2023年9月22日金曜日

中国団体旅行キャンセル相次ぐ 海洋放出で観光にも打撃

福島第一原発のデブリ冷却水海洋放出の影響が観光業にも出ています。
8月10日に待望の中国から日本への団体旅行が解禁され、大きな訪日需要が期待されていましたが、朝日新聞の報道によると海洋放出に伴って旅行先として日本を忌避する動きが強まり、予約の7割~8割がキャンセルされているとのこと。富裕層の個人旅行にはまだ一定の需要があるものの、団体旅行は年内いっぱいは低迷し、旅行会社によっては数年は影響が出ると懸念されています。
茨城空港でも上海便を運航する春秋航空は春秋旅行社の団体旅行が主要顧客層のため、被害がより大きいと見られます。9月22日時点で10月8日からは日曜日のみ予約受付可能となっており、10月22日を最後にそれ以降の運航が未定となっています。

県内宿泊で茨城空港からのバスが無料に

10月1日から12月31日まで茨城デスティネーションキャンペーンが実施されます。これに合わせて、茨城空港発着のバス(水戸駅および石岡駅)が往復無料になる施策が行われることになりました。利用条件は①茨城空港到着便を利用する②茨城県内の宿泊施設に泊まるの2点です。
茨城空港発のバスを利用する場合は航空券と宿泊予約が確認できるものをターミナルビルインフォメーションカウンターで提示してチケットを受け取ってください。
茨城空港着のバスを利用する場合は宿泊施設の証明書か領収書の写しを茨城空港到着後の運賃支払い時に運転手へ提出してください。(提出物は返却されないので領収書は写しの用意が必要です)
くわしくは利用案内チラシをご覧ください。

2023年9月13日水曜日

春秋航空 海洋放出で運航計画に支障か

岡山放送より9月28日から運航再開予定だった春秋航空の高松-上海便が10月10日にも再び運休となる見込みとの報道がなされました。記事では原因は不明とのことですが福島第一原発の燃料デブリ用冷却水海洋放出による影響で日本への旅行キャンセルが続出しているせいではないかとのことです。
茨城空港でも10月29日から同社の上海便は週6往復へ増便される予定でしたが、現状は予約サイトでの受付を完全に停止。10月28日まででは9月30日(土)と10月7日(土)が臨時で運航予定となっていますが、10月8日からは現行の週4往復が日曜日と金曜日のみの週2往復のみに変更されています。チケットの売れ行きも芳しくないのか片道最安3980円(燃油特別付加運賃などは別途要)と表示されています。
茨城空港のホームページでは10月29日以降の上海便の運航日は日月木金の週4往復と記載されていますが海洋放出の影響状況によっては大きく変更される可能性がありそうです。

2023年9月5日火曜日

茨城空港 7月の搭乗実績

東京航空局が2023年7月の利用概況を発表しました。
茨城空港では国内線の利用者が前年比22.5%増の5万8735人となり、7月の利用者数としては過去最多を更新しました。利用者数が5万人を超えるのは6ヶ月連続になります。
国際線の利用者は2882人で7月として最多だった2016年と比べると14%ほどになっています。まだまだ回復途上にありますが10月からはソウルの連続チャーター便、上海便の増便と明るい話題もあるのでまた賑わいが戻ってくることが予想されます。
国内線と国際線を合わせた利用者数は6万1617人で前年比28.5%増。国際線の利用者が少ないので2019年、18年、17年の7月実績には及ばず、16年を辛うじて上回る水準となっています。

2023年8月30日水曜日

2023年10月 ジンエアー連続チャーター便

2023年10月にジンエアーによるソウル連続チャーター便が運航されることになりました。今年の3月にも同社による連続チャーター便が運航されましたが、今回は茨城空港発のツアーも予定されています。
運航日は10月10日~27日までの火曜・金曜・日曜で全8往復。日曜日と金曜日は仁川空港を13時55分に出発し茨城空港に16時00分に到着。17時に折り返し茨城空港を出発し、19時50分の仁川空港に到着します。火曜日は11時55分に仁川空港を出発、14時00分に茨城空港へ到着し、15時に茨城空港を出発、仁川空港へ17時50分に到着します。

茨城空港側からのツアーはタビットツアーズがフリープランで販売。フリープランのため予約は航空券とホテルのみとなっており、ホテルはクラスのみ指定可。ホテルと空港の往来は各自で行なう必要があります。価格は2名1室1人5万5000円~。(燃油サーチャージ込み、空港諸税は別途。)
茨城空港から韓国への定期便はイースター航空のソウル便が2019年3月に運休してから途絶えていますが、県はチャーター便を成功させ路線の定期便化につなげていきたい考えです。

2023年8月24日木曜日

2023年10月29日からの国内線運航スケジュール

スカイマークの2023年冬ダイヤが発表されました。
茨城空港では神戸便が1日3往復、新千歳便が1日2往復、福岡便と那覇便が1日1往復の運航が継続されます。下地島空港への乗継便も残り、新たに長崎空港への乗継便が追加となりました。残念ながら茨城空港から長崎空港への神戸空港での乗継時間は最大5時間10分で実用的ではありませんが、長崎空港からの便は神戸空港で1時間ほどで乗り継げるため活用できると思います。

10月29日からの運航予定

<新千歳便>6600円~
 茨城空港 
新千歳空港
09時35分
11時00分
17時40分
19時05分

 新千歳空港
 茨城空港
09時05分
10時35分
17時30分
19時00分


<神戸便>6600円~
 茨城空港 
 神戸空港
08時35分
09時55分
15時35分
16時55分
19時40分
21時00分

 神戸空港 
 茨城空港
07時50分
09時00分
13時50分
15時00分
19時25分
20時30分


<福岡便>8000円~
 茨城空港 
 福岡空港
07時35分
09時40分

 福岡空港 
 茨城空港
18時35分
20時05分


<那覇便>6600円~
 茨城空港 
 那覇空港
11時15分
14時30分

 那覇空港 
 茨城空港
14時30分
17時00分


乗継便
<下地島便>1万6100円~
 茨城空港 
    神戸空港     下地島空港
08時35分
09時55分~10時40分13時15分

 下地島空港
    那覇空港      茨城空港
12時45分
13時35分~14時30分17時00分


<長崎便>1万1600円~
 茨城空港 
    神戸空港      長崎空港
08時35分
09時55分~15時05分16時25分
15時35分
16時55分~19時40分20時55分

 長崎空港 
    神戸空港      茨城空港
11時35分
12時40分~13時50分15時00分
17時20分
18時25分~19時25分20時30分

春秋航空 茨城-上海便 10月29日から増便

春秋航空の上海便が冬ダイヤの10月29日から現在の週4往復から週6往復に増便するとの報道がありました(TRAICY)。すでに春秋航空のホームページでは予約受付が開始されており、水曜日以外の運航が予定されています。
上海便は一時期週8往復で運航されていましたが、運休前は西安便とともに週4往復の運航になっていました。西安便の運航再開の見通しはまだ立っていませんが、今回の上海便の増便で国際線は更に活気を取り戻せそうです。

10月29日からの運航予定
<上海便>(水曜日を除く)
 茨城空港 
 浦東空港
13時00分
15時30分

 浦東空港 
 茨城空港
08時20分
12時00分