最安運賃がweb割21なので変更がある際は手数料に注意が必要です。
10月の連休は10日から14日が該当します。
運航時間は9月までと変更がありません。那覇直行便は10月も運航継続されます。

新千歳便(運賃:1万円~1万7800円、連休運賃:1万円~1万8800円)
茨城空港 →新千歳空港
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分

神戸便(運賃:1万円~1万3800円、連休運賃:1万円~1万5800円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便(運賃:1万円~2万0800円、連休運賃:1万円~2万1800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

2013年7月11日木曜日

茨城空港 6月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より6月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体としては前年に比べて搭乗率、搭乗者数ともに増加。6月としては過去最高の52万8千人を記録しました。
好調だったのは新千歳便。羽田空港、神戸空港、中部空港の路線が前年に比べて大幅に増加。那覇便も中部空港、福岡空港で好調でした。新規就航の仙台空港も新千歳、福岡便ともに5割を超える搭乗率で安定してきています。

茨城空港関連では新千歳便が前年搭乗率64.0%が64.9%にわずかながら増加。搭乗者数は前年比188人増の1万3782人となりました。神戸便も前年47.5%だった搭乗率が49.1%になり、搭乗者数も519人増えて1万0433人と、6月としてはじめて1万人を超えました。両路線とも固定客がかなり付いてきている現われで、特に梅雨のない北海道への需要が大きい様子が伺えます。
ただ、7月からは新千歳便が1往復減便となるため、前年に1万5千人以上が利用した同便が半分以下に減少するのは痛手です。代わりに直行便となる那覇便がどの程度利用者を集めることができるか、7月から9月の繁忙期での実績が年間の搭乗者数に大きく影響を与えるだけに注目です。

2013年6月29日土曜日

県外利用者キャンペーン 7月からスタート

茨城空港を利用する県外者を対象とするキャンペーンが7月1日からスタートします。
キャンペーンの概要は茨城県以外に住んでいる方で、7月1日~12月31日までに茨城空港の定期便を往復利用した方が申し込むことができます。各月抽選で300名に茨城空港内のテナントで利用できる2000円分の利用券があたるというもの。利用券は3月31日までの期限があります。

このキャンペーンの絶妙なところは県外の利用者のみを対象としていて、利用券を使うためには抽選で当たった後、3月31日までに再び茨城空港を訪れなければいけないようにしてある点です。県内の人ならば近場ですぐ行けるので利用券だけ使って帰るということもありますが、県外となるとわざわざそれだけのために茨城空港まで来なければならず、必然空港を利用するついで、もしくは県内他の施設の観光がてら立ち寄る可能性が高くなります。
また、空港利用者の大半が茨城県民であるという現状を変え、より広範な利用者を呼び込む宣伝効果もあります。特に、需要が見込める北関東道・宇都宮市周辺、常磐道・柏市周辺に加え、外環道・埼玉方面も実は茨城空港の利用者が多い地域で、これらの地域から集客ができれば搭乗率向上につながることが期待できます。将来は圏央道の開通でさらに埼玉方面とのつながりが強くなることからも今後をにらんで宣伝を強化していく必要があると思います。

9月の運航スケジュール

スカイマーク社より9月の運賃が発表されました。
今回の運賃は平日と金土日および連休に分かれており、最安運賃が1万円となっています。席種は平日・金土日・連休で異なる場合があります。特に、新千歳便と那覇便は連休の最安運賃がweb割21なので変更がある際は手数料に注意が必要です。
全般に8月に比べて価格が落ち着いてきていますが、特に新千歳便は大幅に安くなったので時間帯は厳しいですが、ねらい目になっています。

新千歳便(運賃:1万円~1万8800円)
茨城空港 →新千歳空港
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分

神戸便(運賃:1万円~1万5800円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便(運賃:1万円~2万1800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

9月末までは那覇便が直行となりますが、10月にどういった形になるのか気になるところです。新千歳便が1日1往復になっていることは県知事も懸念を表明していて、早期に2往復に戻せるよう依頼しているようですが、機材繰りから難しいようです。

2013年6月18日火曜日

8月下旬の運航スケジュール

スカイマーク社より8月下旬の運賃が発表されました。
今回の運賃は新千歳便と那覇便は平日と金土日に分かれており、平日は最安が1万円となっています。しかし、変更手数料が有料のweb割21なので予約の際は注意が必要です。普通運賃も中旬よりは若干安くなっています。平日は両方面とも金土日の普通運賃より3千円安くなります。
神戸便はフリーでの1万円が復活しました。普通運賃も1万4800円と他の2路線より安めです。

新千歳便(web割21:1万円~普通運賃:2万4800円)
茨城空港 →新千歳空港
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分

神戸便(フリー14:1万円~普通運賃:1万4800円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便(web割21:1万円~普通運賃:2万5800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

2013年6月12日水曜日

6月の茨城空港の様子

久しぶりに茨城空港へ行ってみました。

空港人気で手狭になってきた駐車場が拡張されていました。
 
駐車場の案内板も設置。利用者に判りやすくなりました。

コンビニの営業時間は空港が開いている間だけです。

以前ご紹介した会員募集と乗り合いタクシーのポスター。

東京駅までの高速バス。
 
近隣にできる予定の空の駅も建設が始まっています。
 
この日は東京まで行くために高速バスを利用してみました。航空機との接続がない便でしたが、利用者はそこそこいました。やはり片道1000円は魅力ですね。
時間は東京駅へ2時間半かかる予定のところ、2時間で着きました。首都高の混雑具合によって左右されそうで、事故などがあると2時間半はかかるのでしょうか。首都高の老朽化や渋滞をみると改めて東京は不便だと実感してしまいます。車線拡張や道路網の再構築など本来必要な対策を考えると首都を移転してしまったほうがよさそうな気がします。
帰りは1時間40分ほどかかる予定が1時間半。比較的スムーズに茨城空港へこられますが、常磐道を降りてからが長いです。東京・千葉・埼玉方面からのアクセス改善は課題ですね。
 

2013年6月11日火曜日

茨城空港 5月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が5月の搭乗実績を発表しました。
スカイマーク社全体としては提供座席数を絞ったことにより、搭乗率は回復したものの、搭乗者数は前年比3.8%減と2ヶ月連続の前年割れとなりました。
主な路線では羽田空港が福岡線以外は搭乗率を大幅に下げ、成田空港も路線ごとに増便、減便をしてテコ入れをしていますが、全路線とも搭乗率が5割に届かない状況です。
一方、関西空港から撤退したことで、関西圏唯一の空港となった神戸空港は需要が回復。新千歳便が5割以上伸び、那覇便も増便しながら搭乗率が増えています。
そのほかでは中部空港が前年をクリア、福岡空港も比較的堅調な数字を残しています。

茨城空港関連では新千歳便が前年比2.7%増の1万2193人となり、搭乗率は55.6%と好調。3往復している成田空港と比べても搭乗者数での差はわずかで、搭乗率では大きく上回っています。
神戸便は前年比3.2%増の1万1612人で、搭乗率は52.9%でした。こちらも搭乗者数が伸びていて、いずれも5月としては過去最高の数字となっています。
運賃的には以前のような格安運賃がなくなっているものの、両方面とも安定した数字をのこしていることから、茨城空港の利便性が地域に浸透してきた表れなのかもしれません。

2013年6月9日日曜日

8月中旬の運航スケジュール

夏の書き入れ時である8月中旬の運航スケジュールが発表されました。

新千歳便(web割21:1万2800円~普通運賃:2万6800円)
茨城空港 →新千歳空港
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分

神戸便(web割21:1万0000円~普通運賃:1万5800円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便(web割21:1万2800円~普通運賃:2万9800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

いずれの便も最安値は帰省方向と逆方向の便のみとなっているため、実際運賃設定はもっと高いです。
最近は新千歳便が夏場と言うことで予約状況が良いようで、一部で満席の便も出ているようです。そういった点からも、7月から減便というのは非常に残念です。

2013年6月1日土曜日

8月上旬の運航スケジュール

スカイマーク社より8月上旬の運航スケジュールが発表されています。
8月上旬も茨城空港では新千歳便が1日1往復、神戸便が1日2往復、那覇便が1日1往復の運航となっています。
運賃は7月と比べてさらに値上がりしており、予定が付く人は可能な限り早めに予約を入れたほうがよさそうです。

新千歳便(web割21:1万4800円~普通運賃:2万2800円)
茨城空港 →新千歳空港
18時05分→19時30分
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分

神戸便(web割21:1万0000円~普通運賃:1万4800円)
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分

那覇便(web割21:1万5800円~普通運賃:2万6800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

2013年5月29日水曜日

乗り合いタクシー実証実験 6月1日からスタート

以前ニュースになっていた茨城空港での乗り合いタクシーの実証実験が6月1日より開始することになりました。
乗り合いタクシーの運行はつくば方面と、神栖方面の2ルートで設定されます。つくば方面はつくば市へが1人2000円、土浦市・かすみがうら市が1500円。神栖方面は潮来市が1500円、神栖市・鹿嶋市が2000円となっています。運行は各タクシー会社が行うことになり、予約も各会社へ直接する形になります。始点で運行会社がことなるため、予約には注意が必要です。詳しくは茨城空港のホームページをご覧ください。
今回の乗り合いタクシーの登場によって、今までアクセスが不便だった神栖・鹿嶋地区やつくば・土浦地区への移動が比較的廉価で行けるようになります。

2013年5月21日火曜日

茨城空港 12年度搭乗実績

茨城空港の12年度の搭乗実績が発表されました。
12年度は国内線が30万8649人(前年23万8135人)、国際線が9万8816人(前年5万5068人)で、トータル40万7465人でした。前年から大きく伸びた要因としては神戸便・上海便の増便があげられます。また夏季に運航された那覇便も搭乗者数を押し上げました。

今年度の予想は12年度と比べると厳しい感じがします。理由としては、スカイマーク社の料金設定が去年までと比べて高めになっていることで、競合する成田空港のLCCへ顧客流出が懸念されること。また、夏季に一番期待ができる新千歳便が減便となることや、代わりに直行便が出される那覇便の料金が他の空港と比べてかなり高いことが挙げられます。すでに、旅行会社では夏の北海道旅行を、行きは茨城空港を利用するものの、帰りは成田空港を選択するところもあり、利用者が不便を感じることもありそうです。
一方、国際線に関しては12年3月が震災以降最高となる9758人を記録し、尖閣問題で一時利用者が減少していた上海便が好調な点はプラス要因です。春秋航空は秋にも日本法人で事業を展開する予定で、今後の動向は不透明な点もありますが、好調な需要を背景に茨城路線の増便を検討しているとの報道もあったことから、さらなる上乗せの可能性もあると思います。
県知事の記者会見では公表できない招致活動もしているようです。ただ、成功に結びつくようなものはないようで、2013年度は今ある路線の活用促進を図って、減少を少しでも食い止める正念場ともなりそうです。

2013年5月11日土曜日

茨城空港 4月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より4月の国内線搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体では4月は路線数の絞込みにともない、提供座席数が減少。搭乗者数も大きく減少しています。
路線別では神戸空港が新千歳便で27%増と大幅に改善したほか、那覇便も増便で搭乗者数を伸ばしました。一方、羽田空港は鹿児島便などを増便したものの、伸び率は低調。成田空港は1日4往復に増便した新千歳便が搭乗率28.6%と大誤算。1日2往復の神戸-新千歳便に搭乗者数で負け、中部空港と大差ないなど、厳しい状況です。
ほかでは新規就航の仙台空港が新千歳便、福岡便で5割前後とまずますの数字で、就航から3月目の福岡-新千歳便も6割以上の搭乗率を上げていて安定しています。

茨城空港関連では新千歳便が勢いがなく、搭乗率43.7%、前年比10.2%減の9129人で2ヶ月ぶりの1万人割れとなりました。
神戸便は搭乗率54.9%、前年比0.5%減の1万1653人と安定した実績を残しています。1日2往復になって利便性が増したことで、北関東-関西の需要をしっかりとつかんでいるようで、今後もビジネス・観光や帰省などで利用者数を獲得できそうな感じです。

2013年5月10日金曜日

7月中旬から下旬の運航予定

スカイマーク社から7月10日~31日までの運航スケジュールが発表されました。
茨城空港では期間中、新千歳便と那覇便が1日1往復、神戸便が1日2往復となっています。運賃は7月13日以降が繁忙期ということもあって大幅に値上げされています。

新千歳便は12日までが1万円から1万5800円なのが、13日以降はweb割21の1万2800円が最も安く、普通運賃は2万0800円となっています。
神戸便は12日までがフリー3で1万円だったのが、13日以降はフリー14が1万円となり、2週間前より早めの予約が必要になりました。運賃は1万円から1万4800円と期間中変更はありません。
那覇便は12日までは最安運賃がフリー14の1万4800円だったのが、予約変更やキャンセルに料金がかかるweb割21へ変更に。普通運賃も1万9800円から2万3800円に引き上げられています。
なお、宮古・石垣へは乗継運賃が適用可能となっており、通常5000円のところ、4000円で乗継できるようになっています。
運航時間も価格も今年は北海道より沖縄を重視している姿勢がうかがえます。特に離島路線は力を入れているようなので、夏場に茨城空港から旅行を考えているならば、沖縄を優先的に考慮したほうがお得かもしれません。

新千歳便(13日以降の運賃:1万2800円~2万0800円)
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
茨城空港→新千歳空港
18時05分→19時30分

神戸便(13日以降の運賃:1万0000円~1万4800円)
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分

那覇便(13日以降の運賃:1万4800円~2万3800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

2013年5月1日水曜日

IBRマイエアポートクラブ

茨城空港利用促進等協議会では5月1日から茨城空港を支援する個人会員制度「IBRマイエアポートクラブ」の会員募集を開始しました。
会員になるとメールマガジンにて茨城空港の最新情報が入手できるようになるほか、茨城空港内の店舗での割引サービスが受けられるようになるなどお得な企画が用意されているようです。登録にはメールアドレスが必要ですが、興味のある方はぜひ申し込みをしてみてください。

2013年4月30日火曜日

7月からの運航スケジュール

スカイマーク社が7月1日~9日の運航スケジュールを発表しました。
茨城空港関連では新千歳便が1日1往復へ減便となり、代わりに現在神戸経由となっている那覇便が直行便となります。運航時間は次のとおりです。

新千歳便(運賃:1万0000円~1万7800円)
新千歳空港→茨城空港
09時05分→10時30分
茨城空港→新千歳空港
18時05分→19時30分

神戸便(運賃:1万0000円~1万4800円)
神戸空港 →茨城空港
10時15分→11時30分
15時15分→16時30分
茨城空港 →神戸空港
12時10分→13時30分
17時10分→18時30分

那覇便(運賃:1万4800円~2万0800円)
茨城空港 →那覇空港
11時10分→14時15分
那覇空港 →茨城空港
14時50分→17時25分

那覇便は経由便と比べて格段に利用しやすくなります。那覇に午後2時代に到着できるので初日から観光が可能ですし、帰りも午後2時50分とゆっくりしているのがよいです。
一方、新千歳便は夏の繁忙期に減便となるのが残念です。冬場はあまり稼げない路線なので夏場に期待がかかるのですが、茨城からだときわめて使いづらくなってしまいました。正直、よほどの理由がない限り利用する人は限定されてきそうな気がします。
神戸便は安定した搭乗実績を残してきていますが、那覇経由便の乗客がいなくなることでどれだけ影響が出るのか気になるところです。

2013年4月17日水曜日

春秋航空 茨城便は好調 増便も視野に

春秋航空の最新動向についてトラベルビジョンにて報じられています。
記事によると、尖閣問題による中国の訪日客減少に伴い、現時点では日本への新規就航計画を凍結しているものの、現状の3路線については維持していく方針とのこと。今後、需要回復を見極めて、10月には新路線を、14年には10都市への就航を目指す計画は撤回していないようです。
既存路線では高松便、佐賀便については一時5割を下回っていた搭乗率が6割程度に回復して、一時話題になった撤退の可能性は小さくなっています。
茨城便については11月・12月に一部減便したものの、需要自体は根強く、特にビジネス向け需要が堅調。直近では9割を超える搭乗率を記録して、団体旅行に支障がでるほどの盛況ぶりだそうです。このため、週末を中心に1日2往復にするなど週3往復ほど増便を検討している模様で、茨城県や空港と今後、交渉をおこなっていく方針です。

個人的な実感としても一時は驚くほど見かけなくなった中国系の方たちが最近はまた少しずつ増えてきている気がします。茨城空港は春秋航空が唯一乗り入れている首都圏の空港ということで需要は非常に大きなものがあります。
ただ、懸案の尖閣問題は台湾との漁業協定締結で、もともと親日的な台湾においては一時沈静化に向かうのではないかと思われますが、中国国内では台日間で先行して協議がすすむことへの不信感があって、対台湾、対日本への報復措置が行われる懸念もあります。
春秋航空としても、中国・日本の政治問題を無視することはできないので、このまますんなり増便という方向へは行かない気がしますが、以前にも増便の計画はあったので、今度こそなんとか実現してもらいたいと思います。

2013年4月12日金曜日

乗り合いタクシー実証予定

茨城新聞の記事によると、茨城空港のアクセス改善策として5月より乗り合いタクシーの実証運行が行われる予定です。運行区間はつくばルートと神栖ルートの2区間で、事前予約制。料金は1人2000円ほどを想定しているようです。
つくば方面へは高速バスも運行されていますが、水戸方面や東京方面と比べて需要が少ないため、1日2往復しかなく、今回の実証実験で料金は割高ながら手軽にアクセスできるようになれば利便性が向上しそうです。
神栖方面へは現状、かしてつバスから臨海鉄道新鉾田駅で乗り換えるか、高速バスで水戸駅までいって、臨海鉄道に乗るかと非常に不便だったのが改善されます。つくば市、神栖市ともビジネス需要が見込める都市のため、従来のレンタカー利用とともに、乗り合いタクシー利用へと選択の幅が広がりそうです。

参考ですが、日立市・ひたちなか市を中心として日立電鉄タクシーによる空港送迎定額タクシーがあります。茨城空港は自家用車での利用が大変便利ですが、利用が難しい方にとって鉄道・バスとともに空港へのアクセスに活用できればと思います。

2013年4月11日木曜日

茨城空港 3月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が3月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては羽田路線が全体に復調気味で、増便した成田路線も大幅に搭乗者数を増やしています。地方路線もおおむね前年並みを確保したため、搭乗者数は前年比3.5%増と2ヶ月連続で増加しました。

茨城空港関連では新千歳便が搭乗率57.4%と前年を上回ったものの、悪天候の影響で欠航が出たため、搭乗者数はわずかに前年に届かず1万2402人となりました。2012年度の実績は14万8345人で搭乗率は58.0%でした。搭乗率で前年を上回ったのは6月、11月、3月のみで利用者数は伸び悩みました。
神戸便は搭乗率が68.8%で1万5109人と前年対比で大幅な増加となりました。3月の数字では過去2年で44.3%→65.3%だったので年々搭乗者数が増えていることになります。2012年度1年間を通しては14万3882人で56.1%でした。通年で増便の効果があり、搭乗者数が伸びています。新千歳便と比べると利用者が特別多い月がない代わりに格段に少ない月もなく安定的に集客できている印象です。
2012年度はほかに季節運航で那覇便が3ヶ月運航されたので、国内線全体では30万8483人となりました。国際線の実績がまだ判りませんが、ほぼ間違いなく今年の目標であった年間搭乗者数40万人は超えたのではないかと思われます。

2013年3月18日月曜日

ひたちなか海浜鉄道 延伸計画について考察

茨城空港とは直接関係がないのですが、茨城県の交通機関であるひたちなか海浜鉄道について考察したいと思います。

茨城県北東部にあるひたちなか市で鉄道事業を行っているひたちなか海浜鉄道に延伸計画が持ち上がっています。ひたちなか海浜鉄道はJR勝田駅から旧那珂湊市の中心である那珂湊駅を経て、海水浴場として有名な阿字ヶ浦駅へと向かう列車です。利用者からは終点の阿字ヶ浦駅から北に位置する観光地、ひたち海浜公園への延伸を求める声が以前からあったのですが、なかなか話しが進展しませんでした。
今回、海浜鉄道の大株主であるひたちなか市が観光事業の見直しで海浜鉄道に注目。海浜公園への延伸の可能性について調査を開始することになりました。
まだ調査段階で、実際には延伸先の用地確保や鉄道施設の敷設など多額の費用がかかる厳しい状況ではありますが、海浜公園の観光客の一部を取り込めれば事業の安定性に大きく貢献するはずで地元では期待が高まっています。

延伸を求める意見では主に商業施設が隣接する海浜公園西口付近や、プレジャーゾーンのある中央ゲート、南口付近での駅設置が有力なようです。しかし、これについては個人的に異論があります。
西口については商業地への利用者が期待できる反面。用地確保が難しく、海浜鉄道のもう1つの大株主である茨城交通も勝田駅からバスを運行していて競合してしまう点があります。市街地を直線で走る茨城交通のバスに対して、那珂湊を大きく回る海浜鉄道は時間・運賃の面で圧倒的に不利で、採算をとるのは難しいと思われます。
南口・中央ゲートについては南側に用地があるため駅設置は西口より容易です。しかし、これから先のことを考えるとこれ以上の延伸が考えにくく、発展性に乏しい地区です。また、ここにも茨城交通の停留所があるため、競合が避けられないのもマイナスです。

個人的にはあまり注目を集めませんが、海浜口への延伸が望ましいと思っています。海浜口は海浜公園のなかでは地味な砂丘エリアにあり、駅や高速道路からも遠くて駐車場も小さいのですが、その分競合がないともいえます。また、春のネモフィラと秋のコキアという目玉会場のみはらしエリアにも近いというメリットがあります。さらに今後の延伸を考えると、海浜口の北西部にかけて、まだ開園していない用地があり、そこを北上すると、小松製作所や日立建機が進出した常陸那珂港区があります。港のすべてが供用されるのはまだ先ですが、航路が増えれば工場がさらに進出してくることが予想されます。鉄道があるのとないのとでは工場用地の売れ行きも違ってきます。この地区への駅設置には県や国の協力も得やすいのではと思います。
さらに北へ進めば東海村に入り、日本三大虚空蔵の村松虚空蔵堂村松大神宮、水戸八景・白砂青松百選の村松海岸という観光地が広がっています。観光資源に恵まれた村松地区ですが、茨城交通のバス路線がなくなって公共交通機関でのアクセスができなく、孤立した状況になっています。海浜鉄道が延伸すれば村松、海浜公園、那珂湊という常陸那珂地区の観光施設がすべて回れるようになります。財政的にひたちなか市より豊かな東海村からの出資も得られれば、経営もしやすくなるのではないでしょうか。

調査がどのように行われるかわかりませんが、地元の貴重な交通機関であるひたちなか海浜鉄道にとって実りある結果が出ればと思っています。加えて、茨城空港からも水戸駅の高速バスを経て、ひたちなか地区への交通がさらに便利になれば観光客誘引にもつながるので、ぜひ実現を果たしてもらいたいです。

ひたち海浜公園はスイセンファンタジー開催中です。



茨城空港 アクセスバスの運行時間変更

3月11日に開港3周年を迎えた茨城空港。本年度の利用者数は約40万人ほどになる見込みで、需要予測の開港数年で69万人との数字に少しずつ近づいてきています。ターミナルビルの来客数は125万人を超えており、1大観光拠点に成長しました。
3月31日からは就航各路線の運航時間が変更となるため、これに接続するアクセスバスの運行時間も変更となります。


水戸方面
 水戸駅  →茨城空港
09時10分→09時50分(→11時15分:新千歳便)
10時00分→10時40分(→12時10分:神戸・那覇便)
11時50分→12時30分(→13時20分:上海便)
15時30分→16時10分(→17時10分:神戸便)
16時20分→17時00分(→18時05分:新千歳便)

 茨城空港→ 水戸駅
11時00分→11時40分(←10時35分:新千歳便)
12時10分→12時50分(←11時30分:神戸便)
13時20分→14時00分(←12時20分:上海便)
17時10分→17時50分(←16時30分:神戸・那覇便)
18時05分→18時45分(←17時25分:新千歳便)


つくば方面
つくばセンター→茨城空港
09時00分→10時00分(→11時15分:新千歳便)
15時30分→16時30分(→18時05分:新千歳便)

 茨城空港→つくばセンター
11時20分→12時20分(←10時35分:新千歳便)
18時00分→19時00分(←17時25分:新千歳便)


石岡方面
 石岡駅 →茨城空港
09時50分→10時25分(→11時15分:新千歳便)
10時35分→11時10分(→12時10分:神戸・那覇便、13時20分:上海便)
14時35分→15時20分(→17時10分:神戸便)
16時30分→17時05分(→18時05分:新千歳便)

 茨城空港→ 石岡駅
11時30分→12時05分(←10時35分:新千歳便)
12時10分→12時45分(←11時30分:神戸便)
13時10分→13時45分(←12時20分:上海便)
17時15分→17時50分(←16時30分:神戸・那覇便)
18時00分→18時35分(←17時25分:新千歳便)


東京方面
 東京駅 →茨城空港
08時10分→09時50分(→11時15分:新千歳便)
09時20分→11時00分(→12時10分:神戸・那覇便)
09時50分→11時30分(→13時20分:上海便)
14時20分→16時00分(→17時10分:神戸便)
15時20分→17時00分(→18時05分:新千歳便)
19時20分→21時00分

 茨城空港→ 東京駅
06時10分→08時40分
09時10分→11時40分
11時10分→13時40分(←10時35分:新千歳便)
13時50分→16時20分(←11時30分:神戸便、12時20分:上海便)
17時10分→19時40分(←16時30分:神戸・那覇便)
18時00分→20時30分(←17時25分:新千歳便)

2013年3月10日日曜日

茨城空港 2月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より2月の搭乗実績が公表されました。
全体としては神戸空港発着便や羽田空港幹線が不振だったものの、2ヶ月続いた搭乗者数の前年割れがとりあえずストップしました。要因は羽田地方路線の堅調と、特に成田-那覇便が大幅に旅客数を伸ばして貢献しました。

茨城空港関連では新千歳便が相変わらず厳しく、搭乗者数9708人で搭乗率49.0%。搭乗率は12月や1月に比べて改善していますが、前年比旅客数は15%近く減っています。1万人割れ、前年割れは3ヶ月連続です。
神戸便は1万0489人で52.9%。他の空港が2月で6割台に回復したのと比べるとやや物足りない数字ですが、安定した需要を取り込んでいる模様です。増便した効果で前年比は85.8%増で11月以来の高い伸びとなりました。

2013年3月8日金曜日

アシアナ航空チャーター便 大盛況

茨城県が主導したアシアナ航空のチャーター便の2回目が行われています。
発表によると、1回目に続いて2回目も韓国発・茨城発とも満席と上々の成果となったようです。韓国発のツアーは茨城県を宿泊地とするものもあり、偕楽園や鹿島神宮など県内の名所も回るものとなっています。ツアー参加者には水戸の梅にちなんだ梅酒やジュース、空港関連商品などが配られ、喜ばれていた模様。
県としては今回の大成功の結果を受けて、震災以降運休が続くアシアナ航空の定期便復活を目指す予定です。

2013年3月6日水曜日

茨城空港 3月の様子


 3月に和歌山へ行ってみました。そのときの茨城空港の様子です。
ゴールデンウィーク前に完成するコンビニ予想図です。
 
現在建設中です。
 
工事の様子。
 
アシアナ航空カウンター前には雛人形がありました。
 
 
現在はまだ姿が見えないですが、コンビニの完成が待ち遠しいです。
また、茨城空港のパンフレットコーナーには「らく・トクまんぞく春号」が置いてありました。中には茨城空港の各店舗で使えるクーポン券が入っています。かなりお得ですので、茨城空港でお土産を買いたい方はぜひ利用してみてください。
 
 
 

茨城空港 3月31日からの運航予定

3月31日から茨城空港の運航予定が変更となります。

春秋航空の上海便は上海着時間が変更となっています。価格も特別価格を除くと割引運賃が6000円からと1000円値上げしています。
  上海発  → 茨城着
 08時40分→12時20分
  茨城発  → 上海着
 13時20分→16時20分(現在:15時40分)


スカイマークの国内線はすべて変更となります。午前の便が遅く、午後の便が早くなるので若干茨城空港からの利用がしにくい印象です。
  茨城発  → 神戸着
 12時10分13時30分(現在:11時45分→13時10分)
 17時10分18時30分(現在:17時25分→18時50分)
  神戸発  → 茨城着
 10時15分11時30分(現在:09時55分→11時10分)
 15時15分16時30分(現在:15時35分→16時50分)

  茨城発  →新千歳着
 11時15分12時40分(現在:11時05分→12時30分)
 18時05分19時30分(現在:18時10分→19時35分)
  新千歳便 → 茨城着
 09時10分10時35分(現在:09時05分→10時30分)
 16時00分17時25分(現在:16時10分→17時35分)

  茨城発  → 那覇着
 12時10分16時15分(現在:11時45分→16時00分)
  那覇発  → 茨城着
 12時40分16時30分(現在:13時10分→16時50分)

各接続バスについてはまだ判りませんが、現在の運行時間では接続に対応していないので変わることが考えられます。
 

2013年2月28日木曜日

ジンエアー 済州島チャーター便

3月にはアシアナ航空のソウルチャーター便がやってきますが、ゴールデンウィークにもまたまた韓国へ行けることになりました。今回決まった旅行先はこれまでも何回か行われてきた人気観光地・済州島です。航空会社は韓国のLCC・ジンエアーで、旅行会社は読売旅行となります。
予定では5月3日10時過ぎに茨城空港を出発、5月5日夕方に茨城空港に到着する日程となっています。プランはフリープランと満喫プランの2つから選べて、宿泊は済州島の5つ星ホテルでの2連泊。満喫プランは朝昼夜各2付きで、各観光地を楽しめる内容だそうです。
詳しくは読売旅行水戸営業所までお問い合わせください。
絶好の行楽シーズン・ゴールデンウィーク。茨城空港からの旅行の選択肢がまたひとつ増えましたね。

2013年2月26日火曜日

ゴールデンウィークのチケット発売開始

スカイマークのゴールデンウィークにおけるチケットの発売が開始されました。繁忙期ということで運賃が少し高めになっていますが、先行して発売をしているLCC各社の運賃も混雑具合ではそれ以上の高い運賃となっている便も散見され、適切な運賃設定なようです。

新千歳便は期間中最安価格が1万4800円からとなっており、普通運賃は2万1800円です。
神戸便は値上げ幅が少なく、最安価格が1万0800円からと通常のフリー運賃とさほど変わりません。連休中でも気軽に関西へ、茨城へ行けると思います。普通運賃も1万5800円となっていて新千歳便と比べて割安です。
那覇便は1万6800円から2万4800円とさすがに通常より高めですが、通常フリー1万円がむしろ安いといえるので適切な価格だと思います。

2013年2月12日火曜日

茨城空港 1月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より1月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体では搭乗率が62.0%で、10月以降4ヶ月連続の7割割れ。搭乗者数は2ヶ月連続で前年実績を割り込んでいて、前年比7.8%減と先月よりさらに落ち込みがひどくなっています。
路線別では主要な羽田空港が鹿児島便を除いて前年比3.6%~13.2%減、神戸空港が茨城便を除いて9.7%~37%減となっています。ほか、成田空港は新千歳便が1日1往復から3往復になったことで搭乗者数は増えたものの、搭乗率は去年が81.5%だったのが今年は36・6%と厳しい数字。好調が続いていた中部空港も新千歳便が15%減と勢いがとまりました。

茨城空港では新千歳便がほかの空港同様利用者が減少し、前年比11.4%減の9678人。搭乗率は45.6%で1万人割れは2ヶ月連続です。神戸便は増便効果があって62.2%増の1万0785人、搭乗率は49.9%でした。

復興航空チャーター便 続報

1月から延期されていた復興航空のチャーター便ですが、2月10日に無事第1便が運航されました。第1便は満席だったようで、とりあえず一安心といったところですが、次回の予定はまだ調整が必要な状況です。
3月のチャーター便ではH.I.Sが募集をしていましたが、タビックスジャパンでも台湾周遊プランの募集を行っています。ただ、運航されるかどうか流動的なところもありそうなので利用を考えている方は随時詳細な情報を確認する必要があります。

2013年2月9日土曜日

アシアナ航空チャーター便第2弾

1月に行われて完売と大盛況だったアシアナ航空のチャーター便第2弾が発表されました。
日程は3月7日~9日で、7日は茨城空港11時20分着・12時20分発、9日は茨城空港18時40分着・19時40分発の予定となっています。詳しいツアーは今後明らかになる予定ですが、前回と同じ旅行会社が今回も企画をするようです。

一方、2月から予定されていた復興航空のチャーター便は茨城空港、H.I.Sとも紹介ページが削除された状態となっています。先日の茨城につづき、北海道でも震度5を記録するなど地震が活発化していることが影響しているのかもしれません。
ただ、復興航空は定期便を運航している関西空港については機材の大型化を図る方針で、決して日本全体を台湾の利用者が敬遠しているわけではないようです。台湾は日本にとっても人気の観光地で、需要も旺盛なだけに、今後も機会があればぜひ茨城空港へ来てもらいたいです。

2013年2月2日土曜日

復興航空チャーター便 追加情報

2月から始まる復興航空のチャーター便ですが、日本から台湾へのツアーも販売が開始されました。旅行会社はH.I.Sで、いずれの旅程も4泊5日です。価格は4万9800円~8万9800円。ツアーは台北フリー台湾北部周遊の2タイプ。ホテルの選択もできます。出発日は2月10日、3月30日、4月3日、4月15日です。(2月10日はフリープランのみ募集)
最近でも震度5弱の地震が茨城県で発生しましたが、万が一の懸念から台湾からのツアー客が集まりづらい状況が続いています。逆に旅行するにはすばらしい季節を迎える台湾への需要はかなり強いはずで、日本からのツアーでぜひ今回の復興航空チャーター便を成功させてもらいたいところです。

※2月8日時点で当該ページが削除されています。運航が取り消された可能性があります。

2013年1月30日水曜日

復興航空チャーター便 最新情報

1月25日から4月まで茨城空港にてインバウンドのチャーター便を企画していた復興航空でしたが、地震の影響による需要低迷で企画の見直しが進められていました。
茨城空港HPに掲載されている現時点での情報によると、運航開始時期は2月10日からとなるようで、運航回数は2月が2回、3月が1回、4月が4回と合計7回、便数では8便程度になるようです。茨城の観光の目玉とも言える水戸・偕楽園の梅祭りの時期が今回の予定でははずれてしまうのでとてももったいない気がします。
当初は1月から4月まで4日ごとに定期チャーター便を合計44便飛ばすという茨城空港にとっては久々の大型企画だっただけに、将来の継続運航を期待していた茨城県としても残念な状況になっています。

2013年1月24日木曜日

茨城空港にコンビニ建設決定

茨城空港ターミナルビルを運営する茨城県開発公社が募集していた新店舗の概要が明らかになりました。新規に出店するのは全国の空港に「ブルースカイ」ブランドでみやげ物店を展開しているジャルックス。双日と日本航空のグループ会社です。
ジャルックスはサークルK・サンクスと業務提携しており、羽田空港・青森空港で「ブルースカイ」と「サンクス」のコラボショップ「ブルースカイ・サンクス」を手がけています。茨城空港でもこの新業態である「ブルースカイ・サンクス」を出店するとのこと。茨城空港利用者にとっては待望のコンビニが誕生することになりそうです。

茨城空港周辺のコンビニは開港当初は空港に接続する道路の入口に開店したセブンイレブン小美玉野田店か南方にある茨城小川与沢店が最寄店で(約3キロ)、その後拡大する需要を見込んでセイコーマートが空港を出てすぐの交差点に茨城空港前店を出店していました(約600メートル)。今回は茨城空港ターミナルビル内への設置ということでちょっとした飲食物を買いたいときなどに利便性は大幅に向上します。
一方、みやげ物店はこれまで、開港当初から営業している地元菓子店・亀印製菓と地元商工会のスカイアリーナ、国際線待合室内の茨城空港免税店、国内線待合室内にあるかすみがうらカンパニーに加え、韓国Plazaや秋葉原デジタル家電茨城空港店が開店していますが、全国規模で幅広い商品を扱うブルースカイの参入で茨城空港土産の選択肢が大きく広がりそうです。

茨城空港では最近、利用客の要望の高かったカフェや両替機の設置、さらに携帯電話充電器も1階2階の両方に置かれるなど利便性の向上が図られてきています。今回のコンビニ出店で当面必要とされてきた設備がだいぶそろうことになりそうで、4月の開店予定日がとっても待ち遠しく感じられます。

2013年1月20日日曜日

アシアナ航空チャーター便就航

1月18日と20日に県が主導して企画したアシアナ航空のチャーター便が運航されました。
東日本大震災以降運休となっている茨城-ソウル間の定期便復活を目的とした今回のチャーター便ですが、日韓双方から多くの利用客がツアーに参加しました。177席の機体で運航された今回、茨城発着とも満席という成果が得られたようです。茨城からの需要は以前からかなりあったものの、今回は韓国からも完売となり、袋田の滝など県内観光名所を含むツアーは人気だったようです。
次回は3月に行われる予定で、今回の満席という実績と合わせて定期便復活を要請していくことになります。

久々に茨城空港へやってきたアシアナ航空機

2013年1月10日木曜日

復興航空チャーター便 運航延期

1月25日から4月まで4日間ごとに定期チャーター便が運航される予定だった復興航空が県に対して、運航計画の変更を通知したことが明らかになりました。
理由に関しては台湾における日本の地震にたいする不安が払拭できていないためとのことで、最近震度5クラスの地震が頻発していることが影響している模様。前回の復興航空のチャーター便でも日本から台湾へのツアーは盛況だったものの、台湾からのツアーは盛り上がりに欠けていたことからも需要回復にはまだ時間がかかりそうです。
具体的な運航予定は現在未定となっていて、少なくとも1月25日の就航は見送られることになるようです。

茨城空港 12月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より12月の搭乗実績が公表されました。
例年、12月からは実績が厳しいことが多いのですが、今年は特に落ち込みがひどく、全体の搭乗者数は09年4月以来の前年割れを記録しました。拠点空港である羽田空港は神戸便以外が、神戸空港では茨城便以外が前年割れとなっています。

茨城空港関連では新千歳便が搭乗者数9900人、搭乗率47.4%で前年比8.7%減となりました。搭乗者数が1万人を下回るのは11年6月以来の低水準です。新千歳空港発着便では搭乗率で成田便を上回ったものの、同じ2往復運航の神戸便、中部便とはかなり差がつけられ、廃止が決まった関西便にも及ばない状況となってしまいました。
一方、神戸便は1万2496人、搭乗率56.9%と増便や那覇経由便効果で61.9%増となりました。ただ、増便した3月以降では伸び率が最低で搭乗率も前年の70.3%から大幅に減少しています。それでも神戸空港発着路線では羽田便、長崎便に次ぐ高い搭乗率で鹿児島便、新千歳便を3ヶ月連続で上回っています。