2014年1月28日火曜日

福岡便・中部便就航決定 就航地が7都市に

茨城県とスカイマーク社は4月18日から中部国際空港への再就航と福岡空港への新規就航を発表しました。
中部便は新千歳への経由を目的として開設されましたが、好調な新千歳便が2往復化されるのを機に運休となっていました。一方、福岡便は開港当初から就航が予想された4路線のうちの1つで待望の路線開設となりました。

県の調査ではまだ9割の県民が茨城空港を利用したことがないようで、現在は新幹線を利用している層や羽田や成田を利用している層の取り込みが重要視されています。昨年度は他県や海外利用者を含め40万人ほどが利用していますが、あと1割でも県内利用者が増えれば開港後数年で69万人という需要予測を超えることが可能です。
今回、2路線が新たに加わったことで、既存の新千歳・神戸・米子・那覇・上海と合わせて合計7路線となり、利便性では他の地方空港と比べても恵まれた状況となってきました。今までは遠かった九州が身近になることで双方の地域の往来が活発化し、目標達成も射程圏内に入ってきそうです。

運航スケジュールはつぎのようになっています。
中部便(運賃:5800円~)
 茨城空港        →中部空港
 20時10分→21時10分
 中部空港        →茨城空港
 08時35分→09時40分

福岡便(運賃:7700円~)
 茨城空港        →福岡空港
 10時15分→12時15分
 15時15分→17時15分
 福岡空港        →茨城空港
 12時50分→14時35分
 17時50分→19時35分

3 件のコメント:

  1. 待ちに待った福岡便がついに就航ですね。それも2便も。中部便は福岡便が茨城中心の発着にするために米子便に似た時間ですね。使いにくい面はありますが少なくとも茨城から中部へ行くのは安くて便利だと思います。茨城の人の半数以上が飛行機を利用したことが無いのは驚きですが逆に言えば利用者を増やす可能性がかなり大きい。また、栃木や群馬、いわき等もいれるとすごい数の利用者増加が見込めますね。空港当局も茨城県もがんばってほしいです。

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  2. 成田ー神戸、成田ー福岡いつの間にかなくなりました。代わりに茨城ー福岡、新規就航。成田ー関西、ピーチやジェットスターが就航したにもかかわらず茨城ー神戸搭乗率増えてます。成田より茨城のほうが需要があることが分かりますね。

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    1. スカイマークは茨城空港の潜在的需要を高く評価しているようです。神戸便はどんどん利用者を増やしていますので、他の路線でも期待が大きいと思います。
      まだ県民の9%しか茨城空港を利用したことがないというのは残念ですが、それでもこれだけの実績をあげているのは北関東唯一の空港として他県の利用者も取り込めてきているからだと思います。今後も路線が増えて茨城空港にいけば全国どこでも行けるということになれば、飛躍的に利用者が増えていくでしょう。
      県は今回の新路線をいかにして県民に周知させていくのかが重要です。成田の例もありますが搭乗率が悪ければ撤退の可能性もあります。県民に日常的に使ってもらえる空港にしていけるかは新路線定着および更なる路線開拓への課題となっています。

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