2020年1月10日金曜日

茨城空港 発着枠はほぼ満杯

1月9日に茨城県知事の定例記者会見が行われ、2019年の茨城空港利用者が80万人を超える見通しであることが発表されました。
知事は合わせて、「中国からのチャーター便の就航の希望がかなり届いている」と現在運航されている青島航空の長春、福州、南京便以外にも要請があることを示唆しながら、「一方で、茨城空港のキャパシティがもうほぼ満杯になりそう」とも言及。利用者のさらなる増加について給油体制と自衛隊による発着枠制限が足かせとなっていることを表明しています。
知事は給油体制の確立に一生懸命努力しているとし、今後国・防衛省と発着枠について工夫できないか調整を進めていきたいと話しています。

防衛省との協議についてはスカイマークが就航直後に運航に支障があるとして一時撤退騒ぎとなったほか、春秋航空の増便の際にも水曜日には運航できない制約が課せられるなど以前から問題となってきました。
茨城空港が順調に利用者数を増やし、羽田・成田を補完する首都圏第3空港として注目度が増す中で、こうした制約が特に旺盛な中国のチャーター便の受け入れの障害となるようでは困ります。県には速やかに対応するよう望みます。

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