2014年12月11日木曜日

茨城空港 11月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が11月の搭乗実績を公表しました。
全路線を通してみると11月としては2年連続の前年割れ。提供座席数が増加しているため、搭乗率は60.9%と危機的水準にまで落ち込んでいます。特に落ち込みが目立つのは神戸空港、仙台空港、中部空港で、これまで堅調だった中部空港の失速は驚きです。また、羽田空港も苦戦が続いています。

茨城空港関連でも神戸便が急落。ここまで好調を維持していましたが11月は今年2月以来の前年割れを記録。1日2往復に増便してからの11月単月の搭乗者数では最低となっています。それでも相対的には良い数字で1万3437人で搭乗率は64.9%となっています。
新千歳便は落ち込みがひどかった前年よりは多くなったものの、1万0753人で51.5%と伸びを欠いています。
就航以来苦戦が続いていた福岡便は紅葉シーズンが到来し、搭乗率は56.1%と最高を記録。搭乗者数は1万1918人と2番目に多くなりました。
11月の数字を見るに、茨城空港は他の空港と比べてスカイマーク社の経営不安にはあまり左右されることなく、比較的安定した数字を残しているように感じられます。

2014年11月28日金曜日

福岡空港・米子空港利用者キャンペーン

知名度向上が求められている茨城空港の福岡便で利用者向けの新たなキャンペーンが実施されます。
茨城空港からはマイエアポートクラブ会員限定で往復利用者に福岡県での食事券を、福岡空港からは往復利用で茨城県での食事券もしくは特産品がもらえます。期間は12月から3月20日までです。

また米子空港では就航路線利用者に向けてキャッシュバックキャンペーンを実施。茨城空港も対象で、1グループ4人以上で鳥取県内に1泊以上した方は往復で5000円、片道で2500円キャッシュバックが受けられます。羽田空港利用者を含む先着3000人限定ですが、山陰方面へ家族で旅行される方にはお得になっています。期間は3月8日までです。

2014年11月16日日曜日

福岡便体験4 下関・小倉

門司港駅から2つ目の駅である門司駅で乗り換え、下関市へと向かいます。当初は行く予定はなかったのですが、調べてみると意外と時間がかからないことが判ったので寄り道してみました。
関門トンネルを通った先の下関市はイスタンブル市と姉妹都市となっています。実際、関門海峡とボスポラス海峡の景色は良く似ているようです。
また無学なため、高崎山が大分市にあるのと同様、巌流島が下関市にあることも今回の旅行で初めて知りました。
下関市にある「海峡ゆめタワー」。

展望台からは下関市内を一望できます。

関門橋と第1ボスポラス橋。姉妹都市の景観はよく似ています。

 宮本武蔵の「巌流島」。当時はもっと小さかったそうです。

下関市から再び関門トンネルを経て、北九州市小倉へ。小倉城は現在改修中。門司港駅もそうですが、なぜか旅行が改修期間に当たることが多く、これまでも姫路城や名古屋城が一部改修で見られないことがありました。ただ、今回は外観は見られるので特に問題ありませんでした。
小倉といえば森鷗外ゆかりの地ですが、同じく文学者として忘れてはいけないのが松本清張生誕の地ということ(一説には本籍地とも)。小倉城のすぐ隣には松本清張記念館が建てられています。『砂の器』『点と線』『ゼロの焦点』など社会派推理小説作家として知られる松本清張ですが、処女作『西郷札』、芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝」など時代小説や現代小説も高い評価を得ています。また、邪馬台国についても九州説に基づいた独自の考察を行っており、昭和史の闇にも切り込んだ作品を残しています。
小倉城と小倉城庭園、松本清張記念館は共通券を買うのがお得です。
趣きある「小倉城」と「小倉城庭園」。

「松本清張記念館」には愛用品や自宅が再現されています。

小倉駅からは福岡空港行きの高速バスが運行されています。高速バスというので茨城交通や関東鉄道が運行しているようなバスを想像していたのですが、外見が路線バスそのものだったので驚きました。
小倉から福岡空港へはおよそ1時間20分ほど。茨城空港へは1日2往復、夕方の便は17時50分発なので午後もゆっくり観光していられます。この日の便も行きの便同様の盛況ぶりで160人ほどが搭乗していました。しかも、スカイマークの羽田便の10分後ということでそちらの搭乗手続きがスムーズに行かないと茨城便にも影響が出てしまうようで注意が必要です。

福岡便体験3 門司港

門司港へ泊まったのは博多など福岡市に比べてホテル代が安かったのと、大分へ向かうのに東に位置する北九州市の方が利便性が良かったこと、そして関門海峡に面した立地に惹かれたからでした。
しかし、門司港という街自体が大正時代の雰囲気を再現し、神戸や函館などのような一大観光地であるということを知りませんでした。「門司港レトロ」という文字を見ても、なんのことなのか判然としなかったのですが(門司港駅が修復中のためレトロ方面が遮断されて、駅構内から全く見えなかったためです)、門司港駅の駅員さんたちの制服を見て理解できました。
そこで予定を変更して、壇ノ浦に面した和布刈公園を早々に切り上げて門司港レトロを周回してみました。個人的には神戸や函館よりも好きな雰囲気でした。観光の目玉である重要文化財の門司港駅が改修中で平成30年まで見られないのは残念ですが、はるばる茨城からでも是非また来てみたいと思えるような素敵な場所です。
 和布刈から見た壇ノ浦。

駅を出てすぐ目につく「旧門司三井倶楽部」。

親水広場をはさんで建つ「旧門司税関」。

駅からほど近い「北九州市旧大阪商船」

 門司港駅は修復工事中です。

門司港駅の工事の様子は一部ですが眺めることが可能です。
そして衝撃を受けたのがこちらの制服。明治大正期の服装は現代から見ても非常に洗練されていて憧れます。実際、写真撮影をされる方も多いようで、自分もあまりに素晴らしかったので写真を撮らせていただきました。
お忙しい中でしたが、「ここでいいですか?」と態々撮影のために改札室から出てきてくださりそうなほど、快くモデルを引き受けてくださいました。JR九州の職員の方は皆さんとても親切で、おかげで快適な旅行を楽しめました。ありがとうございます。
門司港駅は制服も独自。全駅で採用して欲しいくらいのかっこよさです。

名残惜しいのですが、時間の都合もあり門司港から去りました。

福岡便体験2 別府・大分

翌日は大分県別府市へ。さすがに福岡からは遠く、普通列車では片道3時間以上もかかりました。
別府温泉など温泉で知られる別府市は三方を山に囲まれ、東側は別府湾の海が迫る平地が多い茨城ではあまり見かけない光景が印象的です。
特に大きな山が南側にあるのですが、この山が高崎山とのこと。不勉強で申し訳ないのですが、ここで初めて猿で有名な高崎山が別府市と大分市にあることを知りました。ということで温泉に入りがてら当初予定していなかった高崎山へも足を伸ばしてみます。
別府市のシンボル「別府タワー」。

 山が別府湾へせり出して市街地を囲っています。

大分市高崎山自然動物園の猿。別府市と大分市は驚くほど近いです。

温泉を満喫し、日が暮れてから再び日豊本線を戻って北九州市へ3時間以上かけて帰りました。宿泊地は前日と同じく門司港です。
夜の門司港は対岸の下関市の観覧車がきれいに見えます。

福岡便体験1 大宰府・吉野ヶ里

4月に就航してから半年ほど経ってしまいましたが、福岡便を初めて利用してみました。
10月からは夜間駐機も行われるようになってますます便利な時間帯での運航となった福岡便。秋の行楽シーズンということもあって、午前中の茨城発の便はツアー客やビジネス客で150人以上が乗っていました。

福岡空港は非常に混雑している空港ですが、市街地に近く、地下鉄が直接乗り入れているので便利です。福岡市を素通りして、最初に向かったのは大宰府市。大宰府天満宮には外国人観光客も大勢訪れていました。
太宰府天満宮はちょうど七五三の時期でした。

 天満宮から至近にある光明禅寺は石庭が有名です。

大宰府線の観光列車は大伴旅人にちなんだ「旅人号」。

慌しく大宰府を離れ、向かったのは佐賀県吉野ヶ里町。歴史の教科書にも載っている弥生時代の大規模な遺跡。邪馬台国と吉野ヶ里との関係性は否定されているようですが、いまだに邪馬台国の位置については謎のままです。
日が暮れてきたので佐賀県吉野ヶ里町を後にして宿泊地の北九州市へ向かいました。
 歴史を間近に感じられる広大な遺跡群。

2014年11月10日月曜日

茨城空港 10月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が10月の搭乗実績を公表しました。
全路線では引き続き提供座席数の増加効果があり搭乗者数は増加しています。搭乗率も不採算路線の見直しで若干改善がしてきていますが、損益の目安である7割には届いていません。
全体として新千歳空港が堅調だった反面、機材大型化した福岡空港が不振でした。

茨城空港関連では神戸便が搭乗率59.2%と10月としては2往復化以降最高を記録。実績は1万2681人と過去2番目となりました。
新千歳便も一昨年には及ばないものの去年から倍増。搭乗率60.4%の1万3045人と好調でした。
就航以来苦戦している福岡便は9月から反転。1万0868人の49.9%と5割には届かなかったものの、2か月ぶりに1万人の大台を回復しました。秋の紅葉シーズンで巻き返しに期待したいです。
運航休止となった中部便は1937人が利用していました。

2014年10月31日金曜日

スカイマーク 最終損益136億円

スカイマークの中間期決算が衝撃を与えています。
年間を通じて最大の繁忙期だった第2四半期を終えて、赤字額は前四半期から減らず、手持ち資金は40億円ほどにまで減少しています。
上半期の結果を受けて、通期予想も下方修正され、136億円もの最終赤字となるようです。
プラス要因としては赤字の主要因だった成田空港からの撤退や、原油価格の下落があるものの、それを上回る程のA330導入費用と円安が響いています。
順次A330が稼働し、新運賃による収益増加効果が表れれば幾分かは好転するかもしれませんが、最大の懸案事項であるエアバス社との損害賠償金は今回の損失には含まれていません。場合によってはさらなる特別損失を積み増す必要がありそうで、現時点では今期を乗り切れるかどうかが最大の焦点となりそうです。

春秋航空増便記念 チケットプレゼント

IBRマイエアポートクラブ会員限定キャンペーンが行われています。
今回のキャンペーンは春秋航空の週8往復増便を記念して、上海便往復ペアチケットが当たります。
期間は10月31日より11月30日まで。専用フォームから応募して、3組に当たります。会員であれば特に規制はないので興味のあるかたは応募してみてください。

2014年10月10日金曜日

茨城空港来場者500万人達成記念イベント

就航路線の増加で搭乗者数も右肩上がりで増えている茨城空港。そのターミナルビルへの来場者500万人突破を記念するイベントが開催されることになりました。開催日は10月11日から13日となっています。
初日の11日は11時と13時から先着300名に特製グッズが配られる予定です。
また期間中は、テナントでのお買い物500円につき抽選補助券1枚がもらえ、2枚で1回抽選ができます。特賞は福岡便の往復ペアチケット。A賞は超人気国民宿舎として有名な日立市の「鵜の岬」ペア宿泊券などが当たります。
このほか、沖縄や関西、北海道など就航先の特産品物産展や書道ガールによるパフォーマンスなども行われます。
くわしくは茨城県もしくは茨城空港のホームページをご覧ください。

茨城空港 9月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が9月の搭乗実績を公表しました。
スカイマークの全路線の搭乗実績では利用者数が9月単月として過去最高を更新したものの、搭乗率自体は悪化しています。

茨城空港関連では新千歳便が引き続き堅調。前年が1日1往復だったこともあり、前年比98%増の1万4632人。搭乗率は68.9%で、9月単月の実績で過去最高となっています。
神戸便も好調を維持しています。前年比6.8%増で1万2193人は同じく9月単月の過去最高を更新。搭乗率も57.4%と6割に届かないながらも健闘しました。
一方で苦戦が続く福岡便は9月も利用者数が伸び悩んでいます。搭乗者数は9755人で搭乗率は45.9%と再び1万人割れ。仙台空港の搭乗者数が1万4千人を超えていることからすると、かなり少ない実績となっています。
なお、休止が決まっている中部便は2002人で搭乗率は18.9%でした。

2014年10月3日金曜日

アクセスバスの運行時間変更

茨城空港へのアクセスバスの運行時間が10月26日から変更となります。
焦点は夜間駐機が実施される福岡便で、19時30分に到着した旅客への対応でしたが、以下のように利用者が多い各路線で最終便の改善措置がとられることになりました。(中部便は運休となるため、茨城空港着のバスは運行時間が繰り上げられます)
10月31日からは春秋航空の上海便も金曜・日曜日に夜間到着便ができるため、こちらの利用者にとっても朗報となりそうです。

東京駅行き:20時00分発→22時30分着(現行は19時00分発)
水戸駅行き:20時10分発→20時50分着(現行から変更なし)
石岡駅行き:20時05分発→20時38分着(現行は19時00分発)

2014年10月2日木曜日

トランスアジア航空 年末チャーター便

トランスアジア航空が年末に台湾へのチャーター便を運航することが発表されました。
運航日は12月31日。午前中出発で復路到着は1月3日午後の予定です。
運賃は燃油サーチャージ代別で14万9800円から。旅行会社のタビックスジャパンによると台湾周遊と北部のみの2つのコース設定があり、両方とも食事付きとなっています。

トランスアジア航空では開港時より茨城空港へのチャーター便を飛ばしてきましたが、東日本大震災以降は需要が低迷。連続チャーター便も取りやめとなり、昨年は初めてチャーター便運航がありませんでした。
すでに成田空港で定期便を運航しているトランスアジア航空にとって茨城空港の重要性はそれほど高くないものの、今後もこういった不定期なチャーター便が運航され関係が継続することを期待したいです。
また、傘下でVエアという格安航空会社を立ち上げる予定だけに、本体と競合する成田空港ではなく、Vエアは茨城空港を利用してもらえるよう積極的にアピールをしてほしいです。

2014年9月17日水曜日

上海便 増便は10月31日から

春秋航空が上海便の増便を10月31日から開始することになりました。
増便は金曜日と日曜日で14時50分上海発・18時30分茨城着、19時30分茨城発・22時10分上海着となっています。
今回の増便により中国からの観光客がより長く日本に滞在することができるようになります。日本からも上海出発が午後からとなるので今までよりゆとりを持った日程が組めそうです。

2014年9月11日木曜日

茨城空港 8月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が8月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社の全路線としては機材の大型化に伴う提供座席数が大幅に増加しながらも、去年並みの搭乗率を維持。結果として搭乗者数は78万4千人と単月として過去最高を記録。経営危機がささやかれる中、業績にどれほどのプラス要因となるのか第2四半期決算が気になるところです。路線別では中部空港の新千歳便が驚異の搭乗率96.4%となるなど新千歳便が軒並み搭乗実績を押し上げました。

茨城空港関連でも夏場に最大の繁忙期を迎える新千歳便が搭乗率82.2%を記録。8月の実績としては過去2番目に良い1万7898人となっています。前年は1日1往復だったことから前年比91.4%増となっています。
好調が続く神戸便も搭乗率79.7%と8割近い数字を残しました。搭乗者数も前年比4%増の1万7200人で就航以来最高の実績となっています。
一方で苦戦が続く福岡便は搭乗者数が1万2285人と、8月に入っても上向く気配がありません。搭乗率は56.0%で神戸乗継となった米子各便と運休が決まっている茨城-中部便を除くと最下位。危機的な状況です。同じく福岡へ1日2往復運航されている仙台空港が搭乗率81.4%なのと比べると落差が際立ちます。茨城空港としても秋の最重点就航先として福岡空港を推進していて、これがどの程度効果を発揮するのか注目です。
10月26日をもって運休する中部便は4314人で搭乗率は40.6%。運航再開後ではもっとも多い数字でしたが全路線の中で最下位となりました。

2014年9月5日金曜日

春秋航空 上海便を週8往復へ増便

茨城県議会での代表質問において知事は春秋航空が上海便増便の準備を行っていることを明らかにしました。
現在水曜日を除く毎日1往復で運航しているところを週末の繁忙に応えて、金曜日と日曜日をそれぞれ1日2往復にする予定とのこと。
申請承認後速やかにスケジュールを変更したいとして、早ければ10月末にも増便が行われそうです。
詳しい運航時間は不明ですが、茨城空港にとっては中部便がなくなって搭乗者数の伸びが鈍化する恐れがあったなかでうれしい決定となりそうです。

2014年8月15日金曜日

10月以降のスケジュール 中部便は運休

スカイマーク社が10月下旬から12月までの運賃と運航スケジュールを発表しました。
運賃は従来の運賃制度を一新。運航の3日前まで購入ができるフレックスと前日まで購入できるフリーフレックスからなり、残座席数に応じて運賃が変動することになります。
最安運賃は若干上がりそうで、このことでどの程度旅客数に影響が出るのか気になります。しかし経営再建の為には必要不可欠でむしろこの程度の値上げで済むなら利用者としてはさほど気にはならないかもしれません。あとはライバルの航空会社の出方次第でしょうか。
すでに予想が出ていた成田空港からは完全撤退することが正式に発表され、茨城空港からも中部便が運休することが決まりました。一方で今まで中部空港から来ていた福岡便は夜間駐機が実現されそうです。

茨城空港の運航スケジュールと運賃は次のとおりです。

新千歳便(運賃:9500円〜2万3000円)
茨城発:11時15分→12時40分
    19時05分→20時30分
茨城着:09時10分→10時35分
    17時05分→18時30分

神戸便(運賃:8000円〜1万5000円)
茨城発:12時15分→13時40分
    17時10分→18時35分
茨城着:10時25分→11時40分
    15時15分→16時30分

米子便(運賃:8000円〜2万2000円)
茨城発:17時10分→20時35分
茨城着:07時35分→11時40分

福岡便(運賃:9500円〜2万8000円)
茨城発:09時45分→11時50分
    15時10分→17時15分
茨城着:12時55分→14時30分
    17時50分→19時30分

那覇便(運賃:1万1000円〜3万6000円)
茨城発:12時15分→16時30分
茨城着:12時50分→16時30分

2014年8月11日月曜日

茨城空港 7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が搭乗実績を公表しました。全社では搭乗率は2.8%改善し、搭乗者数は9.7%増と久々に良い数字となりましたが危機的状況を打開できる水準ではないようです。路線別では羽田路線が那覇便、新千歳便ともに好調で搭乗者数を増やしました。
茨城空港関連では昨年減便していた新千歳便が搭乗率72.4%の1万5893人と去年と比べて倍増。7月としては過去最高を記録しました。
神戸便も59.8%の1万3114人。19.4%増で最高記録更新。去年は直行便だった那覇便が経由便となっているのが大きな要因かもしれません。
福岡便は相変わらず苦戦が続き、なんとか一万人超えの1万0406人。搭乗率は48.2%と浸透していません。
中部便は那覇経由便効果も薄く、2663人。搭乗率は24.3%で真っ先に運休対象となりそうな状況です。

2014年8月7日木曜日

スカイマーク 成田撤退を検討 茨城県は静観

経営難に陥っているスカイマークが成田空港からの撤退を検討していることが明らかになりました。将来の国際線就航を前提として、競合の激しい成田空港に拠点を展開してきましたが、他の空港より安い運賃を提供しながら搭乗実績は低迷して大きな赤字の要因となっていました。路線縮小により存続を図ってきましたが、国際線就航計画の頓挫と早急な経営再建を迫られていることから成田空港撤退を検討することになったようです。

茨城空港でも厳しい状況にあるスカイマーク社が撤退するのではないかと懸念されていますが、知事は現時点では静観する構え。スカイマーク社とは連絡をとりあっており、路線を維持して欲しいということを考えてくれていると思うとしながら、働きかけを行うことでわずらわせることのないようにしたいとの意向だそうです。

成田空港からの撤退はスカイマーク再建策の第1弾となりそうで、この事自体は評価が得られそうですが、事態の深刻さに対して会社の対応は遅い気がします。
市場ではすでに株価が3割以上下落しており、本当に再建できるのか疑問の声があがっています。個人的には不採算路線の徹底的な運休と高騰する燃油費に見合った適正な運賃値上げを早急に決めるべきだと思っています。今期は最終損益は大幅な赤字になるでしょうが、なんとしても営業利益は確保しなければなりません。
また、資金不足懸念に対しては大幅な増資が不可欠です。新たな支援企業を見つけ出すことと平行して筆頭株主の社長を始め、既存大株主が率先して増資に応えて支える姿勢を示して欲しいです。すでにHISが株を売り抜け出していることもマイナスの印象を与えています。これももたもたしていてはダメです。
資金懸念が後退すれば、金融機関への借り入れもしやすくなるでしょう。700億円の賠償を考えれば、借り入れは1円でも多く必要です。借り入れで対応できない分は数十年単位で分割して賠償することになるでしょうが、その前提として最前で挙げた毎年営業利益を出すことが絶対条件となります。多額の賠償金を支払い、借り入れ金を返済するには途方もない年数がかかるでしょうが、こうなった以上は腹をくくって最善を尽くすよりほかありません。
今は会社がどういった方向へいこうとしているのか見通せません。細かく対応策を発表して破綻懸念の払拭に努めなければ、今後は運航できるのかという不安から利用者離れが起きかねません。

2014年7月31日木曜日

茨城空港にセブン銀行ATM開設

茨城空港のATMコーナーに新たにセブン銀行のATMが開設されました。
今までは県内の2銀行(常陽銀行と筑波銀行)のATMのみが設置されており、首都圏近郊の銀行ではATM相互開放により無料で使える時間帯もありましたが、他の地域の金融機関のキャッシュカードは使いにくい面がありました。セブン銀行のATMが設置されたことで、引き出し手数料無料の金融機関も増えて利便性が向上します。
最大のメリットは銀れんカードを使えるようになること。今までは日本円を事前に準備するか、中国元などを空港設置の両替機で両替しなければいけませんでしたが、気軽に銀れんカードでキャッシングすることが可能になります。もちろん、VISAやMasterなどの国際クレジットカードでのキャッシングもできるようになり、国際線利用の外国人の方にとっては今までの不便さが解消されそうです。

新設されたセブン銀行ATMはATMコーナー脇にあります。両替機も移動しました。

空のえき「そ・ら・ら」オープン

茨城空港前交差点に隣接する敷地に本日、空のえき「そ・ら・ら」がオープンしました。
建設資材不足により当初予定より3ヶ月ほど遅れましたが、夏休み時期での開業ということもあって、当日は大盛況。駐車場は満車となり混乱する場面も見受けられました。開業記念品も即刻なくなり、特産品店やレストランも大混雑。地元産業振興に向けて期待の高さが伺われました。
立地的には茨城空港にも近いため、茨城空港に来た来場者が「そ・ら・ら」にも訪れる可能性が高いと思われます。

 オープニングセレモニーも開催されました。

8の字の開放感ある建物です。

8月3日まではいろいろなイベントが開かれます。

2014年7月30日水曜日

スカイマークに多額の損害賠償金発生

茨城空港の国内路線を独占しているスカイマーク社が多額の損害賠償金を請求される事態が発生しました。
事の発端はエアバス社より購入する予定だった超大型機6機の契約。購入発表時から資金に対する懸念が出ていましたが、手持ち資金と毎年出る利益で買えると説明していました。しかし、直後から円安と燃油費が高騰したことで環境が悪化。前期は赤字転落し、手持ち資金の枯渇により、前払金が払えなくなったようです。
エアバス社は契約違反として契約を解除し、損害賠償請求する予定で、すでに払っていた265億円は返還されず損失となり、710億円もの賠償金が新たに発生する見込みです。
スカイマーク社にとっては機材を1機も手にできない上、3機分にあたる金額を支払わなければならない厳しい内容。
社長はどんなに会社が小さくなっても自主独立を貫く姿勢で、現在ある国内線も収益力のある羽田路線を中心にし、地方の採算がとれない路線からは撤退しそうです。茨城空港にとっても大きな影響が出そうな事態で、今後のエアバス社とスカイマーク社との交渉に注視していかなければいけません。

茨城空港に駐機中のスカイマーク機。この日も新千歳便は満席でした。

2014年7月10日木曜日

茨城空港 6月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より6月の国内線搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全路線では搭乗者数が8.3%増。搭乗率はほぼ前年並みの結果でした。路線別では米子路線の改善が見られ、成田空港も路線数の絞り込みが功を奏しているようです。一方、幹線の羽田空港と神戸空港は伸びが見られずやや苦戦気味です。

6月は毎年利用者が減少する茨城空港関連では今月も神戸便が好調。6月としては過去最高の1万0864人で前年比4.1%増。搭乗率も51.1%で4年ぶりに5割を超えました。昨年の7月以降低迷が続いていた新千歳便も1万3641人で前年比1.0%減と減少に歯止めがかかってきました。7月からは前年が1日1往復運航だったため、大幅な利用増が望めそうです。
反面、冴えないのが、新規就航の2路線。中部便は時間帯の都合上やむを得ないのですが、搭乗者数が1399人の13.4%と極端に低く、全路線ダントツの最下位となっています。長い目で見たいと再就航時には話していましたが、その後は見直しも検討しているとの報道もあり、このままでは再度運休となってしまいそうです。那覇経由便でどこまで利用者を取り込めるか7月に注目です。
福岡便も伸び悩みが顕著です。実績9150人で搭乗率は43.1%とこちらも全路線で3番目に低い搭乗率です。福岡便は仙台空港でもそれほど高い搭乗実績を残していないため、需要そのものが微妙なのかもしれません。しかし、茨城空港では新千歳、神戸と並ぶ主要路線のため大事に育てていかなければいけない路線でもあります。

2014年6月11日水曜日

茨城空港 5月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より5月の搭乗実績が公表されました。
全路線では搭乗者数が前年比6.6%増、搭乗率は0.7%減となっています。搭乗者数は3ヶ月連続の増加となっています。
羽田発着路線が搭乗率もしくは搭乗者数が減少している路線が多く見られました。成田空港は絞り込みをかけたため、全体に占める比率が随分減ってきました。
先月は低い搭乗率を記録した米子と仙台は定着してきたのか大きく実績を伸ばしてきました。中部も好調です。

茨城空港関連ではここしばらく最大の懸念材料だった新千歳便が前年比では搭乗者数は7.1%減ながら51.6%の搭乗率を記録。1万1329人と1万人の大台を回復しました。
好調が続く神戸便は搭乗者数が11.1%増の1万2887人と大きく伸びました。5月単月としては過去最高を更新。搭乗率は58.7%でした。経由便も搭乗者数増加に貢献しているようです。
中部便は31.3%で3430人。先月より改善し予想より堅調とも言えますが、全路線の中では最下位の実績です。米子空港の新千歳便も低いのですがともに時間帯が良くない事が影響しています。
期待の福岡便は45.9%の1万0080人と振るわず。辛うじて1万人を超えましたが、時間帯では非常に恵まれた運航を行っているだけに、期待を裏切る結果。まだまだ知名度不足な感が否めません。

2014年6月1日日曜日

6月よりキャンペーン&CM開始

6月から茨城空港のお得なキャンペーンやCMが開始されることがHP上で告知されています。

茨城県外の定期便往復利用者には「県外利用者限定プレゼントキャンペーン」がスタート。搭乗日から30日以内に応募用紙と搭乗券の半券を応募ボックスまたは茨城空港利用促進等協議会事務局へ郵送すると毎月抽選で300名に空港ビルの対象店舗で使える2000円分の利用券が当たるというもの。期間は12月31日までで、利用券は来年3月31日まで有効です。

IBRマイエアポートクラブ会員限定企画」では片道10回の搭乗で現金1万円と茨城県特産品がもらえるキャンペーンが行われます。対象期間は6月1日から来年3月15日までで、航空券の半券10枚分を応募用紙とともに茨城空港利用促進等協議会宛てに郵送する必要があります。家族分もあわせて申請できますが、住民票など会員との関係がわかるものを一緒に送らなければいけません。
現金は指定口座へ振り込み、特産品は住所へ届けられます。申請回数の上限は1人2回までで予算を使い切ると終了するそうです。

また、6月4日からはラジオCMも放送開始。6月27日まで合計26回。朝の時間帯にTBSラジオとJ-WAVEにて放送される予定だそうです。
10月にはFMとちぎでも放送されるようで、茨城県外での認知度向上を目指すようです。

各キャンペーン応募先:〒310-8555 水戸市笠原町978番6 茨城空港利用促進等協議会事務局

2013年度旅客数は38万7千人

茨城新聞の本日トップ記事で茨城空港の旅客者数が開港以来初の減少となったことが報じられました。
速報値で旅客者数は38万7096人で前年比5.2%減。 国内線で夏場に新千歳便を減便したことが大きく響きました。現時点でも減少した需要は回復しておらず、深刻な状況です。 スカイマークとしては新規就航した石垣空港への乗り継ぎ需要を喚起するため、那覇便を直行にし、機材繰りのため新千歳便を減便したのですが目論見が外れ、石垣路線は大幅に縮小。茨城空港にも悪影響を及ぼしました。
一方で、 春秋航空の上海便は堅調で搭乗率は85%を超えており、国際線旅客者数は3年ぶりに10万人を突破しました。

今年は福岡便が新規に就航して従来路線からの上乗せが期待できる上、中部便も夏に那覇経由便として運航され伸びそうです。また新千歳便も今年は1日2往復体制を維持。昨年からの倍増が狙え、国内線はよほどのことがない限り過去最高を更新しそうです。
気がかりなのは去年好調だった国際線です。春秋航空はかつて茨城空港から瀋陽など複数の都市に路線を開設したり、上海便の増便を検討していましたが、現在は関西空港へ注力しています。関西−上海便の増便や武漢や天津などへの新規就航を矢継ぎ早に決め、相対的に茨城空港の存在感が失われてきています。
今後も新千歳空港や中部空港へ就航する予定で、茨城空港での事業展開は不透明なままです。特に日本法人が将来、成田空港から中国本土への国際線業務を開始することになれば、首都圏唯一の拠点としての地位も失われると予想されます。
茨城空港としては春秋航空撤退=国際線がなくなる可能性もあるので、今後は就航を検討しているエアアジアや新たに創設されるアジア圏の格安航空会社に積極的に働きかけて、国際線の路線数増加に努めなければいけなくなりそうです。

2014年5月16日金曜日

米子空港体験

去年12月から運航が始まった米子便。神戸空港を経由して2時間ほどで山陰地方とを結ぶ路線は茨城空港としては初の純地方路線(政令指定都市圏でも観光都市でもない)です。
ちょっと気軽に山陰へといってみることにしました。

茨城空港の醍醐味・タラップでの搭乗。航空機が身近に感じられます。

 夕陽に染められた神戸空港で乗り継ぎ。時間も短くストレスを感じません。
米子空港ではバスの乗り換え時間が結構キツめ。一応待ってくれますが急いだほうが無難です。

米子空港にはいたるところに鬼太郎たちがいます。

鳥取県の空港ですが、島根県とも隣接しているので便利な空港です。
 (松江城や出雲大社へもアクセスしやすいです)

 朝のうちに米子空港を去ります。

茨城空港ができたときにはまさか山陰地方と結ばれるとは思っても見ませんでしたが、スカイマーク社が見込みありということで茨城から多くの路線を張ってくれたことで、茨城からの旅行が快適にできるようになりました。
同じように就航先の方々にも気軽に茨城に来ていただきたいです。茨城空港が「茨城ってどこにあるの? どうせなにもないでしょ」という固定概念を覆すきっかけとなってくれればと思います。

2014年5月12日月曜日

茨城空港 4月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が4月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては提供座席数の増加で搭乗者数を増やしたものの、搭乗率自体は地方路線の増加で低下しています。
空港別では仙台空港や米子空港が知名度不足からか不振で、仙台―神戸が35.2%、米子―成田が22.2%、米子―新千歳が18.7%となっています。

茨城空港関連でも苦戦している路線が目立ちました。
新千歳便は1日2往復化以降では最低の36.9%、7838人と危機的状況です。就航先が増えた分北海道への魅力が相対的に下がっている気もします。
復活した中部便は時間帯が良くないこともあり、22.8%で1048人。全路線のワースト3に入っています。
新規就航の福岡便は49.9%で4597人。期待の路線だけに今後どこまで搭乗者数を伸ばせるか。
唯一、好調を維持している神戸便は57.1%で1万2121人と4月としては過去最多の搭乗者数を記録。茨城空港の実績を牽引しています。

2014年4月24日木曜日

那覇便季節運航で1日2往復に

スカイマーク社の発表によると、現在神戸経由で運航している那覇便に、7月18日からは中部経由便を加えて1日2往復にするとのこと。期間は8月31日までで茨城空港発は日曜日、那覇空港発は月曜日が運休となります。
これに伴い、新千歳便の運航時間も変更になります。今まで午後の新千歳からの機体はそのまま新千歳へ折り返していましたが、これが中部経由那覇便になります。逆に福岡から来た夜の便は新千歳へ向かうことになります。中部へ向かう時間は早くなり、新千歳へ向かう時間は遅くなります。
くわしい時間はスカイマーク社のホームページをご覧ください。

新設
那覇→茨城:06時00分→09時40分
茨城→那覇:18時50分→22時30分

変更
茨城→中部:18時50分→19時45分
茨城→新千歳:20時10分→21時35分

2014年4月18日金曜日

乗り合いタクシー 6月から本格運行へ

本日付日本経済新聞に現在実証実験が行われている乗り合いタクシーについて6月以降は本格運行を行うという記事が載っていました。
乗り合いタクシーは、現在バス路線が整っていないつくば市・土浦市と神栖市・鹿嶋市への利便性向上を目的に実験が行われており、つくば市と神栖市・鹿嶋市での運賃は1人当たり2000円、途中の土浦市・かすみがうら市と潮来市は1500円となっています。前日までに事前予約が必要ですが、バスと違って希望する場所で乗降できる点が魅力です。
これまでの10ヶ月間の試験運行では約1千人の利用があったとのことで、事業として成り立つと判断。今後は更なるPRを行って需要の多いつくば市からの空港利用増加につなげてもらいたいところです。

福岡便初就航 当日の様子

本日からスカイマーク社による中部空港と福岡空港への運航が始まりました。

福岡からの初便は15分遅れで到着しました。
 
多くの方々が福岡から茨城へお越しくださいました。

記念セレモニーで副知事よりあいさつ。

ご当地ゆるキャラ・ふくおか官兵衛くんも来県。

本日より便数も増えたスケジュール表。

20日までフェスタも開催しています。

2014年4月11日金曜日

東南アジア2社が茨城空港に興味

10日に東南アジアの航空会社2社が会見を行いました。
2月にチャーター便を運航したミャンマー国際航空は9月に関西国際空港へ定期便を就航させる意向を表明し、将来は羽田空港からも定期便を運航させたいと意欲を見せています。さらに日経新聞の記事では茨城空港については今後もチャーター便を継続させたいとも述べており、まだ茨城空港での事業展開に期待している様子もうかがえます。

また昨年、経営不振で日本国内線事業から撤退したエアアジアが来年新たな提携企業とともに再参入をすることが報じられ、成田空港以外の地方空港での国際線業務も視野にいれているようです。地方空港では具体的に神戸空港や仙台空港の名前とともに茨城空港も挙げられています。(ただ、神戸空港は既に発着枠がすべて使われており、国際線も就航できない状況です。)
首都圏の羽田・成田空港が発着枠に余裕がなく、料金も高いことを指摘し、新たにLCC専用空港を整備する必要性にも言及。現時点でその役割を担うべき茨城空港に注目し、職員を派遣して就航の可能性を探っているとのことです。
しかし、茨城空港に関しては開港時に就航はまずまちがいないと言われていたエアアジアが結局は羽田空港を選択して袖にされたことがあります。その後、春秋航空とスカイマークが路線展開し、その時とは状況が変化しているとはいえ、新たに調査が必要なのか正直疑問です。

2社とも茨城空港の将来性については認めていますが、先に就航している2社とは違い、自社で新たな顧客を開拓していこうとまでは思っておらず、現実的に採算が採れるかどうか他社の動向を見ながら慎重に見極めたいというのが本音かもしれません。

茨城空港 3月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が3月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては3月単月としての最高を更新。今年8月に次ぐ過去2番目の搭乗者数を記録し、久々に良い実績となりました。特に減速の最大の要因となっていた羽田空港が大幅に改善。福岡便を始めとして、9割前後の搭乗率を残しています。成田空港や神戸空港でも搭乗者数を伸ばしており、地方空港の苦戦を補いました。

茨城空港関連では新千歳便が依然として客数が戻っておらず、前年比1001人減の1万1401人の51.3%と9ヶ月連続の前年割れとなっています。一方、那覇便や米子便を経由便で持つ神戸便は前年より3%利用者数を増やし、1万5556人の70.9%を記録。3月単月としては過去最高の実績を残しました。2路線合わせての実績は前年を下回っていますが、4月からは福岡便が加わって来るため、反転が確実視されます。

2014年4月2日水曜日

4月の茨城空港の様子

新年度が始まりました。4月の茨城空港の様子です。

工事が完了して特殊な曇りガラスがなくなりました。

くっきり見えるようになって送迎・見学もしやすくなりました。

18日から茨城空港は7都市と結ばれることになります。

元アシアナのカウンターにスカイマークが引越ししていました。
 
 
スカイマークのカウンターが国内線入り口により近づいたことで本来あるべき配置になったように感じます。一方で、アシアナ航空は名実ともに姿を消した形です。施設や路線が充実する中で消えてしまうのはさびしいですが、それだけ韓国への需要が減少しているとも言えます。

また国家予算で茨城空港の駐機場拡張計画が報じられていました。4月から定期便の便数が増えることによるもので、チャーター便の運航に制約が出るのを回避する目的のようです。今回の予算で計上されたのは調査・設計費のみなので実際に拡張されるのにはまだ先のようです。