2020年11月30日月曜日

茨城空港 10月の搭乗実績

東京航空局が2020年10月の利用概況を発表しました。

新型肺炎の影響で落ち込んでいた航空需要が10月は若干戻ってきており、全体としては前年比67.1%減と減少幅が縮小しています。

茨城空港では国際線が引き続き全便運休となり利用者は0人となっています。国内線は徐々に運休対象が減って、前年比50.5%減の3万0690人となりました。国内線利用者数が3万人を超えるのは2020年2月の4万8186人以来で今年度としては最多です。

国内線と国際線を合わせた前年比は58.2%減で回復してきています。ただ、11月に入って新型肺炎の感染者が急増し、再び自粛ムードが広がってきており、人の移動が盛んになる年末年始の利用動向がどうなるのか不透明になっています。

2020年11月24日火曜日

2021年2月 奄美大島・石垣島チャーター便

2021年2月に奄美大島と石垣島へのチャーター便が就航することが発表されました。

期日は2月10日~13日と2月28日~3月3日の2回。10日出発は農協観光が、28日出発はクラブツーリズムが担当。航空会社はいずれもフジドリームエアラインズで機材はエンブラエル170か175になります。

10日出発便(農協観光)は9時30分に茨城空港を出発。12時25分に奄美空港に到着後、あやまる岬奄美パークなどを観光。16時50分に島内のホテルに宿泊。
2日目は9時にホテルを出発して黒糖焼酎大島紬の製造工場を見学、昼食後13時50分に奄美空港から石垣空港へ。15時25分到着後、バンナ展望台へ。17時に石垣島内で宿泊。
3日目は7時40分にホテルを出発し、高速船で西表島へ。マングローブ遊覧後、水牛車で由布島へ。その後は竹富島コンドイビーチカイジ浜へ。さらに小浜島へも渡り、シュガーロードこはぐら荘を観光します。17時には石垣島のホテルへ戻るという充実の1日。
4日目は川平湾などを観光して13時50分に石垣空港を出発。16時50分に茨城空港へ到着します。
料金は3名1室1人18万7000円~。別途チャーター燃油特別付加往復900円がかかります。添乗員が茨城空港から同行。食事は朝3昼4夕3付き。最少催行人員は60人です。

28日出発便(クラブツーリズム)は朝茨城空港を出発、奄美空港に到着後にあやまる岬奄美パークアランガチの滝などを観光。島内で宿泊します。
2日目は買い物後に奄美空港から石垣空港へ。昼食後に石垣やいま村川平湾へ。石垣島で宿泊します。
3日目は8時15分に石垣港から西表島へ。マングローブ遊覧後、水牛車で由布島へ。その後は竹富島へ移動し集落やビーチを観光。石垣島へ戻り宿泊。
4日目は11時に石垣島を出発して石垣空港から茨城空港へ戻ります。
料金は2名1室1人19万1900円~。ホテルグレードアッププランではグランヴィリオリゾート石垣島などに宿泊でき、2名1室1人23万2000円となります。別途燃油サーチャージが900円かかります。添乗員が茨城空港から同行。食事は朝3昼2夕3付き。最少催行人員は18人です。

2月後半になると春を感じられる沖縄は観光に適したシーズンに入ってきます。今回は同じ奄美・石垣の旅行ですがツアー内容は異なるので目的地に応じて申し込みができます。


竹富島・コンドイビーチ


2020年11月16日月曜日

茨城空港 国内線 12月1日から全便運航予定

スカイマークが12月1日から1月12日までの運航予定について発表しました。

新型肺炎の影響で需要が落ち込む中で減便や運休が行われてきましたが、年末年始の繁忙期を迎えるに当たって通常に近い運航計画となっています。

茨城空港では新千歳便と神戸便が1日2往復、福岡便と那覇便が1日1往復ずつ運航される予定で、乗り継ぎ便となる下地便も継続して運航されます(時刻表:スカイマークHP)。

ただ、直近では茨城県でも感染者数が過去最多を更新しており、茨城県の対策指針でも警戒レベルは上から2番目のStage3(高齢者などへの注意喚起、状況に応じて外出自粛陽性の可能性あり)に引き上げられています。就航先の北海道や沖縄県でも状況は日に日に厳しくなっており、今後の各自治体・政府の判断によっては運航が中止になる可能性もありそうです。


<新千歳便>
 茨城空港 →新千歳空港
09時45分→11時05分
18時35分→20時00分

新千歳空港 → 茨城空港
09時00分→10時30分
17時35分→19時05分


<神戸便>
 茨城空港 → 神戸空港
08時35分→09時55分
19時45分→21時05分

 神戸空港 → 茨城空港
07時55分→09時05分
19時05分→20時10分


<福岡便>
 茨城空港 → 福岡空港
07時35分→09時40分

 福岡空港 → 茨城空港
18時55分→20時30分


<那覇便>
 茨城空港 → 那覇空港
11時05分→14時20分

 那覇空港 → 茨城空港
15時20分→17時50分


<下地島便(神戸乗継)>
 茨城空港 →    神戸空港     →下地島空港
08時35分→09時55分~10時40分→13時20分


<下地島便(那覇乗継)>
下地島空港 →    那覇空港     →茨城空港
12時40分→13時30分~15時20分→17時50分

2020年11月10日火曜日

茨城空港 9月の搭乗実績

遅くなりましたが9月の搭乗実績について掲載します。

東京航空局の2020年9月の利用概況では北海道地区、東北地区が引き続き国際線の旅客数が0人となっています。茨城空港でも国際線は利用者が0人となっています。

国内線は北海道地区で前年比58.5%減と持ち直してきています。ただ、新型肺炎の感染者が北海道で特に増加傾向にあり、今後は規制が強化される可能性が高くなっています。茨城空港では前年比70.1%減の1万8541人と落ち込みが大きく、9月としては開港以来2番目に少ない利用者となりました。

4月から9月までの上半期の利用者数は7万7255人と、開港1年目の2010年4月から9月までの8万7522人を下回り、過去最少を更新しました。昨年度は42万0074人だったので81.6%減少したことになります。

10月には新千歳便の増便や下地島空港への就航など明るい話題もありますが、冬の新型肺炎とインフルエンザの流行によってはより危機的な状況に陥る可能性も考える必要がありそうです。