2015年10月30日金曜日

茨城空港免税店は春秋航空日本が出店

茨城県開発公社が募集していた茨城空港の免税店については、その後開発公社から詳細が明らかになっていませんが春秋航空日本のHPによると同社が出店することになりそうです。すでに空港で働く販売員の求人が出されています。
春秋航空日本は成田空港第3ターミナルを拠点に広島空港と佐賀空港で定期便を運航しています。さらに同ターミナルで就航先のお土産品などを取り扱うショップも出店しています。茨城空港でも免税店を開くことで中国人旅客向けの収益上乗せを狙うと思われます。
茨城空港での路線は現時点で上海便の週8往復のみですが、免税店開店で更なる路線開設に期待したいところではあります。

2015年10月20日火曜日

お土産キャンペーン 期間延長決定

茨城空港へ国内線で到着し、IBRマイエアポートクラブに加入された方に配られていたお土産キャンペーンが期間を延長して実施されることが決まりました。期間は12月25日までとなっています。
今回のキャンペーンでは3000円の共通利用券がもらえます。利用券は茨城空港ターミナルビルと空の駅・そららで使うことができます。配布予定数は新たに2万人を追加し、合計で3万7千人となりました。先着順ですので期間中でも人数に達した時点で終了となります。
今回の延長でちょうど茨城は袋田の滝や筑波山、花園渓谷などの紅葉が美しいシーズンに適用されます。また冬の搭乗者が減少する時期にまで実施することで新たな旅行需要を喚起することが期待されます。

2015年10月10日土曜日

茨城空港 9月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が9月の搭乗実績を公表しました。
全体としては機材の小型化によって搭乗率が改善していますが、同規模での運航だった4年前には及ばない数値でした。
路線別では羽田ー新千歳便が98.1%を記録するなど羽田空港が堅調でした。

茨城空港関連では神戸便が前年比19.1%増の1万4519人と9月としては過去最高人数を大幅に更新。搭乗率も68.4%と7割に迫りました。
新千歳便は今月から1日1往復に減便した影響で前年比30%減の1万0244人になりました。ただ搭乗率は96.5%と茨城空港の国内線では驚異的高搭乗率を記録しています。
福岡便も1日1往復に減便となり、8429人と13.6%利用者が減りましたが、搭乗率は79.4%とこちらも高い数字を残し、スカイマーク社が茨城空港重視の姿勢を打ち出すのも理解できると思います。
正直、新千歳便は1日2往復のままであったらもっと利用者が見込めたので残念ではありますが、今後利用者が大きく落ち込む季節に入るだけにこの勢いをいかに持続していけるかが大事になりそうです。

2015年10月1日木曜日

茨城空港から意外と近い四国訪問記

まだ行ったことのなかった四国へ茨城空港から行ってみました。
 茨城空港の神戸便。平日ながら130人を超える人が搭乗しました。

神戸空港へは1時間20分ほどで到着。

神戸空港というと茨城にとっては関西(神戸・大阪・京都)の玄関口としての印象がありますが、四国に行くのにも有用です。

神戸空港から徳島方面へ高速バスが出ています。

高速バスは途中で新神戸駅などへ行くので神戸空港で乗るよりも三宮バスターミナルで乗った方が良いかもしれません。三宮から徳島県鳴門へは1時間20分くらいで着きます。茨城から東京へ行くより近いです。

鳴門公園口は高速にバス停があります。

渦潮で有名な鳴門。大鳴門橋の下に渦の道があります。

鳴門公園には北茨城市の野口雨情の詩碑がありました。鳴門公園からは鳴門市・徳島市へ路線バスで移動。もちろん、高速バスで神戸から直行することも可能です。

眉山から見た徳島市の夜景。

徳島市は川と眉山が印象的でした。橋に照明がついていたり、街全体がキラキラ輝いています。翌日、徳島駅から高知市を目指します。JRの路線ですが本数が限られていて結構、時間制約が厳しいです。やはり四国の移動は高速バスが効率的なようです。

甲浦駅は阿波室戸シーサイドラインの終着点。ここからはバス移動です。

高知へ抜ける途中にある室戸岬へ寄り道。独特な光景が広がっています。

室戸岬経由で高知市へ抜けるには甲浦駅からバスを使い、土佐くろしお鉄道の奈半利駅まで行き、そこから快速直通で高知駅までいけます。元々は甲浦駅と奈半利駅は結ばれる予定だったそうですが、国鉄再生に伴って計画がなくなったそうです。
高知市からはそのまま高松市を目指します。ここも鉄道ではなく高速バスが便利です。高松までは2時間10分ほどで着きます。

高松市にある栗林公園。高松市と水戸市は徳川家の縁で親善都市です。

高松からも神戸へ高速バスが出ています。来た時と逆方向へ鳴門を経由していくので時間は徳島からよりもかかります。三宮からはいつものポートライナーで神戸空港へ。茨城空港へは1時間15分。遠いと思っていた四国も意外と近いと実感できました。
今は茨城空港へ到着する際にキャンペーンが行われています。茨城空港で使えるお土産3000円分の利用券がもらえますが、実際にもらう人は2割程度でした。


茨城空港の活用法は北海道・神戸・福岡だけではありません。近隣地域へ行くことは勿論、乗継でさらに可能性が広がります。できれば今那覇便で行っているように乗継割ができればもっとPRできると思うのですが、 いずれは実現して欲しいです。

(茨城空港からの乗継例)
茨城空港10時30分→神戸空港11時55分~13時00分→長崎空港14時15分
長崎空港17時05分→神戸空港18時10分~18時50分→茨城空港20時05分

茨城空港08時05分→福岡空港10時10分~12時25分→那覇空港14時10分
那覇空港14時45分→福岡空港16時25分~18時45分→茨城空港20時25分

新キャンペーン開始 お土産キャンペーンは好調

茨城空港で新キャンペーンが開始されました。今回のキャンペーンは就航地の兵庫・福岡・北海道が対象で、各対象地のイオンで1080円以上お買い上げのレシートで応募。抽選により20000円の航空割引券が1300名に当たるというもの。割引券は新千歳・神戸・福岡の茨城空港直行便で使用できます。
応募期間は10月末までで当選者には11月中旬に直接発送されます。なお、利用する際はJTBガイアレックサン&サン事業部予約販売センターへの電話申し込みが必要です。

9月から改めて開始された茨城空港・周辺地域活性化キャンペーン第2弾ですが、すでに6000円分のギフトカタログは配布予定数量が終了しています。現在は空港内の店舗と空の駅・そららで使える3000円分の利用券のみ受付をしています。

杭州線就航延期 スカイマークは地域密着強調

中国国際航空が10月25日に就航する予定だった杭州線が来年の1月30日に延期になったことが明らかになりました。運航計画自体は変わらず、週2便・土日に運航し機材はA319の128人乗り。杭州を13時に出発し、茨城に17時到着。茨城からは18時に出発し、杭州に20時20分に着く予定です。
中国国際航空は今回の延期の要因について、準備にまだ時間がかかることと市場動向によるものとしています。市場動向がどの程度の影響を及ぼしているのか判りませんが、今後中国の景気後退が鮮明になれば計画そのものが頓挫する可能性があるかもしれません。

一方、経営破綻したスカイマークは新体制が発足。ANAの出資を受けて再生を目指します。注目されるコードシェアについては早くて来秋とかなり時間がかかる模様。対象路線も羽田-福岡や新千歳などが除外となる以外は白紙で茨城空港が対象となるのかどうかまだ判りません。
独立性を維持したいとする佐山会長は神戸空港と茨城空港については地域密着のサービスを展開した独自性を出したいと話し、今後も重要視していく方向のようです。