2013年8月11日日曜日

茨城空港 7月の国内線搭乗実績

スカイマーク社より7月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク社全体としては提供座席数が前年より減少したものの、路線の見直しにより搭乗者数は増加し、7月としては初の60万人を突破しています。
羽田空港は便数が増えた分、搭乗者数は増加しています。ただ、搭乗率自体は便数が増えていない新千歳・熊本を除く各路線で減少。効率が低下しています。
成田空港も去年は夏の繁忙期に大きく搭乗率を挽回したのですが、今年は力を入れた那覇便を除いて前年を大幅に割り込む数字で苦戦しています。
神戸空港は鹿児島便を除いて堅調な数字で復調傾向です。福岡、中部両空港も搭乗者数が大きく伸びて存在感があります。

茨城空港関連では神戸便が前年より6.1%増の1万0985人で搭乗率は50.1%となりました。前年は振るわなかったのですが、今年はなんとか5割を維持することができました。
新千歳便は1日2往復から1往復へ減便となり、前年比52.4%減の7244人、搭乗率は66.0%となりました。1日1往復となったこの便ですが、新千歳には夜着いて朝出発するという非常に使いにくい運航状況だったこともあり、前年から5割以上減少することは避けられないと思われていました。それでも搭乗率は3.3%減で済んでおり根強い需要があることが証明されました。
一方、新千歳便を減便して新たに直行便化された那覇便は前年比74.5%増の6169人、搭乗率は56.2%でした。前年は広報不足だったり、運賃が非常に高かったこともあり搭乗者数が少なかったのですが、今年はある程度集客できたようです。ただ、時間帯が良かったにもかかわらず、新千歳便と比べてかなり見劣りする数字で、正直期待はずれの感がぬぐえません。結果として、前年に2万9107人だった7月の利用者数は2万4398人にまで減少してしまいました。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。初めまして。いつも面白く読ませていただいております。神奈川県に住んでいるので、茨城空港を利用する機会は少ないのですが、それでも一度、茨城<>神戸便を利用したことがあり、茨城空港の見学は何度も足を運んだことがあります。常磐道が渋滞しなければ、結構短時間で空港に着きます。
    スカイマーク茨城札幌便のダブルデイリー復帰と、最近話題になったミャンマー国営航空便の定期性チャーター運航(週3?)の確実化のために、クルーのために空港の近くに簡易宿泊・仮眠施設を建設する必要があるかも?と考えています。
    ミャンマーなどインドシナ半島からの便は、通常、現地深夜・未明発で日本早朝着、クルーが仮眠を取って、10時頃日本から出発というケースが多いです。クルーがリフレッシュして帰りの便に勤務できるように、簡易ではあるがリラックスできる施設を作るべきだと思います。スカイマークの札幌便ダブルデイリー復帰についても、茨城・北関東の利用者が利用しやすい時間帯に運航しようとすると、クルーの茨城ステイが必要となるため、その施設はスカイマークのクルーの利用にも活用できると思います。
    また、将来、ヤンゴン便が定期化・盤石化したら、日本人旅行者の茨城前夜泊という需要も出てくるので、空港周辺にビジネスホテルを建設する必要が出てくるかも知れませんね。

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  2. コメントありがとうございます。
    神奈川県からだと遠い気がしますが、利用して下さる方がいてうれしいです。
    ミャンマーはどうなるのか注視してみたいですが、空港の都合からナイトステイは微妙な気もします。航空会社としても茨城ですていするのはメリットがないのかもしれません。利用者からすれば茨城空港早朝便に期待したいところですけれども。今後の展開に注目です。

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