2015年11月11日水曜日

茨城空港 10月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が10月の搭乗実績を公表しました。
全体としてはまだ4年前の実績に及ばない状況がつづいており、いまだに再建途上といった印象です。羽田空港では新千歳便が好調でしたが、神戸便や鹿児島便は搭乗率が7割台と苦しい実績となりました。神戸空港では新千歳便と長崎便が伸び悩み、関西の拠点としての勢いが感じられませんでした。

茨城空港関連では例年徐々に閑散期に入る時期ですが、今年は大健闘といえる結果となりました。1日2往復を維持している神戸便は搭乗率71.3%で1万5264人が利用。前年比20.4%増で同路線の10月としての単月実績は過去最高を大幅に更新しています。
1日1往復の運航となっている新千歳便は先月に引き続いて搭乗率9割越えの91.3%と羽田空港並みの高搭乗率を記録。利用者数は減便の影響で23.2%減の1万0016人でしたが十分な数字といえそうです。
やや苦戦が続く福岡便も搭乗率は78.8%と使いやすい時間帯としたことが奏功しています。利用者数は20.4%減の8646人に止まりましたが、損益で考えればスカイマーク社の黒字化に向けて貢献できたといえそうです。

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