2016年1月23日土曜日

台湾LCC Vエアが3月15日から台北線運航予定

かねてより報道のあった台湾・トランスアジア航空傘下のLCC、Vエアが3月15日に就航する見通しとなったことが茨城県・茨城空港で告知されました。

運航日は火曜・木曜・土曜・日曜の週4往復で桃園空港を7時00分に出発、茨城空港へ11時10分に到着し、折り返し茨城空港を12時10分に出発、桃園空港へ14時25分に到着する予定です。機材は194人乗りのA321か180人乗りのA320のどちらかとなります。
台湾発時間が早朝という点は厳しいものの、台湾に夕方前に着けることを考えると非常使い勝手がいい時間帯だと思えます。また主な利用者である台湾からの訪日客にとっても茨城に11時10分につけるのは東京や日光へ向かうにはちょうど良いと思います。

個人的にはVエア設立計画時点(トランスアジア航空 年末チャーター便記事)で親会社と競合する成田を避けて、ぜひ茨城に来て欲しいと思っていただけにどの航空会社よりも就航が待ち遠しく感じられます。日本初就航が茨城チャーター便だったことも非常に感慨深く、就航した際にはぜひ利用してみたいと思っています。
ただ、現時点でVエア側からは正式な発表がなされていないため、最終調整の局面で杭州便のように就航延期という可能性もあります。いまから台湾旅行を検討されている方は今後の情報に注意してください。

3月27日からの運賃 神戸便・那覇便は6000円~

スカイマーク社が3月27日からの運賃を発表しました。
一部キャンペーン運賃が那覇直行便で設定されていますが、日にちが限定されているので利用には注意が必要です。
茨城空港では新千歳便が8500円から、神戸便は6000円から、福岡便は8500円から、那覇便は直行便が6000円から、経由便は9000円からとなっています。
バーゲン以外でもいま得が設定されているのでバーゲンが売り切れてもお得な運賃が残っている可能性が高くなっています。
各路線の運賃は以下の通りです。

新千歳便
 ※閑散期 
  SKYバーゲン45:8500円~普通運賃:2万1900円
  いま得:9000円~2万0500円

 ※繁忙期
  前割7:2万2900円~普通運賃:2万7900円
  いま得:9000円~2万4900円


神戸便
 ※閑散期 
  SKYバーゲン45:6000円~普通運賃:1万3600円
  いま得:6500円~1万2500円

 ※繁忙期
  前割7:1万1900円~普通運賃:1万4900円
  いま得:6500円~1万4500円


福岡便
 ※閑散期
  SKYバーゲン45:8500円~普通運賃:2万1900円
  いま得:9000円~2万1500円

 ※繁忙期
  前割7:2万5900円~普通運賃:2万9900円
  いま得:9000円~2万6900円


那覇直行便
 ※閑散期 
  SKYバーゲン45:6000円~普通運賃:2万4900円
  いま得:6500円~2万3500円

 ※繁忙期
  前割7:1万2900円~普通運賃:3万2900円
  いま得:6500円~2万9900円


那覇経由便
 ※閑散期
  SKYバーゲン45:9000円~普通運賃:2万3900円
  いま得:6500円~2万3500円

 ※繁忙期
  前割7:2万5900円~普通運賃:3万2900円
  いま得:6500円~2万9900円

※繁忙期は3月27日から31日と4月28日から5月8日。閑散期はそれ以外の6月30日まで。

2016年1月21日木曜日

那覇直行便復活 経由便復路は福岡経由に

スカイマーク社が3月27日からの夏ダイヤを発表しました。
長崎空港が羽田(神戸経由)便を減便するなど全体として便数をさらに絞込み、再上場に向けて縮小均衡傾向は継続されそうです。

今回のダイヤの目玉となったのが茨城空港。神戸便は1ヶ月間限定の神戸便増便は終了し、1日2往復に戻るものの、4月28日からは那覇直行便が復活することになりました。
路線別で詳細を見てみると、新千歳便は1日1往復を維持。茨城発は9時20分から10時30分へと変更となり、新千歳に着くのは11時55分となります。新千歳発は5分繰り下げとほぼ現行と変わりません。
福岡便も1日1往復のままとなります。茨城発は9時30分で現在の08時05分よりゆっくりとなります。福岡着は11時30分となっています。一方、福岡発は変わらず茨城着も5分遅くなるだけです。
神戸便は1日2往復で基本的な運航は茨城発が8時05分と20時00分と現行より午前は早く、午後は遅くなります。午前は9時20分には神戸に着くので有意義に時間を使えそうです。神戸発は07時40分と18時05分で朝はさらに早くなります。なお、一部日にちは運航時間が変更となります。
目玉の那覇便は現行の神戸経由便から大幅に変更。直行便は4月28日からで、茨城発は19時0分、那覇着が22時15分。那覇発は7時25分発で茨城には9時55分に着きます。残念ながら茨城県民が沖縄に行くには有用ではありません。運用では沖縄と北海道を茨城経由で結ぶようになるようでできれば那覇-新千歳(茨城経由)便で運賃設定があれば少しは利用者が増えるかもしれません。搭乗率は相当厳しそうで設定した理由が知りたいところです。
経由便は茨城発が神戸経由で08時05分発、那覇に12時10分着と現行より2時間25分早く沖縄入りでき、利便性が格段にあがります。那覇発は現行どおりですが神戸経由ではなく福岡経由となります。そのため茨城には25分遅く20時30分に着くことになります。茨城県民にとっては経由便利用が良さそうですが、那覇行きは一部日にちで運航しないことがあるので注意が必要です。
路線別運航時間は次の通りです。

新千歳便
 茨城空港 →新千歳空港
 10時30分→11時55分

 新千歳空港→茨城空港
 17時00分→18時25分


福岡便
 茨城空港 →福岡空港
 09時30分→11時30分

 福岡空港 →茨城空港
 18時45分→20時30分


神戸便
 茨城空港 →神戸空港
 08時05分→09時20分 ※5月24日は09時10分→10時25分に変更
 20時00分→21時15分

 神戸空港 →茨城空港
 07時40分→08時55分
 18時05分→19時20分 ※特定日に17時20分→18時35分に変更


那覇便
 茨城空港 →那覇空港
 08時05分→12時10分 ※神戸経由 特定日運航無 5月24日は09時10分→13時00分
 19時00分→22時15分 ※4月28日から

 那覇空港 →茨城空港
 07時25分→09時55分 ※4月29日から
 16時25分→20時30分 ※福岡経由

2016年1月9日土曜日

茨城空港 12月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が12月の搭乗実績を公表しました。全路線では搭乗率が前年比で17.3%改善し、2014年10月以来となる前年実績を上回る搭乗者数となりました。しかし、搭乗率は71.8%にとどまっており、物足りない数字ではあります。
空港別では羽田空港が福岡便を除いて前年を上回る実績をあげ、神戸空港も全路線で前年を超えてきました。

茨城空港関連では神戸便が安定。搭乗率は62.3%で前年の6割割れから改善。搭乗者数も前年比で5.6%増の1万3446人となり、12月単月での最高を更新しています。
福岡便は減便したことで搭乗者数は36.1%減の6904人。搭乗率は63.9%に上がっていますが、対前年比の搭乗実績は9月以降右肩下がりで12月は30%を超える減少と心配な状況です。
新千歳便も厳しい季節に入り、搭乗者数は前年比35.7%減の6705人。搭乗率は61.1%と6割を超えたものの、寂しい数字となりました。
12月の茨城空港国内線定期便利用者数は2万7千人ほどで、前年から7千人近く減少しており、想像以上に集客に苦しんだ印象でした。