2013年8月20日火曜日

ミャンマー国際航空 覚書正式調印

ミャンマー国際航空との茨城空港就航に関する覚書が、茨城県において正式になされました。
今後、国土交通省との協議を経て、正式な申請がなされる予定で、年内の就航を目指すそうです。就航地はヤンゴン空港もしくは新空港のマンダレー空港とのこと。機材は春秋航空でもおなじみのA320で席数は145席ほど。機材の関係から、直行便でも途中で給油が必要となるようで、国内でいったん給油してからミャンマーへ飛ぶことになります。
就航時には週3往復での定期チャーター便として運航され、3ヶ月ごとに運航を継続するか検討されます。継続運航へは目標とされる75%の搭乗率達成が最低条件となりそうです。
ミャンマーへのビジネス需要は急激な高まりを見せていますが、全日空も直行便を成田空港から毎日運航する予定で、首都圏・北関東の需要を茨城空港が受け止められるか未知数です。春秋航空のように価格面で優位に立てれば勝算はありそうですが、県が目指す定期便化はそう簡単ではないのかもしれません。

1 件のコメント:

  1. 搭乗率75%は厳しいです。アシアナのソウル便も60%前後だった気がしますが。春秋は格安の上に最初は、春秋旅行社のブランドでツアー客を集め、徐々に一般客を増やす戦術で高搭乗率を維持しています。LCCでもないし、集客戦術がないと、搭乗率60%ぐらいで短期間撤退の可能性もあります。そうなるとマスコミにたたかれてだめ空港の烙印をおされる危険ありです。ANAの直行便は今は高い(20万ぐらい)ですが秋からはエコノミーの安い席もあるようです。しかし、うまくいけば大チャンスですから、成田とは徹底的に差別化を図り戦術を練り、軌道に乗せてほしいです。

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