2024年5月23日木曜日

茨城空港から乗継便で長崎へ訪問

3月のダイヤ変更により茨城空港から長崎空港への乗継便がより快適になりましたので、今回は十数年ぶりに茨城空港から神戸空港を経由して長崎へ行って見る事にしました。
まずは最寄り駅から電車で水戸駅に移動し、水戸駅から高速バスで茨城空港へ。料金は交通系ICカード利用で1070円です。

水戸駅南口から茨城空港までは約40分です。
茨城空港国内線カウンターでチェックイン。入口では本日の運航便の利用者とフォワードシートの空き状況が掲載されています。

この日は福岡便の利用者が多く、搭乗率は90%近くでした。
茨城空港からまずは神戸空港へ向かいます。神戸空港へは1時間15分ほどで到着。搭乗橋からターミナルビルへ入るところで神戸に向かう方と別れます。長崎行きのチケットを係員の方に見せて35分ほど待機し、再度長崎便に搭乗します。
茨城空港からの機材がそのまま長崎便になるため最短時間で乗り継げます。
長崎空港へも1時間15分ほどの移動時間。機内では無料ドリンクサービスとして茨城県産さしま茶などが提供されています。長崎空港からはリムジンバスで約40分ほどで長崎市街に着きます。茨城空港から水戸駅までと変わらない距離です。
リムジンバスは交通系ICカードが利用可能。1200円です。
長崎市では前回訪問しなかったところへ行ってみました。
国宝・大浦天主堂。修学旅行の学生も大勢います。
平和公園はソ連や中国、東ドイツといった旧共産圏などの平和祈願の像が多数飾られています。
浦上天主堂。原爆の被害がうかがえる場所です。
平和公園から高速バスで長崎県中央部の諫早市へ。翌日は諫早市から西九州新幹線で大村市へ移動してみました。
諫早駅は既存駅があったため周辺はにぎやかですが駅構内はまだ開発途上でガランとしています。
新大村駅から大村市内をのんびり見てから路線バスで長崎空港へ向かいました。
東口と西口は地下の連絡通路で移動できます。駅周辺はまだ空いている印象です。
長崎空港でお土産を買って再びスカイマークで神戸空港へ1時間15分の飛行です。お土産店はいろいろあるので結構楽しめます。
長崎空港の待合室。充電設備もあります。
神戸空港では再び神戸で降りる方と別れます。
復路は仙台空港からの機材が茨城便になるため1時間30分ほど乗継時間があります。神戸空港は待合室にラウンジがあるのでそこで休むこともできます。

神戸空港から茨城空港へは1時間10分。空港から水戸駅まで高速バスで移動しますが、手荷物の預け入れをしていなければ、最終便ではなく1つ前の福岡空港からの旅客向けのバスに乗ることができます(乗り換え時間10分と短め)。
茨城交通の空港バスはクレジットカードのタッチ決済にも対応しています(関東鉄道は未対応)。今回の乗車ではタッチ決済利用の方とICカード決済の方が半々くらいいました。
ICカードはSUGOCAなども使えますがオートチャージには対応していないため、事前チャージ必須です。残高不足で乗車できない方もいましたので茨城交通を利用する場合はタッチ決済がおすすめです(高速バスの勝田・東海線とは違いタブレット端末ではなく、stera terminalが設置してあり決済は極めてスムーズです)。

茨城空港ではしばらく新千歳便が2往復、神戸便が3往復、福岡便が1往復、那覇便が1往復の状態が続いていますが、乗継便の設定によって下地島便、鹿児島便、長崎便と茨城空港から行ける空港が増えてきています。まだまだ認知不足で利用者は少ないようですが就航している各便の搭乗率向上にもつながるため、積極的にPRしてできれば県独自のキャンペーンも行い、集客できれば更なる展望が開けるかもしれません。

2024年4月30日火曜日

茨城空港 3月の搭乗実績

東京航空局が2024年3月の利用概況を発表しました。
茨城空港では国内線の利用者数が6万0650人で前年比4.3%減でした。国内線利用者が前年割れとなるのは2023年12月以来です。
国際線の利用者数は2881人で前年比152.1%増。前年3月はタイガーエア台湾の台北便が運航を再開した月で利用者数が格段に増えたわけではなく、前月比2.6%減にとどまっています。地方空港では静岡空港で国際線利用者が急増しており、茨城空港より国内線利用者が少ない福島空港や花巻空港でも茨城空港より多くの国際線利用者を集めています。
茨城空港では4月に高雄への連続チャーター便が運航される予定で利用者増に期待がかかりますが、肝腎の春秋航空の定期便は少なくとも5月31日までは運休が続くことが確定しており、茨城空港が日本での国際線市場において取り残された状況となってきています。
国内線と国際線を合わせた利用者数も6万3531人と前年比1.5%減で回復傾向にストップがかかっています。

2024年4月9日火曜日

2024年8月 帯広チャーター便

2024年8月にとかち帯広空港へのチャーター便が運航されることになりました。航空会社はフジドリームエアラインズ。旅行会社はエイチ・アイ・エスです。
期日は8月1日~4日と4日~7日でいずれも3泊4日です。チャーター便は初日に昼すぎから午後に茨城空港を出発、とかち帯広空港へ午後から夕方に到着予定です。4日目は昼前後にとかち帯広空港を出発して茨城空港へ午後到着します。
今回のツアーはプランが非常に多く設定されています。帯広・旭川・札幌など22の施設で宿泊地が選べるフリープランが最も安く4名1室1名8万9800円~となっています。レンタカー付きプランは4名1室1名9万9400円~。道東に限定して北見や川湯温泉などが追加された21施設から宿泊地が選べるレンタカー付きプランも4名1室1名9万9400円~。
初日宿泊地がホテル大平原・2日目と3日目が星野リゾートトマムザ・タワーに宿泊できるレンタカー付きプランは4名1室1名13万2000円~。
添乗員同行のプランはABの2パターンあります。Aコースは初日とかち帯広空港到着後ホテルへ。宿泊はホテル大平原かアレンジで笹井ホテル。2日目は霧多布へ。宿泊はホテル知床でアレンジで知床第一ホテルに変更可能。オプショナルツアーも用意されています。3日目は知床五湖やオシンコシンの滝、摩周湖へ。宿泊はニュー阿寒ホテル。アレンジはニュー阿寒ホテル新館。オプショナルツアーも2コース用意。4日目はオンネトーを経てとかち帯広空港へ。料金は4名1室1名13万4900円~。
Bコースは初日とかち帯広空港到着後ホテルへ。宿泊は森のスパリゾート北海道ホテル。2日目は紫竹ガーデンやファーム富田など美しい花畑へ。宿泊はアートホテル旭川。夕食はオプションで選択できます。3日目は旭山動物園、四季彩の丘、メロン食べ放題と旭川・美瑛・富良野を満喫。4日目は柳月スイートピア・ガーデンと幸福駅を経てとかち帯広空港へ。料金は2名1室1人14万6900円~。
星野リゾートトマムザ・タワーに3連泊、空港・星野リゾートでの特典満載のレンタカー付きプランは2名1室1人16万8800円~。星野リゾートレゾナーレトマムに3連泊、空港・星野リゾートでの特典満載のレンタカー付きプランは2名1室1人23万9800円~。
帯広を中心に知床、釧路から旭川・富良野、札幌まで対応可能なプランが用意されているので、自身でお得な旅行プランを立てたい方にも、気軽に観光ツアーを楽しみたい方にも、高級リゾートを体感したい方にも対応できる商品になっています。

2024年5月 福江チャーター便


2024年5月に福江空港(五島つばさ空港)へのチャーター便が就航することが決定しました。航空会社はフジドリームエアラインズ。旅行会社は阪急交通社です。
期日は5月25日から27日の2泊3日。日程は初日午前に茨城空港を出発して熊本空港を経由して福江空港へ。鬼岳展望台から明星院や堂崎天主堂を回り、GOTO TSUBAKI HOTELに宿泊。2日目は1時間かけて中通島へ渡り、奈良尾神社や中ノ浦教会、頭ヶ島天主堂を見て、再びフェリーで福江に戻ります。宿泊はカラリト五島列島。3日目は大瀬崎へ。五島列島酒造を見学後、魚藍観音展望所を巡って福江空港へ。茨城空港へは夕方に到着予定です。
食事は朝2昼2夕2付き。料金は3名1室1名19万9800円~(燃油サーチャージは別途。往復8000円)。最少催行人員は20名。すでに催行が決定しています。※行程は逆になる可能性があります。
茨城空港では珍しい五島列島へのツアーとなります。興味のある方は早めにお申し込みを。

2024年5月 隠岐チャーター便

2024年5月に毎回大人気の隠岐空港へのチャーター便の運航が決定しました。航空会社はおなじみのフジドリームエアラインズ。旅行会社はクラブツーリズムです。
期日は5月22日から24日の2泊3日。日程は初日の午前に茨城空港を出発して隠岐空港へ。牛突きやローソク島遊覧など盛りだくさんの内容。宿泊は島後にて。2日目はフェリーで西ノ島へ渡り国賀海岸を遊覧。赤尾展望所などを見て宿泊は西ノ島。3日目は高速船で島後へ戻り、水若酢神社などを回って昼食後に隠岐空港から茨城空港へ。茨城空港へは午後到着予定です。
食事は朝2昼2夕2付きで、料金は4名1室1名16万9000円~となっています。
※ローソク島遊覧は悪天候などにより中止になる可能性があります。行程は順番に変更が生じることがあります。
最少催行人員は1名ですでに催行が決定しています。

2024年3月30日土曜日

茨城空港 2月の搭乗実績

東京航空局が2024年2月の利用概況を発表しました。

茨城空港では国内線が5万2813人で前年比0.4%増と、2月として過去最多だった前年をわずかに上回りました。
国際線は2958人で前月から400人ほど増加しました。
国際線と国内線を合わせた利用者数は5万5771人で前年比6.0%増。2月としては2019年に次いで2番目に多い利用者数でした。
国内線を軸にして茨城空港の利用者数は堅調な実績となっていますが、国際線は最大の需要先である中国の観光客が戻ってきておらず、西安便は10月26日まで運休が決定しています。

2024年3月25日月曜日

茨城交通 茨城空港線 タッチ決済が可能に

茨城空港と水戸駅を結ぶ高速バスを運行している茨城交通が3月27日から同路線でクレジットカードなどのタッチ決済が利用できるようになると発表しました。
新たに使える決済方法は交通系ICカード(一部非対応)、クレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済で、4月以降QRコード決済も順次使用可能になる予定。
台北便が就航している茨城空港のアクセス交通において、世界中で普及しているクレジットカードのタッチ決済が利用できるようになれば訪日旅行者の利便性は大きく高まることになります。