スカイマーク社が7月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては搭乗率が76.5%と前年を上回ったものの搭乗者数は50万人を辛うじて超える水準にとどまりました。路線別では羽田空港がリゾート路線として新千歳便と那覇便で9割前後と高い数字を残しました。一方で神戸空港は新千歳便が前年比13.1%減など厳しく、羽田空港への依存度がますます高まっている様子が見て取れます。
茨城空港関連では繁忙期の新千歳便が前年比3.0%減の1万5414人で搭乗率は70.8%。62.5%にとどまった福岡空港の新千歳便よりは良かったもののやや物足りない気がします。
安定した実績がある神戸便は前年比4.9%減の1万2472人。搭乗率は58.7%で7月としては過去最高だった昨年に次ぐ2番目の旅客数でした。こちらも信用不安のある中では善戦したといえるのでしょうがあと一歩な印象です。ちなみに神戸便は9ヶ月連続の前年割れとなっています。
まだまだ知名度不足な感じが否めない福岡便は前年比2.2%増の1万0633人。搭乗率は48.4%と50%に届きませんでした。
昨年8月は開港後一番搭乗者数が多かっただけに今年9月からの減便を前に単月での旅客数最多記録更新を望みたいところですが、運航状況がいまだに不安定な状況でかなり厳しい気がします。
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