2016年4月20日水曜日

ひたちなか海浜鉄道 延伸案決まる

ひたちなか市の勝田駅から那珂湊駅を経て、阿字ヶ浦駅まで運行しているひたちなか海浜鉄道の延伸計画に関して、2024年の新駅開設に向けて、ひたちなか市がルート案を発表したと茨城新聞社が伝えています。
以前から検討されていた4案のうち、比較的距離が短い公園南側を通り、西側へ抜けるルートが採用されることになりました。ほかの案は公園内を通過する案では明確な理由がないこと、LRT化は景観が良くないこと、海岸線を走る案は全線高架となり費用が莫大となることから退けられました。
個人的には将来のひたちなか港区や東海村への延伸を考えて、阿字ヶ浦海岸駅・海浜公園海浜口駅という海岸線案に期待していたのですが、結果的には一番実現しやすく、ひたちなか市民の視点に立った案が採用されたことになります。(東海村へは路線バスが昨年から運行されることになり、村松地区とひたちなか地区のアクセスがある程度確保されることになりました)
延伸先のひたち海浜公園は2015年度には216万人が訪れる茨城を代表する一大観光地となっています。春のネモフィラと秋のコキアは世界の絶景としてSNSやメディアで評判となり、海外旅行者も急増。茨城空港も杭州便や台北便ができ、国際線がだいぶ増えました。今後は茨城空港→水戸→ひたちなか→海浜公園といった観光ルートにも期待が集まります。今回の決定はひたちなか海浜鉄道や茨城空港、ひたちなか市・茨城県の振興に大いに寄与することになりそうです。
来場者数が急増しているひたち海浜公園。海浜鉄道の輸送も増加傾向。

1 件のコメント:

  1. 延伸は調査費が付いた段階でほぼ実現
    2chでは不採算路線で何寝言言ってんだ
    なんて叩かれました
    まあ茨城空港も茨城に飛行機が来るわけ無い
    叩かれました、どうも茨城のイメージが悪い

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