2019年3月31日日曜日

スカイマーク 神戸規制緩和で茨城増便も検討

神戸新聞のスカイマーク・市江社長への取材によると、今年5月に2機機材を増やすのに伴って、1機は成田-サイパンの国際線へ充て、もう1機は神戸空港へ配備する予定とのこと。神戸空港の発着枠規制の緩和を見込んでの措置で、神戸空港からの運用については深夜便や国際線など緩和内容により、対応していく。
注目の運用内容について挙げられているのは、羽田空港を21時や22時台に出発する深夜便やサイパンやパラオへの国際線などで、さらに新規就航先として奄美空港や宮古空港も候補となっているようです。この他、既存の路線として鹿児島や長崎、茨城、仙台の増便にも意欲を示していると記載があります。

機材を1機増やしても国際線や新規路線を優先するとなるとなかなか既存の空港の増便までは難しいのではないかと思われますが、神戸空港の発着枠が今の倍に増える(神戸新聞)ようなことになれば、将来的にシェアを維持するためには更なる増便が不可欠なのも事実です。
今回の話しはあくまでも神戸空港の発着枠見直しが前提であり、茨城空港を東の拠点と言いながらも国際線就航も国内線増便もいまだ具体案を出せていないスカイマークの現状ですので期待はできませんが(成田-サイパン線開設で国際線は成田に絞られそうですし、今後成田への国内線再就航も現実味を帯びてきており、茨城は後回しになる可能性があります)、神戸便の混雑状況を考えるとできれば1往復昼間に運航してもらいたいところではあります。

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