スカイマーク社が11月の搭乗実績を公表しました。
全路線を通してみると11月としては2年連続の前年割れ。提供座席数が増加しているため、搭乗率は60.9%と危機的水準にまで落ち込んでいます。特に落ち込みが目立つのは神戸空港、仙台空港、中部空港で、これまで堅調だった中部空港の失速は驚きです。また、羽田空港も苦戦が続いています。
茨城空港関連でも神戸便が急落。ここまで好調を維持していましたが11月は今年2月以来の前年割れを記録。1日2往復に増便してからの11月単月の搭乗者数では最低となっています。それでも相対的には良い数字で1万3437人で搭乗率は64.9%となっています。
新千歳便は落ち込みがひどかった前年よりは多くなったものの、1万0753人で51.5%と伸びを欠いています。
就航以来苦戦が続いていた福岡便は紅葉シーズンが到来し、搭乗率は56.1%と最高を記録。搭乗者数は1万1918人と2番目に多くなりました。
11月の数字を見るに、茨城空港は他の空港と比べてスカイマーク社の経営不安にはあまり左右されることなく、比較的安定した数字を残しているように感じられます。
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