2018年9月4日火曜日

スカイマーク「茨城は東の拠点」

スカイマークの冬ダイヤが発表されていますが、茨城空港では従来はなかった乗継運賃が設定されています。対象となるのは新千歳空港から茨城空港を経由して那覇空港へ向かう便(9時00分発14時20分着)と逆に那覇空港から茨城空港を経由して新千歳空港へ向かう便(15時20分発20時05分着)で新千歳空港-茨城空港間が5000円となります。
新千歳空港から那覇空港へは直行便でANAが10時40分発14時35分着で運航。JALでは羽田空港乗継で10時00分発15時05分着などがあります。那覇空港からではANAが直行便で13時35分発16時45分着、JALが中部空港乗継で16時05分発20時20分着などがあります。
ただ、いずれも料金は高く、スカイマークのいま得と乗継運賃を利用すると場合によって7割ほどから半額以下にまで下がる場合があり十分な価格競争力のある設定となっています。
茨城新聞の報道によると県は「乗継運賃で更なる需要を掘り起こせる」と期待し、「将来の目標は茨城空港のハブ空港化」としています。運航するスカイマークも「茨城は東の拠点。他社よりお得にすることで茨城空港をもっと使ってもらいたい」と話しています。
スカイマークは競合の激しい大阪空港や関西空港と差別化して、神戸空港を西の拠点とすることで成功を収めています。茨城空港については経営破たん後も高く評価しており、競合のない東の拠点とすることができるか、今回の乗継便はその第一歩として注目を集めています。

0 件のコメント:

コメントを投稿