2012年7月10日火曜日

茨城空港 6月の国内線搭乗率

スカイマーク社より6月の搭乗実績が公表されました。
同社全体では相変わらず低迷していて、搭乗率は61.9%となっています。特に、落ち込みが目立つのが羽田空港の幹線路線で、福岡便が前年の93.6%が82.0%、神戸便が87.3%から78.7%に、新千歳便が86.9%から81.7%に、那覇便が90.3%から79.1%にそれぞれ減少しています。西日本の拠点空港である神戸空港も苦戦しており、茨城便を除くすべての便で搭乗率が前年割れとなっています。
ほか成田-神戸23.1%、神戸-熊本29.7%、成田-旭川35.6%、成田-那覇36.8%、那覇-宮古39.3%、成田-福岡40.4%、成田-新千歳42.0%がかなり厳しい状況です。

茨城空港関連では、例年6月は落ち込みが激しい月ですが今年はかなり善戦しました。
神戸便が47.5%と前年の43.3%から増加。神戸空港発着路線では唯一前年を上回る搭乗率を記録しました。搭乗者数は9914人で前年比115.7%増となりました。
新千歳便も好調で、前年45.7%から64.0%と大幅増加。搭乗者は1万3594人で前年比40%増です。
スカイマーク社としてはA380調達のために運賃の値上げが続き、各路線とも苦戦しているようですが、茨城空港は安定的に利用者を確保できている気がします。来月は那覇便が加わり実績がどうなるのか気になりますが、継続して運航をしていけば茨城空港は黒字化できるだけの需要があると思います。

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