2020年7月27日月曜日

茨城交通 日本の公共交通で初めてVisaのタッチ決済導入

茨城交通が高速バスにQRコード決済とVisaのタッチ決済を導入します(茨城交通)。
対象となる路線は東京駅と勝田・東海地区を結ぶ勝田・東海-東京線で利用開始日は7月29日の予定です。同路線ではすでに昨年QRコード決済の実証実験が行われており、今回改めて新型肺炎の感染予防の観点からもキャッシュレス決済の導入を決めたようです。
本格導入にあわせて日本の公共交通機関としては初めてVisaのタッチ決済(旧称:Visa payWave)三井住友カードと提携して利用できるようになりました。タッチ決済が利用可能なVisaカードを持っている方であれば誰でも面倒な手続きなしで簡単に決済できるため非常に利用価値の高いサービスとなります。
今回の対象路線ではタッチ決済のほか、Alipay、PayPay、LINE Pay、楽天Payにも対応し(楽天Payは8月中旬以降予定)、利用者には片道2050円の割引運賃が適用されます。
なお、茨城交通が属するみちのりホールディングスグループでは今後、岩手県北バス、福島交通・会津バスで同様の決済導入が決定しています。

茨城交通では独自のICカード決済2種を路線バスに導入していますが、今後2種の統合方法と他の交通系ICカードとの相互利用も注目されています。
茨城空港に乗り入れる路線ではすでに関東鉄道が運行するバスでSuicaなど交通系ICカードが利用可能となっています。今後、茨城交通でも新決済サービスが順次展開されていけば、茨城空港を利用する他県、他国の方にとって利便性が向上することになりそうです。

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