2014年9月11日木曜日

茨城空港 8月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が8月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社の全路線としては機材の大型化に伴う提供座席数が大幅に増加しながらも、去年並みの搭乗率を維持。結果として搭乗者数は78万4千人と単月として過去最高を記録。経営危機がささやかれる中、業績にどれほどのプラス要因となるのか第2四半期決算が気になるところです。路線別では中部空港の新千歳便が驚異の搭乗率96.4%となるなど新千歳便が軒並み搭乗実績を押し上げました。

茨城空港関連でも夏場に最大の繁忙期を迎える新千歳便が搭乗率82.2%を記録。8月の実績としては過去2番目に良い1万7898人となっています。前年は1日1往復だったことから前年比91.4%増となっています。
好調が続く神戸便も搭乗率79.7%と8割近い数字を残しました。搭乗者数も前年比4%増の1万7200人で就航以来最高の実績となっています。
一方で苦戦が続く福岡便は搭乗者数が1万2285人と、8月に入っても上向く気配がありません。搭乗率は56.0%で神戸乗継となった米子各便と運休が決まっている茨城-中部便を除くと最下位。危機的な状況です。同じく福岡へ1日2往復運航されている仙台空港が搭乗率81.4%なのと比べると落差が際立ちます。茨城空港としても秋の最重点就航先として福岡空港を推進していて、これがどの程度効果を発揮するのか注目です。
10月26日をもって運休する中部便は4314人で搭乗率は40.6%。運航再開後ではもっとも多い数字でしたが全路線の中で最下位となりました。

1 件のコメント:

  1. 札幌便搭乗率回復しましたね。神戸便は80%越えると思っていましたがわずかに届かず残念。福岡便はやはり低い搭乗率で60%は行くと思いましたがそれさえとどきません。やはり知名度が低いのと帰りの石岡行きバスがないことで搭乗率10%は低下しているはず。空港運営者や県の空港関係者は危機感を持ち、利用率の低下の根本原因を真剣に考えるべき。スカイマークは厳しい状況ですからこの状況が続くようだと福岡便自体撤退の可能性大。

    返信削除