2021年4月27日火曜日

5月11日から 茨城空港国内線一時減便

スカイマーク社から4月29日から5月20日までの減便計画が発表されました。
新型肺炎の感染急拡大に伴う緊急事態宣言発令もあり、航空需要は今後再び減少する可能性が高まっています。こうしたことからスカイマークも供給余剰の出る便の減便を余儀なくされたようです。

茨城空港では5月11日から神戸便の神戸8時10分発(SKY182便)、茨城19時05分発(SKY187便)、那覇便の那覇14時20分発(SKY532便)、茨城11時00分(SKY531便)が運休の対象となります。
5月15日からは新千歳便の新千歳8時55分発(SKY790便)、茨城18時00分発(SKY795便)も運休します。
福岡便は福岡18時50分発(SKY836便)が5月11日と12日および18日と19日、茨城10時00分発(SKY831便)が5月11日から13日と19日、20日で運休となっています。
なお、5月20日以降も追加減便が検討されており、茨城空港を発着する便にも影響が出ると思われます。

2021年4月21日水曜日

スカイマーク 佐山会長が退任

経営破たんしたスカイマークの再生を指揮してきた佐山会長が退任したことが報じられました(NHK)。佐山会長はスカイマークの筆頭株主の投資ファンド・インテグラルの代表も辞任するとのこと。

スカイマークは破たん後にANAなどが支援に名乗りを挙げましたが、佐山会長は筆頭株主として独立路線を堅持、社員の雇用を守り、サービス向上に努めてスカイマークを再建しました。
好業績を受けて株式再上場を目指してきましたが、目前で新型肺炎による移動自粛の影響を受けて上場は延期。航空業界では破たんする企業が続出し、日本の航空会社も大きな痛手をこうむるなか、スカイマークも資金繰りが厳しいとの報道がなされていました。起死回生の策として3月からはほぼすべての便を運航する強攻策に出ましたが、まだ搭乗率は回復していません。
3度目の緊急事態宣言が行なわれることが検討され、今後スカイマークが存続できるのか、出資したインテグラルにも影響が出かねない瀬戸際の時期での退任はさまざまな憶測を呼びそうです。また、茨城空港を東の拠点として高く評価していた佐山会長が去ることで茨城空港とスカイマークの関係が今後見直される可能性もあります。

後任には同じインテグラルの代表を務める山本氏が就任するそうですが、果たしてこれまで通り自主独立を貫けるのか、ANAに救済を求めて完全に傘下に入るのかも気になるところです。

2021年4月4日日曜日

ヤマト運輸営業終了について

茨城空港のHPにてヤマト運輸の営業終了に関する注意がなされています。開港からトヨタレンタリース茨城空港店の隣で営業し、宅急便業務を行なっていたヤマト運輸ですが、残念ながら3月31日をもって閉店となってしまいました。
利用者の不便解消のため、当面は茨城空港のインフォメーションカウンターで着払いのみの取り扱いが行なわれるとのこと。取り扱いは8時から21時までで17時以降に預ける際は翌日扱いになります。
神戸空港でも宅配業務はコンビニが担っているので茨城空港でもなんらかの代替措置が早期にとられることが望まれます。

※7月1日よりトヨタレンタリース茨城空港店にてヤマト運輸の取り扱いが始まりました。取り扱いは9時から18時まで。空港からの発送(発払い、着払い)のみの対応となります。

2021年3月30日火曜日

茨城空港 2月の搭乗実績

東京航空局が2月の利用概況を発表しました。
新型肺炎の感染拡大を受けて、航空需要が急減する中で茨城空港でも2月はほぼ全便が運休するという事態が発生しました。このため、期間中の利用者数は国際線が0人、国内線が46人と昨年5月の31人に次ぐ、開港以来2番目に少ない実績となりました。
3月からは国内線が順次運航を再開し、現在は新千歳便と神戸便が1日2往復、福岡便と那覇便が1日1往復ずつの運航体制となっています。ただ、利用者は限定されており、資金流出の続くスカイマークにとっては厳しい状況での運航となっているようです。

2021年3月9日火曜日

TX延伸調査研究 県知事へ要望

TX茨城空港延伸議会期成同盟会が2月24日に茨城県知事につくばエクスプレスの茨城空港への延伸に関する調査研究の早期着手を求める要望書を提出しました(茨城新聞)。
大井川知事は知事選で茨城空港への延伸の検討を公約として掲げて当選していますが、具体的な進展は現時点で見られていません。

延伸については費用対効果から疑問視する声も多くありますが、茨城空港にしてもつくばエクスプレスにしても、開業当初はマスコミが不要論を展開するも、その後は順調に地域の公共交通として定着してきた経緯があります。特につくばエクスプレスが茨城県にもたらした恩恵は予想を遥かに上回っています。
開業当初はみらい平駅や万博記念公園駅周辺は未開の地でだれが利用するのだろうと懸念されましたが、今は街並みが整備され、みらい平駅が所在するつくばみらい市は全国でも注目を集める街になりました。これは常総線しかなかった伊奈・谷和原ではありえなかったことです。また、もともと開発の余地の大きかった守谷駅や研究学園駅は県内では異例なほどの飛躍的発展を遂げています。

つくばエクスプレスの延伸は単に茨城空港へのアクセス向上が目的ではなく、つくば市と比較して衰退が顕著なかつての商都・土浦市の再興や県南の2大都市のつくば・土浦の一体的開発、政令指定都市構想、沿線自治体の新たな街づくりにも寄与することが見込めます。
実現にはハードルが極めて高いものの、知事は公約に掲げた以上、速やかに調査を進めて、国や鉄道会社、各自治体へ要望を行なうべきだと思います。

空のえきそ・ら・ら レストラン新装開業

茨城空港近隣の施設、空のえき「そ・ら・ら」の飲食スペースが3月3日に一新されて新装開業しました。
レストランは株式会社NTBが運営し、店舗名称は「そ・ら・らレストラン ちゃをしゅう貴族」となりました。
営業時間は11時から15時まででお土産販売は10時から17時までとなっています。くわしくは公式チャンネルHPにて確認してみてください。

茨城空港開港11周年記念イベント

3月11日に茨城空港は開港から11年を迎えます。同ターミナルビルではこれを記念して3月11日から28日に関連グッズや開港から今までの軌跡をパネルにして展示します。
展示会場は3月11日から14日までが2階会議室、15日から28日までが1階国際線カウンター前となります。