2020年6月30日火曜日

2020年6月の茨城空港の様子

新型肺炎の影響で一時休館していた茨城空港ターミナルビルへ久々に行ってみました。
2010年3月に開港した茨城空港は今年10周年を迎えました。

現在は国内4路線(新千歳、神戸、福岡、那覇)で各1日1往復の運航しているスカイマーク。この日は那覇便が機体点検の都合で残念ながら運休となりました。
スカイマークの機体が茨城空港へ戻ってきました。

新型肺炎の感染予防のため施設内の椅子は間隔を空けるように案内が書かれています。

久々に行って驚いたのがATMコーナー。開港以来ターミナルビルには茨城県の地銀2行(常陽銀行と筑波銀行)のATMが設置されていましたが、いつの間にか撤去されていました。
すでにセブン銀行ATMとファミリーマート内にゆうちょ銀行ATMがあるので存在意義が薄らいでいるのかもしれませんが、常陽銀行のATMでは足利銀行や東邦銀行、群馬銀行など、筑波銀行のATMでは東日本銀行や横浜銀行、栃木銀行など提携している近隣県の地銀もATM利用手数料が割引されていたので、これら地銀をメインで利用されている方にとっては使いづらくなってしまいました。
2014年時点。筑波銀行と常陽銀行が並んでATMを設置していました。
両行のATMの跡地は現時点で何も利用されていません。

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2020年6月26日金曜日

神戸便・新千歳便 7月16日まで運休継続

茨城空港から運航されている新千歳便と神戸便の一部運航便の運休が7月16日まで延長されることが確定しました。
運休が継続されるのは神戸便の茨城空港発7時35分と13時35分および、神戸空港発11時45分と18時50分の4便、新千歳便の茨城空港発18時00分と新千歳空港発17時30分の2便、あわせて6便です。
新千歳便、神戸便、福岡便、那覇便は1日各1往復、計8便が6月19日から運航再開されています。新型肺炎の影響でまだ航空需要は戻ってきていません。東京では連日50人ほどの新規感染者が報告されるなど国内でも感染収束時期は見通せない状況で、今後の運航情報も常時確認が必要です。

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2020年6月17日水曜日

春秋航空 7月末まで運休延長

茨城空港において西安便と上海便を運航している春秋航空が7月末まで運休を延長することを決定しました。
国内線については6月19日から新千歳便、神戸便、福岡便、那覇便が1日各1往復ずつ運航を再開することが決まっていますが、国際線はいまだに再開の目途が立っていません。
中国では北京市で新型肺炎の新たな感染者が確認されており、警戒態勢が強化されています(NHK)。ウイルスが比較的弱い夏場でも感染は沈静化することはなく、今後感染再拡大が懸念される秋から冬にかけては国家間移動は更に厳しい制約を受けることになりそうです。

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2020年6月11日木曜日

茨城空港 国内線全路線6月19日運航再開

スカイマーク社が6月19日から6月30日までの運休を発表しました。
これによると茨城空港では新千歳便、神戸便の一部が運休を継続することになっていますが、12日から運航を先行して再開する福岡便を含めて那覇便、神戸便、新千歳便の全4路線が各1日1往復運航を再開します。
具体的な運航計画は次の通りです。

<新千歳便>
 茨城空港 →新千歳空港
08時35分→10時00分
 新千歳空港→ 茨城空港
17時30分→19時00分

<神戸便>
 茨城空港 → 神戸空港
19時35分→20時45分
 神戸空港 → 茨城空港
08時10分→09時20分

<福岡便>
 茨城空港 → 福岡空港
10時00分→11時55分
 福岡空港 → 茨城空港
18時50分→20時30分

<那覇便>
 茨城空港 → 那覇空港
11時00分→13時55分
 那覇空港 → 茨城空港
14時20分→17時00分

※なお、19日のみ機材繰りの関係で新千歳→茨城の8時55分発10時25分着便が運航されます。

福岡便、那覇便は1日1往復運航に戻る形で、新千歳便は茨城空港から使いやすい時間帯での運航となっています。
残念なのが主力の神戸便で、2往復分が運休継続となり、茨城空港からは非常に使いづらい時間帯での運用となります。運航再開できたことは喜ばしいのですが、神戸便が利用しやすくなるのは早くとも7月1日からとなりそうです。

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2020年6月6日土曜日

タイガーエア台湾 8月末まで運休

新型肺炎の影響で運休しているタイガーエア台湾の台北便が8月末まで運休を継続することを発表しました。
国際線では春秋航空の上海便と西安便も6月末まで運休を決めていますが、すでに予約自体受け付けておらず、同じように運休がしばらく続くものと思われます。
日本への入国制限についてはタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国のビジネス関係者に限って移動制限などの緩和措置がとられる方向で調整中ですが、正常化にはまだ相当な時間が必要になります。

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茨城空港 海外向け愛称は一転 茨城国際空港へ

先日有識者会議にて茨城空港の海外向け愛称をTokyo Ibaraki International Airport(東京茨城國際機場、東京茨城国際空港)にする答申が行われたと報じられましたが、茨城県は5日一転愛称をIbaraki International Airport(茨城國際機場、茨城国際空港)とすることを決定・発表しました(朝日新聞)。知事は記者会見でネットでは反対意見が多く、押し切ってまで「東京」を付けるメリットはないと判断したと述べています。
茨城空港の愛称についての県からのお知らせ(いばキラTV)

個人的には海外向け愛称についてIBARAKIが前面に出ることは賛成で、自然だと思います。ただ、有識者会議には海外の航空会社関係者も参加しており、海外向けとして東京圏にある茨城をアピールするきっかけになると判断されていたと思われます。現に春秋航空のサイトでは茨城空港は「近東京」と明記されていることからも判るように、茨城空港は茨城県を訪れるための空港としてはほぼ認識されていません。
国内向けは従来どおりの茨城空港を愛称とするため、一般の日本人はほとんど目にすることはない名称を、これまたあまり茨城空港を利用することはないであろうネットの声に左右されてしまって覆すのでは、なんのために有識者会議を開催したのか、選定方法に疑問が生じます。
もし、広く意見を募りたいというのであれば、有識者会議ではなく、以前行っていたような茨城空港利用者(特に国際線利用者)へのアンケートを実施してみて、判断材料とすれば良かった気がします。
東京駅への高速バスの補助打ち切りと同時に県内周遊を促す施策を実施し、東京へ素通りするのではなく茨城県に訪れて欲しいという気持ちは理解できますが、国内でも認知度の低い茨城県の観光地へどうやって訪日客を誘客するのかは大きな課題です。名実ともに「茨城」の国際空港として売っていくためには、先日行ったような有名YouTuberとのコラボなど積極的なPRをしていかなければならないと思います。

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2020年6月5日金曜日

6月12日 福岡便運航再開

新型肺炎の影響で国内線、国際線とも全便運休が続いている茨城空港ですが、6月12日から福岡便の運航再開が確定しました。運航スケジュールは茨城空港発10時00分→福岡空港着11時55分、福岡空港発18時50分→茨城空港着20時30分の1日1往復です。

6月4日に神戸便、新千歳便、那覇便は6月12日から18日まで運休を継続することが決まり、予約不可となりましたが福岡便のみ予約を継続。正式に同期間の運航が発表されました。6月5日時点で再開第1便の茨城-福岡の運賃は1万8010円~となっています。
なお、6月12日は茨城空港に機材が無いため、神戸空港から茨城空港へ1便だけ運航が行われる予定です。現時点での神戸便、新千歳便、那覇便の予約は6月19日からとなっており、同日から運航再開できるか注目されます。

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