東京航空局が12月の利用概況を発表しました。
茨城空港では神戸便の増便があった国内線が前年比25.0%増の3万6125人で過去最多を更新。単月の利用者数最多更新は9月から4ヶ月連続となっています。
一方の国際線は減便の影響から21.2%減の8414人で好調だった8月までから一転4ヶ月連続の前年割れです。
ただ、主力の神戸便増便が貢献したため、総利用者数は12.5%増の4万4539人と一昨年とほぼ同じになりました。
2016年度の利用者数は前年を上回る状況で推移しているため、国際線は苦しいものの、最多だった55万人を超える可能性が高くなっています。
国内線の利用が増えていることは順調だということですね。国際線は増えたり減ったりのおまけだと考えるのがよいです。利用者増加よりも搭乗率が大事です。12月まで4便で利用者が増えたことは搭乗率が上がったということです。特に冬場の12月の利用者が25%増加は航空会社にとって安定した収益確保に弾みが付きます。スカイマークが順調に回復していることと搭乗率が上がったことで札幌便が2便に戻るということです。沖縄便も神戸便から独立します。福岡便はまだ搭乗率がもう一歩ということです。既存路線の搭乗率が上がり安定すれば1~2年後には福岡便も2便に戻るでしょう。
返信削除茨城空港は車社会の空港利用のお手本です。アメリカ型空港と言って良いでしょう。マスコミ記事などに圏央道が成田とつながると空港存続の危機とか書いています。しかしつくばと成田間の圏央道がつながっても逆に茨城空港利用者は増えています。これは車社会の利用者の視点が欠けています。バスや電車で空港利用ではなく車単独で利用してる人が増えていることです。重い荷物にお土産、家族では子供を抱えて電車乗り継ぎでは大変です。また、朝や夕方のラッシュアワーでは大きい荷物は嫌がられます。ドアツードアの茨城空港駐車場無料は便利さが浸透しています。成田の駐車場は有料で遠い、また送迎が必要で夜中に送迎はできない。基本成田は電車バスなのです。LCCの格安航空会社よりも優位ということです。また、成田まで高速でも遠い水戸、日立など県北、北関東道沿線の小山市,結城市、下館、笠間、宇都宮南部の1時間程度でこられる地域住民が茨城空港を利用する価値が大きいです。ここに絞ってキャンペーンや道路整備してさらなる需要掘り起こしを狙うべきです。
マイカーもよしあしで、ひたちなか市在住の私は個人的には高速バス派です。勝田や水戸と空港間の便がまあまあよくなってきています。福岡や神戸への日帰り出張も以前おこなったことがありますが、北関東圏在住の人にとってはビジネスにも使い勝手がいい空港とPRする必要があります。
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