東京航空局より4月の利用概況が発表されました。
茨城空港では那覇直行便の運航、新千歳便1日2往復運航再開と明るい話題が続いた国内線が前年比40.4%増の4万0920人と大幅に利用者を増やしました。4月として最多だった前年が2万人台でしたので今年は3万人を飛び越して、初の4万人超えとなりました。神戸便は変わらず好調で予約が取りづらい日も発生しています。
一方の国際線は50.2%減の8674人でした。春秋航空の上海便は順調なのですが、撤退した路線の影響で10月までは大幅な減少が続きそうです。
国内・国際の合計は6.5%増の4万9594人と8ヶ月連続で前年超えが続いています。
2017年6月2日金曜日
7月から タイガーエア台湾チャーター便
5月に茨城空港から台湾へチャーター便を運航したタイガーエア台湾が7月から10月まで週2回のプログラムチャーター便を運航することになりました。
予定では7月2日から10月25日までの期間、水曜日と日曜日の運航。水曜日は桃園空港14時50分発、茨城空港19時20分着。茨城空港20時20分発、桃園空港22時50分着。日曜日は桃園空港5時45分発、茨城空港10時15分着。茨城空港11時15分発、桃園空港13時45分着。
現時点では台湾旅行者向けとなるため日本から台湾へのツアーは調整中とのことです。ただ、台湾から茨城への需要は福島に近いこともありここのところ芳しくありません。トランスアジア航空やミャンマー国際航空のように成果が得られず撤退とならないように需要を見極めてもらいたいです。
予定では7月2日から10月25日までの期間、水曜日と日曜日の運航。水曜日は桃園空港14時50分発、茨城空港19時20分着。茨城空港20時20分発、桃園空港22時50分着。日曜日は桃園空港5時45分発、茨城空港10時15分着。茨城空港11時15分発、桃園空港13時45分着。
現時点では台湾旅行者向けとなるため日本から台湾へのツアーは調整中とのことです。ただ、台湾から茨城への需要は福島に近いこともありここのところ芳しくありません。トランスアジア航空やミャンマー国際航空のように成果が得られず撤退とならないように需要を見極めてもらいたいです。
2017年6月1日木曜日
県外居住者限定キャンペーン
6月1日から茨城県外居住者のみを対象とするキャンペーンが実施されます。
内容は12月31日まで各月ごとに茨城空港を往復利用した県外の方に抽選で毎月300名に2000円相当の茨城空港テナントで使える共通利用券をプレゼントするというものです。利用期間は2018年3月31日まで。
県外からの利用者開拓を目的としたキャンペーンで以前も行われたことがありましたが、往復利用で半券添付が必要なため、自身で切手を購入して郵送するのが一般的となりそうで不便です。茨城空港内に設置された応募箱に投函もすることも可能ですが、期間中に最低3回は茨城に来なくてはなりません(①茨城空港往復利用→②応募箱へ投函するため空港へ→③共通利用券到着後空港で買い物)。往復分の半券提示で先着順プレゼントならば帰りのお土産代として利用できる方もいると思うのですが、改善していただきたいところです。
内容は12月31日まで各月ごとに茨城空港を往復利用した県外の方に抽選で毎月300名に2000円相当の茨城空港テナントで使える共通利用券をプレゼントするというものです。利用期間は2018年3月31日まで。
県外からの利用者開拓を目的としたキャンペーンで以前も行われたことがありましたが、往復利用で半券添付が必要なため、自身で切手を購入して郵送するのが一般的となりそうで不便です。茨城空港内に設置された応募箱に投函もすることも可能ですが、期間中に最低3回は茨城に来なくてはなりません(①茨城空港往復利用→②応募箱へ投函するため空港へ→③共通利用券到着後空港で買い物)。往復分の半券提示で先着順プレゼントならば帰りのお土産代として利用できる方もいると思うのですが、改善していただきたいところです。
7月ジンエアー 済州島チャーター便
7月にジンエアーによる済州島チャーター便が計画されています。旅行会社はJTBとH.I.Sの2社が担当。JTBのフリープランは4万9800円からでお得に設定となっています。
日程は7月15日11時30分茨城空港出発、13時55分済州空港到着。7月17日15時00分済州空港出発、17時10分茨城空港到着予定です。
今回のチャーター便は茨城県観光物産協会と済州観光協会の友好協定(茨城新聞報道)に基づくものとされています。毎回大好評ほぼ満席のツアーで、今回も多くの方が利用されることが予想されます。
日程は7月15日11時30分茨城空港出発、13時55分済州空港到着。7月17日15時00分済州空港出発、17時10分茨城空港到着予定です。
今回のチャーター便は茨城県観光物産協会と済州観光協会の友好協定(茨城新聞報道)に基づくものとされています。毎回大好評ほぼ満席のツアーで、今回も多くの方が利用されることが予想されます。
2017年5月5日金曜日
茨城空港利用者 16年度は初の60万人超え
東京航空局より3月の利用概況が発表されました。
茨城空港は25日まで神戸便が1日3往復され、26日からは新千歳便が1日2往復、那覇便が直行便化されるなどして国内線の利用者が増えました。前年比は23.3%増の4万5335人と3月としては初の4万人超え。好調だった2016年度でも8月についで2番目に多い利用者となりました。
国際線は前年にVエアの新規就航などで盛り上がった反動もあり、前年比39.5%減の9764人と3月としては3年ぶりの1万人割れとなりました。それでもほぼ4年前と同等水準の利用者を確保しています。
国内国際合わせた利用者は前年比4.2%増の5万5099人と7ヶ月連続で前年を上回っています。
2016年度の利用者数も確定しました。国際線は相次ぐ航空会社の撤退で後半苦戦したものの、8月までに旅客数を稼いだこともあり、年間を通しては14万9445人の前年比0.8%減とほぼ前年と変わらない水準を維持しました。
国内線は新規路線就航など華々しい成果はなかったもののスカイマーク社の復活に伴い搭乗率が伸び、過去最多だった2年前の利用者数に匹敵する実績を残しました。後半は月別利用者の記録を更新する月が増えて勢いを増し、前年比12.8%増の46万2871人と2年前の41万8504人を大幅に上回る利用者を集めました。
この結果、2016年度の茨城空港利用者は61万2316人と開港後初の60万人超えとなりました。開港前の需要予測にはまだ満たないものの順調に利用者数は増えてきています。近隣の福島空港は茨城空港よりも不便な地域にありながらかつては75万人の利用者がいたことから、茨城空港も今後新規に路線を開設したり、神戸便のように既存路線が増便されるようなことがあれば予測を上回る可能性が高くなってきています。
茨城空港は25日まで神戸便が1日3往復され、26日からは新千歳便が1日2往復、那覇便が直行便化されるなどして国内線の利用者が増えました。前年比は23.3%増の4万5335人と3月としては初の4万人超え。好調だった2016年度でも8月についで2番目に多い利用者となりました。
国際線は前年にVエアの新規就航などで盛り上がった反動もあり、前年比39.5%減の9764人と3月としては3年ぶりの1万人割れとなりました。それでもほぼ4年前と同等水準の利用者を確保しています。
国内国際合わせた利用者は前年比4.2%増の5万5099人と7ヶ月連続で前年を上回っています。
2016年度の利用者数も確定しました。国際線は相次ぐ航空会社の撤退で後半苦戦したものの、8月までに旅客数を稼いだこともあり、年間を通しては14万9445人の前年比0.8%減とほぼ前年と変わらない水準を維持しました。
国内線は新規路線就航など華々しい成果はなかったもののスカイマーク社の復活に伴い搭乗率が伸び、過去最多だった2年前の利用者数に匹敵する実績を残しました。後半は月別利用者の記録を更新する月が増えて勢いを増し、前年比12.8%増の46万2871人と2年前の41万8504人を大幅に上回る利用者を集めました。
この結果、2016年度の茨城空港利用者は61万2316人と開港後初の60万人超えとなりました。開港前の需要予測にはまだ満たないものの順調に利用者数は増えてきています。近隣の福島空港は茨城空港よりも不便な地域にありながらかつては75万人の利用者がいたことから、茨城空港も今後新規に路線を開設したり、神戸便のように既存路線が増便されるようなことがあれば予測を上回る可能性が高くなってきています。
2017年4月27日木曜日
スカイマーク佐山会長「茨城の増便もありえる」
2020年の再上場へ向けて就航率で国内トップに立つなど業務改革が進むスカイマーク社。同社の佐山会長へのインタビュー(トラベルボイス)において茨城空港についても触れられています。
2年前の破たん時には撤退すら検討されていた茨城空港。もし撤退となれば国内線の全てをスカイマークに依存している茨空にとっては致命的な状況となっていたところでしたが、スカイマークと茨城県、茨城交通など県内企業の協力体制により、知名度は向上。運航率、定時制でも他社に勝り、地元密着で信頼を勝ち得たスカイマークの茨城空港での搭乗率は大幅に伸びました。
茨城県内ではだいぶ旅行で茨城空港を利用する人が増えてきており、空の玄関口として認識され始めた茨城空港ですが、高速道路でつながる栃木や埼玉、福島など県外でPRを進めていけばまだまだ集客できるはずです。佐山会長も機材が増えた時の路線拡大について、神戸空港とならんで茨城空港の利用時間が延長されれば増便もありえるとしています。
当面は今年度1日2往復に戻った新千歳便と直行便が運航されることになった那覇便の周知を図り、安定的に運航、定着できることが望まれます。
2年前の破たん時には撤退すら検討されていた茨城空港。もし撤退となれば国内線の全てをスカイマークに依存している茨空にとっては致命的な状況となっていたところでしたが、スカイマークと茨城県、茨城交通など県内企業の協力体制により、知名度は向上。運航率、定時制でも他社に勝り、地元密着で信頼を勝ち得たスカイマークの茨城空港での搭乗率は大幅に伸びました。
茨城県内ではだいぶ旅行で茨城空港を利用する人が増えてきており、空の玄関口として認識され始めた茨城空港ですが、高速道路でつながる栃木や埼玉、福島など県外でPRを進めていけばまだまだ集客できるはずです。佐山会長も機材が増えた時の路線拡大について、神戸空港とならんで茨城空港の利用時間が延長されれば増便もありえるとしています。
当面は今年度1日2往復に戻った新千歳便と直行便が運航されることになった那覇便の周知を図り、安定的に運航、定着できることが望まれます。
2017年4月7日金曜日
茨城空港 2月の利用実績
東京航空局より2月の利用概況が公表されています。
茨城空港は神戸便が引き続き1日3往復だったことから国内線が堅調。前年比19.5%増の3万3147人で2月の利用者としては初の3万人越えとなりました。
一方の国際線は10月以降大幅な前年割れが続いており、2月も前年比36.7%減の8124人と4年前と同水準にまで落ち込みました。それでも国内線の伸びで全体の利用者は1.7%増の4万1271人と6ヶ月連続の前年越えとなりました。
この結果、2016年度は2月の時点で55万6327人になり、2015年度の利用者数を上回ることが確定しました。3月の国内線利用者がどの程度増えたかにもよりますが、初の年間利用者60万人に到達した可能性が高くなっています。
茨城空港は神戸便が引き続き1日3往復だったことから国内線が堅調。前年比19.5%増の3万3147人で2月の利用者としては初の3万人越えとなりました。
一方の国際線は10月以降大幅な前年割れが続いており、2月も前年比36.7%減の8124人と4年前と同水準にまで落ち込みました。それでも国内線の伸びで全体の利用者は1.7%増の4万1271人と6ヶ月連続の前年越えとなりました。
この結果、2016年度は2月の時点で55万6327人になり、2015年度の利用者数を上回ることが確定しました。3月の国内線利用者がどの程度増えたかにもよりますが、初の年間利用者60万人に到達した可能性が高くなっています。
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