スカイマーク社が11月の搭乗実績を公表しました。
全体としては搭乗者数が7.4%減と赤字路線の止血効果はあるものの、まだまだ再建途上であることがうかがわれる結果でした。空港別では羽田空港が神戸便や鹿児島便を除いて堅調だったほか、神戸空港も搭乗者数が前年を上回るなど改善が見られました。一方で新千歳空港が閑散期に入り低い水準となっています。
茨城空港関連では主力の神戸便が一昨年の最多記録にわずかに及ばなかったものの前年比で7.5%増の1万4446人、搭乗率が68.6%と良い数字を残しました。神戸便は11月は例年安定して6割から7割集客できています。また対前年比では4ヶ月連続増加となっています。
11月に強い福岡便は減便の影響で前年比では29.7%減の8377人となりましたが、搭乗率では78.9%と減便以降の3ヶ月は80%に近い数字を維持しています。
羽田を除いて各路線で落ち込みが目立った新千歳便は茨城空港でも同様で搭乗者数は前年比32.5%減の7261人、搭乗率も68.4%にとどまりました。
茨城空港にとって例年12月から2月までは最も厳しい季節となります。利用者を大幅に増やせる特効薬はないでしょうが、茨城の冬の魅力を発信することで各地方からの集客を増やしたいところです。
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