2020年5月22日金曜日

春秋航空6月末まで運休延長 スカイマークは6月11日まで

茨城空港から上海便と西安便を運航している春秋航空が6月末まで運休を延長することを決定しました。新型肺炎の感染拡大は日中両国で収まりつつありますが、欧米では新たな感染が依然多数確認されており、南米でも急速に陽性者が増加しています。現状、国家間の移動が容易にできる状況にはありません。秋には第2波の流行が来ることが予想されており、運航再開は当面先になりそうです。

国内線を運航しているスカイマークも茨城空港発着の全便を6月11日まで運休することを決定しました。すでに茨城県は緊急事態宣言が解除され、就航先でも那覇、福岡に続き、神戸も解除の対象となっていますが、外出自粛ムードは続いており、まだ需要を見極める必要がありそうです。このまま感染を抑え込めれば、繁忙期には需要が必然的に戻ってきそうですが、楽観できる状況にはありません。

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2020年5月12日火曜日

スカイマーク5月末まで運休 タイガーエア台湾は6月末まで

茨城空港で台北便を運航しているタイガーエア台湾が茨城-台北便を6月末まで運休することを発表しました。茨城空港で定期便を運航する航空会社で6月以降の運休を決定したのはタイガーエア台湾が初めてです。
同じく茨城空港で国内線4路線を運航しているスカイマークは全路線の運休を5月末まで延長することにしました。

スカイマークの佐山会長は想定以上に手持ち資金が減少しているとし、当面銀行の融資で食いつなぐものの、政府からの支援が必要だと再三述べています。
新型肺炎の特定警戒都道府県に指定されている茨城県ですが、ここのところ新規に陽性が確認された人は出ておらず、14日にも緊急事態宣言が解除されるのではないかといわれています。
宣言解除で茨城空港の需要がある程度戻るのであれば、資金難に陥りつつあるスカイマークとしては運航を早期に再開したいところでしょうが、解除されても特定警戒都道府県への移動自粛は継続されるため、運航再開はなかなか見通しが立たない状況です。

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2020年5月8日金曜日

春秋航空 5月末まで運休延長

新型肺炎の影響で運休している春秋航空が改めて5月末まで運休措置を継続することを発表しました。再開時期は未定です。すでにタイガーエア台湾は5月末まで運休となっており、青島航空もチャーター便の運航を当面の間取り止めているため、5月の国際線は全便運休となることがほぼ確定しました。
国内線についてもスカイマークが5月22日までの運航休止をとめており、5月中の予約も受付を停止していることから、5月1日に運航された神戸便1便を除いて全便が運休となる可能性が高いです。

2020年4月30日木曜日

茨城空港 2019年度利用者は77万人で過去最多

東京航空局が2019年度の利用概況を発表しました。
茨城空港の3月の利用者数は2万6628人で前年比63.1%減となりました。新型肺炎の感染拡大を受けて、国際線のほとんどの便が運休となり、3月の利用者はわずか247人と前年比98.5%の大幅減。国内線も外出自粛により利用者が急減し、前年比52.2%減の2万6381人にとどまりました。国際線は3月の利用者数としては過去最少を記録。国内線も6年前の水準にまで落ち込んでいます。
2019年度の利用者数は2月、3月の利用者の急激な減少に伴い、当初見込まれていた80万人超の予想を大きく下回り、77万6002人となりました。前年度の76万0402人は辛うじて上回ったものの、開港前の需要予測(80万7千人)を超えることはできませんでした。(2019年の利用者では82万2208人で達成しています)

4月は国際線全便が運休し、国内線の運休も拡大するため更に利用者は少なくなる見込みで、5月にいたってはほぼ全便が運休する可能性が高く、利用者は0に限りなく近い水準となるなど2021年度はかつてない厳しい状況となりそうです。

2020年4月29日水曜日

茨城空港 国内線22日まで全便運休

スカイマークが茨城空港発着路線を含む運休の期間延長を決定しました。これにより、茨城空港の国内線は5月2日~22日まで全便が運休することになります。なお現在スカイマークの公式HPでは5月31日搭乗分まで予約受付ができない状況となっています。
茨城空港ターミナルビルも5月16日まで休館が決定しています。春秋航空が5月17日以降の運航をまだ決定していないためですが、こちらも予約再開のめどが立っておらず、しばらくは休館が続くものと思われます。

2020年4月24日金曜日

茨城空港 5月2日から全便運休 休館へ 

スカイマークは新型肺炎の影響で航空需要が落ち込んでいる状況から、茨城空港発着の福岡便と那覇便の運休を5月10日まで延長することを決定。あわせて1日1往復の運航を続けてきた新千歳便と神戸便の運航もそれぞれ5月1日、2日を最後に運休することを発表しました。期間はいずれも10日までですが、予約自体を5月末まで受け付けていない状況のため、運航再開は6月になる可能性が高いと思われます。
今回の運休により、茨城空港は5月2日から10日までに間、国内線及び国際線の全便が運休する事態となります。空港ターミナルビルもスカイマークの返金手続きなどを除き休館することになりました。

咋年12月には開港以来最高の年間80万人の利用者と、発着枠を使いきり増便余地がなくなるほどの需要を見せていた茨城空港ですが、しばらくは充電期間に入ります。少しでも早く事態を収束させるためには今以上の外出自粛、人との接触回避が求められます。茨城県も特定警戒都道府県に指定されているので、特に県民の皆様にはご協力をお願いしたいと思います。

2020年4月16日木曜日

春秋航空 上海便・西安便 5月16日まで運休延長

全世界で200万人以上が感染している新型肺炎の影響で、春秋航空は運休している茨城空港発着の上海便と西安便について、5月16日まで運休を継続させる決定をしました。
すでに国際線では台北便が5月末まで運休を決めており、春秋航空の各便も再開のめどは立っていません。
政府は4月16日にも全都道府県で緊急事態宣言を5月6日まで発令する見込みで茨城県でも状況はより深刻になってきています。