2015年8月21日金曜日

スカイマーク神戸便増便 那覇便も復活

スカイマーク社が10月25日から3月26日までの運航スケジュールを発表しました。
茨城空港では神戸空港乗継に変更されていた那覇便が経由便として復活することになりました。残念ながら新千歳便と福岡便は1日1往復のままですが時間帯が良くなるので閑散期としては十分なのかもしれません。
神戸便は2月26日からお昼の便が運航されて1日3往復に増便されます。
運航スケジュールと運賃は以下の通りです。なお10月25日から旅客施設使用料が別途徴収されます。


新千歳便(運賃 8500円~3万0900円)
茨城空港 →新千歳空港
09時20分→10時50分

新千歳空港→茨城空港
16時55分→18時20分


神戸便(運賃 8000円~1万5800円)
茨城空港 →神戸空港(10月25日から2月25日まで)
10時30分→11時55分
19時00分→20時25分

神戸空港 →茨城空港(10月25日から2月25日まで)
08時35分→09時50分
18時50分→20時05分


茨城空港 →神戸空港(2月26日から3月26日まで)
10時20分→11時45分
14時05分→15時30分
19時00分→20時25分

神戸空港 →茨城空港(2月26日から3月26日まで)
08時25分→09時40分
12時10分→13時30分
18時50分→20時05分


福岡便(運賃 9000円~3万2900円)
茨城空港 →福岡空港
08時05分→10時10分

福岡空港 →茨城空港
18時45分→20時25分


那覇便・神戸経由(運賃 1万0500円~3万4900円)
茨城空港 →那覇空港(10月25日から2月25日まで)
10時30分→14時45分

那覇空港 →茨城空港
16時25分→20時05分


茨城空港 →那覇空港(2月26日から3月26日まで)
10時20分→14時35分


2015年8月18日火曜日

国内線利用キャンペーン第2弾は9月から

茨城県は国内線利用者向けのキャンペーン第2弾を9月1日から始めることを発表しました。
今回のキャンペーンは前回行われた分が予想より利用者が少なかったことから、余った予算を改めて使用。今回のキャンペーンでは3000円分の茨城空港売店および空の駅・そららでの利用券か、茨城県特産品カタログギフトのいずれかがもらえます。
対象は茨城空港へ到着した国内線利用者でIBRマイエアポートクラブ会員か会員に申し込みされる方。利用者は受付カウンターで申込書と航空券を提出して下さい。今回の期間は11月10日まで、先着1万7千人が利用できます。

2015年8月13日木曜日

中国国際航空 杭州線 茨城空港へ就航検討

茨城新聞にて北京などを拠点とする中国国際航空が茨城空港への乗り入れを検討していることが報じられました。検討されている路線は中国・杭州-茨城線で中国の航空当局への申請では9月から週3往復を予定している模様です。
ただ、実現には防衛省との交渉が必要で、7月に運航を開始した中国南方航空の深セン便も週4往復化を求めていますが難航中、週8往復運航している春秋航空も当初は一部で成田空港発着を余儀なくされ、いまだに水曜日の運航がないなど中国系の航空会社への乗り入れ規制がハードルとなりそうです。

すでに他の空港では苦境が伝えられていた関西空港が訪日客増加とLCCの受け入れで利用者が急増しているほか、茨城空港と同規模だった静岡空港でも国内線では苦戦しているものの今年に入ってから天津航空などが定期便を開始。その後も中国大手航空会社の路線開設が相次ぎ、中国11都市と結ばれて、日中間だけで週40往復が就航する空港へと飛躍を遂げています。

茨城空港は中国の航空会社からは東京から2時間以内に位置する需要のある空港として魅力的に映っているようですが、共用空港であるがゆえにいまひとつ地の利を活かしきれない状況です。今後は常磐道へのアクセス改善や圏央道の埼玉方面延伸でよりいっそう首都圏との結びつきが強くなると思われますが、あまりに防衛省からの規制が厳しすぎると計画を撤回する可能性も出てくるのでは懸念されます。

2015年8月11日火曜日

茨城空港 7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が7月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては搭乗率が76.5%と前年を上回ったものの搭乗者数は50万人を辛うじて超える水準にとどまりました。路線別では羽田空港がリゾート路線として新千歳便と那覇便で9割前後と高い数字を残しました。一方で神戸空港は新千歳便が前年比13.1%減など厳しく、羽田空港への依存度がますます高まっている様子が見て取れます。

茨城空港関連では繁忙期の新千歳便が前年比3.0%減の1万5414人で搭乗率は70.8%。62.5%にとどまった福岡空港の新千歳便よりは良かったもののやや物足りない気がします。
安定した実績がある神戸便は前年比4.9%減の1万2472人。搭乗率は58.7%で7月としては過去最高だった昨年に次ぐ2番目の旅客数でした。こちらも信用不安のある中では善戦したといえるのでしょうがあと一歩な印象です。ちなみに神戸便は9ヶ月連続の前年割れとなっています。
まだまだ知名度不足な感じが否めない福岡便は前年比2.2%増の1万0633人。搭乗率は48.4%と50%に届きませんでした。
昨年8月は開港後一番搭乗者数が多かっただけに今年9月からの減便を前に単月での旅客数最多記録更新を望みたいところですが、運航状況がいまだに不安定な状況でかなり厳しい気がします。

2015年8月6日木曜日

スカイマーク 冬ダイヤでの新規撤退は否定

経営再建中のスカイマークは5日の債権者集会でANA主導による再建案が賛成多数となり、記者会見を行いました。
席上で運航路線についてはすでに撤退が決まっている仙台空港と米子空港以外で新規に撤退する予定がないことを発表。これにより、羽田空港と神戸空港を中心として現在運航している路線については便数の調整を行う可能性はあるものの、茨城空港での運航も継続されることが確実となりました。
また再建案の柱となる全日空との共同運航についてはグループですでに多く運航されている羽田-新千歳便など一部を除いてすべての便で検討を行うとしており、全日空が就航してない茨城空港も対象となる可能性があります。
茨城空港における全日空による共同運航はアシアナ航空がソウル便を運航していたときに行っていたことがありますが、実現すれば全日空利用者の利便性が向上し、茨城空港の利用者増加が見込まれることから期待したいと思います。


8月の茨城空港。深セン便就航を祝う垂れ幕。増便も検討されています。

スカイマークカウンターはいつも通り営業中。新千歳便は満席でした。

第1駐車場は満車。飲食店も人があふれていました。

現在、茨城県PR用のスペースは今年中には免税店になる予定。