2014年6月11日水曜日
茨城空港 5月の国内線搭乗実績
全路線では搭乗者数が前年比6.6%増、搭乗率は0.7%減となっています。搭乗者数は3ヶ月連続の増加となっています。
羽田発着路線が搭乗率もしくは搭乗者数が減少している路線が多く見られました。成田空港は絞り込みをかけたため、全体に占める比率が随分減ってきました。
先月は低い搭乗率を記録した米子と仙台は定着してきたのか大きく実績を伸ばしてきました。中部も好調です。
茨城空港関連ではここしばらく最大の懸念材料だった新千歳便が前年比では搭乗者数は7.1%減ながら51.6%の搭乗率を記録。1万1329人と1万人の大台を回復しました。
好調が続く神戸便は搭乗者数が11.1%増の1万2887人と大きく伸びました。5月単月としては過去最高を更新。搭乗率は58.7%でした。経由便も搭乗者数増加に貢献しているようです。
中部便は31.3%で3430人。先月より改善し予想より堅調とも言えますが、全路線の中では最下位の実績です。米子空港の新千歳便も低いのですがともに時間帯が良くない事が影響しています。
期待の福岡便は45.9%の1万0080人と振るわず。辛うじて1万人を超えましたが、時間帯では非常に恵まれた運航を行っているだけに、期待を裏切る結果。まだまだ知名度不足な感が否めません。
2014年6月1日日曜日
6月よりキャンペーン&CM開始
茨城県外の定期便往復利用者には「県外利用者限定プレゼントキャンペーン」がスタート。搭乗日から30日以内に応募用紙と搭乗券の半券を応募ボックスまたは茨城空港利用促進等協議会事務局へ郵送すると毎月抽選で300名に空港ビルの対象店舗で使える2000円分の利用券が当たるというもの。期間は12月31日までで、利用券は来年3月31日まで有効です。
「IBRマイエアポートクラブ会員限定企画」では片道10回の搭乗で現金1万円と茨城県特産品がもらえるキャンペーンが行われます。対象期間は6月1日から来年3月15日までで、航空券の半券10枚分を応募用紙とともに茨城空港利用促進等協議会宛てに郵送する必要があります。家族分もあわせて申請できますが、住民票など会員との関係がわかるものを一緒に送らなければいけません。
現金は指定口座へ振り込み、特産品は住所へ届けられます。申請回数の上限は1人2回までで予算を使い切ると終了するそうです。
また、6月4日からはラジオCMも放送開始。6月27日まで合計26回。朝の時間帯にTBSラジオとJ-WAVEにて放送される予定だそうです。
10月にはFMとちぎでも放送されるようで、茨城県外での認知度向上を目指すようです。
各キャンペーン応募先:〒310-8555 水戸市笠原町978番6 茨城空港利用促進等協議会事務局
2013年度旅客数は38万7千人
茨城新聞の本日トップ記事で茨城空港の旅客者数が開港以来初の減少となったことが報じられました。
速報値で旅客者数は38万7096人で前年比5.2%減。 国内線で夏場に新千歳便を減便したことが大きく響きました。現時点でも減少した需要は回復しておらず、深刻な状況です。 スカイマークとしては新規就航した石垣空港への乗り継ぎ需要を喚起するため、那覇便を直行にし、機材繰りのため新千歳便を減便したのですが目論見が外れ、石垣路線は大幅に縮小。茨城空港にも悪影響を及ぼしました。
一方で、 春秋航空の上海便は堅調で搭乗率は85%を超えており、国際線旅客者数は3年ぶりに10万人を突破しました。
今年は福岡便が新規に就航して従来路線からの上乗せが期待できる上、中部便も夏に那覇経由便として運航され伸びそうです。また新千歳便も今年は1日2往復体制を維持。昨年からの倍増が狙え、国内線はよほどのことがない限り過去最高を更新しそうです。
気がかりなのは去年好調だった国際線です。春秋航空はかつて茨城空港から瀋陽など複数の都市に路線を開設したり、上海便の増便を検討していましたが、現在は関西空港へ注力しています。関西−上海便の増便や武漢や天津などへの新規就航を矢継ぎ早に決め、相対的に茨城空港の存在感が失われてきています。
今後も新千歳空港や中部空港へ就航する予定で、茨城空港での事業展開は不透明なままです。特に日本法人が将来、成田空港から中国本土への国際線業務を開始することになれば、首都圏唯一の拠点としての地位も失われると予想されます。
茨城空港としては春秋航空撤退=国際線がなくなる可能性もあるので、今後は就航を検討しているエアアジアや新たに創設されるアジア圏の格安航空会社に積極的に働きかけて、国際線の路線数増加に努めなければいけなくなりそうです。
2014年5月16日金曜日
米子空港体験
2014年5月12日月曜日
茨城空港 4月の国内線搭乗実績
スカイマーク社が4月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては提供座席数の増加で搭乗者数を増やしたものの、搭乗率自体は地方路線の増加で低下しています。
空港別では仙台空港や米子空港が知名度不足からか不振で、仙台―神戸が35.2%、米子―成田が22.2%、米子―新千歳が18.7%となっています。
茨城空港関連でも苦戦している路線が目立ちました。
新千歳便は1日2往復化以降では最低の36.9%、7838人と危機的状況です。就航先が増えた分北海道への魅力が相対的に下がっている気もします。
復活した中部便は時間帯が良くないこともあり、22.8%で1048人。全路線のワースト3に入っています。
新規就航の福岡便は49.9%で4597人。期待の路線だけに今後どこまで搭乗者数を伸ばせるか。
唯一、好調を維持している神戸便は57.1%で1万2121人と4月としては過去最多の搭乗者数を記録。茨城空港の実績を牽引しています。
2014年4月24日木曜日
那覇便季節運航で1日2往復に
これに伴い、新千歳便の運航時間も変更になります。今まで午後の新千歳からの機体はそのまま新千歳へ折り返していましたが、これが中部経由那覇便になります。逆に福岡から来た夜の便は新千歳へ向かうことになります。中部へ向かう時間は早くなり、新千歳へ向かう時間は遅くなります。
くわしい時間はスカイマーク社のホームページをご覧ください。
新設
那覇→茨城:06時00分→09時40分
茨城→那覇:18時50分→22時30分
変更
茨城→中部:18時50分→19時45分
茨城→新千歳:20時10分→21時35分
2014年4月18日金曜日
乗り合いタクシー 6月から本格運行へ
乗り合いタクシーは、現在バス路線が整っていないつくば市・土浦市と神栖市・鹿嶋市への利便性向上を目的に実験が行われており、つくば市と神栖市・鹿嶋市での運賃は1人当たり2000円、途中の土浦市・かすみがうら市と潮来市は1500円となっています。前日までに事前予約が必要ですが、バスと違って希望する場所で乗降できる点が魅力です。
これまでの10ヶ月間の試験運行では約1千人の利用があったとのことで、事業として成り立つと判断。今後は更なるPRを行って需要の多いつくば市からの空港利用増加につなげてもらいたいところです。