2019年12月27日金曜日

茨城空港 11月の搭乗実績

東京航空局が11月の利用概況を発表しました。
茨城空港では国際線が前年比1.8%減の1万2439人で、2018年に及ばなかったものの11月としては過去2番目の利用者となりました。ソウル便の運休が影響していますが、西安便や12日に就航した長春チャーター便が減少幅縮小に貢献したと思われます。今後12月の福州、1月の南京とチャーター便が成果を挙げられれば利用者が回復しそうです。
国内線は神戸便増便によって前年比13.3%増の5万8928人となりました。国内線は順調に利用者数を伸ばしていますが、11月の実績は3年連続の5万人台となっています。
国内・国際を合わせた利用者数は前年比10.4%増の7万1367人で、11月としては過去最多を更新。3年前の4万人から2年前の5万人、昨年の6万人と着実に増えてきています。

青島航空 南京チャーター便 1月2日から

青島航空が1月2日から茨城-南京の連続チャーター便を運航することが決まりました。青島航空はすでに長春、福州の2路線を運航中で南京のチャーター便が3路線目となります。
運航日は毎週木曜と日曜の週2往復。運航時間は木曜日は12時05分に南京を出発し、16時00分に茨城に到着。17時00分に茨城を出発し、21時00分に南京に到着します。日曜日は10時55分に南京を出発し、15時00分に茨城に到着。16時00分に茨城を出発し、20時00分に南京に到着予定です。
南京市は中華民国の首都とされ、別名は金陵。三国時代の呉のときは建業という名前で都が置かれていました。その後東晋に建康となり、のちに南京や天京と改称しています。南京禄口空港は南京市から50~60分ほど離れた位置にあります。西安同様に古都ということで観光地でもあり、玄武湖、紫金山、南京博物館、鶏鳴寺などが人気です。
今回のチャーター便は長春、福州とおなじく上海不夜城国際旅行社がツアーを企画するインバウンド向けとなります。
茨城新聞の報道では青島航空が長春、福州の2路線は順調に運航しているとし、茨城空港の立地の良さに着眼していることを報じています。今回も発表から運航までの時間が極めて短いためどの程度の集客が見込めるのか不安ではありますが、県としては3路線を定期便化していきたいと期待をこめています。

今回のチャーター便の運航により、茨城空港の国際線は以下の通り、週18往復となります。
<上海便>
月曜・金曜・土曜・日曜 春秋航空が運航

<西安便>
火曜・木曜・土曜・日曜 春秋航空が運航

<台北便>
木曜・日曜 タイガーエア台湾が運航

<長春便>
火曜・木曜・土曜 青島航空が運航

<福州便>
火曜・金曜・日曜 青島航空が運航

<南京便>
木曜・日曜 青島航空が運航

曜日別運航状況
月曜:上海便
火曜:西安便、長春便、福州便
水曜:
木曜:西安便、台北便、長春便、南京便
金曜:上海便、福州便
土曜:上海便、西安便、長春便
日曜:上海便、西安便、台北便、福州便、南京便

2019年12月15日日曜日

茨城空港 クリスマスフェア(2019年)

茨城空港では今年もクリスマスフェアが実施されています。
メインイベントは12月21日に開催されます。イベントではサンタクロースと会えるMEET THE SANTAが10時30分にそ・ら・らで、14時00分に送迎デッキで行なわれます。
10時から16時は先着で顔写真入りキーホルダーを作れるワークショップ、13時30分から15時ではオリジナルグッズがもらえるスタンプラリーも実施されます。
21日と22日は9時から16時まで抽選会も行なわれます。14日から22日の期間中に空港内テナントでお買い物500円ごとに抽選補助券が1枚もらえ、2枚で1回の抽選が行なえます。今回は茨城ー新千歳便の往復ペアチケットなどが当たる抽選会となっています。
11日から25日までは巨大クリスマスツリーも展示されているので21日以外に空港へ到着されたかたもクリスマス気分が味わえます。

2019年12月5日木曜日

青島航空 福州便就航 

12月3日から青島航空の福州便が連続チャーター便として就航しました。週3往復(火曜・金曜・日曜)運航されます。青島航空は長春便も11月から運航しており、今回の福州便が2路線目となります。
茨城新聞によると初便の乗客数は往復ともに20名程度と非常に厳しいスタートとなったようです。このままでは即時撤退にもなりかねません。速やかに茨城や近隣の観光地を絡めた魅力的なPRを展開し、増え続ける中国人旅行者に茨城空港を選んでもらえるかが路線維持には不可欠になると思います。

2019年12月2日月曜日

茨城空港 10月の搭乗実績

東京航空局から2019年10月の利用概況が発表されました。
茨城空港の国際線利用者数は前年比21.6%減の1万1462人でした。ソウル便がなくなったことが減少の大きな要因となっています。春秋航空は10月27日から上海便を週6往復から4往復へ減便し、新たに西安便を週4往復で就航しました。11月からは青島航空の長春便も週3往復で加わることになり、2ヶ月続いた国際線利用者の大幅減に歯止めがかかることが期待されます。
国内線は前年比17.6%増の6万1952人となりました。神戸便の増便効果が続いていますが勢いは閑散期に向けてやや鈍ってきました。10月の利用者数が6万人を超えたのは初となります。
国際・国内合わせた全体の利用者数は9.1%増の7万3414人で、9月とほぼ同じ人数で10月としては初の7万人台となりました。規模としては女満別空港より多く、釧路空港に次ぐ人数となっています。