2020年4月30日木曜日

茨城空港 2019年度利用者は77万人で過去最多

東京航空局が2019年度の利用概況を発表しました。
茨城空港の3月の利用者数は2万6628人で前年比63.1%減となりました。新型肺炎の感染拡大を受けて、国際線のほとんどの便が運休となり、3月の利用者はわずか247人と前年比98.5%の大幅減。国内線も外出自粛により利用者が急減し、前年比52.2%減の2万6381人にとどまりました。国際線は3月の利用者数としては過去最少を記録。国内線も6年前の水準にまで落ち込んでいます。
2019年度の利用者数は2月、3月の利用者の急激な減少に伴い、当初見込まれていた80万人超の予想を大きく下回り、77万6002人となりました。前年度の76万0402人は辛うじて上回ったものの、開港前の需要予測(80万7千人)を超えることはできませんでした。(2019年の利用者では82万2208人で達成しています)

4月は国際線全便が運休し、国内線の運休も拡大するため更に利用者は少なくなる見込みで、5月にいたってはほぼ全便が運休する可能性が高く、利用者は0に限りなく近い水準となるなど2021年度はかつてない厳しい状況となりそうです。

2020年4月29日水曜日

茨城空港 国内線22日まで全便運休

スカイマークが茨城空港発着路線を含む運休の期間延長を決定しました。これにより、茨城空港の国内線は5月2日~22日まで全便が運休することになります。なお現在スカイマークの公式HPでは5月31日搭乗分まで予約受付ができない状況となっています。
茨城空港ターミナルビルも5月16日まで休館が決定しています。春秋航空が5月17日以降の運航をまだ決定していないためですが、こちらも予約再開のめどが立っておらず、しばらくは休館が続くものと思われます。

2020年4月24日金曜日

茨城空港 5月2日から全便運休 休館へ 

スカイマークは新型肺炎の影響で航空需要が落ち込んでいる状況から、茨城空港発着の福岡便と那覇便の運休を5月10日まで延長することを決定。あわせて1日1往復の運航を続けてきた新千歳便と神戸便の運航もそれぞれ5月1日、2日を最後に運休することを発表しました。期間はいずれも10日までですが、予約自体を5月末まで受け付けていない状況のため、運航再開は6月になる可能性が高いと思われます。
今回の運休により、茨城空港は5月2日から10日までに間、国内線及び国際線の全便が運休する事態となります。空港ターミナルビルもスカイマークの返金手続きなどを除き休館することになりました。

咋年12月には開港以来最高の年間80万人の利用者と、発着枠を使いきり増便余地がなくなるほどの需要を見せていた茨城空港ですが、しばらくは充電期間に入ります。少しでも早く事態を収束させるためには今以上の外出自粛、人との接触回避が求められます。茨城県も特定警戒都道府県に指定されているので、特に県民の皆様にはご協力をお願いしたいと思います。

2020年4月16日木曜日

春秋航空 上海便・西安便 5月16日まで運休延長

全世界で200万人以上が感染している新型肺炎の影響で、春秋航空は運休している茨城空港発着の上海便と西安便について、5月16日まで運休を継続させる決定をしました。
すでに国際線では台北便が5月末まで運休を決めており、春秋航空の各便も再開のめどは立っていません。
政府は4月16日にも全都道府県で緊急事態宣言を5月6日まで発令する見込みで茨城県でも状況はより深刻になってきています。

2020年4月14日火曜日

タイガーエア台湾 5月末まで運休延長

タイガーエア台湾が茨城-台北便の運休を5月末まで延長することを決定しました。新型肺炎の感染者確認数は茨城県内でも100人を超え、近隣の千葉県、埼玉県、東京都などで緊急事態宣言が発令されるなど、深刻さを増しています。政府は宣言後2週間での収束を目指していますが、危機的状況は当面続くと見られ、今後タイガーエア台湾以外の航空会社も運休期間を延長させると思われます。
タイガーエア台湾のホームページでは6月からの予約をすでに受け付けていますが、運航再開できるかは不透明です。

2020年4月8日水曜日

茨城空港 那覇・福岡便運休 1日4便のみに

新型肺炎の感染拡大を受けて7都府県に緊急事態宣言が出される中、航空需要も大幅に落ち込んでいます。
スカイマーク社は8日に追加減便を発表。茨城空港では那覇便と福岡便の運休が決定されました。期間は4月11日から30日まで。この期間は新千歳便の1日1往復2便と神戸便の1日1往復2便のみの1日4便運航となります。

スカイマークの佐山会長は朝日新聞のインタビューで2月の搭乗率は約80%、3月が約55%で、4月2日は35%になったと話しています。運休しても固定費はかかるので非常に苦しい状況ですが、以前破たんしたときと状況が異なり、外出自粛を求められる中、積極的な搭乗キャンペーンは行うことができません。

茨城空港の残り2路線のうち、神戸便は緊急事態宣言の対象となる兵庫県にあり、状況によってはこちらも運休となるかもしれません。最悪国内・国際の全便が運休し航空機が飛ばない空港になる事態も予想されます。

2020年4月1日水曜日

新千歳便・神戸便の運休 4月末まで延長

スカイマーク社が運航する茨城空港発着便のうち、新千歳便と神戸便の運休が4月末まで行われることが決まりました。
新千歳便は8時35分の茨城空港発と8時55分の新千歳発の2便、神戸便は7時35分と19時35分の茨城空港発と8時10分と18時50分の神戸空港発の4便が運休となります。これで4月全期間で茨城空港は1日8便運航となります。

茨城空港 2月の搭乗実績

東京航空局が2020年2月の利用概況を発表しました。
茨城空港は神戸便が1日3往復に増便された国内線が前年比8.7%増の4万8186人でした。新型肺炎の影響が徐々に国内でも深刻化してきており、2月の利用者数は2月単月では過去最高となったものの伸びは落ち込んできています。3月からは減便の影響もあり、大幅に減少に転じる可能性が高いと思われます。
より影響が顕著なのは国際線で現在全路線が運休。2月も中国路線の運休が相次ぎ、利用者は前年比82.1%減の2648人と2月単月では最も少ない利用者数となりました。
国際線と国内線合わせた利用者数も14.0%減の5万0834人と大幅に減少。2月としては6年振りに前年を下回りました。
3月は利用者が多い月ですが、今年は外出を自粛せざるを得ない状況だったため利用者が大幅に減ることが確実で、年間80万人を達成できたかどうかきわめて微妙です。

日本一魅力の無い茨城県が台湾一有名な日本人とコラボ

今台湾で最も有名な日本人とも言われる(朝日新聞GLOBE+)三原慧悟さんが代表を勤めるYouTubeチャンネル「三原JAPAN」および「サンエン台湾」が茨城県とコラボを行いました。
三原JAPANは台湾向けのチャンネルで登録者は134万人。サンエン台湾は日本と台湾の友好を更にすすめるために日本向けに作られたチャンネルで登録者はこちらも23万人を超えています。サンエン台湾は日本向けではあるものの台湾での人気を受けて台湾の方も多く視聴されています。
残念ながら現在、茨城空港の台北便は新型肺炎の影響で運休していますが(ちなみに撮影は2月に行われ、往来には成田空港を利用されていたようです)、今回台湾で著名な三原氏に動画制作を依頼したことは、台湾での茨城の知名度を上げようという意気込みが感じられました。
「外国人ズズ、日本一魅力の無い県に行く。」(サンエン台湾)

「在烤肉店點到一樣的品項前不能停止進食!竟然狂吃超甜和牛!?」(三原JAPAN)



「在日本壽司店點到NG品項就不能再吃!難得來日本卻什麼都不能吃…(涙)」(三原JAPAN)


なお、同じく台湾など中華圏で大人気、登録者数167万人を誇る茨城在住のRyuuuTVでは茨城空港を利用して台湾へ向かう動画が掲載されており、26万回以上再生されています。

「這樣我們就能每個週末去台灣了!?茨城機場直飛台灣桃園真的方便到~」(RyuuuTV)


台北便が再開した折には多くの台湾からの来日者が茨城県を観光していただけるよう願いたいと思います。

IBR搭乗ポイントキャンペーン2020

茨城空港を利用してキャッシュバックが受けられるキャンペーンも2020年度継続して実施されます。
対象はIBRマイエアポートクラブの会員の方で2019年10月27日から2021年3月20日までに茨城空港発着便を利用される方。搭乗実績はポイント制となっており、基本1回の搭乗で1ポイントの扱いとなります。10ポイント分の搭乗券の半券を集めると1万円キャッシュバック&茨城空港テナントやそ・ら・らで使える2000円共通利用券がもらえます。

なお、一部路線は期間限定でポイント2倍の施策を行っています。
対象路線は神戸便が2020年4月1日から2021年3月20日までお昼の神戸発、茨城発の便(10月24日までは神戸発:11時45分、茨城発:13時35分)。
新千歳便が2019年10月27日から2020年3月31日までと2020年10月25日から2021年3月20日までの朝の新千歳発と夜の茨城発の便。
那覇便は2019年10月27日から2020年3月31日までと2020年10月25日から2021年3月20日の便。
台北便は2019年10月27日から2021年3月20日までの便です。
新千歳便と那覇便は10月24日までの夏ダイヤは2倍キャンペーンの対象外となるので注意が必要です。

応募される方は2021年3月31日までに、半券を専用の応募用紙に貼り付け、必要事項を記載の上、茨城空港利用促進等協議会へ郵送してください。詳しくは空港HPをご覧ください。

1000円レンタカープラスキャンペーン2020

2020年度も茨城空港利用者向けレンタカーキャンペーンが実施されます。
対象者は茨城空港到着便を利用し、到着当日にトヨタレンタリース茨城空港店レンタカーを借りる方(事前予約が必要です)で、県内の宿泊施設にて1泊以上される方(返却時に宿泊施設の領収書か宿泊証明書を提示)です。
料金は車両クラスや人数によって変わりますが、2名以上ならば最安24時間まで1000円で借りることができます(24時間以降は通常料金となります)。
詳しい内容については空港HPで確認をお願いします。
短期間、茨城県内を車で観光したい方にはお得なキャンペーンとなっています。