2023年11月13日月曜日

県知事 誘導路整備を検討 台湾・韓国・東南アジア呼び込む

大井川茨城県知事が定例記者会見で発着枠の規制緩和が決定した茨城空港について質問に答えました。
この会見で今後便数が増えた場合、平行誘導路やターミナルビルの増築が検討課題として出てくるとして国土交通省と議論をしていると明らかにしました(茨城新聞)。現状茨城空港は駐機場から滑走路へ出て端で折り返して離陸しているため、時間的制約が大きくなっています。これが改善できれば1時間あたりの発着回数を大幅に増やせるため、茨城空港への就航を希望する航空会社が増える際には実現をしなければならない改善箇所になります。
また、ターミナルビルも今後旅客数が増えてくると必然的に待合室や各種商業施設、トイレなどが手狭になるため需要を見ながらどのように増築していくのかも早めに議論を深めていく必要があります。
一方で、現時点で新たに茨城空港へ乗り入れる航空会社はないとのことで、特に需要が旺盛な中国の団体旅行向けのツアーが福島第一原発の海洋廃棄の影響を受けているとの認識も示しています。打開策として台湾や韓国、ベトナムなど今までもチャーター便や定期便で実績のあった方面への働きかけを強めていく考えも表明しています(NHK)。

1 件のコメント:

  1. 誘導路は南側が端まで短く実現は容易だと思います。
    ただ民有地の買収がうまくいくかです。
    北側は長いですが南からの着陸を途中で誘導路に入れば戻らずに済むので南と同じくらいの長さで誘導路を買収できれば早いです。これも地権者の買収同意が難儀すると思いますが知事の粘りで頑張ってほしいです。

    返信削除