2015年12月25日金曜日

2年連続搭乗者50万人超へ 最多更新も視野に

今年度の茨城空港の搭乗者数が2年連続で50万人を超える可能性が高くなっています。
10月末時点で国内線は25万2千人、国際線は8万6千人が利用しています。国内線は4月が前年を上回る2万7千人を記録。それ以降は減便の影響もあり、前年比3千人前後減で推移しています。この傾向と昨年の運航状況を踏まえると1月までは前年割れが確実で、2月はほぼ同程度、3月は神戸便の増便の効果で前年を超えると思われ、前年に及ばないものの39万人前後の利用が見込まれそうです。
国際線においては昨年10月に増便した春秋航空の上海便が好調で国内線の落ち込み分をほぼ吸収。10月からは南方航空の深セン便が加わり、前年を上回る傾向は今後も続きそうです。1月30日から運航開始の国際航空の杭州便もさらに利用者を押し上げる見込みで、現時点で16万人ほどの利用が見込めそうです。
特段の事情がないかぎり50万人は確保できそうで、新規就航路線によっては55万人規模で昨年度の53万人を上回ることもありえます。
また、未確認の情報ではありますが、来年早い段階で春秋航空が成都・揚州線を、今年日本初就航となったVエアが3月ごろに台北線を開設する検討をしているようで実現できれば更なる上積みも期待できそうです。

春秋航空日本 茨城空港免税店開店

12月24日、茨城空港ターミナルビル2階に春秋航空日本が中国人観光客向けの免税店を開店しました。春秋航空日本の店舗は成田空港第3ターミナル内2店舗に続く3店舗目とのこと。茨城新聞映像記事→茨城空港に免税店オープン
店舗は旧茨城県PRコーナーに出店。開港以来場所を変えながらも存在していた茨城県PRコーナーはテナントの増加に伴い、なくなることになりました。(県内市町村のパンフレットは2階エレベーター脇に設置されています。)店内には中国人向けとして人気の家電製品、炊飯器やドライヤー、シェーバーなどが効率的に展示されています。またマスクなどの日用品や就航地などのお菓子も少数ながら販売しています。日本人が利用する機会は限られるかもしれませんが、春秋航空の上海便や南方航空の深セン便、また1月30日から運航される予定の国際航空・杭州便の旅客からの需要に期待しているようです。

また、商品構成が似ていた秋葉原デジタル家電店は開店以来低迷。取り扱い品を変え、ブランド品やフレッシュジュースを販売したりしていましたが、今回の免税店出店もありメインを腕時計や南部鉄瓶などへ変更しているようです。
免税店オープンの垂れ幕。購入者にはオリジナルボールペンを配布していました。

クリスマス企画でキティ&サンタクロースも茨城空港を盛り上げていました。

2015年12月10日木曜日

茨城空港 11月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が11月の搭乗実績を公表しました。
全体としては搭乗者数が7.4%減と赤字路線の止血効果はあるものの、まだまだ再建途上であることがうかがわれる結果でした。空港別では羽田空港が神戸便や鹿児島便を除いて堅調だったほか、神戸空港も搭乗者数が前年を上回るなど改善が見られました。一方で新千歳空港が閑散期に入り低い水準となっています。

茨城空港関連では主力の神戸便が一昨年の最多記録にわずかに及ばなかったものの前年比で7.5%増の1万4446人、搭乗率が68.6%と良い数字を残しました。神戸便は11月は例年安定して6割から7割集客できています。また対前年比では4ヶ月連続増加となっています。
11月に強い福岡便は減便の影響で前年比では29.7%減の8377人となりましたが、搭乗率では78.9%と減便以降の3ヶ月は80%に近い数字を維持しています。
羽田を除いて各路線で落ち込みが目立った新千歳便は茨城空港でも同様で搭乗者数は前年比32.5%減の7261人、搭乗率も68.4%にとどまりました。
茨城空港にとって例年12月から2月までは最も厳しい季節となります。利用者を大幅に増やせる特効薬はないでしょうが、茨城の冬の魅力を発信することで各地方からの集客を増やしたいところです。

2015年12月4日金曜日

茨城空港とそ・ら・らでラッピングバス展示

12月6日に茨城空港と空の駅そ・ら・らにて、茨城交通がスカイマークを応援するために無償で提供したラッピングバスが特別展示されます。
8時から9時には茨城空港の駐機場にてスカイマークの機体と合同展示され、9時10分から11時には茨城空港駐車場にて、11時半から15時はそ・ら・らに移動して展示されます。展示場では茨城交通の乗務員制服を着ながら記念撮影もできます。また、スカイマークの作業着の試着も行われるほか、モデルプレーンを特別価格にて販売するそうです。
スカイマークではこの他にも国内線手荷物受取所に、スタッフ手作りの模型も展示しているようです。
スカイマークは今後、茨城空港と神戸空港は地域密着を打ち出していきたいとしていましたが、具体的な企画が行われることにより、茨城空港とはより良い関係が築けていけそうです。

2015年11月11日水曜日

茨城空港 10月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が10月の搭乗実績を公表しました。
全体としてはまだ4年前の実績に及ばない状況がつづいており、いまだに再建途上といった印象です。羽田空港では新千歳便が好調でしたが、神戸便や鹿児島便は搭乗率が7割台と苦しい実績となりました。神戸空港では新千歳便と長崎便が伸び悩み、関西の拠点としての勢いが感じられませんでした。

茨城空港関連では例年徐々に閑散期に入る時期ですが、今年は大健闘といえる結果となりました。1日2往復を維持している神戸便は搭乗率71.3%で1万5264人が利用。前年比20.4%増で同路線の10月としての単月実績は過去最高を大幅に更新しています。
1日1往復の運航となっている新千歳便は先月に引き続いて搭乗率9割越えの91.3%と羽田空港並みの高搭乗率を記録。利用者数は減便の影響で23.2%減の1万0016人でしたが十分な数字といえそうです。
やや苦戦が続く福岡便も搭乗率は78.8%と使いやすい時間帯としたことが奏功しています。利用者数は20.4%減の8646人に止まりましたが、損益で考えればスカイマーク社の黒字化に向けて貢献できたといえそうです。

2015年10月30日金曜日

茨城空港免税店は春秋航空日本が出店

茨城県開発公社が募集していた茨城空港の免税店については、その後開発公社から詳細が明らかになっていませんが春秋航空日本のHPによると同社が出店することになりそうです。すでに空港で働く販売員の求人が出されています。
春秋航空日本は成田空港第3ターミナルを拠点に広島空港と佐賀空港で定期便を運航しています。さらに同ターミナルで就航先のお土産品などを取り扱うショップも出店しています。茨城空港でも免税店を開くことで中国人旅客向けの収益上乗せを狙うと思われます。
茨城空港での路線は現時点で上海便の週8往復のみですが、免税店開店で更なる路線開設に期待したいところではあります。

2015年10月20日火曜日

お土産キャンペーン 期間延長決定

茨城空港へ国内線で到着し、IBRマイエアポートクラブに加入された方に配られていたお土産キャンペーンが期間を延長して実施されることが決まりました。期間は12月25日までとなっています。
今回のキャンペーンでは3000円の共通利用券がもらえます。利用券は茨城空港ターミナルビルと空の駅・そららで使うことができます。配布予定数は新たに2万人を追加し、合計で3万7千人となりました。先着順ですので期間中でも人数に達した時点で終了となります。
今回の延長でちょうど茨城は袋田の滝や筑波山、花園渓谷などの紅葉が美しいシーズンに適用されます。また冬の搭乗者が減少する時期にまで実施することで新たな旅行需要を喚起することが期待されます。

2015年10月10日土曜日

茨城空港 9月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が9月の搭乗実績を公表しました。
全体としては機材の小型化によって搭乗率が改善していますが、同規模での運航だった4年前には及ばない数値でした。
路線別では羽田ー新千歳便が98.1%を記録するなど羽田空港が堅調でした。

茨城空港関連では神戸便が前年比19.1%増の1万4519人と9月としては過去最高人数を大幅に更新。搭乗率も68.4%と7割に迫りました。
新千歳便は今月から1日1往復に減便した影響で前年比30%減の1万0244人になりました。ただ搭乗率は96.5%と茨城空港の国内線では驚異的高搭乗率を記録しています。
福岡便も1日1往復に減便となり、8429人と13.6%利用者が減りましたが、搭乗率は79.4%とこちらも高い数字を残し、スカイマーク社が茨城空港重視の姿勢を打ち出すのも理解できると思います。
正直、新千歳便は1日2往復のままであったらもっと利用者が見込めたので残念ではありますが、今後利用者が大きく落ち込む季節に入るだけにこの勢いをいかに持続していけるかが大事になりそうです。

2015年10月1日木曜日

茨城空港から意外と近い四国訪問記

まだ行ったことのなかった四国へ茨城空港から行ってみました。
 茨城空港の神戸便。平日ながら130人を超える人が搭乗しました。

神戸空港へは1時間20分ほどで到着。

神戸空港というと茨城にとっては関西(神戸・大阪・京都)の玄関口としての印象がありますが、四国に行くのにも有用です。

神戸空港から徳島方面へ高速バスが出ています。

高速バスは途中で新神戸駅などへ行くので神戸空港で乗るよりも三宮バスターミナルで乗った方が良いかもしれません。三宮から徳島県鳴門へは1時間20分くらいで着きます。茨城から東京へ行くより近いです。

鳴門公園口は高速にバス停があります。

渦潮で有名な鳴門。大鳴門橋の下に渦の道があります。

鳴門公園には北茨城市の野口雨情の詩碑がありました。鳴門公園からは鳴門市・徳島市へ路線バスで移動。もちろん、高速バスで神戸から直行することも可能です。

眉山から見た徳島市の夜景。

徳島市は川と眉山が印象的でした。橋に照明がついていたり、街全体がキラキラ輝いています。翌日、徳島駅から高知市を目指します。JRの路線ですが本数が限られていて結構、時間制約が厳しいです。やはり四国の移動は高速バスが効率的なようです。

甲浦駅は阿波室戸シーサイドラインの終着点。ここからはバス移動です。

高知へ抜ける途中にある室戸岬へ寄り道。独特な光景が広がっています。

室戸岬経由で高知市へ抜けるには甲浦駅からバスを使い、土佐くろしお鉄道の奈半利駅まで行き、そこから快速直通で高知駅までいけます。元々は甲浦駅と奈半利駅は結ばれる予定だったそうですが、国鉄再生に伴って計画がなくなったそうです。
高知市からはそのまま高松市を目指します。ここも鉄道ではなく高速バスが便利です。高松までは2時間10分ほどで着きます。

高松市にある栗林公園。高松市と水戸市は徳川家の縁で親善都市です。

高松からも神戸へ高速バスが出ています。来た時と逆方向へ鳴門を経由していくので時間は徳島からよりもかかります。三宮からはいつものポートライナーで神戸空港へ。茨城空港へは1時間15分。遠いと思っていた四国も意外と近いと実感できました。
今は茨城空港へ到着する際にキャンペーンが行われています。茨城空港で使えるお土産3000円分の利用券がもらえますが、実際にもらう人は2割程度でした。


茨城空港の活用法は北海道・神戸・福岡だけではありません。近隣地域へ行くことは勿論、乗継でさらに可能性が広がります。できれば今那覇便で行っているように乗継割ができればもっとPRできると思うのですが、 いずれは実現して欲しいです。

(茨城空港からの乗継例)
茨城空港10時30分→神戸空港11時55分~13時00分→長崎空港14時15分
長崎空港17時05分→神戸空港18時10分~18時50分→茨城空港20時05分

茨城空港08時05分→福岡空港10時10分~12時25分→那覇空港14時10分
那覇空港14時45分→福岡空港16時25分~18時45分→茨城空港20時25分

新キャンペーン開始 お土産キャンペーンは好調

茨城空港で新キャンペーンが開始されました。今回のキャンペーンは就航地の兵庫・福岡・北海道が対象で、各対象地のイオンで1080円以上お買い上げのレシートで応募。抽選により20000円の航空割引券が1300名に当たるというもの。割引券は新千歳・神戸・福岡の茨城空港直行便で使用できます。
応募期間は10月末までで当選者には11月中旬に直接発送されます。なお、利用する際はJTBガイアレックサン&サン事業部予約販売センターへの電話申し込みが必要です。

9月から改めて開始された茨城空港・周辺地域活性化キャンペーン第2弾ですが、すでに6000円分のギフトカタログは配布予定数量が終了しています。現在は空港内の店舗と空の駅・そららで使える3000円分の利用券のみ受付をしています。

杭州線就航延期 スカイマークは地域密着強調

中国国際航空が10月25日に就航する予定だった杭州線が来年の1月30日に延期になったことが明らかになりました。運航計画自体は変わらず、週2便・土日に運航し機材はA319の128人乗り。杭州を13時に出発し、茨城に17時到着。茨城からは18時に出発し、杭州に20時20分に着く予定です。
中国国際航空は今回の延期の要因について、準備にまだ時間がかかることと市場動向によるものとしています。市場動向がどの程度の影響を及ぼしているのか判りませんが、今後中国の景気後退が鮮明になれば計画そのものが頓挫する可能性があるかもしれません。

一方、経営破綻したスカイマークは新体制が発足。ANAの出資を受けて再生を目指します。注目されるコードシェアについては早くて来秋とかなり時間がかかる模様。対象路線も羽田-福岡や新千歳などが除外となる以外は白紙で茨城空港が対象となるのかどうかまだ判りません。
独立性を維持したいとする佐山会長は神戸空港と茨城空港については地域密着のサービスを展開した独自性を出したいと話し、今後も重要視していく方向のようです。

2015年9月18日金曜日

中国国際航空 杭州線 10月25日就航

申請が出されていた中国国際航空・杭州線の茨城空港就航が決定しました。
就航日は10月25日からで毎週土日に運航。中国南方航空と同じ日に運航することになります。春秋航空の上海便とあわせると日曜日は日中間を4往復することになります。
時間帯は杭州発:13時00分→茨城着:17時00分、茨城発:18時00分→20時20分。
機材はA319でエコノミー120席とビジネス8席となっています。春秋航空や中国南方航空などに比べ小型な機材なので搭乗率はかなり高くなりそうです。

2015年9月11日金曜日

茨城空港 8月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が8月の搭乗実績を公表しました。
全路線では提供座席の減少に伴い、搭乗者数は前年比24.1%減の59万5千人ほどとなったものの、搭乗率は85.8%と高い数字を記録しました。
路線別では羽田空港が好調を維持しており、新千歳便は搭乗率が97.5%と全便ほぼ満席。鹿児島便や福岡便も95%に迫っています。苦戦中の神戸空港も仙台便や長崎便が前年比でプラスとなるなど一部で明るい動きが見られました。地方路線もおおむね新千歳便と那覇便がまずまずの実績を挙げた印象です。

利用促進キャンペーンが一旦終了したことでどう影響が出るのか心配された茨城空港ですが、新千歳便が搭乗率85.0%を記録し利用者数をけん引。前年比4.8%増の1万8654人と4年前の実績に次ぐ過去2番目の多さとなりました。
神戸便も搭乗率ではわずかながら減少となったものの、利用者数は前年を0.8%上回る1万7340人とこちらは過去最多。利用者が確実に定着してきていると思われます。
一方で昨年就航したばかりというのもあり、いまひとつ伸び悩んだのは福岡便。搭乗者数は15.0%増えて1万4125人でしたが、搭乗率は65.4%にとどまりました。それでも2往復化した直後の神戸便の8月実績は上回っており、今後利用者が増える可能性は十分ありそうです。

昨年は中部便があったため利用者数は去年の実績に届きませんが、それでも国内線利用者数5万人越えを達成し、国際線の稼働状況から言っておおよそ前年並みは維持できそうで、茨城空港の底力は示せたと言えそうです。
9月からは新千歳便と福岡便が1日1往復運航となるため利用者は大幅に減りそうですが、時間帯は改善されるので落ち込みはある程度軽減されるかと思います。繁忙期も過ぎて、需要も落ちてくるので当面は旅客数より搭乗率向上に力を注ぐべきでしょう。

2015年8月21日金曜日

スカイマーク神戸便増便 那覇便も復活

スカイマーク社が10月25日から3月26日までの運航スケジュールを発表しました。
茨城空港では神戸空港乗継に変更されていた那覇便が経由便として復活することになりました。残念ながら新千歳便と福岡便は1日1往復のままですが時間帯が良くなるので閑散期としては十分なのかもしれません。
神戸便は2月26日からお昼の便が運航されて1日3往復に増便されます。
運航スケジュールと運賃は以下の通りです。なお10月25日から旅客施設使用料が別途徴収されます。


新千歳便(運賃 8500円~3万0900円)
茨城空港 →新千歳空港
09時20分→10時50分

新千歳空港→茨城空港
16時55分→18時20分


神戸便(運賃 8000円~1万5800円)
茨城空港 →神戸空港(10月25日から2月25日まで)
10時30分→11時55分
19時00分→20時25分

神戸空港 →茨城空港(10月25日から2月25日まで)
08時35分→09時50分
18時50分→20時05分


茨城空港 →神戸空港(2月26日から3月26日まで)
10時20分→11時45分
14時05分→15時30分
19時00分→20時25分

神戸空港 →茨城空港(2月26日から3月26日まで)
08時25分→09時40分
12時10分→13時30分
18時50分→20時05分


福岡便(運賃 9000円~3万2900円)
茨城空港 →福岡空港
08時05分→10時10分

福岡空港 →茨城空港
18時45分→20時25分


那覇便・神戸経由(運賃 1万0500円~3万4900円)
茨城空港 →那覇空港(10月25日から2月25日まで)
10時30分→14時45分

那覇空港 →茨城空港
16時25分→20時05分


茨城空港 →那覇空港(2月26日から3月26日まで)
10時20分→14時35分


2015年8月18日火曜日

国内線利用キャンペーン第2弾は9月から

茨城県は国内線利用者向けのキャンペーン第2弾を9月1日から始めることを発表しました。
今回のキャンペーンは前回行われた分が予想より利用者が少なかったことから、余った予算を改めて使用。今回のキャンペーンでは3000円分の茨城空港売店および空の駅・そららでの利用券か、茨城県特産品カタログギフトのいずれかがもらえます。
対象は茨城空港へ到着した国内線利用者でIBRマイエアポートクラブ会員か会員に申し込みされる方。利用者は受付カウンターで申込書と航空券を提出して下さい。今回の期間は11月10日まで、先着1万7千人が利用できます。

2015年8月13日木曜日

中国国際航空 杭州線 茨城空港へ就航検討

茨城新聞にて北京などを拠点とする中国国際航空が茨城空港への乗り入れを検討していることが報じられました。検討されている路線は中国・杭州-茨城線で中国の航空当局への申請では9月から週3往復を予定している模様です。
ただ、実現には防衛省との交渉が必要で、7月に運航を開始した中国南方航空の深セン便も週4往復化を求めていますが難航中、週8往復運航している春秋航空も当初は一部で成田空港発着を余儀なくされ、いまだに水曜日の運航がないなど中国系の航空会社への乗り入れ規制がハードルとなりそうです。

すでに他の空港では苦境が伝えられていた関西空港が訪日客増加とLCCの受け入れで利用者が急増しているほか、茨城空港と同規模だった静岡空港でも国内線では苦戦しているものの今年に入ってから天津航空などが定期便を開始。その後も中国大手航空会社の路線開設が相次ぎ、中国11都市と結ばれて、日中間だけで週40往復が就航する空港へと飛躍を遂げています。

茨城空港は中国の航空会社からは東京から2時間以内に位置する需要のある空港として魅力的に映っているようですが、共用空港であるがゆえにいまひとつ地の利を活かしきれない状況です。今後は常磐道へのアクセス改善や圏央道の埼玉方面延伸でよりいっそう首都圏との結びつきが強くなると思われますが、あまりに防衛省からの規制が厳しすぎると計画を撤回する可能性も出てくるのでは懸念されます。

2015年8月11日火曜日

茨城空港 7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が7月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては搭乗率が76.5%と前年を上回ったものの搭乗者数は50万人を辛うじて超える水準にとどまりました。路線別では羽田空港がリゾート路線として新千歳便と那覇便で9割前後と高い数字を残しました。一方で神戸空港は新千歳便が前年比13.1%減など厳しく、羽田空港への依存度がますます高まっている様子が見て取れます。

茨城空港関連では繁忙期の新千歳便が前年比3.0%減の1万5414人で搭乗率は70.8%。62.5%にとどまった福岡空港の新千歳便よりは良かったもののやや物足りない気がします。
安定した実績がある神戸便は前年比4.9%減の1万2472人。搭乗率は58.7%で7月としては過去最高だった昨年に次ぐ2番目の旅客数でした。こちらも信用不安のある中では善戦したといえるのでしょうがあと一歩な印象です。ちなみに神戸便は9ヶ月連続の前年割れとなっています。
まだまだ知名度不足な感じが否めない福岡便は前年比2.2%増の1万0633人。搭乗率は48.4%と50%に届きませんでした。
昨年8月は開港後一番搭乗者数が多かっただけに今年9月からの減便を前に単月での旅客数最多記録更新を望みたいところですが、運航状況がいまだに不安定な状況でかなり厳しい気がします。

2015年8月6日木曜日

スカイマーク 冬ダイヤでの新規撤退は否定

経営再建中のスカイマークは5日の債権者集会でANA主導による再建案が賛成多数となり、記者会見を行いました。
席上で運航路線についてはすでに撤退が決まっている仙台空港と米子空港以外で新規に撤退する予定がないことを発表。これにより、羽田空港と神戸空港を中心として現在運航している路線については便数の調整を行う可能性はあるものの、茨城空港での運航も継続されることが確実となりました。
また再建案の柱となる全日空との共同運航についてはグループですでに多く運航されている羽田-新千歳便など一部を除いてすべての便で検討を行うとしており、全日空が就航してない茨城空港も対象となる可能性があります。
茨城空港における全日空による共同運航はアシアナ航空がソウル便を運航していたときに行っていたことがありますが、実現すれば全日空利用者の利便性が向上し、茨城空港の利用者増加が見込まれることから期待したいと思います。


8月の茨城空港。深セン便就航を祝う垂れ幕。増便も検討されています。

スカイマークカウンターはいつも通り営業中。新千歳便は満席でした。

第1駐車場は満車。飲食店も人があふれていました。

現在、茨城県PR用のスペースは今年中には免税店になる予定。

2015年7月23日木曜日

茨城空港ビル 免税店を強化

茨城空港ターミナルビルを運営している茨城県開発公社が新たに免税店誘致を進めることになりました。今回出店を求めるのは現在茨城県のPRブースとなっている2階。現在残っているエリアとしては一番有用な区画です。
免税店の強化は中国人観光客が増加するのに対応した措置で旅行会社からの求めによるもののようです。特に家電製品の需要が高く、すでに免税店は永山が、家電店は秋葉原デジタル家電茨城空港店がありますが、より多くの製品をより安く買い求めたい中国人観光客の求める水準には達していません。秋葉原デジタル家電店は家電の取り扱いを大幅に縮小。フレッシュジュースを販売するなど事業の見直しを迫られていますが、今回の家電を中心とする免税店の進出で更なる変化を求められることになるかもしれません。

2015年7月13日月曜日

スカイマーク 茨城-神戸便料金大幅値下げ

スカイマーク社が夏に向けて特別セールを実施することになりました。
茨城空港では神戸便が対象路線となっています。SKYサマーセールと名づけられた今回の特別運賃、発売は7月15日15時で7月21日から7月24日分と7月27日から7月31日分が1980円と非常に魅力的な価格設定となっています。
また従来の割引運賃である「いま得」も神戸便が7月21日から8月31日分で最安4900円に値下げされます。夏の繁忙期にうれしい価格設定となっており、利用低迷が続く神戸空港の活性化に寄与しそうです。

Vエア 茨城空港チャーター便就航決定

9月19日からベトナムのベトジェットによるチャーター便就航が決定している茨城空港。同期間に台湾の格安航空会社のVエアのチャーター便就航も決まりました。機材はA321で座席数は194席。
今回の旅行企画はHISが行うことになっています。ツアーは台北5日間台湾1周5日間があり、台北5日間はフリープランでホテルクラスにより4つの料金体系があります。台湾1周は台北・花蓮・高雄に宿泊。各地観光・食事付でホテルクラスで3パターンが用意されています。
料金は台北5日間が2人1室利用で10万9000円から。台湾1周5日間が13万9000円からとなっています。

Vエアはタイに定期便を飛ばしているものの、日本へは初就航となります。
昨年10月にも採り上げましたが、親会社であるトランスアジア航空は成田空港へすでに就航しており、Vエアは同じ系列会社間での競合をさけることも検討しています。日本では中部空港などへ今年の冬ダイヤで定期便の運航を開始するようで、関西空港や福岡空港も候補となっていますが、首都圏での就航地はまだ決定していません。成田空港を避けるのであれば茨城空港が最有力となりそうですが、まずはチャーター便で感触を試してみようということなのかもしれません。

2015年7月11日土曜日

茨城空港 6月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が6月の搭乗実績を公表しました。
全体の搭乗率は69.0%と6月としてはまずまずだったものの、搭乗者数は提供座席減少の影響で前年比24.2%減と不振でした。
路線別では幹線の羽田空港が那覇便や福岡便で搭乗者数が伸び、神戸便も搭乗率は低いながらも実績で19.6%増と健闘しました。
一方で神戸空港は全体に勢いがなく、長崎便と茨城便を除いて搭乗者数が2ケタ減と退潮傾向が続いています。特に神戸-米子や神戸-鹿児島が搭乗率で苦戦しています。
それ以外の空港はほぼ5割から7割の搭乗率。減便している中部-新千歳は搭乗率87.0%と1日1往復なのがもったいないほどの高さを維持していました。

茨城空港関連では主力の神戸便が前年比2.3%減の1万0613人で搭乗率は54.5%。神戸空港が全般的に苦戦を強いられている中では利用者数は減ったものの、搭乗率は3.4%改善。なんとか踏ん張っている状況です。
6月から繁忙期に入っている新千歳便は前年比6.2%減の1万2799人で搭乗率は69.5%でした。減便の影響で搭乗者数は減少しましたが搭乗率は7割目前。スカイマークの平均を上回る好実績でした。このあたりは目論見通りといったところでしょうか。
対照的なのが福岡便で搭乗者数は4.2%増の9533人で52.8%。減便をものともせず利用者数は増加、徐々に定着してきていることがうかがわれます。ただ、搭乗率は思ったほどではなく全路線中4番目に悪い数字でした。梅雨で九州地方の天候が大荒れだったこともマイナスだったのでしょうが路線維持のためにはもう一伸び必要になりそうです。

2015年6月30日火曜日

14年度旅客数 過去最高53万人

茨城空港の2014年度旅客数が報じられました。
14年度はスカイマークが福岡便や中部便を設けたことで国内線利用者が13万人増の41万8504人と大きく伸びました。国際線も春秋航空が週8往復化、搭乗率も91%と好調を維持。2万人増の11万9450人とアシアナ航空が1日1往復運航していた2010年度を上回り最高となりました。国内線・国際線を合わせると53万7954人で開港後初の50万人超えです。茨城空港の需要予測は開港数年後で69万人でしたから今回の数字はこれの78%に当たります。
2015年度は国内線を独占しているスカイマークが経営破たんした影響で大幅に便数が減少。旅客者数も厳しい数字となりそうです。国際線では春秋航空に加えて中国南方航空が就航、ベトジェットなどのチャーター便就航で過去最高記録更新に期待がかかりますが、茨城空港は国内線比率が高いため、スカイマーク減便分を補うことはできそうにありません。

また2014年度の来場者数は142万9500人とこちらも過去最高。各種物販やイベントも毎週開催されており、近隣の地域拠点である空のえき・そららも集客に貢献しています。

2015年6月25日木曜日

中国南方航空 目標搭乗率は90%

7月25日から茨城空港と深センを結ぶ新路線を展開する中国南方航空の日本支社長が県庁を訪れたとの報道がありました。
知事との会談では日本の地方都市への中国人旅行者の増加もあり、一緒に茨城県の観光産業を推進していきたいと語っています。
目標の搭乗率については90%と極めて高い数値を示した上で、茨城空港が首都圏に近く、交通の便が良いことを利点に挙げ、マーケットセールスしていく自信があるとしています。また、当面の予定である土日の週2往復では不便なため、将来的には繁忙期により多くの路線を就航させたいと茨城空港に期待をしているようです。
懸案としては茨城空港が共用空港であることから防衛省との調整が必要な点で、日中関係に左右されることを指摘しています。

2015年6月16日火曜日

ベトナムへのチャーター便運航決定

茨城県とは農業分野で特に近年親交が深まっているベトナムへのチャーター便就航が決定しました。
以前に視察に訪れて高い関心を寄せていたベトジェットが首都圏初の就航。JTBがツアーを企画しています。
ツアー人員は200人。日程は9月19日出発の4泊5日を予定。詳しい旅行案内はJTB水戸支店、宇都宮支店まで。

2015年6月10日水曜日

茨城空港 5月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が5月の搭乗実績を公表しました。
主力の羽田空港の路線は那覇便を除いて昨年を上回り、他の路線も概ね回復傾向にあります。搭乗率が5割を切るような極端に利用者の少ない路線も神戸―米子便のみとなっており、路線絞り込みが効果をあげているようです。搭乗率が70%を超えるのは5月としては4年ぶりとなります。

茨城空港関連では神戸便が欠航の影響もあって前年比4.6%減の1万2290人だったものの、搭乗率では63.1%と5月としては1日2往復化以降過去最高の実績でした。
新千歳便は前年比1.9%増の1万1548人。搭乗者数自体はそこまで多くなかったのですが、提供座席数が減ったことで搭乗率は大きく改善。56.2%は5月として1日2往復化以降でこちらも最高となっています。
提供座席数が昨年から3500人以上減った福岡便は、特に影響を受けることなく前年比8.3%増の1万0918人と伸びました。搭乗率は59.3%で6割に迫っています。
6月は減便のため利用者の前年超えはかなり厳しくなりそうですが、搭乗率は良くなることが見込まれるのでスカイマーク社の再建で、茨城空港は評価してもらえる数字が残せるのではないかと思います。

2015年6月4日木曜日

深セン便は7月25日に就航

調整が続いていた中国南方航空の茨城-深セン便が7月25日から就航することが決まりました。
事前の予定通り土日の週2往復の運航となるそうです。
日本と深センを結ぶ直行便は同時期に南方航空が始める関西便に続くもので東日本では初となります。
機材はA320で座席数は151。エコノミークラス以外にビジネスクラスも設定されています。時間帯は次のとおりです。

茨城空港 →深セン空港
16時00分→20時00分

深セン空港→茨城空港
10時00分→14時50分


今回の中国南方航空の就航に伴い7月25日から8月31日までは以下のような発着スケジュールとなります。

茨城空港発
09時40分(福岡)
10時50分(新千歳)
12時05分(神戸・那覇)
13時20分(上海) ※水曜除く
15時25分(福岡)
16時00分(深セン) ※土曜・日曜
18時00分(神戸)
19時05分(新千歳)
19時30分(上海) ※金曜・日曜

茨城空港着
10時15分(新千歳)
11時20分(神戸)
12時20分(上海) ※水曜除く
14時45分(福岡)
14時50分(深セン) ※土曜・日曜
17時25分(神戸・那覇)
18時30分(上海) ※金曜・日曜
18時30分(新千歳)
19時45分(福岡)

2015年5月14日木曜日

空のえき・そらら 来場者数50万人突破

茨城空港近隣施設である空のえき・そららの来場者数が50万人を突破し、記念イベントが開催されています。
50万人突破は4月23日のことで、今回は記念イベントとして5月11日から17日までの間にプレゼント品やスペシャルセールが行われています。
そららは茨城空港の商業・飲食サービスの補完的役割と地域活性が期待されています。5月20日からは茨城空港国内線到着者向けに、そららでも使える共通利用券の配布もスタートする予定でまだ利用したことのない方へのPRにもなりそうです。

2015年5月12日火曜日

茨城空港 4月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が4月の搭乗実績を公表しました。
全体としては搭乗率が前年の61.9%より改善し、64.5%となりましたが、搭乗者数としては42万5千人ほどと前年比18.4%減と淋しい数字でした。主力の羽田空港は福岡便が前年比8.4%増と健闘したものの那覇・鹿児島・神戸便は7割に届きませんでした。神戸空港も6割を超えない路線が多く苦戦しています。地方空港はもっと深刻でほとんどの路線が5割台以下でした。

茨城空港関連も厳しい数字が出ました。
神戸便は1万1444人と前年比5.6%減。1日2往復化以降では4月として過去最低を更新しました。それでも搭乗率は53.9%と神戸空港発着路線では羽田、那覇、長崎に次ぐ数字で新千歳などよりは良かったです。
福岡便は去年4月18日に就航したため単純比較はできないものの搭乗率は49.9%から44.3%と下がっています。搭乗者数は8310人で前年より大きく増えたものの、1日1往復だった3月と比べて4人しか増えていません。現時点では1日1往復で需要はほとんど満たされていると言えそうです。
新千歳便は7282人で前年比7.1%減となりました。搭乗率は39.2%と前年よりは良くなりましたが非常に低い数字です。4月は各空港とも新千歳便が苦戦し、神戸空港も5割がやっと、中部空港は1日1往復でも5割、福岡空港は39.2%と茨城空港と変わりません。徐々に増えていくであろう5月以降にどの程度旅客が戻ってくるか心配です。
それでも茨城空港では福岡空港が1月を通じて運航されたことで、4月としては去年の2万5千人を上回る過去最高の2万7千人ほどの利用となっています。

2015年5月2日土曜日

訪日旅行者向けSIM販売開始

茨城空港を訪れる訪日旅行者向けSIMカードをセントラルツーリスト茨城空港店が販売することになりました。
NTTドコモの回線を利用し、1ギガ用が4500円、3ギガ用が6500円となっています。海外で販売されたスマートフォンなどに対応し、データ通信を通じてSNSを発信したり観光情報を見ることを想定しています。利用者には亀じるし製菓や明利酒類などで使える6%クーポンも付くそうです。
県が期待する国際線の展開がなかなか進まない中ですが、訪日客向けサービスの充実で、少しでも不便を感じないようにまた茨城空港を利用してもらえるよう努力を積み重ねていくしかない気がします。

高速バス共通回数券販売開始

茨城空港への主要交通機関である高速バスの共通回数券が5月7日から販売されることが決まりました。対象となるのは水戸駅-茨城空港間とつくばセンター-茨城空港間。いずれも通常は片道1030円のところ、往復1500円(750円券2枚)とお得な設定となっています。利用期間は12月20日までです。
販売場所は当該バス車内のほか関東鉄道、茨城交通の水戸駅前案内所や近隣営業所となっています。

2015年4月17日金曜日

中国南方航空 深セン便を検討

今年の2月から3月にかけてハルビンからチャーター便を飛ばしていた中国南方航空が新規に香港に近い深センから定期便を就航させる計画を進めていることが明らかになりました。

現時点ではまだ国土交通省への申請を行っていないものの、6月には毎週土日に週2往復での運航を目指しているそうです。
中国南方航空はアジア屈指の有力航空会社で日本では主に大都市圏の空港で定期便を開設していますが、今回は茨城-深センのほか静岡-武漢便を設けたりと地方空港でも路線拡大を図っています。
茨城空港にとっては春秋航空の上海便に続いての中国路線となりそうで、成功すれば需要の伸びる日中間の更なる路線展開が期待されます。

2015年4月12日日曜日

茨城空港 3月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より3月の搭乗実績が公表されました。
全社的には2か月連続での搭乗率改善で77.7%と業績悪化前の状態にまで回復してきました。
ただ提供座席数は大幅に減少し、搭乗者数では前年比22.1%減となっています。
路線別では羽田空港が全路線で好調でした。反面、中部空港や神戸空港は回復が遅れています。

茨城空港関連では神戸便が不振で2往復化以降の3月では最低の1万2554人。搭乗率も57.2%にとどまりました。
減便が続く新千歳便は前年比28.3%減の7037人。搭乗率は61.2%でした。時間帯の割には健闘していますが再度増便するには厳しい数字です。
時間帯では一番使いやすい福岡便は減便後好調。搭乗率は71.1%の8306人となっています。
福岡便の好調によって、3月としては最高だった一昨年の2万7523人を超える2万7897人を記録しました。

2015年3月31日火曜日

茨城空港 支援策近日実施

茨城空港の県による利用促進策が近日実施される予定です。
キャンペーンでは茨城空港に到着した方に茨城空港ターミナルと空のえき「そ・ら・ら」で使える3000円分の共通利用券もしくは茨城県特産品カタログギフトがもらえます。
対象は茨城空港の国内線を利用した方でIBRマイエアポートクラブの会員(新規入会の方も)。茨城県にスカイマークに乗って来るだけで3000円ものお土産がもらえるという開港以来最大のキャンペーンとなります。実施予定日はまだ未定とのことですが近々空港HPに掲載されるようです。(追記:5月20日予定となったそうです)

また主力交通アクセスである茨城空港-水戸駅間の高速バスの運賃は片道1030円となっていますが、こちらも近日中に2枚回数券1500円(片道750円)が新たに販売される予定です。27%超の大幅割引となるので公共交通を利用する方には朗報です。
この回数券は本数が少ないもののつくばルートでも使用可能なので組み合わせ方では県内観光に有効活用できそうです。
現状対象となる予定の高速バスは以下の通りです。

水戸方面
茨城空港 →水戸駅南
11時05分→11時45分(←新千歳便 10時15分着) 茨城交通
12時00分→12時40分(←神戸便 11時20分着) 茨城交通
13時20分→14時00分(←上海便 12時20分着) 関東鉄道
15時25分→16時05分(←福岡便 14時45分着) 茨城交通
18時10分→18時50分(←神戸・那覇便 17時25分着) 関東鉄道
19時10分→19時50分(←新千歳便 18時30分着 上海便 18時30分着) 茨城交通
20時20分→21時00分(←福岡便 19時45分着) 関東鉄道

水戸駅南 →茨城空港
08時10分→08時50分(→福岡便 09時40分発) 茨城交通
09時30分→10時10分(→新千歳便 10時50分発) 茨城交通
10時35分→11時15分(→神戸・那覇便 12時05分発 上海便13時20分) 茨城交通
12時00分→12時40分 関東鉄道
13時55分→14時35分(→福岡便 15時25分発) 関東鉄道
16時20分→17時00分(→神戸便 18時00分発) 関東鉄道
17時35分→18時15分(→新千歳便 19時05分発 上海便 19時30分発) 茨城交通

つくば方面
茨城空港 →つくばC
12時00分→13時00分(←神戸便 11時20分着) 関東鉄道
18時00分→19時00分(←神戸・那覇便 17時25分着) 関東鉄道

つくばC  →茨城空港
09時20分→10時20分(→神戸・那覇便 12時05分発) 関東鉄道
16時00分→17時00分(→神戸便 18時00分発) 関東鉄道

2015年3月26日木曜日

小美玉市 国内線用プレミアム商品券販売

茨城空港のある小美玉市がスカイマーク支援のためにプレミアム商品券を販売することになりました。商品券は1万5000円の額面で価格は1万円。茨城空港の国内線で利用ができます。購入対象は市内在住者に限定され、1人3枚まで。合計3000枚発行されます。
すでに県が国内線利用者向けに空港ターミナルで使える利用券を配布するなどの利用促進策を打ち出していますが、今回は市民限定で地元から利用者を増やそうという意図があります。

2015年3月10日火曜日

茨城空港 2月の国内線搭乗実績

民事再生手続き中のスカイマーク社が2月の搭乗実績を公表しました。
A330の運航をやめ、路線も絞り込んでの2月の実績は搭乗率68.6%と先月の55.1%から改善したものの、前年の69.0%を下回っています。提供座席数の減少もあり、搭乗者数は前年比18.1%減の41万1千人。2010年12月以来の少なさでした。
路線別では注力した羽田空港が新千歳便、福岡便で好調。それぞれ84.2%、89.4%と高い搭乗率を達成し、搭乗者数も前年比19.4%、5.6%増と復活しました。
一方でもう1つの拠点である神戸空港は仙台便が28.5%に落ち込むなどすべての路線で大幅な前年割れとなりました。仙台空港は休止が決まっている新千歳便と福岡便も4割台と振るいませんでした。

茨城空港関連では主力の神戸便が1日2往復を維持したものの客数が落ち込みました。搭乗率は45.8%で2月単月としては就航5年目にして最低の数字。搭乗者数も前年比12.7%減で2年連続前年割れの8430人と1日2往復化以降で最低となりました。
新千歳便は1日1往復への減便の影響もあり、前年比34.1%減の5989人に。搭乗率は60.4%と時間帯が悪かった割には健闘したといえるかもしれません。
光明が見えたのは福岡便。1日1往復へ減便されたものの、茨城発着での利便性の高い時間帯が残ったことで搭乗率が上昇。茨城県が力を入れた路線ともあって搭乗率は72.0%と今年4月の就航以来最高の数字を記録。搭乗者数は7133人だったものの、この上乗せ分が効いて空港全体としては2万1549人と2月としてはおととしの実績を抜いて最高の国内線旅客数となったようです。

2015年3月4日水曜日

9月から那覇便運休 新千歳・福岡便は減便

経営再建中のスカイマーク社が9月1日から10月24日までの運航ダイヤを申請しました。今回の申請で米子空港からの撤退が正式に決まり、仙台空港は神戸便2往復が残ることになりました。また、神戸空港経由の羽田-長崎便もなくなります。

茨城空港では同じく神戸空港経由の那覇便がなくなり、新千歳便と福岡便はそれぞれ1日2往復から1往復へ減便されます。繁忙期から外れることで利用者が大幅に落ち込む那覇便が切られました。
一方で、新千歳便と福岡便は午前茨城発・夜茨城着の便が残ることで、茨城空港からの利用に関してはある程度配慮されているといえます。ここで茨城空港の利用が落ち込むようでは展望が開けません。スカイマーク社会長のインタビューからも茨城空港そのものへの期待は高いようです。その期待に応えられるだけの需要があることをこの厳しい時期に証明して、主力拠点としてふさわしい実績を残さなければなりません。県としては息切れしないような更なる長期的支援が必要となりそうです。
なお、9月からの運航スケジュールは次の通りです。


新千歳便
茨城空港 →新千歳空港
11時30分→12時55分

新千歳空港→茨城空港
17時55分→19時20分


神戸便
茨城空港 →神戸空港
10時25分→11時45分
18時40分→20時00分

神戸空港 →茨城空港
09時40分→10時55分
16時50分→18時05分


福岡便
茨城空港 →福岡空港
09時40分→11時40分

福岡空港 →茨城空港
18時15分→20時00分


<参考>
神戸乗継那覇
茨城空港 →神戸空港 →那覇空港
10時25分→11時45分→14時25分※(19時55分)

那覇空港 →神戸空港 →茨城空港
11時30分→16時50分→18時05分


神戸乗継長崎
茨城空港 →神戸空港 →長崎空港
10時25分→11時45分→14時00分

長崎空港 →神戸空港 →茨城空港
14時35分→16時50分→18時05分

※今までどおりの時刻ですが経由便でなくなることで乗継ができないかもしれません。また運賃は経由便ではないためそれぞれの区間の運賃がかかります。

2015年3月3日火曜日

「茨城空港は主力拠点に」スカイマーク会長

朝日新聞によるスカイマーク井手会長へのインタビュー記事で、現在撤退を検討している仙台空港のほかに宮古、石垣、米子からも撤退する方針であると報じられました。
ただしいずれの空港も経営状況が改善したときに定期便や臨時便で再就航することを目指していることも明らかにしています。

一方で同じく撤退への懸念が広がっていた茨城空港については一転、「今後も主力拠点として使う。増便もありうる」と重点的空港となる認識を示しました。
あくまで今後の県支援策による搭乗率向上が前提となるのでしょうが、スカイマーク社としては茨城空港は利益の出る空港と位置づけが変化してきているように感じられます。

2015年2月26日木曜日

スカイマーク 茨城空港路線は存続の意向

共同通信などによるとスカイマーク社が茨城空港を発着する路線について存続させる方針であると報じました。
茨城新聞では茨城空港についてLCC対応とすることで運航にかかる費用が少なく事業費は賄えている点と、国内線をスカイマークが独占している点から撤退しない姿勢であるとしています。
現在減便して運航している福岡便は時間帯の良い便を残したことで搭乗率は7割を超えている模様。茨城県が利用促進策をいち早く打ち出したことも影響しているかもしれません。
県は3月にも選定される予定の支援会社の判断がどうなるかわからないことから路線を維持してもらえるよう、今後も利用促進に力を入れていくようです。

2015年2月18日水曜日

春秋航空 茨城線は週8往復を維持

日本での業務を拡大させている春秋航空の夏ダイヤがほぼ確定しました。認可中ではあるものの茨城-上海便は水曜日以外で運航。金曜日と日曜日のみ2往復運航の現状維持となっています。予約受付当初は週6往復のみでしたが、現時点では夜便も受け付けており週8往復の運航となりそうです。
ほかでは日本の拠点空港となっている関西空港から成都や西安など4都市に新たに就航。旭川空港からも上海便を飛ばす予定で日本重視の姿勢は変わらないようです。

一方、子会社の春秋航空日本は高松便を1日1往復から週4往復へ減便します。年末年始の搭乗実績も振るわず、成田空港での展開はジェットスター同様あまりうまくいっていないようです。

茨城空港アンケート実施

茨城空港の利用などに関するアンケートが実施されています。期間は2月16日から3月8日まで。アンケートに答えると、ほしいもなど茨城県の特産品が抽選で20名に当たります。
茨城空港はスカイマーク社の破たんにともなって危機的状況にありますが、少しでも存続・発展につながるよう興味のある方はご協力をお願いします。

2015年2月13日金曜日

スカイマーク会長 茨城空港からの撤退を示唆?

NHKの取材に対し、スカイマーク社の井手会長は経営破たんに陥った原因を過大な投資にあったと話しています。
また、国内線をスカイマークに全て依存している茨城県にとって同社が重要であることを認識しつつも、経営体力回復のためには運休や廃止しなければいけない地方路線が出てくるとも言及しています。

何もなければここで言う地方路線が宮古や石垣、仙台や米子あたりを指し、場合によっては3月から減便となる中部も視野に入れているのではないかと考えられたのですが、記事では明確に茨城空港を名指ししており、現実的に茨城空港からの撤退も視野に入れているのではないかと思われます。
果たしてどこまでスカイマーク社が重要性を理解してくれているのか、単に一時的な減便で済むのか続報が気になる報道となっています。

2015年2月11日水曜日

茨城空港 1月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が1月の搭乗実績を公表しました。
経営不安と新運賃制度の影響が今月も響いていて、全路線の搭乗率は55.1%と12月に引き続いて6割を大きく下回る状況となっています。搭乗者数は46万人で実に11年6月の水準。提供座席が当時から35%も増えている中でのこの数字は経営戦略の間違いを示しているといえます。羽田路線でも7割を超えられず、仙台空港などで特に苦戦が目立ちました。

茨城空港も1月は大変厳しい数字となりました。福岡便は搭乗者数が9087人と4ヶ月ぶりに1万人の大台割れを記録。就航以来単月として最低の実績で、再び仙台空港を下回りました。
先月はなんとか踏ん張った印象の神戸便も1万0784人と振るわず。搭乗者数は前年同月から4.4%減、搭乗率49.1%は昨年3月以降維持してきた50%台を下回る低さです。
新千歳便は悪天候の影響で欠航が多く出たことで、搭乗率は46.8%と前年から5%改善したものの、搭乗者数は9274人とわずか1.0%の増加にとどまりました。去年7月の減便の影響もあって7月以降は大きく前年を超えていた搭乗者数でしたが、1月は回復が足踏み状態となっています。2月は茨城発が夜のみの1便となることもあり、今年度で一番厳しい数字となりそうな気がします。

2015年2月8日日曜日

石岡小美玉インターへのアクセス道整備

茨城県知事の定例会見でスカイマーク社の再生法適用に関する茨城空港の話題が出ています。
県としてはこれまでの利用促進策をより強化していく方針を打ち出し、6億円を超える規模の支援を行うようです。
内容としては空港内施設の利用券や搭乗者への金券配布などといった従来あった施策の規模を大きくしたものになるかと思います。あくまで利用者向けの販促で、会社そのものを直接支援するわけではありません。

一方で、注目されるのは従来から言われていた石岡小美玉スマートインターチェンジからのアクセス道路についてです。開設目的として茨城空港へのアクセス分散をうたっていた同インターですが、直結する道路がないために結局はいままでの千代田石岡もしくは岩間インターを使う利用者が多かったというのが実情です。
今回の会見でこのアクセス道路の設定が詰めの段階に入っていることが発表されました。もし直線ルートでの道路が新設されれば、水戸・ひたちなか・宇都宮方面と結ばれている北関東道の茨城空港北インターと並んで、同インターが東京・柏・つくば・日立・いわき方面の主要な連絡先となりそうです。
現在は東京方面の500円高速バスは石岡市内を通る千代田石岡インターで連絡していますが、これもいかに早く走らせるかを検討するうえで、変更となる可能性があります。

茨城空港15年2月の様子 ハルビンチャーター便

茨城空港に中国南方航空のチャーター便がやってきています。日曜日にハルビンから2月に4回、3月に4回の計8回の予定です。
久々に茨城空港へ行ってみましたが、第1駐車場は満車。第2駐車場も混んでおり、臨時駐車場が開設されていました。

中国南方航空の機体。あと6回茨城空港へくる予定です。

搭乗カウンターは春秋航空のカウンターを借りています。

なので国際線カウンターは中国人観光客で大混雑。

春秋航空も搭乗手続き中だったことで国際線カウンターは大変な様子でした。お昼時で2Fのすぎのやも混んでいました。国内線は3月28日まで減便措置がとられていて発着本数が少々さみしいのですが、それでも搭乗客は結構います。(現在、お昼の神戸便・上海便出発後は夕方まで航空機が見られません)。
国際線は相変わらず中国人観光客が大勢いました。日本へ来たいという中華圏の方々は非常に多いので、ぜひとも台湾・中国での路線誘致を積極的に働きかけてもらいたいです。

2015年1月31日土曜日

2月1日から新千歳・福岡便の減便決定

スカイマーク社の民事再生法申請の衝撃から今後の運航がどうなるのか、いまだ見通せていません。当面の資金として投資ファンドが100億円ほどを貸し付けるとの報道もありますが、まだ確定はしておらず、仮にこの資金を入れても700億円の負債に対しては十分とは言いかねます。

再建策としてまず挙げられたのはA330の採算性の低さで、今後はこの機材の運航を停止。B737に統一して利益を出せるようにしたいとしています。この機材繰りのため、2月1日から不採算路線を減便し、幹線に充てるようです。また、3月29日からは仙台-福岡便を廃止、宮古と石垣からも撤退することになります。
茨城空港では2月1日から新千歳便の午前発着便が、福岡便の午後発着便が各1往復減便となり、3月29日で運休となる予定だった米子便が2月1日からと前倒しになりました。
3月29日からは従前の発表のまま、一部曜日のみ新千歳便と福岡便が減便となる予定ですが、状況によっては今後さらに減便・撤退が広がるかもしれません。


また、これにあわせてバスも運休となります。運休となる便は以下の通りです。

水戸駅南 →茨城空港
09時50分→10時30分(関東鉄道) ※新千歳便11時15分発運休のため
13時40分→14時20分(茨城交通) ※福岡便15時10分発運休のため

茨城空港 →水戸駅南
11時05分→11時45分(関東鉄道) ※新千歳便10時35分着運休のため
15時10分→15時50分(茨城交通) ※福岡便14時30分着運休のため

また、茨城空港15時10分発のバスが運休となることで、茨城交通の勝田・東海・常陸太田方面のバスは12時20分発のバス(神戸便11時40分着に対応)に変更となります。

2015年1月29日木曜日

中国南方航空チャーター便 2月より運航

中国南方航空のチャーター便が2月1日より連続8往復運航されることが発表されました。
ハルビン-茨城を結ぶ中国人観光客向けのインバウンドチャーター便で、中国の旅行会社が催行します。運航日は2月1日から3月22日までの毎週日曜日で茨城空港には11時45分ごろ到着する予定です。茨城空港でのチャーター便就航は年末年始のトランスアジア航空の台北便以来となります。

スカイマークが民事再生法申請

茨城空港の国内線を独占しているスカイマーク社が28日民事再生法を申請すると発表しました。翌29日には四半期決算の発表を控えたいただけに、このままでは運航継続が危ぶまれるほど資産状況が悪化していることが予想されます。また今回の責任をとるかたちで、今まで県庁にも何度も足を運び、茨城重視の姿勢を示していた西久保社長が退任しました。

同社によると、当面は国内ファンドからの支援を受けて運航を継続させる方針で、3月1日で上場廃止となるものの即運航停止となることはないようです。しかし、今回の申請でさらなる経営合理化をファンド側が要求してくることは必至で、すでに夏ダイヤで新千歳便と福岡便の減便が決定している茨城空港が非常に苦しい状況に陥ったことは間違いなさそうです。
現時点ではスカイマーク社からはいずれの路線からも撤退するとの報道はありません。12月に路線別搭乗率4位の神戸便を持つ茨城を捨てるのは惜しいと考えてくれていればよいのですが、地方路線廃止の改革が断行されれば、茨城空港は開港時の「国内線ゼロ空港」に逆戻りする恐れもあります。

2015年1月22日木曜日

新千歳・福岡便一部運休 運賃・時間帯は改善

スカイマーク社が3月29日からの夏ダイヤを発表しました。
経営難で苦境に立つ同社は不採算の地方路線の整理が進められるものと思われ、茨城空港も安穏とはしていられない状況となっています。
路線別では仙台-新千歳が運休となり、今秋に撤退するといわれている米子空港は神戸便と那覇便のみの運航となります。

茨城空港では神戸経由だった米子便が運休に追い込まれました。また、新千歳便は3月29日~4月24日と5月11日から6月30日までの火曜と水曜が茨城午後発(6月30日は運航)、水曜と木曜が新千歳午前発の便が運休となります。福岡便も3月29日~4月24日と5月11日から6月30日までの火曜と水曜が茨城午後発と福岡お昼発で運休となっています。
いずれの便も茨城空港にとって利用者が少なかった便でスカイマークとしても閑散期に需要が見込めないとして運休を決定したと考えられます。この影響がどの程度出るのかわかりませんが、主力の路線が残ったことは今の厳しい状況ではまず良かったと思います。特に好調な神戸便は時間帯・運賃とも他の空港と比べて優遇されていることがうかがわれます。
まずはスカイマーク社が業績を回復させることが最優先で、経営が安定して来たときに茨城空港がどの程度必要とされるような空港となっているかが今後は重要でしょう。

また、未確定ながら春秋航空も確認できる3月29日から5月31日までの予約では金曜日と日曜日が2往復が減便されて1往復のみとなっています。佐賀空港はまだ予約もできない状況なので単に遅れているだけならば良いのですが。

茨城空港の国内線運航スケジュールは次の通りです。

新千歳便(運賃:8500円~2万4900円、ハッピーサンデーは1万円)
茨城空港 →新千歳空港
10時50分→12時15分(現行より25分早く北海道に着くことができます)
19時05分→20時30分

新千歳空港→茨城空港
08時50分→10時15分
17時05分→18時30分


神戸便(運賃:8000円~1万3900円、ハッピーサンデーは9000円)
茨城空港 →神戸空港
12時05分→13時20分(現行より20分早く関西へ着くことができます)
18時00分→19時15分

神戸空港 →茨城空港
10時05分→11時20分
16時10分→17時25分(現行より55分遅く関西を発つことができます)


福岡便(運賃:9000円~2万6900円、ハッピーサンデーは1万円)
茨城空港 →福岡空港
09時40分→11時40分(現行より10分早く九州に着くことができます)
15時25分→17時25分

福岡空港 →茨城空港
13時00分→14時45分
18時00分→19時45分(現行より10分遅く九州を発つことができます)


那覇便(運賃:1万0500円~2万9900円、ハッピーサンデーは1万円)
茨城空港 →那覇空港
12時05分→16時05分(現行より25分早く沖縄に着くことができます)

那覇空港 →茨城空港
13時15分→17時25分(現行より25分遅く沖縄を発つことができます)

2015年1月11日日曜日

茨城空港 12月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が12月の搭乗実績を公表しました。スカイマーク全路線での搭乗率は54.5%と、ついに60%をも割り込む危機的水準となっています。路線別では仙台空港や那覇空港、米子空港などで苦戦が目立ち、幹線の羽田空港でも60%台がやっとという状況となっています。

茨城空港関連では神戸便が1万2732人で搭乗率58.0%。前年比では搭乗者数3.9%減ながら前々年を上回り、12月としては過去2番目のまずまずの実績を残しました。決して良い数字とはいえないものの、他の路線が大きく数字を落としたことでスカイマーク社では4番目に搭乗率が高い優良路線となっています。
新千歳便は1万0431人で搭乗率は47.5%。例年冬場は搭乗者数が伸び悩む路線ながら、前年からは18.7%増でこちらも12月としては過去2番目の実績となっています。
福岡便は1万0806人の49.2%。同じ2往復運航の仙台空港を初めて上回ることができました。またこれで3ヶ月連続の1万人超えとなり、徐々にではあるものの茨城県によるキャンペーンの効果が出てきているようです。